概 要 |
奥吉原城址は京丹後市峰山町にある戦国時代の山城です。
本丸のあった山頂からは丹後の山並みを見渡せる眺めが広がります。
小西地区からの登山道が整備されて歩き易くなっています。
今回は禅定寺を起終点として、「直登コース」を登って「ゆっくりコース」を降るルートを歩きます。
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起 点 |
京丹後市峰山町 小西地区
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終 点 |
京丹後市峰山町 小西地区
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小西地区…コース分岐…奥吉原城址…林道…コース分岐…小西地区…(禅定寺)
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所要時間 |
0時間40分
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歩いて... |
「直登コース」は擬木の階段が続く道ですが、所々に標識が取り付けられて分かり易くなっていました。
「ゆっくりコース」にも木の階段が続きますが、林道に降り立ってからは楽な道になります。
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関連メモ |
今のところ、関連メモはありません。
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小西地区
京丹後市峰山町を通る府道17号の京都銀行峰山支店がある交差点から西南西へ続く道路を進んでいきます。
少し南へ曲がり、小西川に架かる田町口橋の手前から西南西へ分かれる道路に入っていくと、
小西地区と西山地区とのがあります。
角には「小西」「西山」を指すが立っていて、
袂にある石碑には「左 小西道」「右 西山道」となっています。
左の道を進んでを過ぎていくと、
金網柵で囲まれたの先に禅定寺があります。
その前に車数台分の広さの駐車スペースがあるので、ここに車を止めさせて頂きました。
脇には「奥吉原城址登山路のご案内」と出したが立っています。
今回はこの案内図に載っている直登コースから奥吉原城址・本丸へ登ってゆっくりコースを降るルートを歩きます。
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コース分岐
禅定寺の先に続くを軽く登っていきます。
右前方へ登っていく道を分けて少し左へ曲がるとがあります。
角には「奥吉原城址 ←登山路入口」のが立っていて、左の道を指しています。
標識に従って左の道を進んでいくと、小西川にが掛かっています。
小橋を渡って未舗装の林道を進み始めると、すぐの所に左の植林地へ入っていく山道があります。
入口には最初に見掛けたのと同様の「奥吉原城址登山路のご案内」と題したが立っています。
ここが直登コースとゆっくりコースの分岐になります。
山頂までの所要時間はそれぞれ15分・30分となっていますが、今回は直登コースを進んでいきます。
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数段の擬木の階段を登って植林地へ入っていきます。
山際まで進むと明瞭なが現れます。
左から右へ曲がりながら進んでいくと、浅いを登るようになります。
程なくしてが現れます。
階段を登り始めると、「奥吉原城址 本丸へ」のを過ぎていきます。
ほぼ真っ直ぐ続く階段を登っていくと切通があります。
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切通を過ぎて階段が終わるとになります。
左から登ってくるを合わせていきます。
少し右へ曲がりながら進んでいくとになります。
再び現れるを登っていきます。
階段を登り切ると、緩やかな尾根になります。
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緩やかな尾根を進んでいくとがあります。
前後はなだらかになっていて、案内図にある曲輪跡のようです。
段差を登ると、右前方へとが続いていて、
その先には「奥吉原城址 本丸へ」の標識が取り付けられています。
右側から回り込むように登って緩やかな尾根の背に出ると、すぐ先に堀切があります。
正面の樹木には「奥吉原城址 東側堀切」のが取り付けられています。
左右に通る溝の先で、道が尾根の左右へ分かれています。
も明瞭で歩けそうな様子ですが、
標識が指しているを進んでいきます。
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少し左へ曲がりながら登っていくと、すぐに緩やかでに出ます。
ここも曲輪跡でしょうか。
正面に見えている短いを登っていきます。
階段が終わって緩やかになると、脇の樹木に「奥吉原城址 この上本丸」のが取り付けられています。
標識を過ぎていくと曲がって、擬木の階段混じりの尾根を登っていきます。
右へ曲がりながら登っていくとに出ます。
少し登って尾根の右肩を進んでいくと、短い擬木の階段を登った所に防護扉があります。
扉は固定されておらず、少し持ち上げてずらすと簡単に開けられます。
ゲートを開けたら必ず閉めて下さい
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奥吉原城址 (標高175m)
防護扉を過ぎると、なだらかなに着きます。
右前方へ続く尾根を進んでいくと、があります。
明瞭な道はありませんが適当な所からひと登りすると、切り株が幾つもあってベンチも設置されたになっています。
「基U-2」のがあるので、地形図に載っている175m峰になるようです。
「」も設置されていて、ここが奥吉原城の本丸址になるようです。
コース分岐から12分ほど、駐車スペースから15分ほどで登って来られました。
振り返ると、山並みを見渡せる眺めが広がります。
案内図では「標高173m」となっていて地形図の「175m」と一致しませんが、理由はよく分かりません。
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展望を楽しんだら、本丸址の左側の一段低い所に続くを進んでいきます。
降り傾斜が増し始めるとがありますが、
先ほどと同様の構造なので簡単に開けられます。
小刻みに曲がって降っていくと、
鞍部になったがあります。
丸太の柵のような所を過ぎて軽く登るとまた堀切があって、二重の構造になっています。
ゲートを開けたら必ず閉めて下さい
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林道
右の樹木の脇からを降っていきます。
傾斜が増してくると、を降るようになります。
「奥吉原城跡 危険!ゆっくり下ろう」の標識を過ぎて、右・左と曲がりながら続く階段を降っていきます。
緩やかになってくる階段を降っていくと、谷筋のへ入っていきます。
「水源かん養保安林」の黄色い標識を過ぎて少し右へ曲がって降っていくと、斜めに通る未舗装の林道に降り立ちます。
山頂から7分ほどで降りて来られました。
出口には、これまでと同様の「奥吉原城址登山路のご案内」と題したが立っています。
案内板によると、今降って来た道は城坂道というようです。
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振り返っての入口を確認してから、
右前方へ続くを降っていきます。
傾斜が少し増してきた所を降っていくとが現れます。
竹林が終わる辺りまで来ると、向こう側を向いた石仏があります。
よく読めませんでしたが「左…」「右…」と刻まれていて、道標の役目を果たしていたようです。
案内図に載っている道祖神でしょうか。
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コース分岐
石仏を過ぎたすぐの所から右へ登っていくがあります。
林道は正面へ続いていますが、右の道のすぐ先に石祠が見えるので、ちょいと立ち寄っていきました。
標識などは見掛けませんが、案内図に載っているでしょうか。
林道に戻って、すぐ傍を流れるようになったに沿って進んでいきます。
小橋を見送って小さなを過ぎていくと、
川がしている所があります。
合流した先の小さな堰堤を過ぎて緩やかになった林道を進んでいくと、直登コースとの分岐に着きます。
林道に降り立った所から7分ほどで着きました。
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小西地区
小西川に架かるを渡っていきます。
左右に通るに出て右折していきます。
左から降ってくる道を合わせて少し曲がっていきます。
石垣の傍を進んでいくと、車を止めておいた駐車スペースに着きます。
林道に降り立った所から9分ほど、山頂から16分ほどで降りて来られました。
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禅定寺
家路につく前に、傍にあるを訪ねていきました。
石段を登った所には「小西山」の扁額が掛かる仁王門があって、
右には、左にはの仁王像が立っています。
仁王門をくぐると、正面に本堂がありました。
右には鐘楼があり、左には石仏や石碑などがありました。
お寺の謂われなどを記したものは見掛けませんでしたが、
案内板によると臨済宗天龍寺派で、丹後ちりめん始祖祈願の寺とのことです。
(所要時間に含めず)
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