またに山
概 要 またに山は多可町加美区と神河町作畑の境にある標高927.9m(点名:深谷山)の山です。 南側にある市原峠から森林基幹道を少し進んだ所で尾根に取り付き、 872m峰を経て山頂へ至るルートを往復します。
起 点 多可町加美区 市原地区
終 点 多可町加美区 市原地区
市原地区…尾根取付…872m峰…またに山…872m峰…尾根取付…市原地区
所要時間 1時間30分
歩いて... 山頂は樹木に囲まれて眺めは広がりませんが、途中の尾根には眺めの広がる所があります。 尾根には明瞭な道が続き、藪漕ぎする所もなくて歩き易くなっています。 両側からアセビが迫ってくる所もありますが、歩く部分は確保されているので問題ありません。 桃テープが点々と続き、疲労困憊するような急坂もなくて、比較的楽なコースです。
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コース紹介
市原地区
丹波市青垣町を通る国道427号から播州トンネルを抜けて、多可町加美区を南下していきます。 道の駅を過ぎて4kmほど進んだ所にあるから右前方の道に入っていきます。 500mほど進んだ所にある「専浄寺」の標識が立つを右折していきます。 真っ直ぐ進んで少し左へ曲がった所にあるT字路を右折していくと、地道が分れていく角にがあります。 更に進んでいくと、民有林道西ノ山線開設事業完工のがあります。 傍には「林道西ノ山線」と題した看板が設置されていて、 これから向かう市原峠までののルートが載っています。 「関係者以外の通行はご遠慮ください」となっていますが、自己責任で通らせて頂きます。 曲がりながら登って尾根にある市原峠に着くと、林道西ノ山線終点になります。 道幅が広がっているので、端に寄せて車を止めさせて頂きます。 (
ここは南にある千ヶ峰市原ルートの登山口になっていて、「」があります。 この場所に「P」と描かれているので、千ヶ峰への登山用の駐車場になっているようです。
林道西ノ山線
この林道は材木を運び出したり、森林を守り育てるためのものです。 関係者以外の車両の通行は、ご遠慮ください。 通行し万が一事故があっても、責任を負いません。
関係者の方々へ
次のことに十分注意して通行して下さい。
●スピードを落とし安全運転
●カーブは徐行、出合がしらに注意
●落石・土砂崩・路肩に注意
●タバコ・空き缶などゴミの投げ捨て禁止
みんなで森林を守りましょう
林道管理者 加美町
林道 西ノ山線 終点
幅員4.00m 延長6113m
千ヶ峰 孝行の森 案内図
千ヶ峰登山道の市原コースは、標高1005mの千ヶ峰まで続く尾根筋の散策道です。 「孝行の森」では、この市原コース周辺の森林整備を行い、 休憩施設を設けるなど、利用される方々に親しみやすい森林となるような整備を行いました。 散策道の途中には、ユキグニミツバツツジやナツハゼなど実のなる植物がみられるほか、 千ヶ峰の山頂からは遠く但馬・丹波・四国まで望むことができます。 千ヶ峰山頂まで約2kmの距離と約250mの高低差がありますが、広大な景色や豊かな自然をお楽しみ下さい。 孝行の森(市原コース)は千ヶ峰山頂までですが、笠形山・千ヶ峰縦走コースは笠形山まで続いています。
平成22年度 里山ふれあい森づくり事業 兵庫県
尾根取付
すぐの所にあるを過ぎていきます。 峠を過ぎた所から、が右へ分かれていきます。 入口は封鎖されていて「通行止め」の看板が出ています。 標識からすると歩くのも禁止のようですが、自己責任で歩かせて頂きます。 程なくして「森林基幹道 千ヶ峰・三国岳線」のが立っています。 「基幹道」という立派な名前になっていますが、舗装されていなくて残念な様子です。 左の樹木越しにを眺めながら進んでいきます。 曲がりながら続く緩やかな道を進んで切通まで来ると、左の尾根に登っていく山道があります。 駐車地から6分ほどの所になります。 入口には「またに山・三国岳」のが立っていて、 左の山道を指しているので、ここから左の尾根に取り付きます。
