徳羅山
概 要 徳羅山は京丹後市久美浜町にある標高316mの山です。 山頂は樹木に囲まれていて展望は良くありませんが、途中の尾根からは山並みを見渡せる眺めが広がります。 今回は麓の衆良神社から尾根に出て山頂へ向かいます。 下山は尾根を引き返し、途中から大雲寺三十三ヶ所観音巡りの巡拝道に入って大雲寺へ降っていきます。
起 点 京丹後市久美浜町 須田地区
終 点 京丹後市久美浜町 須田地区
須田地区…衆良神社…登山口…稲荷神社…展望地…尾根の肩…尾根の肩…小峰…鞍部…徳羅山…鞍部…小峰…尾根の肩…尾根の肩…展望地…大雲寺…須田地区
所要時間 2時間50分
歩いて... 山道の所々に倒木が道を塞いでいましたが、要所に桃テープが取り付けられていて、総じて広めで分かり易い道が続いていました。 登り時にはあまり気になりませんが、尾根が分岐している所もあるので、 降り時にあらぬ方角へ行かないように、登る時に自分なりの目印を付けておくのが良いように思えました。
関連メモ 大雲寺観音巡り
コース紹介
須田地区
京丹後市久美浜町を通る国道312号の友重交差点から府道706号を南下していきます。 須田バス停がある市場口交差点まで来ると右側に駐車スペースがあるので、ここに車を止めさせて頂きました。
脇には「」と題した案内図があって、 今回登る徳羅山が載っています。
案内図には、「川上四つの峰」として高龍寺ヶ岳・法沢山・徳羅山・青地ヶ岳の名前が載っていますが、 廃校になった川上小学校の校歌の一節「四つの峰に囲まれて」が意味する山の名前のようです。
情報によると、徳羅山は「得良山」とも表記するようですが、ここでは案内図に載っている「徳羅山」を採用しておきます。
右には道が二つありますが、右側のに入って、 すぐにあるを直進していきます。 左へ道を分けて、民家が見られるようになった所にあるを直進していきます。 山際を進むようになると、赤い「ホース格納箱」が取り付けられた建物の先から左前方へ分かれていく坂道があります。
このまま府道703号を進んでいくとがあって、 があります。 絵地図には今回登る山が「徳良山」として載っています。 公園の先にはがあります。
古代の丘公園  平成19年から公園として整備を始め、現在は竪穴式住居と高床式倉庫を備えた伯耆谷の拠点施設になっています。 平成24年には古代の小川も完成しています。
湯船坂2号墳  昭和56年に発掘調査され、金銅装環頭太刀を始め多数の副葬品が出土しました。 古墳は、横穴式石室を有し、良好な形で現存しています。
衆良神社  垂仁天皇ゆかりの式内社で川上磨須が祀られていると伝えられ、またその名前から須田の地名の起こりと言われています。
衆良神社
左の坂道に入ると、「衆良神社」と刻まれたの先に石灯籠と鳥居があります。 お地蔵さんなどを眺めながら、に続く概ね舗装された道を進んでいきます。 少し登り坂になった道を左へ曲がりながら進んでいくとがあります。 右側の道は地形図に実線で載っている道で、少し先で行き止まりのようです。 左にある石段を登ってをくぐると衆良神社があります。 手水舎などを過ぎて石段を登っていくと拝殿と本殿があります。 由緒などを記したものは見かけませんでした。
登山口
本殿から一段低い所まで引き返すと、石灯籠の脇から始まる山道があります。 標識類は見かけませんが、ここが徳羅山へのになります。 落葉が積もっていたり、が生えていたりして歩き難いですが、 少し右へ曲がりながら尾根の背まで登っていくと、歩き易いが尾根の右肩に現れます。
右下にを眺めながら登っていきます。 に出て、下草の生えていない尾根を登っていきます。 高みが近づいて登り傾斜が増してくると、が垂らされています。 高みの手前で右へ曲がって登っていくと、左右に通る尾根に出ます。 登山口から5分ほどの所になります。 左には先ほどの(*)がありますが、 右に続く緩やかになったを進んでいきます。
*高みの手前から右へ降っていく小径があります。 途中のが広がる所を過ぎて防護網をくぐっていくとがあります。 趣のある門を出て少し先を右へ曲がり、を折れ曲がりながら降っていきます。 民家の脇に出て坂道を降っていくと、最初の鳥居へ向かっていったに出られます。
(ルート図に緑色で表示)
