隼人369m峰
概 要 香美町香住区の隼人地区と香住地区の境にある369.6m峰(点名:隼人)へ登ります。 森林基幹道三川線の終点から少し南へ進んだ所を起終点とし、 南側から尾根に取り付いて山頂へ登り、北側にあるアンテナ群や送電線の鉄塔を経て森林基幹道三川線へ降るルートを周回します。
起 点 香美町香住区 隼人地区
終 点 香美町香住区 隼人地区
隼人地区…尾根取付…小峰…369.6m峰…アンテナ群…38番鉄塔…下山地…隼人地区
所要時間 1時間40分
歩いて... 主尾根に出るまでは明瞭な道がなく、樹木などに掴まりながら登る急坂が続いて疲れますが、 その先はアップダウンはあるものの歩き易くなります。 山頂の周囲には樹木が茂っていて眺めは広がりませんが、尾根には山並みを眺められる所があります。 369.6m峰の山頂に立つのが目的なら、今回の下山ルートを登るのをお勧めします。
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コース紹介
隼人地区
豊岡の市街地から国道178号を北西に進んでいきます。 佐津インター前交差点を直進して、佐津川に架かるを渡った所から左へ分かれていく道に入っていきます。 500mほど進んだ所にあるの右側の道を登っていきます。 曲がりながら2.5kmほど進んでまで来ると、森林基幹道三川線終点があります。 角には「森林基幹道 三川線 終点」の標柱があります。 左折してを進み始めると、「」の解説板があります。 右へ分かれていく道の手前まで来ると道幅の広がった所があるので、ここに車を停めさせて頂きます。 (
森林基幹道 三川線(終点)
この道は林道です。 林道は木材を運び出したり、森林を守り育てるために設置された道路です。 以下のことを承諾・厳守されたうえで利用願います。
一般道(公共交通に寄与することを目的とする国道等)に比べ次のことが異なります。
注意して走行して下さい。
・道幅が狭く、急カーブが多い
・未舗装で悪路が多い
・落石・倒木の危険が多い
・ガードレール・カーブミラーが少ない
・急勾配が多い
次の期間は通行しないで下さい。
・豪雨・強風 → 土砂崩れ・倒木の恐れがあります
・降雪・凍結時 → 除雪は行いません
・夜間・霧がかかった時 → 街灯はなく、見通しが悪いです。
次のことは行わないで下さい。
・暴走行為・通行の妨げにある行為
・林道施設・しゅうへんの自然を損傷・汚染する行為
・火気の取扱い
構造上、次の車両は通行できません。
・積載時重量制限 20トンを超える車両
・積載時制限長 12メートルを超える車両
走行速度は20km/h以下を心がけましょう。
ゴミ等の不法投棄は法律で罰せられます。 絶対に捨てないでください。
許可なく林道を占用することは禁止しています。
兵庫県朝来農林振興事務所
尾根取付
駐車地の先へ続く森林基幹道三川線を進み始めたすぐの所から、右へ分かれていくがあります。 今回はここへ降りて来るのですが、先ずは見送っていきます。 起点からの距離を示す白い標柱を確認しながら進んでいくと、「」のがあります。 付近の地図が載っていますが、今回歩くルートは描かれていません。 しばらく進んでいくと、道幅が広くなっている先に「通行止」のがあります。 道を塞いでいたと思われる鎖は右側に束ねられているので、ここは通過することにします。 緩やかになった道を進んでいくと、「28.7」を過ぎていきます。 支尾根を回り込む所まで来ると、右側の斜面が登れそうな様子になります。 駐車地から13分ほどの所になります。 今回はここから右の支尾根に取り付くことにします。
水源かん養保安林
城崎郡香住町隼人字不動谷ほか
保安林内では、許可なく立木竹を損傷し、土石、樹木を採掘し、土地形質を変更する等の行為をしてはなりません。
=山火事注意= 兵庫県
桃テープが巻かれた所から道路と並行するように進んだ所から、へ登っていきます。 写真では良く分かりませんが、思いのほかなので、脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。 支尾根に出ると、左下にはが見えます。 右へ曲がって、少し傾斜が緩んでくるを登っていきます。 程なくして、右から来て正面へ続く防護網が現れます。 この先に見えている標高360mほどの小峰へ向かって、正面に続く支尾根を防護網に沿って登っていきます。
