大井戸山
概 要 大井戸山は多可町加美区にある標高794.1mの山です。 山頂からは樹木に邪魔されながらも山並みを眺められます。 山頂の西側には展望地もあります。 北側の清水峠や南側の丹治地区から登るルートもあるようですが、 今回は西側にあるラベンダーパーク多可から稜線に出て山頂へ向かうルートを往復します。
起 点 多可町加美区 轟地区
終 点 多可町加美区 轟地区
轟地区…ラベンダーパーク多可…登山口…展望地…31番鉄塔…丹治分岐…展望地…大井戸山…展望地…丹治分岐…31番鉄塔…展望地…登山口…ラベンダーパーク多可…轟地区
所要時間 3時間30分
歩いて... 傾斜が急な所や大岩が剥き出した尾根がかなりあって、下肢がパンパンになりました。 息が切れて汗も噴き出してくるので、休み休みの登りとなりました。 天気予報に反して曇り勝ちの空模様だったので、展望地や山頂からの眺めは今一つでした。 降り時にはラベンダー園の西側の散策路を歩きましたが、廃道のような荒れ様でした。
関連メモ 大井戸山
コース紹介
轟地区
北近畿豊岡自動車道の氷上ICを降りて県道7号を北上していきます。 氷上交差点から県道78号に入って、県道109号をクランク型に横切っていきます。 清水坂トンネルを抜けて多可町に入って南下していくとラベンダーパーク多可の第2駐車場があるので、 ここに車を止めさせて頂きました。
駐車場には「災害に強い森づくり」の解説板や「」がありますが、 今回歩くコースは載っていません。
災害に強い森づくり(緊急防災林整備)〜県民緑税の活用〜
平成16年の台風被害を踏まえて、豊かな「緑」を次の世代ひ引き継いでいくため、 県民共通の財産である「緑」の保全・再生を社会全体で支え、県民総参加で取り組む仕組みとして平成18年度から「県民緑税」を導入し、 防災面での機能強化を目的とした「災害に強い森づくり」を早期・確実に進めています。
事業内容  急傾斜地などのスギ・ヒノキ林を対象に、表面土砂の流出を防ぎ、林内の植生を早期に回復させるため、 現場の間伐木を利用した土留工の設置などの森林整備を進めています。 また、植生の回復状況や林内に土砂受け箱を設置して表面土砂の移動量を敵的に調査しています。
多可町
ラベンダーパーク周辺 ウォーキングコースマップ
距離:3.1km 高低差:97m(362m〜265m)
ラベンダーパーク第2駐車場をスタートし林道へ。 道幅も広く、前半は緩やかな上りで楽に歩けます。 途中には大きな岩や石塔がお祀りされていたり神秘的でとても癒されるコースです。 スタート・ゴール地点からは千ヶ峰を一望できてとても開放的で気持ちよくウォーキングできます。
ウエルネスウォーキングのポイント
※ポイント1「目標心拍数160−年齢」
途中にあるハートポイント(上り)で心拍数を計測して、歩くスピードを調節しましょう。
ハートポイント(心拍数計測地点)
計測方法
(1)計測地点に到着したらすぐに15秒間脈拍を計測し、その数値を4倍します。
(2)「160−年齢」の数値と(1)の数値を比較します。
計測した数値(1)が低ければ、歩くスピードを上げたり、腕を大きく振ったり、おしゃべりをして強度を上げます。 逆に高ければ、歩くスピードをゆっくりにします。
※ポイント2「体表面は冷たくサラサラ」
体が温まってきたら、上着を脱ぐ、腕まくりをする、襟元をくつろげるなど衣服を調節しましょう。
体表面を冷たくサラサラにすることで皮膚の毛細血管が収縮 →
  体表面の血液が筋肉へ移動 →
    酸素と栄養が行き届いて筋力増強!
