|
妙見地区
養父市八鹿町の市街地から県道267号を西進し、
がある日畑地区への分岐を直進していきます。
石原バス停の先へ続く森林基幹道「妙見・蘇武線」を登っていくと、を過ぎていきます。
起点から4.2km地点にある加瀬尾分岐駅を過ぎていくと、起点から6.8km地点にあるがあります。
普通林道「大ナル線」を左に分けて更に進んでいくと、起点から8.0km地点にあるに着きます。
右側が小広くなっているので、ここに車を止めさせて頂きました。
駐車地の傍にはの群落があって、綺麗な花を咲かせていました。
|
|
右の道(*)にはの集落跡があります。
今では定住者はおられないようですが、畑仕事をしに来られる方はおられるようです。
左の道(*)はへ続いています。
正面へ続く森林基幹道の脇には「但馬妙見 名草神社」の石碑があります。
傍には「水源かん養保安林」や「保健 水源かん養 保安林」の看板があります。
が載っていて、以前の地域の名前が見られます。
保健 水源かん養 保安林
この保安林は、妙見地域の保健休養の場として役立っています。
森林は、きれいな水や空気の大切な供給源となり、私達に安らぎと潤いを与えてくれます。
この保安林は、景観を保持し、自然とふれあう憩いの場として、保健やレクリェーションに活用するため、特に指定されました。
保安林内においては、次の行為は知事の許可を受けなければなりません。
一、立木竹の伐採及び立木の損傷
二、土石の採取及び樹根の採掘
三、その他土地の形質を変更する行為
森林は国の宝です。保護育成に努め、後世に引き継いでいきましょう。
名草神社周辺のスギは、妙見スギと呼ばれ、大杉(夫婦杉)は国の天然記念物です。大切にしましょう。
平成元年度設置 兵庫県
水源かん養保安林
養父郡八鹿町石原字妙見ほか
保安林内では、許可なく立木竹を損傷し、土石、樹木を採掘し、土地形質を変更する行為をしてはなりません。
=山火事注意= 兵庫県
|
|
軽い登り坂で続く森林基幹道を進んで左へ曲がっていくと、
「森林基幹道 妙見・蘇武線 県管理起点」のが立っています。
通常は1.0km毎に設置されている起点からの距離を示す「8.3km」もあります。
脇には「」や
「」の解説板があります。
谷筋を回り込んで、起点からの距離を示す白い標柱「8.6」を過ぎていくと、右側にが広がってきます。
白い標柱「8.8」を過ぎて左へ曲がり始めると、道端に「待避所」の標識が立っていますが、
土石が積まれていて待避所としては使えない状況になっています。
お知らせ
一. |
この道は林道です。林業関係者以外の車の通行を禁止します。
ただし、地元の方が農耕或いは日常生活のために通行するのは差しつかえありません。
|
二. |
急勾配、急カーブ、落石等の危険箇所にご注意下さい。
|
三. |
道路上での駐車は禁止します。
|
四. |
自然を守るため、植物をとらないで下さい。
|
五. |
車載時重量制限 20トン 積載時制限長 12メートル
|
六. |
その他、この道路についてのお問い合せは、兵庫県朝来農林振興事務所にして下さい。
|
兵庫県朝来農林振興事務所
森林基幹道 妙見・蘇武線 (全長24.7km)
この道は林道です。
林道は木材を運び出したり、森林を守り育てるために設置された道路です。
以下のことを承諾・厳守されたうえで利用願います。
1 |
一般道(公共交通に寄与することを目的とする国道等)に比べ次のことが異なります。
注意して走行して下さい。
・道幅が狭く、急カーブが多い
・未舗装で悪路が多い
・落石・倒木の危険が多い
・ガードレール・カーブミラーが少ない
・急勾配が多い
|
2 |
次の期間は通行しないで下さい。
・豪雨・強風時 → 土砂崩れ・倒木の恐れがあります
・降雪・凍結時 → 除雪は行いません
・夜間・霧がかかった時 → 該当は無く、見通しが悪いです
|
3 |
次のことは行わないで下さい。
・暴走行為・通行の妨げになる行為
・林道施設・周辺の自然を損傷・汚染する行為
・火気の取扱い
|
4 |
構造上、次の車両は通行できません。
・積載時重量制限 20トンを超える車両
・積載時制限長 12メートルを超える車両
|
5 |
