犬ヶ岬
概 要 犬ヶ岬は京丹後市丹後町にある岬です。 傍を通る国道178号にある犬ヶ岬園地から岬の東側を経て先端まで遊歩道が続いています。 岬の先端には小さな休憩舎があり、傍には切り立った小島が浮かんでいます。 東側の海には丹後松島や経ヶ岬などを見渡せる眺めが広がります。
起 点 京丹後市丹後町 此代地区
終 点 京丹後市丹後町 此代地区
此代地区…遊歩道入口…休憩舎…遊歩道入口…此代地区
所要時間 0時間50分
歩いて... 遊歩道はしっかりとしていて傾斜が急な所はなく、歩き易くなっていました。 犬ヶ岬の先端付近は岩場を歩きますが、切り立った海側には擬木の手摺りが設置されて安全になっていました。
関連メモ 犬ヶ岬
コース紹介
此代地区
京丹後市網野町から国道178号を北東へ進んでいきます。 筆石地区を過ぎて犬ヶ崎トンネルを抜けた所に犬ヶ岬園地があります。 駐車場があるので、ここに車を止めました。 脇には「丹後半島 犬ヶ岬」と刻まれたや「一里塚」があります。 「丹後天橋立大江山国定公園」や「丹後松島」と題した案内板もあります。 道路沿いに展望デッキがあって、案内板にあるを眺められます。 奥の方には丹後半島の最北端にある経ヶ岬も見えました。 トイレの隣にはがあって、 丹後松島などの海岸線を眺められます。
丹後天橋立大江山国定公園 丹後半島 犬ヶ岬
京都府丹後町
一里塚
宮津より57km
平成3年8月竣工
丹後天橋立大江山国定公園
丹後半島海岸地区  丹後天橋立大江山国定公園は丹後半島の「海岸と美しい海」、半島中央の「高原と多様な自然」、 大江山を中心とした「連峰と雄大な景観」が見られます。 丹後半島海岸地区は日本海に面し、砂丘や奇岩、砂州、島、岬など、さまざまな海岸景観が見られます。 また、浦島伝説や日本三景の天橋立、伊根の舟屋など歴史・文化景観も多様です。
世屋高原地区  世屋高原地区は丹後半島のほぼ中央に位置し、標高500m〜600mの稜線が連なる高原です。 この地区は、近畿でも有数のブナ・ミズナラ等の落葉広葉樹林や希少な動植物、渓流、湿原、 山頂から真下に海を見下ろす半島ならではの眺望景観があり、 棚田などの文化景観を含み、さまざまな自然風景を見ることが出来ます。
大江山連峰地区  大江山連峰地区は丹後半島の南に位置し、標高600m〜800mの稜線が東西に連なっている連山地形です。 連山の山頂からは360度の視界が広がるパノラマ景観や、稜線からの山間景観、鬼嶽稲荷神社から見る雲海など、 さまざまな自然風景を見ることができます。
環境省、京都府
丹後松島
犬ヶ岬の東から経ヶ岬方向に見る、島々と砂浜の作り出す肝がん線の眺めは、 日本三景のひとつ「松島」に似ているため、「丹後松島」と呼ばれています。 この景色をよく見ると、南側の山すそ付近から海に浮かぶ島まで、ひとつの平坦面を構成していることが確認できます。 これはかつて海面下でつくられた平坦面が、断層等により隆起し、現在の高さとなったものです。 その後長い年月をかけて、海水等による侵食を受け、現在のような景観になりました。
京丹後市観光協会
遊歩道入口
国道178号を方向へ引き返していきます。 トンネルの傍まで来ると、が右へ分かれていきます。 車止めの先に続く擬木の柵が設置された小径へ入っていくと、 トンネルには「犬ヶ岬遊歩道入口」の看板が取り付けられていて、右前方へ続く道を指しています。 ここから犬ヶ岬の先端まで続く遊歩道を歩いていきます。
海で遊ぶ皆さんへ
「まき餌釣り」は禁止されています。
アワビ・サザエ・ワカメ・ウニ等をとることは禁止されています。
「潜水器・水中銃」を使用して水産動植物をとることは禁止されています。 [上記に違反すると法令により罰せられます]
資源保護のためとれたマダイの稚魚等は海へ返しましょう。
くわしく知りたい方は最寄りの漁業協同組合か下記機関へお尋ねください。
京都府、舞鶴会場保安部、網野警察署、丹後町
経ヶ岬へ続くを眺めなたりしがら、 僅かな降り基調で続くを進んでいきます。 所々の樹木には、名前を記した小札が取り付けられています。 擬木の柵がなくなった道を進んでいくと、 右側の樹木が減ったに出ます。 などを眺めながら進んでいきます。 降り傾斜が少し増してくると、道端に「スダジイ」の小札が取り付けられた大木があります。 遊歩道入口から3分ほどの所になります。