多可町健康保養地事業
ラベンダーパーク多可
県道78号に出て南へ進んでいくと、すぐの所にラベンダーパーク多可があります。 中へ入っていくとがあります。 この時には「入園料無料」と貼り出してありましたが、ラベンダーの花の季節には有料になるようです。 右へ曲がって第1駐車場を横切っていくとがあります。 その前には「大井戸山ふれあいの森」の解説板があって、大井戸山へ続く「」が載っています。 「ラベンダーパーク多可」のもあって、園内の施設や散策路などが紹介されています。 この図に載っている「大井戸山登山道 入口」へ向かっていきます。 の前を過ぎて左へ曲がっていくとラベンダー園が広がっていますが、 この時にはまだ花の季節ではありませんでした。
大井戸山ふれあいの森
ラベンダー園の背後に広がる大井戸山では、かつて人々が山に入って木を切り、薪をつくり、山のふもとでは牛の放牧を行ったりと、 地域の人々と山が一緒になって暮らしてきました。 しかしながら近年は、人が山に入ることはめっきり減ってしまいました。 そこで、ここ大井戸山を舞台に生き物と人、人と森とがともに暮らし、ふれあえる森となるよう森林を整備し、 遊歩道をつくり「大井戸山ふれあいの森」として新たな森づくりに取り組みました。 スギやヒノキの人工林で囲まれている当地域では、春の新緑、秋の紅葉のように、 四季の変化を感じさせてくれるアマカツ林やコナラ林などの落葉広葉樹林は機工な存在で、 シカやリス、小鳥などたくさんの生き物が生息しています。 山裾に広がるラベンダー園を眼下に、身近に自然を感じ、この「大井戸山ふれあいの森」をお楽しみ下さい。
ご注意
湿り気のある所にはヤマビルがいますので、足元に注意して歩きましょう。
「新ひょうご森づくり」に基づく「里山ふれあい森づくり事業」 兵庫県・多可町
むらさきの風香る丘 ラベンダーパーク多可
ほんの数分、立ち止まって紫色を感じる時間を大切にしてみてください… 愛、美しさ、強さ、やさしさやゆったりした時間を感じてさわってください。 そして本来持っているご自身(人間)のスピリット(魂・感受性)を呼び戻してください…
施設案内
総合案内所(活性化施設)  訪れた人が「ホッ」とできる空間です。 総合案内(インフォメーション)、エントランス(入り口)、研修室・会議室
加工体験館(育苗販売加工施設)  訪れた人や働く人を大切にする空間です。 ラベンダー加工品などの販売コーナー、加工体験コーナー、働く人の休憩室
ラベンダー園  大河丘陵と呼ばれるなだらかな地形を活用しています。 昔ここは、牛の放牧地やサツマイモ畑でした。 放射線状に広がる小径、棚田を連想させる石積みが特徴的です。 無理をせず、ゆっくり歩いて下さい。
農村公園  芝生広場を中心としたラベンダー園につながる空間です。
ふれあい広場  ヤマナラシ、松などの里山の再生。散策道やベンチがあり、森林浴が楽しめます。 眼下に広がる棚田、見上げれば千ヶ峰(標高1005m)が望めます。 大井戸山(標高794m)へは登山道が整備されています。(所要時間約90分)
デッキ  各デッキから見た、眺めがよいポイント。
小動物やシカのふんにご注意下さい。
「所要時間約90分」となっていますが、案内板がある所から山頂までの時間ではなくて、この先にある登山口から山頂までの時間だと思われます。
正面の広い石段を少し曲がりながら登っていくと、左右に続く緩やかなに出ます。 ジューンベリー通りの入口を見送ってを登っていきます。 何故だか「上り専用歩道」となっています。 角柱の階段を真っ直ぐ登ってになると、ヤマボウシ通りヤマナラシ通りを分けていきます。 正面の階段を登って再びになると、オリーブ通りローズマリー通りを分けていきます。 更に階段を登っていくと、ベンチが設置されたテラスに着きます。 第2駐車場から12分ほどの所になります。 振り返ると、ラベンダー園の先に山並みが広がっています。
テラスの先に立つ「聖獣の森」の標識に向かってを登っていくと、 先ほどと同様の「大井戸山ふれあいの森」の解説板があって「」の図も載っています。 「ニホンジカ」の解説板や彫像を眺めながら登っていくとが立っていて、 左の道は「ふれあい広場へ約30m」、今来た道は「ラベンダーパーク多可」となっています。 左へ続くを進んでいきます。 この辺りがふれあい広場になるようです。 道なりに右から左へ大きく曲がりながら登っていくと東屋が建っています。 第2駐車場から20分ほどの所になります。 標識はありませんが、右には更にが続いています。 脇にはこれまでと同様の「大井戸山ふれあいの森」の解説板があって「」の図も載っています。 「ニホンリス」の解説板もあります。
