笠形山
概 要 笠形山は神河町と多可町の境にある標高939.2mの山です。 山頂からは周囲の山並みをぐるりと見渡せる眺めが広がります。 登山ルートは幾つかあるようですが、今回はネイチャーパークかさがたの奥から続く竜ヶ滝コースを往復します。
起 点 多可町八千代区 大屋地区
終 点 多可町八千代区 大屋地区
大屋地区…勝負滝…龍ヶ滝…大幹線林道…天邪鬼の力水…稜線…龍の背…立岩…笠形山…立岩…龍の背…稜線…天邪鬼の力水…大幹線林道…龍ヶ滝…勝負滝…大屋地区
所要時間 3時間40分
歩いて... 標識に加えて○印や矢印のマーキングがあって、迷う事なく歩けました。 傾斜が急な所では何度も立ち止まりながらの遅い登りとなりました。 生憎と雲が広がっていましたが、山頂からはぐるりと山並みを眺められました。
関連メモ 笠形山
コース紹介
大屋地区
神河町を通る国道312号の神崎総合病院前交差点から県道8号を東進していきます。 県道367号を分けて高坂トンネルを抜けて多可町に入り、 的場西交差点を過ぎた先の分岐を右折して県道143号を南下していきます。 の手前から右前方の道へ入っていきます。 程なくしてに出ます。 脇には「ネイチャーパークかさがた」のがあって、登山口が載っています。 右折していくと、程なくしてがあります。 「ネイチャーパークかさがた」を指すなどに従って右折していきます。 ネイチャーパークかさがたを過ぎて狭い道を1.3kmほど進んでいくと、車数台を止められる広さがある終点に着きます。
道路の終点が登山口になります。 脇には「笠形山登山道 竜ヶ滝コース」のが立っていて、手前には「登山記帳・応急医薬品BOX」があります。 「」や 「」の案内板もありますが、汚れて見難くなっています。 今回歩くコースの(*)が載っていて、 登り:1時間30分(20+20+50)、降り:1時間(30+15+15)となっています。 入口にはが立っていて、 この先の道は「笠形山山頂1.8km」、車で来た道は「町立笠形山自然公園センター1.2km」となっています。 「笠形山登山道 竜ヶ滝コース」のもあって、この先の道は「竜ヶ滝まで約10分」となっています。 「多可の天空を歩く 仙人ハイク 縦走コース」のもあります。
*今回は、登り:1時間47分、降り:1時間31分かかりました。
笠形山千ヶ峰県立自然公園
笠形山千ヶ峰県立自然公園は、昭和40年6月1日に自然越えんに指定された兵庫県内11箇所ある県立自然公園の中で最も新しい自然公園です。 当自然公園は、笠形山(939m)周辺から千ヶ峰の4町にまたがる6150haの広大な区域を有しています。 町立笠形山自然公園センターは、当公園のビジターセンターなど自然公園の中心施設であり、笠形山登山道の入口に位置しています。 笠形山は、その秀麗な姿から「播磨富士」と呼ばれ、山頂からの眺めも素晴らしく、 当センターからの登山道沿いには大小の滝や様々な樹木や美しい景観を望むことができます。 また、千ヶ峰は東播磨地域の最高峰で、山頂からは但馬・丹波の山並みを望むことができます。
に続く道を登っていきます。 伐採木が目立つ所を過ぎていくと、沢にが架かっています。 橋を渡った所には「大屋方面」のが立っていて、今来た道を指しています。 樹木や岩には○印や矢印がマーキングされていて、ルートを示しています。 橋を渡って沢の左側を登っていくと、またに出ます。 手前にが立っていて、 この先の道は「笠形山山頂1.8km」、今来た道は「県立笠形山自然公園センター1.2km」となっています。 200mほどは歩いたように思いますが、登山口にあった標柱と距離が変わっていません。
勝負滝
石がゴロゴロするを渡っていきます。 を登っていくと、 ペンキによるマーキングに加えてテープが巻かれた樹木も見掛けます。 ほどなくして「炭焼窯跡」のが立っていて、傍に石で囲まれた所があります。 そこを過ぎると、目の前に勝負滝が現れます。 登山口から9分ほどの所になります。 手前には「勝負瀧」のが二つ立っています。
勝負瀧
落差は約8メートル。 二つの谷が合流したところにあり、流れる水が二つに分かれて滝になっていることから勝負瀧と名付けられました。
勝負瀧
二つの谷が合流した所にある瀧で、この名がある。
