神鍋渓谷公園
概 要 神鍋渓谷公園は豊岡市日高町を流れる稲葉川の上流にあります。 渓谷には一ッ滝と二ッ滝があって、集落から続く舗装路からすぐに降りていかれます。 今回は稲葉地区からこれらの滝を訪ねます。
起 点 豊岡市日高町 稲葉地区
終 点 豊岡市日高町 稲葉地区
稲葉地区…一ッ滝…二ッ滝…稲葉地区
所要時間 1時間00分
歩いて... 二ッ滝の上まで車で登ることも出来ますが、今回は稲葉地区から歩きました。 雨模様の日が続いたためか、滝を流れ落ちる水量は多めのように思えました。 少し風が吹く日でしたが、真夏を過ぎて、どこか涼しく感じる心地よい風でした。
関連メモ 神鍋渓谷
コース紹介
稲葉地区
道の駅「神鍋高原」を過ぎて国道482号を西進していきます。 若宮橋を過ぎていくと、神鍋地区簡易水道のがあります。 その手前から右へ分かれていく道に入っていきます。 稲葉川に架かるを渡ると左右に通る道に出ます。 右に架かる橋の際には「ここは稲葉」の背の高いが立っていて、 左の道は「アルペンロードスキー場」「一つ滝・二つ滝」「三川山」となっています。 橋の前後に空き地があって駐車スペースのようになっているので、ここに車を止めさせて頂きました。
標識に従って、左へ続く道を進んでいきます。 小山の竹林や岩壁の脇を進んでいくと、田んぼが広がる谷筋の正面にが見えてきます。 真っ直ぐに進んでを渡っていくと、道が左右に分かれています。 脇には「神鍋渓谷公園」のが倒れていて、左の道は「一ッ滝・二ッ滝」となっていました。 右の道は三川山へ続いていますが、ここは左の道を進んでいきます。
舗装された坂道を登っていくと、空き地の所からが左へ分かれていきます。 その道は見送って舗装路を登っていくと、細長い形のが山際の何箇所かに設置されていました。 養蜂箱のように思えましたが、違うかも知れません。 の岩壁を過ぎていくと、「神鍋渓谷公園」のがある小広くなった所に着きました。 左側にはトイレと「」と題した案内図がありました。 ここが一ッ滝への降り口になります。 駐車スペースから10分ほどの所になります。
神鍋渓谷公園
日高町ふるさと創生事業
「水と花のまち」風景づくり
氷ノ山・後山・那岐山国定公園 神鍋渓谷公園
・自然を大切にしましょう。
・ごみは持ち帰りましょう。
・これより先に便所はありません。
・火の始末は完全にしましょう。
 (日高町)
トイレの右側から続く幅の広いを降っていきます。 両側には大きな石が並べられていました。 大きな石畳を過ぎていくと東屋が建っています。 中には円いテーブルと椅子などが設置されていました。 その右側を過ぎると、川にが架かっています。
一ッ滝
木橋を渡って右へ続くを進んでいきます。 石畳になった遊歩道を進んでいくと、ベンチが設置されたがあります。 その奥から大きな石がゴロゴロするへ降りていくと、正面に一ッ滝がありました。 舗装路から4分ほどで着きました。 平素の様子はよく分かりませんが、 雨模様の日が続いたためか、滝を流れ落ちる水量は多めのように思えました。 左の岸にはがありましたが、案内図に載っている七品のかつらでしょうか。
舗装路まで引き返してきてその先へ数10m進んでいくと、右側に小さめのがあります。 その先の落石が目立つ所を過ぎていくと砂防ダムがあります。 防護柵は設置されていなかったので、ダムの中ほどまで出てみました。 上流のダム湖には真っ直ぐに伸びたが林立していて、何処か北国の雰囲気がしました。 には、水が勢いよく流れ落ちていました。
大きく右へ曲がる所まで来ると、綺麗な穂を出したが風に吹かれていました。 道なりに右へ曲がっていくと、洞のあるが切り倒されていて、何やらオブジェのようでした。 そのすぐ先の路肩が広がっていて、車数台は止められるになっていました。 その先に、一ッ滝の手前にあったのと同じような東屋が建っています。 一ッ滝への降り口から8分ほどの所になります。 先ほどの案内図に載っていた「展望台」になるようですが、青葉が茂るばかりで展望は得られず、滝も見えませんでした。 東屋の手前から横木の階段が降っています。 その降り口には「二ッ滝」のが立っていて、その階段を指しています。 ここが二ッ滝への降り口になります。
この先に続く道を1時間ほど登っていくと、妙見・蘇武林道の終点/三川林道の起点に出られます。 舗装された所も少しありますが、大部分は未舗装です。 小型車なら通れる幅で続いていますが、深く抉れている所や落石もあるので、オフロード用の車でないと通行は難しいようです。 (2017年6月)
後日に、この少し先にある砂防ダムから渓谷を歩きました。 (「神鍋渓谷」を参照)
擬木製の階段を曲がりながら降っていくと、1分半ほどでに降り立ちます。 左右にはテーブル・ベンチが幾つか設置されていました。 右へ曲がって川沿いに続くを進んでいくと、沢が二手に分かれている所に出ました。
二ッ滝
右に滝を眺めながら進んでいくと、石畳の道はの所で終わりになります。 右側にはが見えています。 しっかりしていそうな石を伝って沢の向こう岸へ渡って右へ進んでいくと、二ッ滝の傍に出ました。 舗装路から4分ほどで着きました。
左側の谷筋にも滝のようなものが見えたので、ちょいと様子を見に行きました。 沢が分かれている所まで引き返して、沿いに進んでいきます。 石がゴロゴロした所を進んでいくと、二段になった小振りの滝がありました。 流れ落ちる水が3筋見えているので「三ッ滝」と言えなくもありませんが、 これまでの滝よりもかなり小規模になります。
舗装路まで引き返してきて、元来た道を降っていきます。 が茂る所を道なりに左へ曲がっていきます。 を過ぎ、を見送っていくと、 一ッ滝への降り口に戻ってきます。
養蜂箱を眺めたりしながらを降っていきます。 少し風が吹く日でしたが、蒸し暑くて汗ばんだ体には、涼しくて心地よい風でした。 ススキも穂を出しているし、真夏が終わって秋めいてきたことを感じるのでした。 程なくして右前方の田んぼの奥にの集落が見えてくると、三川山への分岐に着きます。
稲葉地区
分岐を右に曲がってを渡り、左右に広がる田んぼを眺めながら進んでいくと、 が近づいてきます。 民家が現れると、車を止めておいた駐車スペースに戻ってきました。 二ッ滝への降り口から19分ほどで到着しました。