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矢田地区
香住駅(JR山陰本線)から国道178号を西進していきます。
矢田川に架かる矢田橋を渡っていくと、
香住高校バス停のすぐ先を流れる小川に架かる小橋を渡った所にがあります。
標識類はありませんが、そこを左折していくと、すぐに線路のガードがあります。
ガードをくぐって真っ直ぐ進んでいくと、手前で左右へ道が分かれ、前方が三つ叉になったに出ます。
ここにも標識類はありませんが、正面の小屋の左側に続く坂道を登っていきます。
所々に車の交換場所のある1車線道路を進んでいきます。
左へ道を二つ分けて更に進んでいくと、
右へ道を分けた200mほど先の曲がり角の道幅が少し広がって駐車スペースになっていたので、
ここに車を止めさせてもらいました。
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登山口
歩く準備をして、軽い登り坂になった林道を進んでいきます。
歩き始めてすぐの所の左側の樹木が低くなっていて、が少し見えました。
そこを過ぎて傾斜が緩やかになって少し右へ曲がっていくと、右へ戻るようにして登っていく階段があります。
駐車スペースから200mほどの所になります。
脇にはが立っていて、
「株式会社 エヌ・ティ・ティ・ドコモ関西 新香住無線中継所 登り口」となっています。
ここが庵月山への登山口になります。
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鉄パイプ柵が設置された金属網の階段を登っていくと、右側の樹木が低くなってを見渡せました。
手前の樹木が邪魔をしていましたが、の辺りも見えました。
左へZ字形に折れ曲がっていく金属網の階段を登っていきます。
階段が終わって、植林地の縁に緩やかに続く鉄パイプ柵が設置された道を登っていきます。
この先の道沿いには紅白に塗られたポールが幾つか立っていましたが、積雪量を計るものでしょうか。
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左へ折れ曲がって、を横切るようにして緩やかに登っていきます。
所々には桃色テープが取り付けられていて、ルートを示しているようでした。
道の両側に熊笹が茂るようになった道を進んでいきます。
が僅かに見える所もありますが、
木々が葉を落とす冬枯れの季節になると、もう少し見やすくなるのでしょうか。
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船越峠
紅白のポールを幾つか過ぎていきます。
少し右へ曲がっていくと、尾根を切り開いたような峠に着きました。
標識類は見かけませんでしたが、地形図に載っている船越峠のようです。
登山口から6分ほどで着きました。
左側の尾根を見ると、すぐの所にがありました。
正面の植林地にも道が続いていましたが、
庵月山へ向かって、右側の尾根に設置されたを登っていきます。
この峠の前後の道は幅が広くて傾斜も緩く、その昔にはよく利用された道だった雰囲気がありました。
現在の林道が出来るまでは、矢田地区と余部地区を結ぶ峠越えの生活道路だったのでしょうか。
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小ピーク
階段はすぐに終わって、緩やかなが続くようになります。
快適な尾根道を進んでいくと、硬質プレスチック製のが現れます。
上の方に見える高みに向かって階段を登っていきます。
1分ほどで階段が終わると小ピークに着きます。
船越峠から3分ほどの所になります。
標識類は見かけませんが、地形図によると、庵月山の南400m辺りにある標高280mほどの細長い高みになるようです。
周囲は樹木が茂っていて展望は得られません。
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小ピークを過ぎて、再び現れる硬質プラスチック製のを降っていきます。
階段が終わって、植林地の尾根を緩やかに降っていくと浅い鞍部に着きます。
中ほどには、根元の辺りが少し曲がった大木がありました。
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鞍部を過ぎていくと登り坂になりますが、傾斜はそれほど急ではありません。
少し登っていくと、倒木が道を塞いでいました。
太い蔓性植物に巻き付かれたを左側から越え、鉄パイプ柵が設置された尾根道を進んでいきます。
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程なくして現れる硬質プラスチック製の階段を登り始めると、が道を塞いでいました。
左側を過ぎて階段を更に登っていきます。
が途切れた少し先で階段が終わると、緩やかな所に着きました。
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ひと心地つきながら進んでいくと、すぐに硬質プラスチック製のが現れます。
階段が終わって鉄パイプ柵が設置された道を進んでいくと、道の左右には熊笹が茂るようになりました。
鉄パイプ柵が終わると、再び硬質プラスチック製のが現れます。
引き続きが茂っていますが、刈り払われたのか、道を覆い隠すほどではなかったのは幸いでした。
やがて階段が終わると、左右に背丈の低い熊笹が茂る尾根を登るようになります。
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庵月山 (標高344.6m)
が幾つも頭を出した所を過ぎていきます。
緩やかになった道を進んでいくと、また硬質プラスチック製のが現れます。
階段が終わって、僅かにになった尾根道を進んでいきます。
黄色テープが張られた僅かなを過ぎて軽く登っていくと、
鉄柵で囲まれた電波塔の立つ庵月山の山頂に着きました。
船越峠から13分ほど、登山口から20分ほどで登って来られました。
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庵月山の山頂には、NTTドコモの電波塔「」が立っています。
登山口にあった標識に書かれていた「新香住無線中継所」になるようです。