勝負滝の浅いを左下に眺めながら登っていきます。 滝の上はになっていて、トラロープが張られています。 の脇を過ぎていきます。 沢の傍に出ると木橋が架かっています。
龍ヶ滝
橋を渡って、を登っていきます。 「クリンソウ保護区域」のを過ぎていきます。 石がゴロゴロする沢沿いに出ると、正面の黒い岩壁を流れ落ちる龍ヶ滝の前に出ます。 登山口から12分ほどの所になります。 サーッという柔らかな水音を響かせる優しそうな滝です。 道は滝の手前を左へ折れ曲がって登っていきます。 少し登って右への曲がり角まで来ると、などが幾つか立っています。 「龍が瀧」のは向こう側を向いて立っています。 「笠形山登山道 竜ヶ滝コース」のもあって、この先の道は「林道まで約10分」となっています。 標柱も立っていて、この先の道は「笠形山山頂1.4km」、今来た道は「龍ヶ瀧」となっています。
クリンソウ保護区域
この花は、塔の先につけた「九輪」のように輪上に紅色の小さな花をたくさんつけることから名のついた草花で、サクラソウの仲間です。
この区域はクリンソウ保護区域です。 絶滅の恐れがあるため、保護育成を行っていますので、みんなで見守って下さい。
自然と善意の町 八千代町観光協会
(「輪上」は「輪状」の誤記と思われます)
龍が瀧
笠形嵐に交り、とうとうと響く瀧音、美しい典型的な瀧です。 両側の樹影を映じて美しい景観を呈している。 瀧の上の岩盤に馬の蹄跡が澤山と重箱のおいた跡がある。 これは昔坂上田村麿が馬に乗って笠形山を下られ、この瀧の上で休まれ、 馬を繋いで、重箱を開いて食事をせられた跡が今にそのまま残ったとの傳説がある。
道なりに右へ曲がって、のようになった所を登っていきます。 傾斜が緩やかになるとが張られています。 トラロープ沿いに進んでいくと、「登山道」の標識と「クリンソウ」のが立っています。 更に進んでいくと「馬の足跡」のが立っていて、右の沢を指しています。 標識が指す方を見ると、大小の穴が開いた岩があります。 今は水に浸かっていませんが甌穴でしょうか。
クリンソウ
この花は塔の先につけた「九輪」のように輪状に紅色の小さな花をたくさんつけることから名がついた草花でさくら草の仲間です。
この地は自生のサクラソウがほとんどなくなってきたので地元のボランティアグループが試験的に育成している保護区です。 いつかクリンソウの群生する町にするためにも今たいせつな時期です。 かわいがって鑑賞して下さい。
自然と善意の町 八千代町観光協会
沢の左側に続く緩やかな道を進んでいくと、岩盤が剥き出したに出ます。 沢を渡った所に「クリンソウ」のが倒れ掛かっています。 左側にある有刺鉄線で囲まれた一角がが生えている所のようです。 樹木が茂る所まで来ると、山際に「熊の段」の標識が立っています。
クリンソウ
Primula japonica(サクラソウ科)
開花の姿が仏塔の先についている「九輪」に似ていることからこの名前がつきました。 日本でもっとも大きなサクラソウです。 ここは兵庫県に残る貴重な自生地で、地元の有志が保護、育成に努めています。 クリンソウを守るため、抜き取ったり、自生地を踏み荒らしたりしないようお願いします。
熊の段
冬期でもここは雪が降ってもすぐ消えて積もらず、湯気が昇り熊もここで冬眠していたといわれる。
大幹線林道
岩が剥き出す所を進んでいくとを渡っていきます。 沢の左側を進んでいくと、程なくして石がゴロゴロするに出ます。 沢を渡って左へ進んでいくと、が現れます。 階段を登り切ると、左右に通る大幹線林道に出ます。 登山口から23分ほどの所になります。 脇にはが立っていて、 この先の道は「笠形山山頂1.1km」、今来た道は「県立笠形山自然公園センター1.9km」となっています。
林道を横切った所には、標識や看板が幾つか設置されています。 「笠形山登山道 あまのじゃく・名水コース」のには「竜ヶ滝展望台250m」の標識が取り付けられいて右の道を指しています。 傍には「」や「」の解説板もあります。 「笠形山登山口駅」のも立っていて、 「舟坂峠から5.6km・終点まで8.3km」となっています。