思いのほかを登っていきます。 土が軟らかいので崩れそうですが、注意しながら登っていきます。 少し左へ曲がりながら登って傾斜が緩んでくると、両側にが茂るようになりますが、 歩く部分は確保されているので大丈夫です。 道にはが点々と続いていてルートを示しているようです。 「地籍調査」の赤頭短杭や黄頭短杭も続いているので、その場所を示すテープもあるようです。 両側にアセビが茂る尾根を進んでいくと、標高820mほどの小峰Aに着きます。 尾根取付から5分ほどの所になります。 中ほどにはTAMBA100実行委員会の設置するが立っていて、 右へ曲がっていく尾根は「またに山・三国岳」、今来た尾根は「千ヶ峰」となっています。 今歩いている尾根は、千ヶ峰から三国岳へ続く縦走路になっているようです。
少し右へ曲がって、アセビの減った尾根を軽く降っていくとになります。 登り坂になるとまたが見られるようになりますが、すぐに終わります。 緩やかな所を過ぎて、植林地と雑木林を分けるを軽く登っていきます。 所々に咲くを愛でながら、桃テープが続く尾根を登っていきます。 次第に傾斜が緩やかになると、標高840mほどの小峰Bに着きます。
少し右へ曲がって、を進んでいきます。 僅かに撓んだ所を過ぎると、軽いになります。 右の樹間に僅かにを眺めながら登っていきます。 次第に傾斜が緩やかになると、標高840mほどの小峰Cに着きます。 尾根取付から11分ほどの所になります。 中ほどにはTAMBA100実行委員会の設置するが立っていて、 右へ曲がっていく尾根は「またに山・三国岳」、今来た尾根は「千ヶ峰」となっています。 傍には赤プラ杭や「地籍調査」の赤頭短杭もあります。
少し右へ曲がって、がまだ続く尾根を軽く降っていきます。 緩やかな所を過ぎて、が咲く尾根を登っていきます。 右の樹間にを眺めながら進んでいきます。 彼方此方に咲いているツツジを愛でながら登って傾斜が緩やかになると、尾根のを進むようになります。 尾根の背に復帰して、軽い登り坂で続く尾根を進んでいきます。
872m峰
近づいてくるへ向かって登っていきます。 傾斜が緩やかになると、標高870mほどののような所に着きます。 中ほどにはTAMBA100実行委員会の設置するが立っていて、 左へ曲がっていく尾根は「またに山・三国岳」、今来た尾根は「千ヶ峰」となっています。 左へ曲がって、を進んでいきます。 赤テープが巻かれた樹木まで来ると、明瞭な踏み跡は尾根の背を外れて左肩に続くようになります。 尾根取付から20分ほどの所になります。 標識が取り付けられた正面の樹木のすぐ先が地形図に載っている872m峰になるようですが、 この時には標識に気が付かず、左の巻き道を進んでいきました。
(下山時には872m峰を経由するルートを歩きました)
尾根の左肩に続く少し撓んだ道を進んでいくと、程なくしてに復帰します。 登り坂になる尾根を進んでいくと、程なくしてになります。 緩やかになる所もあるの尾根を進んでいきます。 次第に両側からが迫ってきますが、歩く部分は確保されています。 標高910m辺りまで来ると、左に山並みが広がる展望地に出ます。 尾根取付から30分ほどの所になります。 歩みを止めて、広がるを眺めていきます。 右の方にもが見えます。
またに山(標高927.9m)