・ゴミのポイ捨てはやめましょう
・植物をたいせつにしましょう
(全国まちづくり)
少し左へ曲がりながら進んでいくと、再びに出ます。 右側に広がるを眺めながら進んでいきます。 再びが設置されるようになると、 中ほどがされた道になります。 未舗装になった道を擬木の柵に沿って更に進んでいくと、「モチノキ」の小札が取り付けられた大木があります。 遊歩道入口から8分ほどの所になります。
擬木の柵がなくなったを軽く降っていきます。 磯に打ち寄せるを右下に眺めながら進んでいきます。 正面が明るくなってくると、踏み跡が右前方へ降っていきます。 遊歩道入口から11分ほどの所になります。 遊歩道は正面に続いていますが、右の踏み跡が気になったので歩いてみました。
踏み跡を降っていくと、すぐに岩場に出ます。 少し先へ出てみると、をしている人を見かけました。 目の前には荒波が打ち寄せる海が広がっていました。
往復3分ほどでから引き返してきて、 擬木の柵が設置されたを進んでいきます。 左へ曲がりながら進んで、ポツンと生えたの所まで来ると、 左側の斜面には、が安置された石積みの祠があります。 石仏を過ぎて擬木の柵が終わる所まで来ると、少しくたびれた注意書きのが立っていました。 遊歩道入口から15分ほどの所になります。
波の高いときは岩場まで波があがります。 注意して下さい。
看板を過ぎていくと、岩場に続くされた遊歩道になります。 岩壁から水が流れ落ちるを過ぎていくと、尖った岩が先の方に見えてきます。
休憩舎
磯に打ち寄せるを眺めながら進んでいきます。 左上の切り立ったを見上げながら進んでいくと、 またが現れます。 石段を登って軽く降っていくと、犬ヶ岬の先端部にある休憩舎に着きます。 遊歩道入口から20分ほどで着きました。
急峻な岩壁になっているので、こちら側からは251m峰へ登れませんが、国道178号の南側から登ることができます。 (「犬ヶ岬」を参照)
に屋根や壁はなく、冬の寒風が通り抜けていきます。 右下の岩場を覗いてみるとが設置されています。 休憩舎の手前から下へ降りていくと、がよく見えました。 柵のギリギリの所まで出てみると陸続きではなく、地形図に載っている「こやま」という島のようです。 右側には冬の日本海が広がっていました。
方面の海岸線もよく見えました。
を引き返していきます。 石段を降って、コンクリート舗装されたを進んでいきます。 岩壁から水が流れ落ちる水場を過ぎていくと、経ヶ岬へ続くが見えてきます。 未舗装になった道を進んでいくと、少しくたびれた注意書きの看板が立っています。
が設置された道を進んでいくと、樹木が生えるようになります。 左下の岩場から登ってくる踏み跡を合わせて、僅かな登り坂になったを進んでいきます。 「モチノキ」の小札が取り付けられたを過ぎていきます。 明るい所に出て、再びに沿って進むようになると、中ほどがコンクリート舗装された道になります。 左側に広がる丹後松島などの海岸線を眺めながら、僅かな起伏がある歩き易い遊歩道を進んでいきます。
擬木の柵がなくなって未舗装になると、再びに出ます。 樹木が茂る所を過ぎて再び樹木が少なくなると、の建物が見えてきます。 園地の近くにある「お食事・喫茶」のレスト斯城も見えます。 左に広がるを眺めながら進んでいきます。 再び樹木が茂るようになると、「スダジイ」の小札が取り付けられた大木を過ぎていきます。
此代地区
緩やかになったを進んでいきます。 を左に眺めながら進んでいきます。 国道178号が見えてくると、が現れます。 犬ヶ崎トンネルの傍の「犬ヶ岬遊歩道入口」まで来て曲がっていくと国道178号に出ます。 国道を左へ進んでいくと、車を止めておいた犬ヶ岬園地が道路向かいにあります。 休憩舎から19分ほどで到着しました。
昼時になったので、近くにあるで昼食をしようと向かいました。 「元気おばちゃんの店」ということで雰囲気が良さそうでしたが、残念ながら「12月〜4月までは冬休み」の看板が出ていました。