経ヶ岬
概 要 経ヶ岬は丹後半島の最北端にある岬です。 先端にある経ヶ岬灯台まで散策路が続いていて、灯台からは日本海を見渡せる眺めが広がります。 近畿自然歩道「丹後半島最北端 経ヶ岬灯台のみち」になっている遊歩道も通っています。 今回は西側から北側にかけて続く遊歩道を中心に歩きます。
起 点 京丹後市丹後町 袖志地区
終 点 京丹後市丹後町 袖志地区
袖志地区…休憩所…経ヶ岬灯台…袖志園地…袖志地区
所要時間 2時間10分
歩いて... 遊歩道には「通行止」の看板が出ていましたが、 路面に土石が散乱している所もあるものの、それほど危険な様子ではありませんでした。 近畿自然歩道の道標が要所に立っていますが、文字が消えて読めないものもありました。 灯台からは若狭湾に浮かぶ冠島や沓島が見えましたが、その奥にあるはずの久須夜ヶ岳のある半島は霞んでいました。
関連メモ 経ヶ岬
コース紹介
袖志地区
豊岡の市街地から国道178号を北東へ進み、京丹後市の久美浜町・網野町を過ぎて丹後町へ入っていきます。 犬ヶ崎トンネルを抜けて袖志海水浴場の傍を過ぎていくと、経ヶ岬バス停があります。 その脇が駐車スペースになっているので、ここに車を止めました。
経ヶ岬バス停の左側から北へ向かって、車道と遊歩道が分かれています。 車道へ入った脇に近畿自然歩道「」の案内板があります。 の解説文も載っていました。 角には近畿自然歩道の道標が立っていて、車道と遊歩道を指す板がありますが、文字は消えていて読めませんでした。 車道は袖志園地にある駐車場へ続いていますが、 左側のを降っていきます。
案内図には経ヶ岬バス停の傍にレストハウスが描かれていますが、 廃業したようで、この時には建物はなくなって更地になっていました。
近畿自然歩道 丹後半島最北端 経ヶ岬灯台のみち
経ヶ岬灯台  京都府の最北端にあり京都百景に選ばれた経ヶ岬灯台は、明治31年12月25日(1898年)に初点灯された。 レンズは、最高級の第1等レンズを使用している全国6灯台の一つである。 昭和61年には映画「新・喜びも悲しみも幾年月」にも登場し、一躍全国の注目を集めた。 また、よく晴れた日には越前加賀の山々【白山など】が望見できる。
経ヶ岬バス停〜経ヶ岬灯台:1.4km
正面に尖ったを眺めながら、舗装された遊歩道を降っていきます。 のようなものが沢山置かれた所の脇を過ぎていくと、 「通行止」のが立っていました。 理由は示されておらず、前後は荒れた様子もありません。 向こうからバイクに乗った人もやってくるので、行ける所まで行ってみようと思って進んでいきました。 大きく左から右へ曲がりながら降っていくと、201m峰やその手前の海岸線が見えてきます。
更に左・右・左と曲がりながら降っていくとに出ます。 小川に架かるを渡っていくと、海岸沿いを進むようになります。 左に広がる日本海を眺めながら進んでいきました。
まで進んでいくと登り傾斜が増してきます。 坂道を登っていくと、左へ曲がる手前から右の斜面を登っていくがあります。 何処へ続いているのか気になりますが、左へ曲がっていく遊歩道を登っていきました。 左に広がるを眺めながら、かなり傾斜が急な遊歩道を登っていきます。 傾斜が少し緩やかになった道を右へ曲がっていくと分岐があります。 駐車スペースから15分ほどの所になります。 角には近畿自然歩道のが立っていて、 正面へ登っていく道は「経ヶ岬灯台0.7km」、今来た道は「経ヶ岬バス停0.7km」となっています。 左前方の緩やかな道を指す板もありますが、文字はほとんど消えていました。 角度を変えながら眺めていると「休憩所0.6km」と書かれているようでした。 どちらを進もうかと暫し考えた末、左の道を進むことにしました。
未舗装になった緩やかなを進んでいきます。 道は狭いながらも明瞭に続いています。 所々の樹間から丹後松島から犬ヶ岬へと続くを眺めながら進んでいきます。 僅かなもある遊歩道を進んでいきます。 道には落葉が積もっていますが、特に危険な所は見かけませんでした。 分岐から6分ほど進んでいくとが現れます。 石段を降って緩やかになった道を進んでいくと、左側の樹木が低くなってが広がる所があります。
