奇岩「立岩」と古代からの人々の営み 立岩周辺散策コース
白い砂浜に突然そびえたつ立岩や屏風を立てたような屏風岩。
鬼退治伝説や竹野神社・古墳など、立岩と丹後の歴史について学び、古代のロマンとジオパークの壮大な景観を体験しましょう。
【ジオコラム】立岩と屏風岩はずっと昔の火山の痕跡
立岩と屏風岩は地下をマグマが通った痕跡です。
立岩はキノコの傘のようにマグマが地層に入り込み固まったもの(岩床)、
屏風岩は大地の縦の割れ目に屏風状にマグマが入り込み固まったもの(岩脈)です。
日本海と海岸段丘が織りなす絶景一直線 立岩・経ヶ岬コース
海岸の地形が階段状に高くなっている海岸段丘が海岸線に沿って広く続き、
立岩・屏風岩・丹後松島など特異な岩石や、段丘の地形をうまく人々の暮らしに活かした棚田とが、
見事に調和した美しい海岸風景が広がります。
海からは日本海の荒波により形成された犬ヶ岬・経ヶ岬のダイナミックな岩壁や、
青の美しさが特に際立つ青の洞門などが、遊覧船等により楽しめます。
(山陰海岸ジオパーク推進協議会)
奇岩「立岩」と古代からの人々の営み 立岩周辺散策コース
丹後には多くの伝承があります。
安山岩の巨大な岩石「立岩」には、第31代用明天皇の第3皇子麿子(まろこ)親王がこの地の鬼退治をされた時、
一夜のうちに天から振ってきた、この大岩に鬼を封じ込めたという伝説があります。
今でも風が強く、波の高い夜などは鬼たちの号泣する声が聞こえるといわれています。
道の駅てんきてんき丹後
京都府最北の道の駅です。
駅名「道の駅てんきてんき丹後」は、この地域に古くから伝わる伝統芸能「竹野のてんきてんき」に由来しています。
日曜日には地域住民による日曜市も開催されます。
(出典:山陰海岸ジオパークのホームページより抜粋)