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金谷地区
京丹後市久美浜町を通る国道312号の友重交差点から府道706号を南下していきます。
久美浜須田郵便局の先の十字路を過ぎていくと、少し曲がった四叉路があります。
そこから東へ曲がって正面に鳥居を眺めながら進んでいくと三嶋田神社があります。
その前の道路の幅が広がって駐車スペースになっているので、ここに車を止めさせて頂きました。
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三嶋田神社から南へ進み始めると、すぐの所にがあります。
角には地蔵堂が建っていて、中には「三嶋田神社石仏」と題した解説板が掲げられていました。
三嶋田神社石仏
ここに奉祀されている石仏は、三嶋田神社の東方「神宮の森」にあった、三嶋田神社別当神宮寺に祭られていたものである。
(別当神宮寺とは、神仏習合思想に基づき、神社に付属して建てられた寺で、祭祀や管理を司っていた)
神宮寺廃絶後、石仏は三嶋田神社境内に移転安置されていたが、明治初年の神仏引き分けにより、
神社境外に覆屋を建て、再び移転された。
その後、昭和四十四年に行われた土地基盤整備事業により現位置に安置され、現在に至っている。
中央の大きな石仏三体は、釈迦如来を中心に左が地蔵菩薩、右が聖観世音菩薩である。
釈迦如来の背部には「神宮寺六十六部供養、永享十二年庚申(1440)六月十九日」と記銘されている。
また、聖観世音菩薩の背部には「千部経供養施主 源 貞總」の記銘が残る。
この三体の石仏は、三嶋田神社の祭神の本地仏で、宝永三年に建てられた同神社の旧鳥居に刻まれている梵字、
バク(釈迦)、サ(観音)、カ(地蔵)とも一致する。
(本地仏とは、日本古来の神に姿を変えて衆生救済をされる仏のことをいう。
これは仏が万物の根源である、という考えに基づいており、中世においては、主の神社では本地仏が定められていた)
地蔵菩薩の左は、庚申塔で、日輪月輪の下に「天の邪鬼」を踏みつけた三眼六臂の青面金剛が刻まれている。
その左側の小祠は、基盤整備の際、小字イカシマ三五七番地付近より現地に移転されたもので、
内部に五輪塔の水輪と六地蔵の刻まれた石幢の龕部が祭られている。
この六地蔵は神宮寺地蔵菩薩と伝承されており、当初祭られていた位置が神宮寺の跡とも推察される。
聖観世音菩薩の右側には石祠を有する板碑がある。
この板碑には、地蔵菩薩が彫られており、別名を麦飯地蔵と呼ばれている。
古来より麦飯の嫌いな者がこの地蔵尊を信仰すれば、麦飯が好きになり、体も丈夫になると伝えられている。
また、この地蔵尊は昔、狐に化かされた侍が刀で切りつけて二つになった、という話も伝えられている。
地蔵尊の年代は、ここに祭られている石仏中、最古とものと伝えられるが不明である。
因みにこの唐破風造りの石祀は後から造られたものと考えられ、
側面には「宝暦二年(1752)七ヶ村氏子中」と刻まれている。
その右側には宝筐印塔がある。
これは宝珠相輪が掛けているものの「中心飾付格座間」を刻み、室町時代に造られたと伝えられる。
その右側の大師像は明治時代初期に前述の覆屋を建てた際に合祀されたと思われる。
最後に一番右側にある四体の地蔵尊は、現在地より北へ二百米の場所、
通称チシャの木(小字古戸308番地の東南隅付近)にあったものである。
これも基盤整備により、現在地に移転安置されたもので、
その際、当初祭られていた地点から多数の灯明皿が出土したことが知られている。
この他に現在、神社の前を通る道が古代の街道であったことが判っており、
石仏の存在、由緒等と合わせて歴史考察の上で大変貴重な資料となっている。
久美浜町教育委員会、金谷区
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並んだビニールハウスと神社の間の道を進んでいきます。
田畑が広がる所に出てを右折し、その先の川上谷川に架かるどじょう橋を渡っていきます。
作業小屋まで来て、分かれていく道に入っていきます。
すぐの所にあるの左の道を進んで山際までいくと防護柵が設置されています。
扉は鎖付きのフックで止められているだけなので、簡単に通過できます。
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墓地の前にある左右に通る未舗装路に出て、進んでいきます。
防護柵が設置された道を進んでいくと、山際にが二体佇んでいます。
墓地へのを左に分けていくと分岐があります。
左へ登っていく道は見送って、正面の道を進んでいきます。
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四叉路
谷筋のへ渡っていく道を分けていきます。
石積みやコンクリート補強されたを進んでいきます。
沢を横切る手前から左へ分かれていく道を見送っていくと、
すぐに右から道がしてきます。
その道を合わせていくと、道が三方に分かれる四叉路に出ます。
駐車スペースから17分ほどの所になります。
標識類は見かけませんが、真ん中の急な林道を登っていきます。
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少し右へ曲がって、を登っていきます。
一旦に出ますが、すぐに傾斜が急になります。
路面がかなり深く抉れている所もあって、車での通行は難しそうでした。