山頂の周囲には樹木が茂っていて展望は得られません。
を取り巻く金網柵沿いは草が少なくなっていて、一周出来るようになっていました。
右から反時計回りに進み始めると、すぐの所に三等三角点「油面」がありました。
地形図に載っている344.6m峰になるようです。
特に展望は得られず、休憩出来そうな所もないので、
柵沿いにしてから、来た道を引き返すことにしました。
後日に 庵月山から北東へ延びる尾根を歩きました。
(「 庵月山」を参照)
新香住(兵庫)
当設備についてのご連絡は下記へお願い致します。
(NTTドコモ)
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僅かな鞍部を過ぎて軽く登っていきます。
僅かな高みを越えいくと、硬質プラスチック製のを降るようになります。
階段が終わって緩やかになった尾根道を進んでいくと、が幾つも頭を出した所を過ぎていきます。
硬質プラスチック製の階段が途切れながら続く尾根道を降っていきます。
を二つ過ぎていくと、
根元の辺りが少し曲がった大木が生える浅い鞍部に着きます。
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小ピーク
緩やかなを進んでいきます。
少し登り坂になると、硬質プラスチック製のが現れます。
階段を登り切ると、標高280mほどの細長い小ピークに着きます。
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船越峠
小ピークを過ぎて、硬質プラスチック製のを降っていきます。
階段が終わって、緩やかで快適になったを進んでいきます。
樹間から見えるを眺めながら進んでいきます。
大木の脇から始まるを降っていくと船越峠に着きました。
庵月山から12分ほどで降りて来られました。
車を止めてきた駐車スペースへは元来た左側の道を降っていけば良いのですが、
地形図には右側にも破線の道が描かれているので、歩いてみることにしました。
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笹が少し茂るを右へ進んでいくと、植林地の斜面になります。
石がゴロゴロしたが、斜面を横切るように続いていました。
往時の峠越えの道のようで、植林地の斜面を折れ曲がりながら、広めで緩やかな道が続いていました。
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二度ほど左へZ字形に折れ曲がって降っていくと、左下にが見えてきました。
そろそろ林道に出られるかと思いながら降っていくと、急に草木が茂るようになりました。
手前の右側には、根元から曲がったがありました。
その右側に浅い谷筋のようなものが見えたので、そこが往時の道なのかも知れませんが、
そちらにも草木が茂っているようでした。
いずれも無理矢理歩いて行けなくもなさそうでしたが、林道は左下すぐの所に見えているので、
意を決して林道へ向かって左側の斜面を降っていきました。
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林道へ向かって斜面を降っていくと、僅かな踏み跡がありました。
その踏み跡を辿っていくと、の脇からに出られました。
船越峠から9分ほどで降りて来られました。
振り返ってみても笹などが茂るばかりで、林道からはがあるようには見えませんでした。
林道に出た所の右側20mほど先には「フナコシ51」、
左側20mほど先には「フナコシ52」の標識が取り付けられた電柱が立っていました。
最後の部分は往時のルートとは違うように思いますが、峠越えの道を歩いたということにしておきます。
車を止めておいた駐車スペースへ向かって、林道を左へ進んでいきます。
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電波塔
舗装された林道を進んでいきます。
周囲の樹木が低くなった所から振り返ると、先ほど登った庵月山にあるがよく見えました。
僅かな登り坂になった林道を進んでいくと、正面にが見えてきます。
未舗装路を左に分けて更に進んでいくと、電波塔の下にある設備に着きました。
その周りを囲む金網柵の右側から電波塔へ階段が続いていたので、ちょいと登ってみました。
硬質プラスチックのには土などが積もっていて、かなり滑りやすくなっていました。
真っ直ぐに登っていくとがありました。
周囲は金網柵で囲まれていて、傍には近づけませんでしたが、
下の設備に取り付けられた銘板によると、KDDI株式会社の香住基地局というようでした。
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電波塔から林道に戻ってその先へ進んでいくと、程なくして降り坂になってきます。
少し左へ曲がりながら降っていくとが開けてきました。
奥の方にはが少し見えました。
大きく左へ曲がっていくとが続くようになります。
春には綺麗に彩られそうだと思いながら進んでいくと、右側が開けてきて、
方面を見渡せるようになりました。
香住浜の沖に浮かぶ白石島もよく見えました。
薄雲が広がっていたのが難点ですが、景色を愛でながらゆっくりと歩いていきました。
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登山口
少しずつ見える範囲が変わってくるを眺めながら林道を降っていくと、
庵月山への登山口に戻ってきました。
5分ほどの電波塔への立ち寄りも含めて、林道に降り立った所から27分ほどで着きました。
船越峠から直接降りてくるのと比べて30分ほど余計にかかりました。
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矢田地区
登山口を過ぎて、林道を降っていきます。
右側の樹木が低くなってが見える所を過ぎていくと、
車を止めておいた駐車スペースに着きます。
車で来た香住駅(JR山陰本線)方面へ進んでも良いのですが、
歩いてきた道を引き返すようにして西へ進んで国道178号に出て、余部道路・香住道路を通って帰宅しました。
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