桝水の大滝
概 要 桝水の大滝は豊岡市出石町の奥山地区にあります。 床尾陽光の森の端にある滝です。 岩が剥き出した谷筋を流れ落ちる緩傾斜の長い滝で、水量はそれほど多くありません。 今回は、奥山地区から床尾陽光の森の散策路を登り、途中から斜面を横切って、 谷筋にある桝水の大滝へ降りるルートを往復します。
起 点 豊岡市出石町 奥山地区
終 点 豊岡市出石町 奥山地区
奥山地区…床尾登山口…滝入口…桝水の大滝…滝入口…床尾登山口…奥山地区
所要時間 2時間20分
歩いて... 床尾陽光の森の散策路は明瞭ですが、整備されてから年月が経つようで、 横木の階段には土砂や落ち葉がかなり積もっています。 松の幼木やアセビなどが生える所もありますが、歩くのに問題はありません。 「桝水の大滝0.3km」の標識から斜面を横切って谷筋に降りる道は不明瞭ですが、 等高線が密になっている所を目指して降れば滝に着きます。
関連メモ 西床尾山
コース紹介
奥山地区
豊岡市出石町を通る国道426号のほたる橋交差点から県道10号に入って南下していきます。 県道255号を分けて奥山地区の集落への道が分かれる所まで来ると、が架かっています。 橋を渡った所には「」の案内図や「自然郷 奥山」の解説板があります。 解説板にはも載っています。 狭くなった道を進んでいくとを渡っていきます。 徳神社への入口を過ぎて右への曲がり角まで来ると、手前の道幅が広がっているので、ここに車を止めさせて頂きました。
自然郷 奥山
出石の街から南方約8km、床尾山麓にあるこの里「奥山」は、その名からも村の様子は容易に想像できる。 大正期には40戸近くあった家も現在19戸と減り、いわゆる過疎現象の著しい地である。 福住小学校の奥山分校もあったが、児童数の減少により、昭和45年に廃校となった。 その地に今は公民館が建てられている。 然し今から370、80年の昔には鉱山の町として盛へたこともあり、茗荷谷には本覚寺(現在出石町にある)跡がある。 当時はここにも相当の人家があったことも予想できる。
奥山金山  慶長17年に開坑、元和・寛永年間に盛へたが、その後廃坑となる。 この鉱山の地名を「立町」というが、『立町千軒』と往時の言い伝へがある。
床尾山  東西二峰(東839m、西847m)がこうもりの翼を張ったような形で聳へ立ち、その眺望は雄大であり、 昭和36年に出石・糸井県立自然公園に指定される。
奥山地区は「茗荷忍者」の伝説が残る隠れ里でもあるようです。 古民家手打ち蕎麦のお店「剣」では、田舎そば・忍者そば・しし丼などのメニューがあるようです。 懐かしい農機具・生活道具の展示、昔の遊び体験、そば打ち体験も出来て、茗荷忍者ケンタも待っているとのことです。
床尾登山口
左へ分かれていく道を見送っていくとが架かっています。 橋を渡った所から、奥山ほたるビレッジへの道が右へ分かれていきます。 左には地道が分かれていきます。 ここが床尾陽光の森の入口になります。 脇には「出石糸井県立自然公園」のが設置されていて、 袂には半壊した「床尾登山口」の標識があります。 以前には「床尾陽光の森案内図」もありましたが、この時には見掛けませんでした。
出石糸井県立自然公園
昭和36年に東床尾山(839m)及び西床尾山(847m)を中心とする山丘地帯が出石糸井県立自然公園に指定される。 出石、朝来、養父にまたがり近くの諸山中に頭角を現す床尾山の眺望は殊に雄大である。
床尾清流  この地点から谷に沿って上がると西床尾山である。 その谷は自然の岩肌が川床となり支流が岩を縫って走り山魚のおどる姿も見られる。 谷沿いの山裾には大きな岩壁がそびえ立つ。 左手の上がると見事な滝が流れ山合いに茂る古木が四季の彩りを綾なす。
奥山金山  慶長から元和、寛永年間に盛えた鉱山跡がこの上にあり、今も幾つかの廃坑穴が当時を偲ばせる。
キャンプ場  自然に親しみ自然の中に生き鍛える野外活動も四季を通じて楽しむことができる。