参考までに、来る時に通った犬ヶ崎トンネルを出た所の犬ヶ岬園地にある「丹後松島」の解説板の内容を載せておきます。
丹後松島
犬ヶ岬の東から経ヶ岬方向に見る、島々と砂浜の作り出す海岸線の眺めは、 日本三景のひとつ「松島」に似ているため、「丹後松島」と呼ばれています。 この景色をよく見ると、南側の山すそ付近から海に浮かぶ島まで、ひとつの平坦面を構成していることが確認できます。 これはかつて海面下でつくられた平坦面が、断層等により隆起し、現在の高さとなったものです。 その後長い年月をかけて、海水等による浸食を受け、現在のような景観になりました。
京丹後市観光協会
少し曲がって降り坂になると、 上面がコンクリートで固められたを降るようになります。 石段を降っていくと正面から左にかけてきて、日本海を見渡せるようになります。
休憩所
道に転がる岩の辺りまで来ると、下の方にが見えてきます。 へ向かって降っていきます。 建物の傍まで降っていくと、手前から右へ登っていくが分かれていきます。 石段を見送ったすぐの所にがあります。 正面へ降っていくと海岸の岩場に出られますが、左へ曲がったすぐの所にコンクリート製の建物があります。 標識類は見かけませんが、これが道標にあった休憩所になるようです。 道標が立っていた分岐から14分ほどで着きました。 の中にはベンチが据え付けられています。 目の前に広がる日本海を眺めながらひと息入れていきました。
手前のまで引き返して左へ続く小径を降っていくと、 すぐに海岸の傍のに出ます。 道がはっきりしなくなったので辺りを見回していると、右の方にが見えました。 そこへと小径が続いているようなので進んでいきました。 小さな入り江にかかるコンクリート製のを渡っていくと、 その先の岩場を登った所で小径は消えていました。
後日に再訪してみると、小橋を渡って軽く登っていくと、左側に穴が二つ空いた岩があります。 標識類は見掛けませんが、情報によると「」というようです。 自然にできた穴なのでしょうが、言われてみると「どくろ」に見えなくもありません。 小橋はこの岩を訪ねるために架けられているのでしょうか。
往復9分ほどでまで引き返してきて、 そのすぐ先から左へ分かれていくを登っていきます。 上面がコンクリートで固められたが続きます。 道なりに右へ曲がっていくと、先ほどのが右下に見えてきます。 枯れススキの斜面に斜めに続く石段を登っていきます。
石段が一旦途切れて傾斜がを過ぎると、擬木の手摺りが設置された石段を登るようになります。 手前には「経ヶ岬遊歩道」のが立っていました。 倒木の手前を曲がって石段を更に登っていきます。 岩の脇を過ぎていくと緩やかになります。
傾斜が増して石段が現れると、曲がっていきます。 土留め柵も設置されたを更に登っていきます。 の下を過ぎていくと、広い道の曲がり角に出ます。 休憩所から12分ほどで登って来られました。 右前方から登って来て左前方へ曲がっていくこの広い道は、道標が立っていた最初の分岐から分かれてきた道になります。 手前には近畿自然歩道のが立っていて、 右前方へ降っていく道は「経ヶ岬バス停1.2km」となっています。 左前方へ登っていく道を指す板の文字はほとんど消えていて判読できませんでした。 また「経ヶ岬遊歩道937米」の標識も立っていました。 ここは経ヶ岬灯台へ向かって左前方の道を登ってきます。
落石注意
この付近は、落石が発生することがありますので充分注意してください。
丹後町
コンクリート舗装されたを登っていきます。 道なりに曲がっていきます。 左の樹木が少なくなった所まで来るとを眺められました。 犬ヶ岬の左奥にある特徴的な姿の山は依遅ヶ尾山でしょうか。 道なりに曲がって登っていきます。 次の左への曲がり角まで来ると、未舗装の道が分かれている分岐になっています。 手前には近畿自然歩道の道標が立っていますが、文字は消えていて判読出来ませんでした。 正面に分かれていく道の入口にもが立っていて、 左へ曲がっていく舗装路は「経ヶ岬燈台」、正面の未舗装路は「山頂展望台」、今来た道は「海岸」となっています。 ここは経ヶ岬灯台へ向かって左へ曲がっていきます。
ゴミのポイ捨てはやめましょう!