ニホンジカ
この森には多くのニホンジカが生息しています。 シカは、有害な物質を含むアセビやシキミなどわずかなものを除いてイネ科草本の木の葉、どんぐり、ササなどほとんどの植物を食べます。 シカの一日は、菜食と休息のくり返しで、食べる量は一日3sともいわれています。 ラベンダー園やふれあい広場の周辺には、シカ侵入防止柵を設置しています。 これは、シカの踏圧からラベンダーを守るとともに、みなさんに快適に、安心してこの森を楽しんでもらうためです。 柵の扉を開けたら、きちんと閉めましょう。
ニホンリス
この森には、ニホンリスが生息しています。 クリッとした丸い目、木の実をかじる頑丈で鋭い切歯、ふわりとしたしっぽをもつニホンリスはとても愛嬌があります。 ニホンリスは松ぼっくりの松かさを歯でかみとり、中の種を食べます。 食べた後に残った芯がエビフライのように見えます。 森の中で小さなエビフライを探してみて下さい。 それが落ちている木の下でじっと観察していると、ニホンリスに会えるかもしれません。
登山口
解説板を過ぎて横木の階段を登っていくと、左右に通るに出ます。 脇には標識が立っていて、正面の小径は「大井戸山山頂へ約1300m」、左右の小径は「ラベンダーパーク多可」となっています。 標識に従って正面の小径を登っていくと、左右に続く防護柵があります。 ここが大井戸山への登山口になります。 第2駐車場から22分ほどの所になります。 防護柵のこちら側と向こう側にはが敷かれていて道のようになっています。 は上下に設けられた短いレバーを回せば簡単に開けられる構造になっています。
防護柵の先に続く雑木林の斜面を真っすぐ登っていくと、程なくして「下草保護のための試験区」と題したがあります。 傍には防護網が設置された区画があります。 程なくして現れるを登っていきます。 をかすめて、階段が終わった道を少し右へ曲がりながら登っていきます。 再びが現れると、道なりに左へ曲がっていきます。 階段が終わると道が分かり難くなりますが、斜面を斜めに横切った先に茂るアセビの中に見える横木の階段へ向かっていきます。
下草保護のための試験区
この柵は、シカの食害から下草を保護するため試験的に設置しています。 この森には、シカが多く生息しているため、シカの食害により林床植生が単純になっています。 そのため、次世代を担う後継樹が育っていません。 柵の内と外を比べてみて下さい。 柵の外のネザサは、くり返し食べられているので草丈が低く、カーペットのように広がっています。 このような状態では、せっかく発芽した後継樹もシカに食べられてしまいます。 一方、柵の中のネザサは草丈が高くなっています。 シカに食べられる心配はありませんが、種子から発芽した幼樹がササで被われてしまわないように、 周辺の草刈りをしながら、後継樹を育成しています。
周囲にアセビが茂るようになるとを登るようになります。 階段が終わった所を右へ曲がっていくと、右から登ってくるがあります。 踏み跡を合わせていくと、左への曲がり角に「下草保護のための試験区」のがあります。 先ほどのと同じ題名ですが、内容は少し異なっています。 道なりに左へ曲がって、松の木が混じるの斜面を登っていきます。 緩やかになる所もありますが、傾斜がかなり急で脹脛が痛くなってきます。 右・左と曲がって登って次の右への曲がり角まで来ると、左の樹間から少しが見えます。 登山口から11分ほどの所になります。
下草保護のための試験区
この柵は、シカの食害から下草を保護するため試験的に設置しています。 この森には、シカが多く生息しているため、シカの食害により林床植生が乏しくなっています。 そのため、次世代を担う後継樹が育っていません。 さらに、このアカマツ林には、ヒサカキやアセビといった常緑樹(一年中葉をつけている樹木)が多く生育しているため、 林内が非常に暗くなっていることも、後継樹が育っていない要因の一つと考えられます。 この試験くでは、常緑樹をすべて伐採し林内を明るくしてやり、後継樹が育ちやすい環境をつくっています。