広い尾根を進んでいくと登り坂になります。 坂を登り切ると、朽ち果てそうな木製のが立っていて、ベンチも設置されていました。 祠でもあるのかと辺りを見回してみますが、それらしいものは見かけませんでした。 右からはが登って来ていて、歩けそうな様子でした。 道なりに少し曲がって、緩やかになった尾根を防護柵沿いに進んでいきます。 軽く登るようになると分岐があります。 登山口から7分ほどの所になります。 左側すぐの所には「第二十二番」のが佇んでいて、その先へと道が降っています。 この尾根は麓にある大雲寺を取り巻く大雲寺三十三ヶ所観音巡りの巡拝道になっています。 左へ進んでいくと大雲寺へ降りられますが、防護柵沿いに続くを進んでいきます。
稲荷神社
防護柵沿いに進んでいくと、左側に「第二十一番」のが佇んでいて、その下に建物が見えます。 その先に佇む「第二十番」の石仏の所から10mほど降りていくと、小広い所に朱塗りの神社がありました。 登山口から10分ほどの所になります。 扁額などは見かけませんが稲荷神社というようです。 格子戸から中を窺ってみると、白木の社が三つ納められていて、白い稲荷像も置かれていました。
社殿の右側から降っていくがありますが、 大雲寺の傍から登ってくる参道のようです。 少し降った所を左へ曲がって、谷筋に降りていきます。 右へ曲がって、浅い谷筋に続く少しを降っていきます。 鉄パイプのが現れて、木の階段を降っていきます。 「稲荷大明神」の扁額が掲げられた朱塗りのをくぐると、大雲寺へ続く舗装路に降り立ちます。 (ルート図に緑色で表示)
に戻って、防護柵に沿って進んでいきます。 少し降り坂になると正面が開けてきて、これから向かうが見えてきます。 「第十七番」の石仏の先の浅いを過ぎると登り坂になります。 点々と佇む石仏を眺めながらを登っていきます。 僅かな高みを過ぎて軽く降っていくと、緩やかになった所に防護扉があります。 稲荷神社から4分ほどの所になります。 上下に渡された鉄パイプを外して通過していきます。
防護扉を過ぎるとになります。 尾根の肩に着くと、「第十二番」のが佇んでいて、ベンチも設置されていました。 稲荷神社から5分半ほどの所になります。 少し樹木が邪魔をして雲も広がっていましたが、山並みを見渡せました。
展望地
緩やかになったを進んでいきます。 「第十一番」と「第十番」の石仏を過ぎて、次第にが増してくる尾根を登っていきます。 傾斜が緩やかになると尾根の肩に着きます。 稲荷神社から8分ほど、登山口から19分ほどの所になります。 脇には「第九番」の石仏が佇み、ベンチも設置されていました。 先ほどよりも開けていて、眺めが広がる展望地になっています。
ここは大雲寺三十三ヶ所観音巡りの巡拝道の最高地点で、巡拝道は左へ延びる小尾根へ続いていますが、 ここで巡拝道と分かれて、石仏の背後に続くを進んでいきます。
尾根の肩
少し起伏のあるを進んでいくと、 尾根の背を外れてを登るようになります。 程なくして見えてくる尾根の背に向かって、を登っていきます。 傾斜が緩やかになってくると、標高120mほどの尾根の肩に出ます。 歩き易そうな尾根が左へ続いていて、登って来た道よりも明瞭なので、下山時に間違わないよう、自分なりの目印を付けていきました。
右へ続く広くて緩やかなを進んでいきます。 左に広がるを眺めながら進んでいきます。 高みが近づいてくると登り坂になります。 所々に取り付けられているを確認しながら進んでいきます。 この桃テープは徳羅山の山頂まで適度な間隔で取り付けられていて、ルートを示しているようでした。 傾斜が増してくると、途切れながら続くに沿って登るようになります。 ロープが終わった先へ登っていくと、なだらかになった尾根に着きます。 展望地から6分ほどの所になります。 標識などは見かけませんが、地形図によると、標高140mほどの東西に延びる尾根の東端になるようです。
正面にを眺めながら軽く降っていきます。 緩やかになった尾根を進んでいくと、道を塞ぐが見られるようになりますが、何とか通過していきます。 になった尾根を進んでいきます。 傾斜が緩やかになって僅かな高みに着くと、この先は降り坂になります。 地形図によると、標高140mほどの東西に延びる尾根の西端になるようです。 正面には目指すが聳えていて、 左側にはが広がっていました。
尾根の肩