ゴミは自分で持ち帰りましょう。
丹後町
経ヶ岬灯台
コンクリート舗装されたを真っ直ぐ登っていきます。 程なくしてが見えてきます。 柵の手前まで来ると近畿自然歩道の道標が立っていますが、ここでも文字は消えていて判読出来ませんでした。 右には「灯台案内板」や「灯台を見学される方へ」と題した案内板が設置されています。 閂状の棒をズラして扉を開けて中へ入っていくと、経ヶ岬灯台の一段高い所に出ます。 休憩所から18分ほどで到着しました。 右側にはブロック製のが並び、も立っています。
灯台案内板
1.灯台の概要
経ヶ岬燈台は、明治31年12月25日に建設、初点灯をして以来経まで、日本海を行き交う船舶の安全を守り続けてきました。 また、明治のロマンを残す白亜の灯台は、京都百景にも選ばれ、丹後半島を代表する景勝地として、訪れる人々を魅了してきました。 そして、丹後町のシンボルでもあり、昭和61年には、映画「新、喜びも悲しみも幾年月」にも登場し、一躍全国の注目を集めました。 この灯台のレンズを回転させる機械は、水銀槽式回転機械と呼ばれるもので、 1893年フランスの技師、プール・デーユ氏が重いレンズを円滑に回転させるために発明したもので、 当時、画期的な夏名として、世界中から注目され、パリで開催された万国博覧会に展示されたものを、そのまま購入して、 経ヶ岬灯台に設置したものです。 それから、90有余年、永遠の光を日本海に投げかけています。
2.施設及び業務
経ヶ岬灯台は、海抜140mに位地し、構内には灯台の他に、レーダー搭載船に信号を送るレーマークビーコンと、船舶気象通報観測所が設置されており、 付近を航行する船舶に対し航行安全のお手伝いをしています。 船舶気象通報観測所では、経ヶ岬の気象状況を自動観測し、越前岬燈台に併設してある放送所を経て放送し、海難防止に努めています。 諸施設は、完全自動化され、現在、丹後航路標識事務所が巡回管理によって運用しています。
灯台の項目
所在地 京都府竹野郡丹後町袖志字経ヶ岬
北緯 35-46-26.49 東経 135-13-34.21
構造 円形 石造り
塗色
灯質 群閃白光 毎12秒を隔て8秒間に3閃光
光度 770.000カンデラ
光達距離 29.5浬
高さ 地上上から頂部 12.42メートル
水面上から灯火 148.00メートル
地上から灯火 9.00メートル
光源 照葉電源 100V1kW 予備発動電動機付
レンズ 1等
灯器 水銀槽電動回転式
初点年月日 明治31年12月25日
レーマークビーコンの項目
開局年月日 昭和56年5月21日
周波数 9375MHz(9340〜9410MHz)
9435MHz(9400〜9470MHz)
空中線電力 1.2W
電波の形式 QON
発射時間 常時
有効範囲 全度 半径約40km
灯台を見学される方へ
経ヶ岬灯台は船舶を守る重要な施設ですので、灯台へ行かれる方は次の事項を遵守し、整理員の指示に必ず従ってください。
1. 灯台業務に支障のない場合、毎日午前9時から午後5時まで構内を参観することができます。
2. 建物、工作物の内部は、立入禁止とします。
3. 灯台には、便所及び給水施設がありません。
4. 灯台までの道路や灯台構内は、危険な箇所がありますので充分注意してください。 尚、灯台への道路(旧道、遊歩道)は、オートバイ、車などの乗り入れは一切禁止します。 又、万一事故が発生しても、その責任は負いかねます。
5. 構内での飲酒、食事、落書き、投石、商行為等をしないでください。
6. 構内及び道路(遊歩道含む)付近に、空缶、空瓶などゴミは捨てないで持ち帰りください。
7. 灯台構内は禁煙です。 又、公園内についても、防火の為タバコの後始末には、充分注意してください。
舞鶴会場保安部、丹後町