走行速度は20km/h以下を心がけましょう。
|
6 |
ゴミ等の不法投棄は法律で罰せられます。絶対に捨てないでください。
|
7 |
許可なく林道を占用することは禁止しています。
|
兵庫県朝来農林振興事務所
|
|
作業道入口
谷筋を回り込みながら進んでいくと、「9.0km」を過ぎていきます。
所々で広がるを右側に眺めながら進んでいきます。
養父市と豊岡市の市境になっているを曲がりながら進んでいくと、
旧名のままの「八鹿町」「日高町」の道路標識の傍に、白い標柱「9.4」が立っています。
切通を過ぎていくと、右へ戻るようにして地道が分かれていきます。
駐車地から24分ほどの所になります。
に入った所には「造林用作業道 大栃谷線」の標柱が立っていて、「一般車通行禁止」となっています。
森林基幹道「妙見・蘇武線」は正面へ続いていますが、ここから造林用作業道「大栃谷線」へ入っていきます。
|
|
四叉路
尾根の左肩に続くを緩やかに降っていきます。
この道は地形図に実線で載っている道になるようです。
右側にある広い所まで来ると、左の樹木に「作業中」のが張られていました。
『通行止めになっていなければ良いが』と思いながら過ぎていきます。
浅い鞍部まで来るとがあります。
標識類は見掛けませんが、地形図に載っている道と思われる左の道を進んでいきます。
836m峰の北斜面に続く作業道を更に降っていくと、明るくなった鞍部に着きます。
作業道入口から8分ほどの所になります。
前方に二つ、右側に一つの道があって、四叉路になっています。
ここでも地形図に載っている道と思われる左前方の道を進んでいきます。
|
|
尾根取付
標高820mほどの高みの西斜面に続くを進んでいきます。
右へ曲がりながら降っていくと、右から降ってくる作業道がしてきます。
こちら側からは分り難いですが、振り返ってみるとがよく分かります。
手前の四叉路から右前方へ進んできた道のように思えますが、確かめた訳ではありません。
右からの道を合わせて降っていくと、浅い鞍部に着きます。
作業道入口から13分ほどの所になります。
前方に二つ、右側に一つの道があって、ここも四叉路になっています。
地形図ではここから尾根の背に破線の道が描かれています。
左右の作業道も気になりますが、ここから正面の尾根を進むことにします。
入口には「地積多角」と「国土調査」のがあります。
|
|
植林地になったを軽く登っていきます。
尾根に明瞭な道はありませんが、下草は生えておらず樹木も密生していないので、歩くのに問題はありません。
軽いになると、尾根が二手に分かれています。
右側の尾根を降っていくと、手前で分かれてきたと思われるが右下すぐの所に見えてきます。
軽く降っていくと、「国土調査」のが並んでいます。
右下の作業道が近づいてくると、緩やかな尾根になります。
|
|
795.7m峰
軽いになる植林地を進んでいきます。
しばらく登っていくと、雑木林のになります。
再びになる尾根を軽く登っていきます。
程なくして、植林地と雑木林を分けるピーク感のない高みに着きます。
作業道入口から21分ほどで到着しました。
作業道は降り基調だし、尾根は僅かな起伏で続いていて、大汗を掻くこともなく楽に到着しました。
中ほどには「界野」があるので、地形図に載っている795.7m峰になるようです。
三角点の傍には「国土調査」の短杭と石杭などもあります。
周囲には樹木が茂っていて、残念ながら眺めは広がりません。
|
|
雑木林のも歩けそうで気になりますが見送って、
植林地のを降っていきます。
緩やかな尾根を進むようになると、少し曲がっていきます。
「地積多角」の短杭が見られる尾根を降っていくと、僅かなになります。
右下すぐの所には作業道が続くようになります。
|
|
展望地
少し右へ曲がりながら、になる植林地を進んでいきます。
程なくして、右側にが見えてきます。
少し右へ曲がりながら降っていくとに降り立ちます。
この時には測量作業をされている方を見掛けましたが、四叉路の手前にあった「作業中」の幕の人達のようです。
作業道を左へ進み始めるとすぐに右へ折れ曲がっていきますが、
の先から眺めが広がりそうな様子です。