自然郷奥山  出石町の町から南方約8km床尾山麓にあるこの里奥山に大正期に40戸近くあった家も現在は減りいわゆる過疎現象の著しい地である。 然し今から約400年の昔は鉱山の町として盛えたころもあり茗荷谷には本覚寺(現在出石町)跡があり当時はここにも相当の人家があったとも相想できる。
この案内板は緑の募金により整備しました。
石が剥き出す広い地道を登っていくと、左側にがあります。 緩やかになったを進んでいきます。 軽い登り坂になって右側にあるベンチを過ぎていくと、広い地道の終点に着きます。 床尾登山口から4分ほどの所になります。 右側には「」があります。 今回歩くルートが載っていますが、詳細までは分かりません。 この場所に「P」の記号が書かれているので、ここまで車で来られるようですが、 路面が少し荒れた所もあるので、車は県道に止めて歩いてくる方が無難に思います。 左を流れる沢にはがあります。
床尾陽光の森案内図
この森は、かつては里山林として人々に親しまれ薪や炭を作るために活用されてきたコナラ林やアカマツ林、棚田跡に植林されたスギやヒノキの人工林があります。 谷沿いには岩肌の美しい床尾渓流が流れ、春にはコバノミツバツツジやトキワイカリソウ、オオイワカガミの美しい花が見られます。 また、棚田をぬけると廃坑穴があり、江戸時代に奥山金山として栄えた跡が見られます。 西床尾山への登山口にもなります。
たきび、たばこの吸殻やごみの投げ捨てはやめましょう。
樹木を大切にしましょう。
【”ひょうご豊かな森づくり構想”に基づく里山林整備事業】
この区域は、地域の皆さん方のご協力のもと、景観や多様な動植物を保全し、保健や森林学習の場に活用するため、 県内の林地を開発した方々の協力金により、森林の整備や歩道の開設などを行いました。
平成8年12月 兵庫県・出石町・(社)兵庫県森と緑の公社
広い地道の先にはがあります。 以前には沢の傍に「旧奥山金山坑道入口」の標柱が立っていたのですが、この時には見掛けませんでした。 沢沿いに続く床尾陽光の森を進んでいきます。 沢の幅が狭まってのようになっている所もあります。 になった沢に流れる水が心地良い音を響かせています。 程なくして分岐があります。 床尾登山口から7分ほどの所になります。 角にはが立っていて、 右前方の横木の階段は「立町金山跡0.5km」、左前方の沢沿いの道は「あずまや」となっています。 「西床尾」の板も取り付けられていて、横木の階段を指しています。 右前方の横木の階段(*)から西床尾山へ登っていけますが、 今回は桝水の大滝を目指して左前方の道を進んでいきます。
*右前方の横木の階段は「西床尾山」を参照。
少し泥濘んだ所を過ぎていくとが少し広がってきます。 大きめの石がゴロゴロするようになる散策路を進んでいくと、 ベンチを過ぎた所に土砂が堆積したを渡っていきます。 狭まってくる谷筋に続く散策路を軽く登って東屋が見えくると分岐があります。 床尾登山口から10分ほどの所になります。 中ほどにはが倒れていて、 正面の道は「立町金山跡0.5km」、左の道は「みはらし台」「水の木坂」となっています。 ここはを進んでいきます。
左の道に現れる横木の階段を降るとすぐにに出ますが、橋は架かっていません。 この時には水量が多くて渡っていけませんでした。 どうしたものかと左右を伺っていると、に渡れそうな所があります。 滑らないよう注意しながら岩の上を渡ってに出ます。 数m上流へ進んで左へ曲がり、土砂や落ち葉が厚く積もった横木の階段を登っていきます。
