近畿自然歩道 但馬今子浦ユウスゲのみち
柴山駅〜今子浦トンネルバス停 6.0km
近畿自然歩道は、私達の生活が近代化する中で、自然の残っている地域や名所・旧跡を帯状に結び、
身近に歴史や自然とふれあえるよう整備したものです。
コースには道しるべがありますのでそれにしたがってお歩きください。
【黄金の松】
葉の色が黄色味を帯びて黄金色に見えるため、このように呼ばれています。
また、近くにはかつて金の鉱山があって、金の積み出しに使用した桟橋が今も残っています。
【ケーソン防波堤】
柴山港を静穏な港とするため、港の入口の大島の隣に円筒型の二重ケーソンが設置されています。
コース上から見ることができます。
【但馬赤壁】
今子の千畳敷の東に、高さ約50m、幅約100mにわたり屏風のような断層が続いています。
太古の昔、陸地が隆起してできたもので岩の色が赤いため、このように呼ばれています。
【ユウスゲ】
この花は夕方咲き始め、真夜中に満開となり、翌朝にはしぼんでしまいます。
レモンイエローでユリに似た花で、大引の鼻一帯で6月下旬から7月下旬まで楽しむことができます。
【大引の鼻展望台】
今子浦園地から遊歩道に沿って北へ進むと、日本海を一望できる大引の鼻(岬の先端の意味)展望台です。
眼下にはコバルトブルーの海が広がり、周辺の島々や遠くには御崎の灯台を望むことができます。
【今子の千畳敷】
今子浦海水浴場の隣の磯は平床で、文字どおり広大な石畳が広がっています。
岩場では磯の動植物の観察や魚釣りを楽しむことができます。
また、近くにはキャンプ場や宿泊施設が整備されています。
【カエル島(カエル岩)】
今子浦にあるこの島は、カエルの形に見えることからこのように呼ばれています。
また、この島は祈願島として知られており、
その昔、北前船で航海に出かけた男たちが無事に帰ってくることを祈願したことが始まりとされています。
(環境省、兵庫県)