概 要 | 粟鹿の滝は、朝来市と丹波市の境に聳える粟鹿山の北側にある滝で、雌滝と雄滝から成ります。 粟鹿地区にある粟鹿山の登山口から滝見道が続いています。 雌滝までは道はしっかりしていて容易に行けますが、 その奥にある雄滝へは沢を渡ったり岩がゴロゴロする谷を登ったりする踏み跡程度の道となり、 張られた鎖やロープに掴まりながら進んでいきます。 |
起 点 | 朝来市山東町 粟鹿地区 |
終 点 | 朝来市山東町 粟鹿地区 |
粟鹿地区…粟鹿山登山口…雌滝…沢渡り…沢渡り…雄滝…沢渡り…沢渡り…雌滝…粟鹿山登山口…粟鹿地区 | |
所要時間 |
合計:1時間10分 駐車場…(1分)…粟鹿山登山口…(7分)…雌滝…(9分)…沢渡り…(8分)…沢渡り…(4分)…雄滝…(4分)…沢渡り…(8分)…沢渡り…(9分)…雌滝…(7分)…粟鹿山登山口…(1分)…駐車場 |
歩いて... |
北近畿豊岡自動車道を山東ICで降りて国道427号に出て、少し西へ進んだ所の信号から県道275号に入って南下していきます。
粟鹿神社を過ぎて集落に入っていくと、 右へ曲がっていく所から西谷川に架かる西谷新橋を渡っていく道が分かれていきます。
西谷新橋を渡っていくと十字路があります。
脇に立つ「西宮市立山東自然の家」や「山東農村広場」の標識に従って直進していくと当勝神社があります。
鳥居の左に立つ「山東自然の家」の標識が指す左の道を登って、山東自然の家の管理棟を過ぎていきます。
林道滝ノ口線の起点の先にある防護扉を開けて通過し、アウトドアビレッジへの道を左に分けていきます。
沢に架かる小橋を渡ってログハウスまで来ると、その手前に「駐車場」の標識が立つ空き地が3箇所あります。
ログハウスのすぐ先に粟鹿山登山口があります。
手前には「山東町平成9年度森林活用環境施設整備事業」と題した案内板があって、雌滝と雄滝が載っています。
案内板の右奥に標識が立っていて、「雌滝まで210m・雄滝まで505m」となっています。
この先に標識類はありません。
沢沿いに出て砂防ダムを過ぎ、更に四つ並んだ砂防ダムの左側を登っていくと雌滝があります。
中ほどにも滝壺がある二段の滝の姿をしています。
雌滝の手前の沢を渡って滝口を過ぎると、砂防ダムが二つ連続してあります。
鎖が設置された小径を進んで降り坂になると沢に降り立ちます。
沢を渡って更に登っていきます。
垂らされたロープに掴まりながら沢沿いに登っていくと、大小の岩がゴロゴロする沢に出ます。
沢を渡って大きな岩が目立つ谷筋を登っていくと、岩の割れ目のような狭い所から流れ落ちる雄滝に着きます。
上には登って行けませんが、手前から見上げると三段の滝のような姿をしています。
落差は雄滝の方が高いようです。
滝の前にいると流れ落ちる水による風が吹き出してきて、真夏には涼を得られそうです。
沢を何度か渡るので、長靴か濡れてもいい短靴で出かけるのをお勧めします。
沢にある岩は乾いているように見えても濡れた靴で歩くと滑るので、岩の上を歩く時は要注意です。
水が浅い所を渡渉した方が安全です。
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関連メモ | 粟鹿山 |