左側の「経ヶ岬燈台」の解説板の脇から階段を降りていくと、灯台の周囲を一周できます。 左側にはがありました。 正面には日本海を一望できる眺めが広がっていました。 右の沖にはがふたつ浮かんでいますが、 方角からすると、左側が沓島(小島)、右側が冠島(大島)のようです。 その奥には久須夜ヶ岳のある半島があるようですが、霞んでいてほとんど見えませんでした。 何枚も写真を撮りながら眺めを楽しんでいきました。
経ヶ岬燈台 〜日本初の水銀槽式回転機械〜
近畿地方最北の地に位置するこの灯台は、明治政府による富国強兵に伴う海運助成政策の一環として、 明治31年(1898年)12月25日に設置されました。 この灯台及び付属施設は、140メートル下の海岸で切り出した角閃石安山岩を加工、運搬して、 約2年余りの歳月をかけ苦難の末に完成しました。 また、近畿地方では唯一の第一等フレネル式レンズを使用し、レンズの回転をスムーズにするため、 フランス人考案の水銀槽式回転機械を輸入使用した第一号の灯台でもあります。
位置 北緯35度46分38秒 東経135度13分24秒
光り方 群閃白光 毎20秒に3閃光
光の強さ 28.0万カンデラ
光の届く距離 22.0海里(約40.7キロメートル)
高さ 地上から灯台頂部 約12メートル 水面から灯火 約148メートル
管理事務所 舞鶴会場保安部
海上保安庁、燈光会、日本財団
近代化産業遺産
平成20年度 経済産業省
レーダー式沿岸波浪計
この施設は、波浪を観察するための施設です。 許可なく施設へ侵入又は、いたずら、損壊した場合は、気象業務法又は関連する法律により罰せられます。
京都地方気象台
「経ヶ岬灯台」の看板が設置されたから出ていきます。 文字が消えて判読できない近畿自然歩道の道標を過ぎて、擬木の手摺りが設置されたを降っていきます。 左に広がってくるを航行する船を眺めたりしながら進んでいくと、 向こう側を向いた「頭上注意」の標識を過ぎて擬木の階段を登り始めた所に分岐があります。 経ヶ岬灯台から2分半ほどの所になります。 角には近畿自然歩道の道標が立っていて、正面の道は「駐車場0.3km」、今来た道は「経ヶ岬灯台0.1km」となっています。 正面の道は袖志園地へ続いていますが、 道標には何も示されていない戻るようにして続く道を登っていきます。
(正面の道は「経ヶ岬」を参照)
土留め柵が設置されたを登っていきます。 少し左へ曲がりながら登って尾根に着くと分岐があります。 脇にはコンクリート製のがあります。 道標類は見かけません。 を登っていく道は観察小屋山頂展望台へと続いていますが、 トラロープが張られているを降っていきます。
(左の道は「経ヶ岬」を参照)
土石が散乱するを降っていきます。 道なりに右へ曲がって降っていきます。 左へ曲がっていくと、がありました。 金具も取り付けられていますが、以前には扉のようなものだったのでしょうか。 その先を右へ曲がって、が散乱する道を降っていくと、 経ヶ岬灯台へ向かっていった舗装路の曲がり角に出ます。 経ヶ岬灯台から11分ほどの所になります。 道標「海岸」が指す元来た道を降っていきます。
コンクリート舗装された広い道を道なりに曲がって降っていきます。 が見える所を過ぎて、道なりに曲がっていきます。 左へ曲がる所まで来ると、休憩所から登り着いた所に戻ってきます。 道標「経ヶ岬バス停1.2km」に従って、左へ曲がっていく広い舗装路を降っていきます。
コンクリート舗装されたを緩やかに降っていきます。 右側が開けてくると、丹後松島から犬ヶ岬にかけてのが眺められる所があります。 道なりに曲がって降っていきます。 少し先を左へ曲がっていくと未舗装路になります。
少し降って、道なりに曲がっていきます。 曲がり角には「ゴミのポイ捨てはやめましょう」と「落石注意」のが倒れていました。 すぐの所にあるの先を道なりに左へ曲がっていきます。
ゴミのポイ捨てはやめましょう!
