概 要 |
仏ノ尾は香美町と新温泉町の境に聳える標高1227mの山です。
今回は林道大照線と林道仏ノ尾線を通って登山口まで行き、そこから仏ノ尾へ登るルートを往復します。
尾根や山頂からの眺めはそれほど良くありませんが、山並みを眺めることができます。
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起 点 |
香美町小代区 鍛冶屋地区
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終 点 |
香美町小代区 鍛冶屋地区
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鍛冶屋地区…仏ノ尾登山口…小峰…尾根の肩…仏ノ尾…尾根の肩…小峰…仏ノ尾登山口…鍛冶屋地区
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所要時間 |
3時間10分
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歩いて... |
登山道には桃テープや黄テープや小さな標識が取り付けられていてルートを示していました。
傾斜が急な所には木の階段もありますが、設置されてからかなり年月が経って朽ち果てていました。
山頂の手前では大きな倒木が道を塞いでいて、熊笹も茂って藪漕ぎ状態になりました。
下山時に道を間違えて、慌てて修正する場面もありました。
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関連メモ |
仏ノ尾
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鍛冶屋地区
香美町を通る国道9号の小代口交差点から国道482号を南下していきます。
小代区の石寺地区へ入ると、「みかた残酷マラソン全国大会」の看板の出るがあります。
そこから舗装されたへ入っていきます。
KDDIの電波塔「村岡西基地局」を過ぎていきます。
おじろスキー場まで来ると、眺めが開けてきます。
スキー場を横切って更に進んでいくと、林道がしている所に着きます。
脇には道が広がった駐車スペースがあります。
入口には「←仏の尾 ブナ林経由」のがあって、右の道を指しています。
右のに入っていくと、程なくして未舗装路になります。
部分的に舗装された所を2箇所過ぎていきます。
小代区の鍛冶屋地区へ入って3箇所目の舗装された坂道を登って右へ曲がると、
路肩が広がって車数台ほどを止められる駐車スペースがあったので、ここに車を止めました。
国道482号から分かれて1時間ほどで到着しました。
(林道大照線は全区間が舗装されています)
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仏ノ尾登山口
樹木越しにを眺めてから、
少し曲がりながら降っていくと、
すぐの所に「仏ノ尾登山口」のが立っていて、朽ち果てた木の階段が斜面に続いています。
今回はここから登っていきます。
斜面にはが二箇所に取り付けられています。
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朽ち果てた木の階段を登って植林地へ入っていきます。
右へ曲がって植林地から出ると、右側にが広がっていました。
になった尾根を登っていきます。
桃テープや黄テープが山頂まで点々と取り付けられていて、ルートを示していました。
かなり傾斜が急なので、笹や細木などに掴まりながら登っていきました。
樹木に取り付けられた「登山道」の小さなを過ぎると、傾斜が緩んだ所に着きました。
登山口から10分ほどの所になります。
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再び傾斜が増してきたを登っていきます。
傾斜が緩んだり急になったりするを、テープを確認しながら登っていきます。
左右の樹間から僅かにを眺めながら登っていくと、
再び傾斜が緩やかになった所に着きます。
登山口から20分ほどの所になります。
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小峰
歩き易くなったを登っていきます。
右の樹間からが見える所を過ぎていきます。
振り返って、僅かにを眺めたりしながら登っていくと、
緩やかになった小峰に着きます。
登山口から27分ほどの所になります。
地形図によると、標高1030mほどの高みの南東端になるようです。
緩やかな尾根が正面へ続いていますが、
樹木に取り付けられた「←仏ノ尾 ここ左へ」のに従って、
を降っていきます。
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尾根を降り始めると、すぐの所に「登山道」のがあります。
緩やかな鞍部に着いて、僅かなになった尾根を進んでいきます。
地形図に載っていると思われる僅かな高みの左肩を登っていきます。
四方に枝を伸ばしたを見上げたりしながら、緩やかな尾根を進んでいきます。
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再び傾斜が増してくるを登っていきます。
標高1020mほどの僅かな高みへ向かって、を登っていきます。
左側に頭を覗かせる山が見えてきますが、方角からするとでしょうか。