標柱の後に入った所に「笠形山登山道 竜ヶ滝コース」のが立っていて、 この先の道は「天邪鬼の力水まで約15分」となっています。 沢の右側を登っていくと、程なくして石がゴロゴロするを渡っていきます。 沢の左側を登り始めると「笠形山官行造林地」のを過ぎていきます。 倒木が目立つ沢筋を登っていくと、僅かに水が流れるを跨いでいきます。 続いているテープやマーキングを辿りながら登っていくと、石がゴロゴロする涸れ沢を跨いでいきます。 大幹線林道から5分ほどの所になります。 手前の樹木の袂には矢印の標識があります。 登ってくる方向からは見え難くなっていますが、樹木の背後にはがあります。
笠形山官行造林地
水源かん養保安林
一、 自然景観を大切にしましょう。
一、 木にきずをつけたり枝を折ったりしないようにしましょう。
一、 土石や植物の採取はやめましょう。
一、 たき火は危険ですからやめましょう。
一、 たばこのすいがらは必ず消しましょう。
兵庫森林管理署
更に続くテープやマーキングを辿りながら登っていくと、の袂を登っていきます。 岩が目立つ谷筋を登っていくと「多可の天空を歩く 仙人ハイク 縦走コース」のがあります。 石がゴロゴロするを登っていきます。 先ほどと同様のが岩の上に見えてきます。 傍まで来ると、大小の石塔が並んでいました。 大幹線林道から12分ほどの所になります。 何とも絶妙なバランスで立っていますが、風が吹いても倒れないのでしょうか。
天邪鬼の力水
涸れ沢に向かっていくと、樹木の袂に「多可の天空を歩く 仙人ハイク 縦走コース」のが見えてきます。 の袂を過ぎていきます。 岩がゴロゴロするを登っていきます。 足元に注意しながら登っていくと、「天邪鬼の力水」の標識が立つ所に着きます。 大幹線林道から17分ほどの所になります。 すぐ上にはパイプで引かれた水が流れ込む桶があって、 傍には「」の標識があります。 周囲の様子を確認しながら、ひと休みしていきました。
落ち着いたところで、「笠形山登山道 竜ヶ滝コース 尾根まで約30分」のに従って、 右に戻るように曲がっていく道を登っていきます。 斜面を横切るように登って左へ曲がると、木の根が張り出すを登るようになります。 テープが巻かれた樹木や赤い矢印の所まで登っていくと、尾根の背を外れて曲がっていきます。 を横切るように続く緩やかになった道を進んでいきます。 岩の脇を過ぎて軽く降っていくと、石がゴロゴロする浅い谷筋に出ます。 脇にはが立っていて、 この先の道は「笠形山山頂1.0km」、今来た道は「県立笠形山自然公園センター2.0km」となっています。 大幹線林道からかなり登ってきたように思いますが、距離は0.1kmしか変わっていません。
谷筋を横切って、を横切るように登っていきます。 道を塞ぐ岩まで来るとが垂らされています。 ロープに掴まりながら岩を登っていくと、「多可の天空を歩く 仙人ハイク 縦走コース」のが樹木に括り付けられています。 矢印が描かれたを過ぎていきます。 植林地へ入ると、登り傾斜が増してきます。
×印が描かれた樹木があるを左へ曲がっていきます。 少し先を右へ曲がっていくと、また×印が描かれた樹木があるがあります。 左・右と曲がって登っていくと、三度目の×印が描かれた樹木があるがあります。 左・右と曲がって、傾斜が急なを登っていきます。 振り返って、樹間から僅かに見える山並みを眺めながらゆっくり登っていきます。
次第にに変わる斜面を曲がりながら登っていきます。 落葉が積もって滑り易いを、テープやマーキングを辿りながら登っていきます。 息が切れてくるので何度も立ち止まって呼吸を整えながら登っていくと、 が幾つも剥き出すようになります。 脇には「山頂まで約30分」の壊れたが落ちています。 標識を過ぎて、岩が剥き出す尾根を登っていきます。
右・左と曲がりながら急なを登っていきます。 明るくなってくる上の方へ向かって、を登っていきます。 右へ曲がって緩やかになった道を進んでいくと、大きなを過ぎていきます。 少し左へ曲がりながら登っていくと、曲がった樹木の下を過ぎていきます。
稜線