が次第に低くなって明るくなった林道を登っていきます。
右側の樹木越しにが見えてきます。
お椀を伏せたような形の小山が目立ちますが、方角からすると、
316m峰の東600m辺りにある標高140mほどの高みでしょうか。
少し左へ曲がって登っていくと、左の尾根が途切れた所に出ます。
四叉路から8分ほどの所になります。
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道なりに少し曲がりながら登っていくと、先ほどよりも山並みが見やすくなります。
少し傾斜が緩やかになった所から振り返ると、や三嶋田神社の森も見えました。
少し左へ曲がって、再び傾斜が増してきた林道を登っていきます。
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登山口
左の尾根が低くなった所を道なりに少し曲がっていきます。
右前方にを眺めながら林道を登っていきます。
少し曲がって傾斜が緩やかになると、
左の尾根に登っていく踏み跡が現れます。
標識類は見かけませんが、ここが青地岳への登山口になります。
四叉路から15分ほどの所になります。
緩やかになった林道は、この先へ150mほど進んだ所の谷筋で行き止まりになっています。
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を登っていくと、程なくしてを進むようになります。
再びに出て登っていきます。
道にはも少しありますが、夏草は茂っておらず藪漕ぎの必要もないのは助かります。
倒木を過ぎていくと抉れた所がありますが、樹木が生えていた跡でしょうか。
登山口から7分ほどの所になります。
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やに山並みを眺めながらを登っていきます。
少し頭を出すの左側を登っていくと尾根の背に出ます。
ここで尾根の背にも踏み跡があるのを見落として、何も考えずに尾根の右斜面に続く明瞭な道を進んでいきました。
登山口から10分ほどの所になります。
右の道はこの先で不明瞭になります。
下山時には左の尾根の背を降ってきました。
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を跨いだりしながら、尾根の右斜面に続く道を登っていきます。
道のすぐ傍に生えるの袂を過ぎていくと、少し降り坂になります。
道に倒れかかった樹木の下をくぐっていくと、に出た所で道が不明瞭になりました。
道を間違えたようだと気付いて左の尾根に登ろうとしますが、どこから登れば良いのかよく分かりません。
仕方がないので、倒れかかった樹木の手前まで引き返してきて、登れそうな所を探してを登っていきました。
この時には先ほどの尾根の背に続く踏み跡には気づいていなかったので、そこまで引き返す考えは浮かびませんでした。
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かなり傾斜のあるを、木などに掴まりながら登っていきます。
の下を過ぎたりしながら登っていくと尾根の背に出ました。
歩き易くなったを登っていくと、
下の付近から幹が分かれた大きな樹木がありました。
登山口から19分ほどの所になります。
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左の樹間から方面を眺めながら、尾根の背を登っていきます。
少し傾斜がもありますが、すぐにが増してきます。
倒木を越えて、正面に見えるへ向かって登っていきます。
息を弾ませながら登っていくと、尾根の肩のような僅かな高みに着きます。
登山口から26分ほどの所になります。
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僅かなになった尾根を進んでいくと、すぐにになります。
汗を滲ませながら尾根を登っていくと、方面が見える所がありました。
少し右へ曲がりながら登っていくと、緩やかな支尾根に着きます。
登山口から32分ほどの所になります。
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を軽く登っていきます。
少し左へ曲がると、僅かなになります。
すぐにになる尾根を進んでいくと、
左の浅い谷筋から広めの道が並行するように登ってきます。
登山口から36分ほどの所になります。
この先の尾根の背は歩き難そうな様子だったので、
左のに降りて登っていくことにしました。
この広めの道は何処から登ってくるのか気になりましたが、
地形図に載っている北側にある谷筋から分かれて南へ続く破線の道でしょうか。
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少し窪んだを登っていきます。
少し右へ曲がっていくと、先ほどのに出ます。
少し左へ曲がって、尾根の背のを登っていきます。
程なくして、緩やかなに出ます。
すぐに傾斜が増してきて、少し窪んだ道を登っていきます。
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緩やかで歩き易くなったを進んでいきます。
傾斜が増してくると、尾根のを登るようになります。
少し右へ曲がって、広くなったを登っていきます。
道なりに曲がって登っていくと、