ズリ落ちてきて道を塞いでいるを避けていきます。 歩き難い横木の階段を登って傾斜が緩やかになると、が生えるようになります。 松の幼木を抜けていくと尾根の背に出ます。 床尾登山口から14分ほどの所になります。 中ほどにはが倒れていて、 左の道は「みはらし台」「水の木坂」、右の道は「桝水の大滝1.0km」「剛彩の小道」、 今来た道は「あずまや」となっています。 を進んでいくと「アカマツ林」の解説板が設置されたみはらし台がありますが、 周りに樹木が茂っていて眺めはあまり良くないので、立ち寄るのは省略します。 ここは桝水の大滝を目指してを登っていきます。
アカマツ林(アカマツ−ユキグニミツバツツジ群集)
奥山周辺のアカマツ林は、植生学的にアカマツ−ユキグニミツバツツジ群集とされるもので、 林内にチマキザサ、オオイワカガミなどの日本海側多雪地帯の植物が見られます。 かつては薪や炭とするために低的に伐採され、下刈り、落ち葉掻きなどが行われ、維持されてきました。 ここでは伝統的に行われていた樹林の管理をしてアカマツ林を維持しています。 4月から5月には、コバノミツバツツジの紅紫色の花や、タムシバのコブシに似た白い花が山を彩ります。
が少し生える所を登っていきます。 程なくして、尾根の肩を外れてを回り込むように登っていきます。 すぐにに復帰して、所々に横木の階段が見られる尾根を進んでいきます。 咲き始めたを愛でながら、傾斜が増してくる尾根を登っていきます。 思いのほか傾斜が急で、息を弾ませながら登っていきます。 尾根が広がってくると、右・左と曲がりながら登っていきます。
落ち葉に埋もれたを登っていきます。 右へ曲がりながら登っていくとに出ます。 少し登っていくと、傾斜が緩んで歩き易いになります。 ホッとしながら進んでいくと、またが増してきます。 滲んでくる汗を腕で拭きながら登っていくと、緩やかな尾根になります。
また登り傾斜が増してくると、が少し見られるようになります。 幅の広いを登っていきます。 しばらく登っていくと、になります。 道の両側にアセビが見られるようになる尾根に続くを登っていきます。 階段が終わると、緩やかな尾根になります。 「桝水の大滝1.0km」の標識から15分ほどの所になります。 脇にはが立っていて、 この先の道は「桝水の大滝0.6km」「剛彩の小道」、今来た道は「みはらし台」となっています。 周囲の様子を確認しながらひと息入れていきます。
落ち着いたところで、傍に設置されたベンチの先へ続くを進んでいきます。 アセビが茂る尾根を進んでいくと、尾根のを進んでいきます。 左へ回り込むように登っていくと、すぐに緩やかなに出ます。 が茂る所を少し登っていきます。 傾斜が緩やかになると苔生した尾根になります。
傾斜が増してくるを登っていきます。 尾根の左肩・右肩と曲がりながら、段差の高いを登っていきます。 尾根の背に復帰して、中ほどに樹木が並ぶを登っていきます。 が見られるようになる尾根を登っていきます。 正面に見える高みへ向かって登っていきます。
滝入口
尾根のを回り込むように登っていきます。 高みを過ぎると、僅かなになります。 軽く降っていくとになります。 緩やかな尾根をしばらく進んでいくとになります。 程なくして、石杭・黄プラ杭・赤プラ杭などが並ぶ所に出ます。 ここが桝水の大滝入口になります。 「桝水の大滝0.6km」の標識から11分ほど、床尾登山口から43分ほどの所になります。 脇には「桝水の大滝0.3km」のが倒れています。 登り坂が続いてかなり疲れたので、右の樹間にを眺めながらひと息入れていきます。 ズームアップすると残雪のある山が見えますが、方角からするとでしょうか。
落ち着いたところで、標識の所からに入っていきます。 明瞭な道は見掛けませんが、時々僅かなが現れては消えます。 軽く降っていくとに出ます。 踏み跡が二手に分かれていますが、正面の踏み跡を登っていきます。 倒木を跨いで、を登っていきます。 小尾根に出ると、大きな倒木があります。