道なりに右へ曲がって登っていくと、法面にが剥き出しています。 表面が平らで人工的に削ったようにも見えますが、実際のところはどうなのでしょう。 左へ曲がっていくとが目立つようになります。 道には「地籍多角」の黄頭短杭を見かけます。 右へ曲がって登っていくと、先の方にが見えてきます。 標識まで登っていくと、左へ曲がっていく道は「大井戸山山頂へ約780m」「これから先足元注意!」、今来た道は「ふれあい広場へ約460m」となっています。 登山口から16分ほどの所になります。
左へ曲がって、が幾つも剥き出す尾根を登っていきます。 尾根の右肩から左肩へ登っていくと、左へ降っていくが分かれていきます。 降り口には退色した「火の用心」のが立っていて、左の踏み跡は「30」、右の尾根の背は「31」となっているので、 送電線の巡視路のようです。 小岩が剥き出すを登っていきます。 傾斜が増してきて、次第に痛みが脹脛の側面まで広がって下肢がパンパンになってくるので、何度も立ち止まりながら登っていきます。 大き目の角ばった岩の脇を過ぎて、尾根を更に登っていきます。
展望地
「地籍調査」のを見かけるようになる尾根を曲がりながら登っていきます。 頭上を見上げるとが見えてきます。 を右・左と曲がりながら登っていきます。 次第に息が切れて汗も噴き出してくるので、登っていきます。 やがて左側が開けた所に出ます。 登山口から28分ほどの所になります。 山並みを見渡せる展望地になっています。
31番鉄塔
樹間に見え隠れする送電線のへ向かって尾根を登っていきます。 鉄塔が近づいてくると、回り込むように登っていきます。 の傍まで行くと道が何処だか分かり難くなりますが、 の塔脚の方から回り込むように登っていきました。 岩がゴロゴロして背丈の低い樹木も生える所を登っていくと、送電線の鉄塔「奥多々良木線三一」の真下に出ます。 登山口から32分ほどの所になります。 振り返ると山並みが広がりますが、鉄塔が邪魔をしているのが残念です。
見易い所を選んでを眺めたりしながら、ひと休みしていきました。
退色した「火の用心」のの先に続く小岩が幾つも剥き出す尾根を登っていきます。 「地籍多角」の黄頭短杭や「地籍調査」の赤頭短杭が点々と設置された尾根を登っていくと、次第にが増してきます。 少し夏草が茂り気味になるとが現れます。 31番鉄塔から7分ほどの所になります。 左側から回り込むように斜面を登っていくとが張られているので、掴まりながら登っていきます。 尾根の背に出て、その先へ登っていきます。
再びが幾つも剥き出すようになる尾根を登っていきます。 小岩が剥き出す尾根をしばらく登っていくと、次第にが増してきます。 息が切れてくるので、何度も立ち止まって呼吸を整えながら登っていきます。 右・左と曲がりながら尾根を登っていくと、が巻かれた樹木の所を左へ曲がっていきます。 次第に小岩が少なくなると、を登るようになります。 道がはっきりしなくなる斜面を登っていくと、不明瞭ながら踏み跡が二手に分かれています。 31番鉄塔から20分ほどの所になります。 目印になりそうなものは見かけませんが、ここは右側の踏み跡を登っていきます。
丹治分岐
斜面を横切るように登っていくと、小岩が幾つか剥き出す所の樹木にが巻かれています。 稜線が近づいてくるとが張られていますが、掴まらなくても登っていけます。 程なくして終わるトラロープの先へ登っていくと、左右に通る緩やかな稜線に出ます。 31番鉄塔から24分ほどで登って来られました。 正面にはが立っていて、 左の道は「大井戸山山頂へ約360m」、右の道は「丹治集落へ」、今来た道は「ふれあい広場へ約880m」となっています。 袂には「地籍多角」の黄頭短杭や「地籍調査」の赤頭短杭もあります。 も歩き易そうな様子ですが、 ひと息入れてから大井戸山へ向かってを登っていきます。
(標識では「山頂まで約360m」となっていますが、道程ではもう少し距離がありそうです)
などが煩わしい尾根を登っていきます。 の脇を登っていきます。 大岩の先へ軽く降っていくと、な尾根になります。 アセビが減って歩き易くなった尾根を進んでいくとになります。 次第に大岩が幾つも剥き出す岩尾根になってきます。