標高390mほどの緩やかに伸びる支尾根に着きます。
登山口から49分ほどの所になります。
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ひと息入れてから、右へ続く少しを登っていきます。
左にを眺めながら登っていきます。
僅かなまで来ると、
その左肩に続く道には樹木が茂って歩き難くなっていました。
茂っているのは数mほどの区間ですが、通り抜けられそうにもないので、右の高みを通っていきました。
少し茂る樹木を掻き分けて何とか高みに出ると、樹木に邪魔されながらも山並みが見えました。
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僅かな高みのを経てきた道に降りていきます。
僅かに降って、緩やかになったを進んでいきます。
右側の樹間から僅かにを眺めながら、
少し登り坂になったり緩やかになったりする尾根を進んでいきます。
少しを進んでいくと尾根の背に出ます。
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小峰
左側にを眺めながら進んでいきます。
僅かに降ったりしながら進んでいくとになります。
程なくして見えてくるへ向かって登っていきます。
息を弾ませながら登っていくと、松の木が生える小峰に着きます。
地形図によると、青地岳の北200m辺りにある標高420mほどの高みになるようです。
登山口から1時間2分ほどの所になります。
手前の樹木に邪魔されながらも、左側には山並みを見渡せる眺めが広がっていました。
もよく見えました。
景色を眺めながらひと息入れていきました。
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小峰では尾根が二手に分かれていますが、へ続く尾根を降っていきます。
一旦緩やかになってまた傾斜が増してくる尾根を降っていくと僅かなに着きます。
左側の樹間からを眺めながら、
へ向かって登っていきます。
少し曲がりながら斜面を登っていくと、緩やかになった尾根に着きます。
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な尾根を進んでいくと、再び登り坂になります。
近づいてくるへ向かって登っていきます。
高みに着いて、ここが青地岳かと思って三角点を探しますが見当たりません。
どうやら山頂ではないようなので、先へ続く軽い降り坂の尾根を進んでいきます。
この 高みから府道671号にある 峠へ降りていけます。
(「 青地岳」を参照)
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青地岳 (標高445.7m)
すぐに緩やかになるを進んでいきます。
樹間から僅かに山並みを眺めながらになった尾根を進んでいくと、小広くなった山頂に着きます。
中ほどには「市野々」がありました。
ここが地形図に載っている445.7m峰の青地岳になるようです。
展望が広がる小峰から10分ほど、登山口から1時間14分ほどで登って来られました。
周りには樹木が茂っていてはよくありません。
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ひと息入れてから、を引き返していきます。
軽く降ってから僅かに登っていくとになります。
右側の樹間から僅かにを眺めながら進んでいきます。
軽く登っていくと、山頂と間違えた高みに着きます。
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小峰
少し降って緩やかになった尾根を進んでいくと、尾根の背から少し曲がって降っていきます。
緩やかになって僅かな鞍部に着くと、右側にが見えます。
になった尾根を進んでいきます。
一旦緩やかになって再び傾斜が増してくるを登っていくと、
眺めが広がる小峰に着きます。
青地岳から8分ほどで着きました。
広がるを再度眺めてから、
を降っていきます。
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傾斜が増した尾根を降っていくと、少しになってきます。
僅かにになったりする所もある尾根を降っていきます。
やがて、尾根のを進むようになります。
左側の樹間からを眺めながら、少し降ったり緩やかになったりする尾根を進んでいきます。
軽く登っていくと、樹木が茂る僅かな高みに着きます。
小峰から5分ほどの所になります。
来た時と同様に右肩に続く道は通れそうにもないので、僅かな高みを通っていきます。
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右にを眺めながら降っていきます。
少しを降っていきます。
曲がりながら続くを降っていきます。
樹間から方面を僅かに眺めながら降っていきます。
支尾根から外れて左へ曲がっていきます。
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道なりに右へ曲がって、広くなった左斜面を降っていきます。
傾斜が増した尾根のを降るようになると、
方面が見えてきます。
左から右へ曲がって尾根の背に出ると、緩やかで歩き易くなります。
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歩き易いを進んでいきます。