ちょいと出てみると、山並みが広がる展望地になっています。
795.7m峰から6分ほどの所になります。
|
|
正面は伐採地になっていますが、樹木が邪魔しない所を求めてを少し降ってみます。
すぐにが開けてきます。
はどうかと思って軽く登ってみます。
少し右へ曲がりながら降り始めると、見える方角が少し異なる眺めが広がってきます。
南東の尾根に小集落が見えますが、方角からするとでしょうか。
このまま尾根を降っていくと539.3m峰を経て妙ヶ谷方面へ行けそうですが、
歩くのはまたの機会にということにします。
|
|
作業道のまで引き返してきます。
軽く登って作業道に降り立った所を過ぎていくと、左にが広がってきます。
緩やかになった道を進んでいくと、中ほどにがあります。
顔を近づけて水の中を覗いてみると、長さ2cmほどのが何匹も泳いでいました。
常に水がある訳でもないと思うので、生命力の強さに驚かされます。
尾根の背のすぐ傍まで来て、少し左へ曲がりながら進んでいきます。
|
|
尾根取付
程なくしてが止まっていましたが、先ほど見掛けた測量作業の人達が乗って来られたのでしょう。
緩やかになったを少し右へ曲がりながら進んでいきます。
左にが見えてきます。
軽い登り基調で続くを進んでいくと、右の尾根が次第に低くなってきます。
程なくして、四叉路になった尾根の背に出ます。
795.7m峰へ向かって尾根を歩いて行った所になります。
展望地から9分ほどの所になります。
元来た作業道は尾根を横切って前方へ続いていますが、左前方の作業道が気になるので歩いてみることにします。
|
|
少し曲がりながら続くを軽く降っていきます。
緩やかになった道を進んでいくとがあります。
戻るように続くは、展望地があった曲がり角へ続いているのでしょうか。
ここはかなり急な登り坂になるを進んでいきます。
少し登って右へ曲がると緩やかな道になります。
|
|
四叉路
軽い登り坂になる作業道を進んでいくと、が正面に見えてきます。
軽く登っていくと、右から来て左へ降っていくに出ます。
も気になりますが見送っていきます。
を登っていきます。
開けた所に続く道を曲がりながら登っていくと、四叉路になった明るい鞍部に着きます。
展望地から19分ほどの所になります。
|
|
作業道入口
左へ続く元来たを軽く登っていきます。
少し登っていくと、左から作業道がしてきます。
先ほどの四叉路の手前にあった分岐から分かれてきた道でしょうか。
左側にあるまで来て、「作業中」の幕を過ぎていきます。
「造林用作業道 大栃谷線」の標柱を過ぎると、森林基幹道「妙見・蘇武線」に出ます。
展望地から27分ほどの所になります。
|
|
左へ曲がって、豊岡市と養父市の市境になっているを抜けていきます。
所々で広がるを左側に眺めながら、降り基調で続く森林基幹道「妙見・蘇武線」を進んでいきます。
やがて、起点からの距離を示す「9.0km」が立っています。
こちら側には終点からの距離を示す板が取り付けられていますが、数字は消えていて判読出来ませんでした。
谷筋を回り込みながら進んでいくと、右へ曲がり始める所にある「待避所」の標識を過ぎていきます。
|
|
妙見地区
白い標柱「8.7」を過ぎていくと、左側の盛り上がった所からが広がります。
谷筋を回り込んで白い標柱「8.4」を過ぎていくと、少し違った角度のが広がってきます。
白い標柱「8.3」が立つ所まで来ると、「森林基幹道 妙見・蘇武線 県管理起点」のと緑色の標識「8.3km」を過ぎていきます。
左にある壊れたを過ぎて、森林基幹道を降っていきます。
「名草神社駅」の標柱が見えてくると、車を止めておいた駐車地があります。
作業道入口から23分ほどで到着しました。
家路につく前に名草神社を訪ねていきました。
やを過ぎていくと、トイレが設置されたに出ます。
右へ曲がりながら、広いを登っていきます。
鳥居跡が残る踊り場を過ぎて更に登っていくとの前に出ます。
前回来た時に進められていた「平成の大修理」は、令和になったこの時もまだ続いていましたが、
「工期:平成27年10月14日〜令和3年6月30日」の看板が出ているで、そう遠くないうちに完了しそうでした。
(所要時間に含めず)
|