大岩の右側から登っていくと、な尾根の背に出ます。 大岩が剥き出すがしばらく続きますが、 傾斜がそれほど急ではないので助かります。 尾根に立ちはだかるが現れます。 左右どちらにも踏み跡がありますが、少し降ってから登っていく左側(*)の踏み跡を回り込んでいきました。 尾根の背に復帰して、を更に登っていきます。 歩き易そうな所を選びながら登って僅かな高みに着くと、正面の樹間に大井戸山と思われる山が見えてきます。 丹治分岐から12分ほどの所になります。
*降り時には大岩の右側を歩きましたが、右側の方が少し歩き易そうに思えました。
アセビが少し見られるを軽く降り、その先へ登り返していきます。 尾根に立ちはだかるの右側を登っていきます。 に出て、アセビや大岩が目立つ尾根を更に登っていきます。 また立ちはだかる大岩の左側から登っていくと、が張られています。 ロープに掴まりながら岩の間を登っていくと、大岩の上に出ます。 丹治分岐から18分ほどの所になります。 手前の樹木が少し邪魔をしていますが、右側にを眺められます。
展望地
左へ曲がり、トラロープが終わった先に続くアセビが見られて岩も剥き出すを登っていきます。 アセビや岩が減って歩き易くなった尾根を登っていくと、先の方にが見えてきます。 尾根の幅が広がってくると、に沿って右斜面を横切るように登っていきます。 トラロープが終わった所を、道なりに曲がっていきます。 明るい所へ向かって登っていくと、大井戸山から西へ続く緩やかな尾根の肩に出ます。 丹治分岐から24分ほどの所になります。 左側に突き出す岩場に出ると、山並みを見渡せる展望地になっています。
大井戸山 (標高794.1m)
岩場から引き返して、東へ続く緩やかになったを進んでいきます。 アセビが少し見られて岩が幾つも剥き出すを進んでいきます。 僅かに降っていくと、正面にの高みが現れます。 岩の間を登っていくと、「大井戸山794.2メートル」のが立つ大井戸山の山頂に着きます。 丹治分岐から28分ほど、登山口から1時間30分ほどで登って来られました。 袂には四等三角点「大井戸山」があるので、地形図に載っている794.1m峰になるようです。
大井戸山の山頂は樹木に囲まれ気味ですが、各方角の樹間から山並みを眺めることが出来ます。
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お昼には少し早い時刻でしたが、座り心地が良さそうな岩に腰を降ろして昼食タイムにしました。
後日に北東にある清水峠から大井戸山へ登りました。 (「大井戸山」を参照)
展望地
お腹が満ちたところで、岩だらけの高みから降って、緩やかになったを引き返していきます。 剥き出すを過ぎていきます。 正面が開けた尾根の肩まで来ると、山並みを見渡せる展望地に着きます。 大井戸山から2分ほどの所になります。 正面に突き出すに出て、山並みを再度眺めていきます。
展望地の手前から戻るようにして降っていきます。 道なりに右へ曲がって、トラロープに掴まりながら植林地のを横切るように降っていきます。 尾根の背に出て、を眺めながら降っていきます。 岩の脇を過ぎながら降っていくとの上に出ます。 大井戸山から9分ほどの所になります。 正面に広がる山並みを眺めていきます。
右側に張られたに掴まりながら斜面を降っていきます。 ロープが終わって、の右下を回り込んでいきます。 尾根の背に復帰して、アセビが見られる尾根を降っていくと、の左側を過ぎていきます。 岩の脇を過ぎたりしながら降っていくとになってきます。 次第に岩が幾つも剥き出す岩尾根になってくると、僅かな高みに着きます。 大井戸山から15分ほどの所になります。
丹治分岐
岩が幾つも剥き出すを降っていきます。 見覚えのあるまで来て、登り時とは反対の左側を回り込んでいきます。 尾根の背に復帰して、しばらく続くを軽く降っていきます。 浅い鞍部から少し登り返していくと、な尾根になります。 再び降り坂になる尾根を進んでいくと、標識が立つ丹治地区との分岐に着きます。 大井戸山から24分ほどの所になります。