緩やかな尾根の背から外れて尾根の左肩を進むようになると、
降り傾斜が増した少しになります。
を跨いで、
右斜面に続く少し窪んだを降っていきます。
左の尾根が低くなった所に着きます。
小峰から18分ほどの所になります。
広めの道は少し右へ曲がりながら降っていきますが、登って来たルートを辿るべく、左の尾根に入っていきます。
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尾根の背に入って降っていくと、僅かなになります。
高みを過ぎて、緩やかになったを軽く降っていきます。
程なくして、尾根の背から外れて左へ曲がり、を降っていきます。
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キノコが沢山付いたを過ぎていきます。
方面を眺めながら降っていくと、
支尾根から外れて曲がって降っていきます。
尾根の背の僅かな鞍部に着いて、その先のを登り返していきます。
僅かな高みを越えて降り始めると、尾根が二手に分岐しています。
小峰から26分ほどの所になります。
登ってくる時には気付かなかった分岐で、どちらを降ったものか悩みましたが、ここは右の尾根を降っていきます。
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尾根を降っていくと、程なくしてになります。
緩やかになったを進んでいきます。
少し曲がって降っていくと、
下の付近から幹が分かれた見覚えのある大きな樹木を過ぎていきます。
小峰から31分ほどの所になります。
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登り時にも見かけたの下を過ぎていきます。
かなり傾斜のあるを降っていきます。
程なくして、左下に見えてくる明瞭な道に降り立ちました。
小峰から36分ほどの所になります。
『登り時にこんな道はあったかな』と思いながら、少し先にある頭を出したを降っていきました。
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樹間から山並みを眺めながら、歩き易くなったを降っていきます。
を抱えるように乗り越えていきます。
少し曲がりながら進んでいきます。
僅かにを降っていきます。
倒木の手前まで来ると、見覚えのある抉れた所がありました。
ここへ来て、登り時に歩いた道であることを確信しました。
登り時には、先ほどあった「下の付近から幹が分かれた大きな樹木」と「明瞭な道に降り立った所」との間へ、脇の斜面から登ったようでした。
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登山口
倒木を跨いで、緩やかになったを進んでいきます。
尾根の背の少しを降っていくと、
左下にが見えてきます。
に出て、
近づいてくる林道を眺めながら降っていくと林道に降り立ちます。
小峰から46分ほど、青地岳から55分ほどで降りて来られました。
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少し右へ曲がっていくを降っていきます。
左にを眺めながら降っていきます。
尾根が少し低くなった所を道なりに曲がっていきます。
右へ曲がって更に降っていくと、や三嶋田神社の森などが見えてきます。
尾根が途切れた所を左へ曲がりながら降っていきます。
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四叉路
お椀を伏せたような形のなどを眺めながら林道を降っていきます。
傾斜が増してきたを降っていきます。
一旦に出ますが、すぐに降り傾斜が急になります。
少し左へ曲がりながら急な林道を降っていくと、左右から林道が合流する四叉路に降り立ちます。
登山口から12分ほどで降りて来られました。
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すぐの所の左にが架かっています。
元来た道は正面へ続いていますが、少しでも違う道を歩こうと思って、左の道に入っていきます。
沢を渡っていくと、すぐに田畑が広がるに出ます。
防護柵が設置された山際に続く道を進んでいくと、谷筋のへ渡っていく道を分けていきます。
防護柵に沿って更に進んでいくと扉がありますが、この時には開け放たれていました。
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三嶋田神社
舗装路になった道を降っていくとがあります。
左右どちらの道でも良いのですが、右の道を進んでいきました。
すぐにある分岐を左へ進んでいくと、の建つ道路に出ます。
右折していくと、川上谷川にが架かっています。
橋を渡った先の十字路を左折していくと、の森が近づいてきます。
植え込みのから境内へ入っていきました。
由緒を記したものは見かけませんでしたが、情報によると祭神は大山祇命とのことです。
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金谷地区
二つあるから道路に出ると、車を止めておいた駐車スペースが左側にあります。
四叉路から15分ほどで到着しました。
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