傾斜が緩やかになってくると、道の脇に「登山道」のがありました。
登山口から39分ほどの所になります。
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僅かなになった尾根を進んでいきます。
程なくしてになってくる尾根を進んでいきます。
イワカガミが青葉を茂らせた尾根を登っていくと、次第にが増してきます。
やがて尾根の背を外れて、右側に見えてくる尾根に向かって、少し右へ曲がっていきます。
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尾根の肩
程なくして左へ曲がって斜面を真っ直ぐ登るようになるとが増してくるので、周囲の笹などに掴まりながら登っていきました。
次第に緩やかになって右から登ってくると合流すると、
緩やかになった尾根の肩のような所に着きました。
登山口から55分ほどの所になります。
地形図によると、標高1080mほどの緩やかな尾根の北西端になるようです。
ここで道は左へ曲がって、へ向かって軽く降っていきます。
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緩やかになった尾根を進んでいくと、程なくしてになってきます。
傾斜が緩んだり急になったりする尾根を登っていきます。
振り返ると、が少し見えました。
少し右へ曲がりながら、を登っていきます。
傾斜が少し増してきた尾根を右へ曲がりながら更に登っていくと、次第に傾斜が緩んできます。
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次第に登り傾斜が増してくると、が生い茂るようになります。
を乗り越えたりしながら登っていくと、
が益々密に茂ってきました。
生い茂る熊笹を掻き分けながら登っていくと、大きな倒木が道を塞いでいました。
登山口から1時間16分ほどの所になります。
倒木の先には桃テープが見えているので、ルートは合っているようです。
乗り越え方をしばらく思案した後、何とか通過していきました。
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大きな倒木を過ぎた先にも引き続きが取り付けられているので、それらを確認しながら登っていきました。
写真ではよく分かりませんが、かなりのがあるので、笹などに掴まりながら登っていきました。
大きな倒木を過ぎて5分ほど登っていくと、「登山道」の標識がありました。
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笹などに掴まったり掻き分けたりしながら、を更に登っていきます。
踏み跡も不明瞭になってになってきました。
それでも所々に取り付けられている桃テープを確認しながら登っていきました。
(*)を乗り越えていくと、
木の枝に「頂上 あと 100m」の標識が取り付けられていました。
登山口から1時間34分ほどの所になります。
もう少しで山頂に着くと分かって、気持ちにも余裕が出てきました。
*登っていく時には気が付きませんでしたが、
太めの倒木を過ぎたすぐの所の樹木に、向こう側を向いた「登山道」の標識がありました。
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仏ノ尾 (標高1227m)
引き続き熊笹が茂っていますが、次第に傾斜がなってきました。
が見える所まで来ると、道端にが倒れていました。
文字はほとんど消えかかっていて写真には上手く写っていませんが、
「熊注意 下山口 すばらしいブナ林経由 →大谷へ」と書かれていました。
道なりに左へ曲がって、を掻き分けながら緩やかな尾根を進んでいくと、
熊笹が刈り払われた2m四方程度の所に着きました。
脇にはだったと思われるものが倒れていましたが、文字は確認できませんでした。
標石なども見かけませんが、ここが地形図に載っている1227m峰の仏ノ尾の山頂になるようです。
登山口から1時間38分ほどで登って来られました。
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山頂には熊笹が生い茂り、周囲には樹木が茂っていて展望は良くありませんが、
北東方向が開けていて、山並みを少し眺められました。
それ以外の方角には樹木や熊笹が茂っていて、眺めは広がりません。
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山頂の様子を確認したら、(*)を引き返していきます。
「下山口」のの所を右へ曲がって降っていきます。
桃テープを確認しながら、が茂る斜面を降っていきます。
「頂上 あと 100m」の標識が取り付けられた樹木を過ぎていきます。
*後日に山頂から南東へ続く道を歩きました。
(「 仏ノ尾」を参照)
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に向かって、少し右へ曲がっていきます。
登ってくる時には気が付かなかったこちら側を向いた「登山道」のを過ぎていくと、
見覚えのある太めの倒木に着きます。
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太めの倒木の先にあるを過ぎていきます。
登ってくる時にはこの辺りで踏み跡が不明瞭になりましたが、そのことは思い出さずに無造作に降っていきました。