正面にを眺めながら尾根を降っていきます。 緩やかになったを進んでいきます。 程なくして傾斜が増してくるを登っていきます。 緩やかになってくると尾根の肩に着きます。 地形図によると、標高130mほどの所になるようです。
右側にを眺めながら、尾根を軽く降っていきます。 左からの巻き道を合わせていくとになります。 尾根の少しから登っていきます。 U字形にを少し右へ曲がりながら登っていくと、緩やかな尾根になります。 地形図によると、標高150mほどの南北に延びる尾根の北端になるようです。 ここで少し左へ曲がっていきます。
少し右へ曲がりながら続く緩やかなを進んでいきます。 左にを眺めながら進んでいきます。 正面にを眺めながら進んでいくと、少し降り坂になります。 標高150mほどの南北に延びる尾根の南端になるようです。
小峰
になった尾根を進んでいきます。 左に広がるを眺めながら進んでいくと、次第に(*)になります。 傾斜が増した尾根を登っていくと小峰に着きます。 展望地から20分ほどの所になります。 地形図によると、標高150mほどの高みになるようです。 には小広くなった所があります。 その先へ降る尾根には桃テープが取り付けられていて、紛らわしくなっています。 下山時に間違わないよう、自分なりの目印を付けていきました。
*後日に確認したところ、赤い標柱の所から右へ巻き道が分かれていて、この先の鞍部まで続いています。
鞍部
僅かな降り坂になったを右へ進んでいきます。 左側の樹木が減ってに出ると、を見渡せるようになります。 降り傾斜が増してくると、小さな鞍部に降り立ちます。 展望地から23分ほどの所になります。 左からは(*1)が合流してきます。 東側の麓から登ってくるのかと気になる道ではあります。 右にも僅かな踏み跡(*2)があります。 下山時には左の道を降ってしまうことが必至のように思えたので、ここでも自分なりの目印を付けていきました。
*1 後日に左の明瞭な道を歩きました。 赤土で滑りやすい尾根を14分ほど降っていくと、が分岐している所に降り立ちます。 何箇所か分岐している林道を5分ほど進んでを過ぎると、 広がる田んぼの先にある集落に出ます。(ルート図に緑色で表示)
…後日に改めて歩いたところ、松の幼木が密生して藪漕ぎ状態になっていました。
*2 後日に確認したところ、右の踏み跡は手前の小峰巻き道になっています。
正面に続く道を進み始めると、すぐに曲がっていきます。 尾根の左斜面を登るようになると、太いを抱えるように乗り越えて通過していきます。 左側に広がるを眺めながら登っていきます。 少し右へ曲がりながら登っていくと、なだらかで小広い所に出ます。 その右側に続く少しを登っていきます。
右・左・右と曲がりながらを登っていきます。 次第にが広がってきます。 左へ曲がって更に登っていくと、左側が開けてきます。
山並みを眺めながら進み始めると、かなりのが道を塞いでいました。 少し脇を歩いたりしながら何とか通過していきました。 正面の樹間から徳羅山が見えてくるとが現れますが、役目を終えたのか、ほとんど用を成していない状態でした。 正面に徳羅山を眺めながら、歩き易くなったを進んでいきます。 山並みを眺めながら進んでいくと、道が分岐しています。 鞍部から11分ほどの所になります。 も歩けそうな様子ですが、 桃テープが取り付けられている正面の尾根を登っていきます。
次第にに続くようになる道を登っていきます。 少し右へ曲がりながら登っていくと、馬の背のようになったに出ます。 登り傾斜が増してくると分岐があります。 鞍部から14分ほどの所になります。 も歩きやすそうな様子ですが、 ロープが張られているを登っていきます。
ロープに沿ってを登っていきます。 切れながら続くを登っていきます。 傾斜が少し緩んできた尾根を登っていくと、左から登ってくる道が合流してきます。 確かめた訳ではありませんが、手前で分かれてきた道のように思えました。
左の道に出て登り始めると、またが張られています。 程なくしてロープが終わると、に続く道を登るようになります。 道なりに右・左と曲がって、を登っていきます。 を眺めたりしながら登っていくと、次第に尾根が広がってきます。