倒木を避けて小尾根を横切り、正面のを降っていきます。 もはや踏み跡も見掛けませんが、 地形図の等高線が密になっている標高420mから標高450m辺りの谷筋に桝水の大滝があるだろうと思って進んでいきます。 も見られますが、何を意味しているのかは分かりませんでした。 少し左へ曲がりながら、の斜面を横切るように降っていきます。 やがて左下に見えてくる小尾根に向かって降っていきます。
に出て、少し左へ曲がって降っていきます。 少し降っていくとが増してきますが、樹木に掴まって降るほどではありません。 大きなまで降ってくると、傾斜は緩やかになってきます。 正面へ進んでいくと、沢が流れる谷筋に降り立ちます。 滝入口から16分ほどの所になります。 右側には剥き出した岩壁を流れ落ちるがあります。 これが桝水の大滝かと思いましたが、 正面にはがあって、その下へ水が勢い良く流れ落ちています。 どうやらここは桝水の大滝滝口になるようです。
『何とか滝壺まで降りたいものだが』と周囲を伺っていると、左側の斜面に明瞭ながあります。 滝壺まで続いていそうに思えたので歩いてみることにします。 斜面を横切るように続く踏み跡を進んでいくと、右下にが落ちています。 ズームアップしてみると、王子製紙株式会社の「」の看板でした。 植林地のを更に横切っていきます。 僅かな谷筋に出て、右へ折れ曲がって降っていきます。
桝水の大滝
左の樹間にを眺めながら軽く降っていきます。 少し降っていくと、小さく曲がっていきます。 すぐに曲がりますが、崩れた所もあるので慎重に降っていきます。 程なくしてが見えてきますが、桝水の大滝の下流にある滝のようです。 緩やかになった踏み跡を進んでいくと、沢のすぐ上に出ます。 右側には岩が剥き出す谷筋を流れ落ちる滝があります。 標識類は見掛けませんが、これがのようです。 先ほどの滝口から7分ほどの所になります。
写真を撮りやすいように、岩がゴロゴロする沢に降りていきます。 上流を向いて、を眺めていきます。 はほとんどありません。 には滑床のような所を水が流れ落ちていて、滝のようになっています。 どの範囲が「桝水の大滝」に含まれるのかはよく分かりませんが、 上流にある滝と下流にある滝も含めるとすると、かなり長い緩傾斜の滝になります。
滝を愛でたら、を引き返していきます。 を慎重に登っていきます。 小さく曲がった先へ登っていくとに出ます。 倒木がある所を登って左へ曲がり、植林地の斜面に続くを進んでいきます。 左下にを眺めながら進んでいきます。 小尾根の先端のような緩やかな所に出ると、滝口の傍に戻ってきます。 桝水の大滝から6分ほどの所になります。
大きな枯れ木の脇からを登っていきます。 アセビが見られる急なを登っていきます。 少し登っていくと、右肩に明瞭なが現れます。 来た時には小尾根の背を降ってきましたが、気になるので歩いてみることにします。 踏み跡を辿りながら植林地のを登っていくと、程なくして踏み跡は消えてしまいます。 少し右へ曲がりながら、植林地の斜面を登っていきます。
植林地のを横切るように進んでいきます。 少し降るようになると、に出ます。 谷筋を横切って、植林地のを横切るように登っていきます。 程なくして見えてくるに向かって登っていきます。 倒木を乗り越えたりしながら登っていくと、左右に延びる小尾根に出ます。 正面には葉が茂る倒木があります。 『見覚えはないが』と思っていると、来た時よりも少し下側を歩いてきたようです。
滝入口
小尾根を横切って、正面のへ降りていきます。 少し右へ曲がって、谷筋のを進んでいきます。 僅かな踏み跡を辿りながら、の斜面を横切るように登っていきます。 が混じるようになる斜面を、少し左へ曲がりながら登っていきます。 程なくして、「桝水の大滝0.3km」の標識が倒れている尾根に出ます。 桝水の大滝から24分ほどで戻ってこられました。
尾根に続く明瞭な散策路「」を引き返していきます。 少し降っていくとになります。 軽い登り坂になると、僅かなを過ぎていきます。 で続く尾根を進んでいきます。 左の樹間にを眺めながら降っていきます。 次第に傾斜が緩やかになると、苔生した尾根に出ます。