少し右へ曲がって、軽いになった尾根を進んでいきます。 程なくして、アセビが茂るになります。 『そろそろ三角点があるはずだが』と探しながら進んでいくと、尾根の中ほどに三等三角点「深谷山」があります。 ここがまたに山の山頂になるようです。 尾根取付から37分ほどで登って来られました。 三角点の傍にはTAMBA100実行委員会の設置する「またに山 927.9m」のがあって、 地形図に載っている927.9m峰になるようです。 三角点の反対側にある樹木には「またに山 928m」のが取り付けられています。 周囲には樹木が茂っていて、残念ながら眺めは広がりません。 眺めの広がる所を探しながら降り傾斜が増す手前まで行くと、 手前の樹木に邪魔されながらもが少し見えます。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
まで戻って、元来た尾根を引き返していきます。 両側からアセビが迫ってくる尾根をしばらく降って標高910m辺りまで来ると、右に山並みが広がる展望地に出ます。 右に広がるを再度眺めていきます。 少し角度を変えると、の見える範囲が異なってきます。 左の方にもが見えます。
872m峰
になる尾根を進んでいきます。 緩やかな所もあるの尾根を進んでいきます。 軽い登り坂になると、明瞭な巻き道が尾根の右肩へ曲がっていくに出ますが、 正面の尾根も登れそうなので進んでみることにします。 少し登っていくと緩やかな所に出ます。 この場所を示す標識類は見かけませんが、この辺りが地形図に載っている872m峰になるようです。 またに山から13分ほどの所になります。 軽く降り始めた所にある樹木にが取り付けられていて、 この先の道は「千ヶ峰70分」、今来た道は「またに山20分」となっています。
右から来る巻き道として進んでいきます。 標高870mほどののような所まで来て、右へ曲がって降っていきます。 を愛でながら、尾根を軽く降っていきます。 しばらく降っていくと、左側の樹木が減ったに出ます。 少し左へ出てみるとが広がります。 尾根に戻って軽く登っていくと、標高840mほどの小峰Cに着きます。 またに山から23分ほどの所になります。 中ほどにはTAMBA100実行委員会の設置する標識が立っていて、 左へ曲がっていく尾根は「千ヶ峰」、今来た尾根は「またに山・三国岳」となっています。
少し曲がって、尾根を降っていきます。 左の樹間に僅かにを眺めながら降っていきます。 僅かに撓んだ所を過ぎると軽いになります。 少し登って緩やかになると、標高840mほどの小峰Bに着きます。
少し左へ曲がって、植林地と雑木林を分けるを降っていきます。 しばらく降っていくとになります。 少し右へ曲がりながら進んでいくと、僅かにを過ぎていきます。 軽く登っていくと、標高820mほどの小峰Aに着きます。 またに山から28分ほどの所になります。 中ほどにはTAMBA100実行委員会の設置する標識が立っていて、 左へ曲がっていく尾根は「千ヶ峰」、今来た尾根は「またに山・三国岳」となっています。
尾根取付
少し左へ曲がって、両側からが迫ってくる尾根を降っていきます。 次第にが増してくる尾根を降っていきます。 程なくしてが見えてきます。 少し右へ曲がって、土が軟らかいを降っていきます。 滑り落ちないよう注意しながら降っていくと、森林基幹道 千ヶ峰・三国岳線に降り立ちます。 またに山から32分ほどで降りて来られました。 降り立った所には「またに山・三国岳」の標識が立っていて、今降ってきた尾根を指しています。 走る栄養研究所R/Nのも見かけます。
市原地区
左へ曲がって、を引き返していきます。 少し曲がりながら進んでいくと、右にが見えてきます。 次第に見える範囲が変わってくるを眺めながら進んでいきます。 車止めを過ぎると、に出ます。 左へ曲がって市原峠を過ぎると、車を止めておいた駐車地に着きます。 尾根取付から6分ほどで到着しました。
来た時に止まっていた車は1台でしたが、戻ってくると増えていました。 またに山から降ってくる時にハイカーとはすれ違わなかったので、皆さんは千ヶ峰へ登られているようです。