広い斜面のようになってくるを、少し曲がりながら登っていきます。 次第に何処を歩けば良いのか分かり難くなってきますが、 所々に取り付けられているを辿りながら登っていきます。 山頂が近づいてくると少し曲がって、斜面を横切るように登っていきます。 植林地になった広い尾根に出て、左へ曲がっていきます。 下山時には曲がり角が分かり難くそうだったので、自分なりの目印を付けながら登っていきました。
徳羅山 (標高316m)
植林地のを登っていきます。 植林が密な所へ登っていくと、緩やかで広めの高みに着きます。 ここが地形図に載っている316m峰徳羅山の山頂になるようです。 鞍部から31分ほど、登山口から1時間16分ほどで登って来られました。 山頂には樹木が茂っていて、展望は良くありません。 標識や石標のようなものはないかと探してみますが、それらしい物は見かけませんでした。 人工的に削ったようなのようなものはあるので、 以前には何かがあった所のように思えました。
山頂の様子を確認したところで、登って来たを引き返していきます。 付けておいた目印を確認して右へ曲がり、を横切るように降っていきます。 尾根の背に出て、少し尾根のを歩いたりしながら降っていきます。 所々に取り付けられた桃テープを辿りながら降っていくと、が現れます。 ロープが途切れた尾根を降っていくと、道は尾根の背から右へ外れていきます。 山頂から10分ほど降った所になります。 登り時に道が合流していた所になります。
に入っていきます。 降り坂になると、再びが現れます。 ロープに沿って、を降っていきます。 ロープが途切れる所まで来ると、右から来る道に降り立ちます。 山頂から13分ほど降った所になります。 登り時に道が分岐していた所になります。
のようになった尾根を進んでいきます。 僅かな高みのを巻くように降っていくと、 右から道がしてきます。 登り時に道が分岐していた所になります。 役目を終えたが続くようになった尾根を快適に降っていくと、 右側が開けて山並みが広がってきます。
緩やかなを快適に進んでいきます。 程なくして、尾根のを進むようになります。 登り時にあったを通過して、尾根の右肩を更に降っていきます。 樹木が低くなってくると、山並みが広がってきます。
鞍部
左・右・左と何度か曲がりながらを降っていきます。 少しを降るようになると、 なだらかでに出ます。 道なりに左へ曲がって、尾根のを降っていきます。 右側に広がるを眺めながら降っていきます。 太いを抱えるように乗り越えて通過していくと、分岐になった鞍部に着きます。 山頂から25分ほどで降りて来られました。 右へ続く明瞭な道が気になりながらも、取り付けておいた目印を確認して、正面の尾根を登っていきます。
小峰
急なを登っていきます。 傾斜が緩やかになってに出ると、を見渡せるようになります。 僅かな登り坂になった尾根を進んでいくと小峰に着きます。 には桃テープが取り付けられていて紛らわしいのですが、 登って来た時に取り付けておいた目印を確認して、にある道を降っていきます。
斜面を少し降って緩やかな尾根を進んでいくと、軽いになります。 南北に延びる標高150mほどのへ登っていくと、道は尾根の背を外れて右肩に続いています。 登り時にはどちらを歩いたのか朧気ですが、右肩に続く道を進んでいきます。 少し左へ曲がるようにして進んでいくと、すぐにに出ます。 右に広がるを眺めながら、緩やかな尾根を進んでいきます。 南北に延びる標高150mほどの尾根の北端まで来ると、少しU字形に窪んだ所を降るようになります。
尾根の肩
尾根の右肩に続く少しU字形にを降っていきます。 程なくしてに出て、緩やかな尾根を進んでいきます。 軽い登り坂になってくると、標高130mほどの尾根の肩に着きます。 道は尾根の背から外れて右肩に続いています。 登り時にはどちらを歩いたのか朧気ですが、ここでも右肩の道を降っていきました。
斜面を横切るように少し左へ曲がりながら降っていくと、程なくしてに出ます。 緩やかになったを進んでいきます。 次第に登り坂になってくる尾根を進んでいくと、 東西に延びる標高140mほどのに着きます。 振り返ると、が良く見えました。 軽く降っていくと緩やかなになります。 道を塞ぐを通過して登っていくと、東西に延びる標高140mほどの尾根の東端に着きます。
尾根の肩