次第にが増してくるので、脇の樹木の幹や根などに掴まりながら四輪駆動で登っていきます。 が益々急になってきて、今回のコースの中で一番の頑張り所です。 ずり落ちないよう注意しながら登っていきますが、藪漕ぎするような所はないのがせめてもの救いです。 左に見えるを眺めながら、休み休み登っていきます。 滲んでくる汗を拭きながら登っていくと、左へ分かれていく防護網に行く手を阻まれます。 尾根取付から20分ほどの所になります。 どうしたものかと思っていると、が2本になっていて、 数ヶ所を紐で括られたのようになっています。 しっかりと結ばれた紐を解くと開けられますが、急坂を登ってきて疲れていたのも手伝って時間がかかります。 何とか紐を解き終えて防護網を通過して元通りに紐をくくり直し、正面に続く防護網に沿って更に登っていきます。
小峰
近づいてくる高みへ向かってを登っていきます。 次第に傾斜が緩んでくると、左側に山並みを見渡せるがあります。
近づいてくるへ向かって更に登っていきます。 次第にが緩んできます。 防護網が低くなっている所から右側に出ると、主尾根にある標高360mほどの小峰に着きます。 尾根取付から33分ほどで登って来られました。 周囲には樹木が茂り気味で眺めは広がりませんが、 これから向かうが右の樹間に少し見えます。
右へ続くを降っていきます。 写真ではよく分かりませんが思いのほか傾斜が急なので、脇の樹木に手をかけながら降っていきます。 少し降っていくと右側にが見えるので向かっていきます。 尾根の背に出ると、またが右側に続くようになります。 緩やかな所を過ぎて、狭くなったを軽く登っていきます。 程なくして右側が開けてきて、眺めが広がるようになります。
369.6m峰
右側に広がる山並みを眺めながら、が剥き出す尾根を登っていきます。
防護網が続くを更に登っていきます。 防護網が少し右へ離れていくと、が広がってきます。 傾斜が緩やかになると、樹木が少し伐採された高みに着きます。 中ほどには「隼人」があるので、地形図に載っている369.6m峰になるようです。 小峰から14分ほどの所になります。 周囲には樹木が茂っていて眺めは広がりませんが、手前の樹木に邪魔されながらも南の方角にが少し見えます。
山頂の様子を確認したら、先へ続くを進んでいきます。 程なくして降り坂になると、右側からが近づいてきます。 傾斜がになると右側が開けてきて山並みが広がります。
左側が植林地になるとになります。 根刮ぎ倒れた樹木を過ぎていきます。
アンテナ群
次第に傾斜が緩んで広くなってくるを登っていきます。 防護網が右へ離れて緩やかな尾根になると、アマチュア無線のアンテナの傍にのようなものがあります。 369.6m峰から13分ほどの所になります。 幾つか立っているの傍を進んでいきます。 消防救急無線設備もあります。
38番鉄塔
アンテナ群を過ぎて曲がりながら降るようになると、が続くようになります。 小型の特殊車両なら通れそうですが、アンテナ群の保守用の道でしょうか。 小さく曲がりながら続くを辿って降っていきます。 歩き易いを快調に降っていきます。 何度か曲がりながら降っていくと、広い道は鋭角に曲がっていきます。 左側には送電線の鉄塔「矢田川竹野線三八」が立っています。 369.6m峰から23分ほどの所になります。 右側には山並みが広がります。
で写したりしながらひと休みしていきます。
下山地
落ち着いたところで、右へ曲がっていくを降っていきます。 次第にがゴロゴロするようになります。 道を塞いでいるを過ぎていきます。 正面にが見えてくると左へ曲がっていきます。 程なくして、一段低い所にある広い平坦地の端に出ます。 38番鉄塔から8分ほど、369.6m峰から33分ほどで降りて来られました。 脇には退色した「火の用心」の標識があります。
右へ登っていくがあって気になりますが、小考の末に見送っていきます。 正面の広いに出て、斜めに横切っていきます。 端まで進んでいくと、右へ続くが現れます。 広い道を軽く登っていくと、先ほどよりは狭い平坦地に出ます。 右前方にはがあって、 一段高い所にある平坦地へ続いているようです。
隼人地区
石段の手前を曲がって、残雪の上を歩いていきます。 地道を降っていくとすぐにになります。 真っ直ぐ降っていくとに出ます。 正面の畑地の先にはが広がります。 左へ曲がると、車を停めておいた駐車地がすぐの所にあります。 下山地から6分ほどで到着しました。