が少し茂る所を降っていきます。 尾根の背を外れてを降っていきます。 尾根の背に復帰して、が茂る尾根を進んでいきます。 傾斜が緩やかになってベンチを過ぎると、「桝水の大滝0.6km」の標識が立っています。 滝入口から10分ほどの所になります。
幅の広いを降っていきます。 右前方には尖った山が見えてきますが、方角からすると豊岡市出石町にあるでしょうか。 緩やかな所もあるを快調に降っていきます。 傾斜が増してくると、幅の広いを降るようになります。 階段が終わると、緩やかな尾根になります。
傾斜が増してくるを降っていきます。 咲き始めたを左右に眺めながら降っていきます。 松の幼木が生える所を過ぎて、左・右と曲がりながらを降っていきます。 と思われる山並みを眺めながら降っていきます。 尾根のを回り込むように左へ曲がりながら降っていきます。 松の幼木が茂る所を過ぎていくと、「桝水の大滝1.0km」の標識がある分岐に着きます。 滝入口から22分ほどの所になります。
戻るように左へ曲がって、が生える所を抜けていきます。 降り傾斜が増してくると、落ち葉や土砂が積もって歩き難いになります。 ズリ落ちてきて道を塞いでいるを避けていきます。 歩き難い横木の階段を更に降っていくとに降り立ちます。 「桝水の大滝1.0km」の標識から2分ほどの所になります。 来た時と同様に水量が多くて渡れないので、の所から対岸へ渡っていきます。 滑らないよう注意しながら岩の上を渡って横木の階段を登ると、 「立町金山跡0.5km」のが倒れている分岐に出ます。
歩き易くなったを引き返していきます。 僅かな植林地を抜けていくと、土砂が堆積したを渡っていきます。 大きめのするようになると、ベンチを過ぎていきます。 少しを左へ曲がりながら進んでいきます。 滑床になった沢の傍を進むようになると、「立町金山跡0.5km」の標識が立つ分岐に出ます。
を緩やかに降っていきます。 になった沢に流れる水が心地良い音を響かせています。 程なくしての脇を過ぎていきます。 僅かなへ入っていきます。 石垣の傍を進んで車止め鎖を過ぎると、「床尾陽光の森案内図」がある地道の終点に出ます。 沢を渡った所にある分岐から6分ほどの所になります。
床尾登山口
右にあるを眺めていきます。 軽く降っていくとになります。 を過ぎると降り傾斜が増してきます。 石が剥き出すを降っていきます。 県道10号が見えてくると、「出石糸井県立自然公園」の解説板がある床尾登山口に戻ってきます。 沢を渡った所にある分岐から10分ほど、滝入口から37分ほどで降りて来られました。
奥山地区
右側すぐの所にが架かっています。 奥山橋を渡って左へ曲がると、車を止めておいた駐車地があります。
奥山橋を渡った所から右へ続く舗装路を登っていくと、すぐの所にが並んでいます。 その右側にがあります。 ベンチやテーブルが設置されていて、休憩していくのに良さそうな所です。 黎明の家が建つ広場からはが良く見えます。
駐車地の傍にある徳神社の参道には「」があります。
なんじゃもんじゃの木(俗名 縁むすびの木)
植物名 カゴノキ(クスノキ科)
奇妙な木じゃのう、これはいったい「何ちゅう物じゃ」 名前のわからない珍しい木のことをなんじゃもんじゃの木といいます。 「何というものか」という意味です。 カゴノキの特徴は、木の皮がまるくはげ落ちてちょうど鹿の子まだらのようになることです。 鹿の子の木というところからその名がついたのでしょう。 カゴノキ雌雄異株でこの木は雄の木です。 このように大きなカゴノキは大変珍しいものですが、 そのうえツバキの大木をふところにしっかりとだきかかえているのは他で見ることができません。 昔から縁むすびの木としてしたわれ徳神社の神木として、また出石町の名木として末長く大切に保存していきましょう。
出石まちづくり公社・奥山観光ほたるの郷