程なくして、左右に通る稜線に出ます。 天邪鬼の力水から35分ほどで登って来られました。 登り着いた所には「大屋方面(多可町八千代区)」のが立っていて、今来た道を指しています。 傍には「多可の天空を歩く 仙人ハイク 縦走コース」の標識もあります。 も立っていて、 左の尾根は「笠形山山頂0.4km」、今来た道は「県立笠形山自然公園センター2.6km」となっています。 「笠形山登山道 竜ヶ滝コース 山頂まで約20分」のもあって、左の尾根を指しています。 登り着いた尾根は笠形山から千ヶ峰へ至る縦走コースになっているようですが、右の尾根を指す標識は見掛けません。 正面の樹間に見える山が目指すのようです。
龍の背
ひと息入れてから、左へ続くを登っていきます。 軽く登っていくと、石杭があるに着きます。 少し右へ曲がって降っていくとになります。 目指す笠形山を正面に眺めながら登っていくと、尾根が狭まって岩が幾つも剥き出すようになります。 稜線に出た所から7分ほどの所になります。 手前には「龍の背」の看板が立っています。
龍の背
笠形山から千ヶ峰へと続く縦走路にあり、尾根道に岩が並んでいるようすから「龍の背」と呼ばれています。
立岩
岩が幾つも剥き出すを登っていきます。 が僅かに茂る所がありますが、歩くのに支障はありません。 登り傾斜が増してくると、が見えてきます。 手前にあるを、鎖に掴まりながら登っていきます。 右へ曲がっていくと大きな岩の上に出ます。 稜線に出た所から13分ほどの所になります。 標識類は見掛けませんが、登山口にあった案内板によると立岩というようです。 背後に広がる山並みを眺めながら、ひと息入れていきます。
先へ続く尾根を登っていくと、すぐの所に「天邪鬼の挽岩」のが向こう側を向いて立っています。 看板を過ぎていくと、何段にも続くの上を登っていきます。 岩が終わって上が明るくなってくると、短いを登っていきます。 階段を過ぎていくと、「多可の天空を歩く 仙人ハイク 縦走コース」のが倒れています。 左へ曲がって、近づいてくる山頂へ向かって登っていきます。
天邪鬼の挽岩
大昔、笠形山にアマンジャクがいた。 笠形山から中町の妙見山に、橋を架けるため橋脚を立て橋板にすべく岩を板状に切り、 いよいよ架橋にとりかかる段取りとなったとき東の空が明けかけた。 アマンジャクは、夜だけの西部地で、陽が昇ると駄目になるので残念ながらこの大架橋工事は橋脚を立て、 橋板を切って準備OKというところで夜が開けてしまったというのである。
笠形山 (標高939.2m)
樹木が減ってくると、山頂にあるが見えてきます。 次第に開けてくる尾根を登っていくと、休憩舎が二つ建つ笠形山の山頂に着きます。 稜線に出た所から24分ほど、麓の登山口から1時間47分ほどで登って来られました。 中ほどには「笠形山939m」の標識や「笠形山」があるので、地形図に載っている939.2m峰になるようです。 生憎と雲が広がっていたのが残念ですが、山並みをぐるりと見渡せる眺めが広がります。
休憩舎の傍には「笠形山山頂」のがあって、「仙人滝コース」と「笠形神社コース」が載っていますが、 登山口にあった案内板によるとへ降る道(*)の途中から分かれるルートのようです。 神河中学校の生徒も清掃登山に登ってくるようで、記念のプレートがありました。 丁度昼時になったので、ベンチに腰掛けて昼食タイムにしました。
*南南東へ降る道は「笠形山」を参照。
基本測量
三角点
大切にしましょう三角点
国土地理院
立岩
お腹が満ちて景色も堪能したところで、を引き返していきます。 倒れている「多可の天空を歩く 仙人ハイク 縦走コース」のまで来て、右前方へ降っていきます。 短い木の階段を過ぎて、何段にもなったの上を降っていきます。 「天邪鬼の挽岩」のを過ぎて傾斜が緩やかになると、眺めが広がる立岩に着きます。 山頂から9分ほどの所になります。 岩の上に出て、再度を眺めていきます。
龍の背
鎖に掴まりながら、を降っていきます。 次第に剥き出す岩が目立つようになると、の脇を過ぎていきます。 尾根が狭まってきて岩が幾つも剥き出すを降っていきます。 岩が終わると、向こう側を向いた「龍の背」の標識が立っています。 山頂から14分ほどの所になります。
稜線
少し降っていくとに着きます。 軽い登り坂になると、石杭があるに着きます。 高みを過ぎてになる尾根を進んでいきます。 標識や標柱が幾つか見えてくると、稜線に登り着いた所に出ます。 山頂から19分ほどの所になります。 「県立笠形山自然公園センター2.6km」の標柱や「大屋方面(多可町八千代区)」の標識に従って、 戻るように続く道を降っていきます。