「ふれあい広場へ約880m」の標識に従って右の斜面に続く道を降っていくと、程なくしてが張られています。 トラロープが終わって青テープが巻かれた樹木を過ぎていくと、広いに出ます。 が巻かれた樹木の所を右へ曲がっていきます。 次第に尾根に幾つもが剥き出すようになります。 何度も立ち止まりながら登ってきた尾根ですが、降る時は快調であります。 右・左と曲がりながら尾根を降っていくと、傾斜が増す所に剥き出す大岩に着きます。 丹治分岐から10分ほどの所になります。
31番鉄塔
大岩の手前の右側に張られたに掴まりながら降っていきます。 大岩の袂を過ぎて軽く登っていくと、夏草が茂り気味のに復帰します。 次第に緩やかになってくるを降っていきます。 正面が明るくなってくると、送電線の鉄塔「奥多々良木線三一」に出ます。 丹治分岐から17分ほどの所になります。 鉄塔が邪魔をしていますが、を眺めながらひと息入れていきます。
展望地
鉄塔の下を回り込むように降っていきます。 に出て、その先へ軽く降っていきます。 右側が開けたまで来ると、山並みを見渡せます。 31番鉄塔から2分ほどの所になります。
傾斜が増したを右・左と曲がりながら降っていきます。 下肢をパンパンにしながら登ってきたも、降る時は楽勝であります。 尾根を淡々と降っていくと、大き目のの右側を過ぎていきます。 更に降っていくと、送電線のを右に分けていきます。 小岩が幾つも剥き出す尾根を降っていくと、標識が立つ曲がり角に着きます。 31番鉄塔から11分ほどの所になります。
「ふれあい広場へ約460m」の標識に従って、曲がって降っていきます。 倒木の下を過ぎて、左・右と曲がりながら、松の木が目立つを降っていきます。 樹間から少しが見える所を左へ曲がっていきます。 更に右・左と曲がって降っていくと、「下草保護のための試験区」のがある所を右へ曲がっていきます。 松の木が茂る尾根を更に降っていくと、左前方へ降っていく踏み跡を分けていきます。 31番鉄塔から18分ほどの所になります。
登山口
アセビが茂る所を左へ曲がると、を降るようになります。 一旦途切れた階段が再び現れると、曲がっていきます。 程なくして、の左側をかすめていきます。 また現れる横木の階段を降っていくと、「下草保護のための試験区」と題したを過ぎていきます。 東屋が見えてくると、左右に続く防護柵に設けられた登山口に着きます。 31番鉄塔から24分ほど、大井戸山から1時間7分ほどで降りて来られました。
上下に設けられた短いレバーを回して扉を開けて降っていくと、左右に通る小径に「大井戸山山頂へ約1300m」のが立っています。 小径を横切って真っすぐ降っていくと、「大井戸山ふれあいの森」や「ニホンリス」の解説板がある東屋に降り立ちます。 最初に来た道は左になりますが、少しでも違う道を歩こうと、東屋続く道を歩くことにしました。 すぐに、先ほどの標識の所から続くに出て、 続く小径を進んでいきます。
松林の斜面を斜めに進んで前方にが見えてくると、その手前を左へ曲がっていきます。 幅の広いが設置されていますが、ほとんど地面に埋まって短い草も生えていて、分かり難くなっています。 防護柵のすぐ脇まで近づいて降っていくと、防護柵曲がっていきます。 階段がとても分かり難いのですが、柵に沿って右へ曲がって続いています。 少し先で防護柵は更に右へ曲がって遠退いていきますが、分かり難い階段を確認しながらそのまま降っていきます。 松林の端まで来るとラベンダー園が見えてきます。
ラベンダーパーク多可
草の背丈も伸びて更に分かり難くなる階段を辿りながら曲がっていきます。 枝なども落ちていて道がまったく分からなくなりますが、の斜面を横切るように進んでいきます。 僅かな登り坂になると、左右に通るに出ます。 右の先には防護柵の扉が見えていますが、降っていきます。 植林地の縁を降っていくと、ラベンダーパーク多可ラベンダー園を巡る散策路に出ます。 登山口から7分ほどで降りて来られました。 脇にはこれまでと同様の「大井戸山ふれあいの森」のがあって、「」の図も載っています。 傍には「ふれあい広場へ約220m」の標識も立っていて、今来た道を指しています。
轟地区
右へ続くを進んでいくと、すぐに左へ曲がっていきます。 少し降った所を更に曲がっていきます。 左右に通る散策路に出て、角に立つが指す右の外周通りを進んでいきます。 加工体験館などの建物の裏を降っていくとに出ます。 料金所の脇から金網柵を過ぎての傍を進んでいくと、車を止めておいた第2駐車場に出ます。 登山口から13分ほどで到着しました。