大井戸山ふれあいの森
ラベンダー園の背後に広がる大井戸山では、かつて人々が山に入って木を切り、薪をつくり、山のふもとでは牛の放牧を行ったりと、
地域の人々と山が一緒になって暮らしてきました。
しかしながら近年は、人が山に入ることはめっきり減ってしまいました。
そこで、ここ大井戸山を舞台に生き物と人、人と森とがともに暮らし、ふれあえる森となるよう森林を整備し、
遊歩道をつくり「大井戸山ふれあいの森」として新たな森づくりに取り組みました。
スギやヒノキの人工林で囲まれている当地域では、春の新緑、秋の紅葉のように、
四季の変化を感じさせてくれるアマカツ林やコナラ林などの落葉広葉樹林は機工な存在で、
シカやリス、小鳥などたくさんの生き物が生息しています。
山裾に広がるラベンダー園を眼下に、身近に自然を感じ、この「大井戸山ふれあいの森」をお楽しみ下さい。
ご注意
湿り気のある所にはヤマビルがいますので、足元に注意して歩きましょう。
「新ひょうご森づくり」に基づく「里山ふれあい森づくり事業」 兵庫県・多可町
むらさきの風香る丘 ラベンダーパーク多可
ほんの数分、立ち止まって紫色を感じる時間を大切にしてみてください…
愛、美しさ、強さ、やさしさやゆったりした時間を感じてさわってください。
そして本来持っているご自身(人間)のスピリット(魂・感受性)を呼び戻してください…
施設案内
総合案内所(活性化施設)
訪れた人が「ホッ」とできる空間です。
総合案内(インフォメーション)、エントランス(入り口)、研修室・会議室
加工体験館(育苗販売加工施設)
訪れた人や働く人を大切にする空間です。
ラベンダー加工品などの販売コーナー、加工体験コーナー、働く人の休憩室
ラベンダー園
大河丘陵と呼ばれるなだらかな地形を活用しています。
昔ここは、牛の放牧地やサツマイモ畑でした。
放射線状に広がる小径、棚田を連想させる石積みが特徴的です。
無理をせず、ゆっくり歩いて下さい。
農村公園
芝生広場を中心としたラベンダー園につながる空間です。
ふれあい広場
ヤマナラシ、松などの里山の再生。散策道やベンチがあり、森林浴が楽しめます。
眼下に広がる棚田、見上げれば千ヶ峰(標高1005m)が望めます。
大井戸山(標高794m)へは登山道が整備されています。(所要時間約90分)
デッキ
各デッキから見た、眺めがよいポイント。
小動物やシカのふんにご注意下さい。