ゴミは自分で持ち帰りましょう。
丹後町
落石注意
この付近は、落石が発生することがありますので充分注意してください。
丹後町
斜面を横切るように続くを淡々と降っていきます。 右側の樹木が減って正面に山並みが見えてくると、白いが現れます。 再び見えてくる丹後松島から犬ヶ岬にかけてのを眺めながら降っていくと、 休憩所へ向かう道との分岐に着きます。 経ヶ岬灯台から28分ほどの所になります。 道標「経ヶ岬バス停0.7km」に従って、舗装路になった正面の道を降っていきます。
右に広がる犬ヶ岬へ続くを眺めながら進んでいくと、降り傾斜が増してきます。 最初に通ってきたを右下に眺めながら降っていきます。 道なりに曲がっていくと、左へ登っていく擬木の階段があります。 先ほどの分岐から3分ほどの所になります。 最初に来た時に見かけていた階段です。 このまま舗装路を進んでいくと駐車スペースに着きますが、左の道が気になったので歩いてみることにしました。
土留め柵や鉄パイプの手摺りが設置されたを登っていきます。 左・右と曲がって登っていくと緩やかな道になります。 振り返ると、先ほど来のが見えました。 土留め柵や擬木の手摺りが設置された間隔の広いを登っていくと、 次第に谷筋の左斜面を進むようになります。
舗装路から4分ほど登っていくと、道は曲がっていきます。 右・左と曲がりながら、引き続き土留め柵と擬木の手摺りが設置されたを登っていきます。 次第に谷筋からを登るようになります。 舗装路から8分ほど登っていくと、少し広くなった所がありました。 椅子代わりなのか、40cmほどの大きさの石が幾つかありました。
袖志園地
を過ぎて、曲がりながら斜面に続く木の階段を更に登っていきます。 の脇を曲がりながら登っていきます。 向こう側を向いた「通行止」のを過ぎていくと、袖志園地にある広い駐車場の端に出ます。 舗装路から12分ほどで登って来られました。 出た所にはトイレが設置されています。 脇にはが立っていて、 左へ登っていく道は「山頂展望台」「経ヶ岬灯台0.4km」「山頂展望所0.4km」となっています。
(左の道は「経ヶ岬」を参照)
正面にある山は241m峰になるようで、この駐車場は山頂展望所がある201m峰との間にある鞍部に位置しているようです。 右側には「袖志園地」と題したがあります。 今回歩いた道も載っていますが、「通行禁止」と書かれていました。 左側には「経ヶ岬」と題した案内板があって、の写真が載っていました。 先の方にあるの脇には「左に灯台が見えます」という看板があり、 そこから振り返ると、の頭部が少し見えました。
経ヶ岬
経ヶ岬は丹後半島の先端に突き出した近畿最北端の岬です。 この岬の海岸には、規則的な縦の割れ目をもち、何本もの柱が積み重なった様に見える岩石が露出しています。 この割れ目は噴出した熱い溶岩が冷え固まるときにできた柱状節理と呼ばれる割れ目です。 この柱状節理のようすが、いくつもの経巻を立ち並べたように見えることから、「経ヶ岬」の名前がついたと言われています。 経ヶ岬には海抜140mの位置に灯台があり、ここから見る景色は「京都百選」に選ばれています。
【山陰海岸ジオパーク】
「ジオパーク」とは、長い年月をかけて育まれた大地の歴史や恵みを見て、学び、味わい、楽しむことができる”大地の公園”です。 「山陰海岸ジオパーク」は、京丹後市から鳥取市にまたがる広大なエリアを有し、 日本海形成から現在に至るまでの多様な地質・地形と、多彩な自然を背景にした人々の暮らしや歴史・文化を体感することができるジオパークとして、 資源の重要性と保全活用等の地域活動が評価され、平成22年に世界ジオパークネットワークに加盟認定されました。
京丹後市観光協会
駐車場にあるトイレの右側から続く広いを降っていきます。 4分ほど降っていくと、右側にが少し見えてきます。 広いを過ぎて降っていきます。 のようなものが沢山置かれた所を過ぎていきます。 に転じた車道を進んでいくと、 最初に歩いていった海岸線が見えてきます。
袖志地区
左へ曲がりながら登っていくと、右への曲がり角に、のようなものが沢山置かれた所があります。 最初に海岸へ降っていく時に見かけた所のようです。 右からと曲がりながら登っていきます。 近畿自然歩道「丹後半島最北端 経ヶ岬灯台のみち」の案内板を過ぎて国道178号に出ると、 車を止めておいた駐車スペースが道路向かいにあります。 袖志園地から17分ほどで到着しました。