曲がった樹木をくぐって少し曲がりながら降っていくと、大きなを過ぎていきます。 傾斜が増してくるを右・左と何度も曲がりながら降っていきます。 岩が幾つも剥き出すようになると、脇に落ちている壊れた「山頂まで約30分」のを過ぎていきます。 落葉が積もって滑り易いを、テープやマーキングを辿りながら降っていきます。 喘ぎながら登ってきた斜面も降り時は楽勝ですが、滑って尻餅をついたりしないよう足元に注意しながら降っていきます。 何度も曲がりながら降って傾斜が少し緩んでくると植林地へ入っていきます。
の中を曲がりながら降っていきます。 ×印が描かれた樹木があるを三箇所過ぎていきます。 傾斜が緩んできて植林地を抜けると、矢印が描かれたを過ぎていきます。 「多可の天空を歩く 仙人ハイク 縦走コース」のが括り付けられた樹木まで来て、 ロープに掴まりながら、道を塞ぐ岩を降っていきます。
天邪鬼の力水
斜面を横切るように降っていくと、石がゴロゴロするに出ます。 谷筋を横切って「県立笠形山自然公園センター2.0km」のを過ぎ、 斜面を横切るように軽く登っていきます。 緩やかになった道を進んでテープが巻かれた樹木や赤い矢印の所まで来ると、 左へ曲がってを降るようになります。 木の根が張り出す急な尾根を降っていくと、テープが巻かれたがあります。 右へ曲がって斜面を横切るように降って岩がゴロゴロする谷筋に出ると、 「天邪鬼の力水」や「笠形山登山道 竜ヶ滝コース 尾根まで約30分」の標識が立っています。 稜線から30分ほどの所になります。 右側のすぐ上にあるを再度眺めたりしながら、ひと息入れていきます。
足元に注意しながら、岩がゴロゴロするを降っていきます。 大きな岩の脇を過ぎて降っていくと、絶妙なバランスで立つを過ぎていきます。 石がゴロゴロするを降っていきます。 大きな岩の袂を過ぎたりしながら降っていくと、石がゴロゴロする涸れ沢に出ます。 天邪鬼の力水から11分ほどの所になります。 沢を跨いだ所には、先ほどと同様のが立っています。
大幹線林道
石がゴロゴロする谷筋を降っていくと、僅かに水が流れるを跨いでいきます。 「笠形山官行造林地」のを過ぎていきます。 程なくして、石がゴロゴロするを渡っていきます。 「笠形山登山道 竜ヶ滝コース」の標識を過ぎると大幹線林道に出ます。 天邪鬼の力水から17分ほどで降りて来られました。
道路向かいの「県立笠形山自然公園センター1.9km」の標柱の所からを降っていきます。 石がゴロゴロする沢に出て左側を少し進み、○印が描かれた対岸の樹木へ向かってを渡っていきます。 沢の右側を降っていくと、再びを渡っていきます。 岩が剥き出す所を進んでいくと、「熊の段」のが立つ所に出ます。 右側にある有刺鉄線で囲まれた一角まで来ると、倒れ掛かった「クリンソウ」のがあります。 看板の先を流れる岩盤が剥き出したを渡っていきます。
龍ヶ滝
が張られるようになる道を沢沿いに進んでいきます。 「馬の足跡」の標識まで来ると、左の沢に大小のがあります。 「登山道」の標識と「クリンソウ」の看板を過ぎてが増してくると、左・右と曲がりながら降っていきます。 石段のような所を降っていくと、「龍ヶ滝」の標柱や「笠形山登山道 竜ヶ滝コース」のなどが立っています。 道なりに左へ曲がっていくと、黒い岩壁を流れ落ちる龍ヶ滝の前に出ます。 大幹線林道から10分ほどの所になります。
勝負滝
石がゴロゴロする沢沿いを降っていくと、向こう側を向いた「クリンソウ保護区域」のを過ぎていきます。 程なくして沢に架かるを渡っていきます。 大きな岩の脇を過ぎるとが張られています。 勝負滝を眺めながら降っていきます。 「勝負瀧」の標識が立つ所まで来ると勝負滝があります。 大幹線林道から14分ほどの所になります。
大屋地区
すぐの所にあるを過ぎていきます。 石がゴロゴロするに出て、 対岸に見える「県立笠形山自然公園センター1.2km」の標柱に向かって渡っていきます。 「大屋方面」の標識まで来ると、沢に架かるを渡っていきます。 が目立つ所を降っていきます。 沢の左側を降って正面が明るくなると、車を止めておいた登山口に着きます。 大幹線林道から22分ほど、笠形山から1時間31分ほどで降りて来られました。