降り坂になった尾根を進んでいくと、途切れながらが続くようになります。 ロープ場が終わると、広くて緩やかなになります。 右に広がるを眺めながら進んでいきます。 軽く登るようになると、標高120mほどの尾根の肩に着きます。 明瞭で歩き易い道が正面へ続いていますが、 登り時に取り付けておいた目印を確認して、左前方へ分かれていくに入っていきます。
展望地
左斜面に続くを降っていきます。 少し右へ曲がりながら降っていくとに出ます。 少し起伏のある尾根を進んでいくと、「第九番」の石仏が佇む展望地に出ます。 鞍部から23分ほどで着きました。 大雲寺三十三ヶ所観音巡りの巡拝道の最高地点になっている所です。 広がるを眺めながらひと息入れていきました。 巡拝道はここから右の尾根と左の尾根に続いていますが、 今回は元来たを降っていきます。
後日に、右の尾根に続く巡拝道を歩きました。 道はを小刻みに曲がりながら続いています。 「第七番」の石仏を過ぎていくと緩やかな尾根になります。 「第五番」の石仏を過ぎていくと、登り時にあったのと同様のがあります。 二股に分かれる尾根の左側を降っていくとに出ます。 神社から右へ降る道は下の方で不明瞭になります。 神社を回り込むように左へ曲がって降っていくと、へ続く舗装路の曲がり角に出ます。 お寺へ向かって少し進んだ所に「第一番」のが佇んでいます。 そこが大雲寺三十三ヶ所観音巡りの巡拝道の起点になるようです。 (ルート図に緑色で表示)
後日に、右の尾根に続く巡拝道を改めて歩きました。(「大雲寺観音巡り」を参照)
少し傾斜が急なを降っていきます。 傾斜が緩やかになってくると、「第十番」と「第十一番」のを過ぎていきます。 緩やかになった尾根を進んでいくと、「第十二番」の石仏が佇んでベンチも設置されているに出ます。 広がる山並みを眺めてから、左前方へ続くを少し曲がりながら降っていきます。 緩やかになると防護扉があります。 来た時と同様に、上下に渡された鉄パイプを外して通過していきます。
左側に防護柵が続くようになった尾根を軽く登っていきます。 「第十三番」の石仏が佇む僅かなを過ぎていきます。 点々と佇む石仏を眺めながら尾根を降っていくと浅いに着きます。 「第十七番」の石仏を過ぎて軽く登っていくと、への道が右へ分かれていきます。 右の道を見送っていくと、道が二手に分かれています。 展望地から9分ほどの所になります。 元来た道は左へ曲がっていく防護柵沿いに続いていますが、正面に続く巡拝道を進んでいきます。
すぐの所に佇む「第二十二番」の石仏を過ぎて、道なりに曲がりながら降っていきます。 歩き易いを降っていきます。 「第二十三番」の石仏を過ぎていくと、僅かにが広がりました。 点々と石仏が佇むを降っていきます。 「第二十八番」の石仏の所まで来ると、道は右へ曲がっていきます。
引き続き、点々と佇むを確認しながら降っていきます。 「第三十二番」のの所まで来ると、その手前から右へ曲がって、 を降っていきます。 岩盤が剥き出した所もありますが、階段状に切れ込みが入れてあって歩き易くなっています。 正面が明るくなってくると、大雲寺へ続く舗装路の曲がり角に降り立ちます。 登山道と分かれて8分ほど、徳羅山の山頂から1時間7分ほどで降りて来られました。 脇には「第三十三番」のが佇んでいました。 ここが大雲寺三十三ヶ所観音巡りの巡拝道の終点になるようです。
右側のすぐ先には「稲荷大明神」の扁額が掛かる朱塗りの鳥居があって、尾根にあった稲荷神社まで道が続いています。
大雲寺
を左へ降っていきます。 墓地を過ぎていくと、右へ登っていく石段の上に朱塗りのがあります。 総門をくぐって坂道を進み、その先のを登っていきます。 「天龍山」の扁額が掲げられた門をくぐると大雲寺の境内に着きます。 謂われなどを記したものは見かけませんでしたが、臨済宗南禅寺派のお寺で、本尊は観世音菩薩とのことです。 境内には建物が身を寄せ合うように建っていて、少し窮屈な様子でした。
須田地区
大雲寺からを引き返してきます。 総門を出て、正面にあるの右側の短い石段を降り、その先に続く路地を降っていきます。 民家の間に続く路地を進んでいくと、左右に通るに出ます。 角には「天龍山大雲寺」のや赤い帽子を被った石仏などがあります。 左折して、集落の中に続く道路を進んでいきます。 須田公民館の前を過ぎて府道706号に出ると、車を止めておいた市場口交差点がすぐの所にあります。