しかし桃テープは見かけなくなるし、登ってくる時に見かけた記憶のないも幾つか現れました。
正面にはが広がってきて眺めは良いのですが、
登り時よりもが密になって行く手を阻むほど茂ってくるし、道を間違えたことに気が付きました。
地形図と磁石で確認してみると、北東へ降るところを北西へ降ってしまったようでした。
気を取り直して、登山ルートに復帰すべく、右に続く斜面を横切っていきました。
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幸いにもには熊笹が密生しておらず、比較的楽に横切っていくことができました。
僅かな尾根を過ぎて、更にを横切っていきます。
次第に近づいてくるに向かって、ルートを水平に保ちながら進んでいくと、
やっと登山ルートの尾根に復帰できました。
太めの倒木の先の桃テープを過ぎてから25分ほどかかりました。
熊笹が茂り気味の尾根を降り始めると、すぐにを見かけてひと安心したのでした。
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尾根の肩
歩き易いを緩やかに降っていきます。
少しずつ左へ曲がりながら続く尾根を降っていくと、に山並みが見えてきます。
にも見覚えのある山が見えました。
軽い登り坂になってくると尾根の肩に着きます。
山頂から42分ほどで着きました。
正面にも尾根が続いていますが、右へ曲がって降っていきます。
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降り始めははっきりしませんが、降るにつれて次第にが明確になってきます。
左の樹間から僅かにを眺めながら降っていきます。
やがて傾斜が緩んできて、になった所を進むようになります。
少し登り坂になってくると、標高1020mほどの僅かな高みに着きます。
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小峰
高みの右肩を進んで、すぐの所にある「登山道」のを過ぎていきます。
樹間から僅かにを眺めながら降っていきます。
緩やかになった尾根を進んで少し登り坂になってくると、
地形図に載っている1004m峰と思われる僅かな高みのを過ぎていきます。
僅かに降って緩やかな鞍部を進んでいくとになってきます。
「登山道」のを過ぎていくと、
「←仏ノ尾 ここ左へ」の標識が取り付けられた標高1030mほどの小峰の南東端に着きます。
山頂から1時間3分ほどで着きました。
左にも緩やかな尾根が続いていますが、右の尾根を降っていきます。
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左の樹間からを眺めながら尾根を降っていきます。
来る時に通ったもよく見えました。
少し降り傾斜が増してが混じるようになった尾根を降っていきます。
傾斜が緩んできた尾根を降っていきます。
降り傾斜が増し始めると、向こう側を向いた「登山道」のを過ぎていきます。
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仏ノ尾登山口
かなり傾斜のあるを降っていきます。
植林地とブナ林の境の尾根を降っていくと、正面にが広がってきます。
道なりに右へ曲がって、を眺めながら植林地へ入っていきます。
程なくして左に現れる朽ち果てたを降っていきます。
正面が明るくなってくると、「仏ノ尾登山口」の標識がある林道に降り立ちました。
山頂から1時間25分ほどで降りて来られました。
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鍛冶屋地区
振り返ってを確認してから、
左へ続くを登っていきます。
坂を登り切って、ガードレールとの所を左へ曲がりながら軽く降っていくと、
車を止めておいた駐車スペースに着きます。
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(*1)を通って家路に着きました。
林道を12分ほど進んでいくとに着きます。
脇には「山守」と刻まれたがあります。
そこから広がる山並みを眺めたりしながらひと休みしていきました。
記念碑を後にしてその先へ進んでいくと(*2)があります。
脇には今回の登山口にあったのとよく似た「仏ノ尾登山口」の標識が立っています。
右へ登っていく道を見送って林道を左へ曲がっていくと再びがあります。
鎖が張られている右の道は見送って左へ進んでいきます。
右へ分かれていく道を見送って更に進んでいくとに出ます。
左へ進んでいくとが広がってきます。
舗装路になった道を降っていくと、電柱の袂に「仏ノ尾登山口」のがありました。
T字路を右折したすぐの所に佐坊バス停があります。
記念碑から28分ほどで着きました。
*1 林道仏ノ尾線は部分的に舗装された所もありますが、ほとんどは未舗装路になっています。
*2 後日にここから 仏ノ尾に登りました。(「 仏ノ尾」を参照}
林道仏ノ尾線開通 山守 谷洋一書
林道仏ノ尾線の概要
起終点 | 香美町小代区大谷(小長辿)〜佐坊 |
延長 | 10,790m |
工事期間 | 着工 昭和45年度 完成 平成18年度 |
事業費 | 17億87百万円 |
事業者 | 兵庫県、香美町 |
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