概 要 |
丹波市の氷上町と山南町の境にある596.4m峰(点名:和田村)へ登ります。
由利地区の弥栄神社を起終点として、林道を詰めて尾根に取り付き、
稜線に出て596.4m峰へ登り、507m峰を経て由利地区へ降るルートを周回します。
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起 点 |
丹波市氷上町 由利地区
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終 点 |
丹波市氷上町 由利地区
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由利地区…尾根取付…稜線…展望地…543m峰…596.4m峰…507m峰…79番鉄塔…小社…下山地…由利地区
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所要時間 |
4時間50分
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歩いて... |
林道から稜線に出るまでの尾根には僅かな踏み跡が見られますが、プチ藪漕ぎやシダ漕ぎが続きます。
傾斜も思いのほか急で、何度も立ち止まって呼吸を整えながらの遅い登りとなりました。
稜線に出ると、アップダウンや岩が剥き出す所はありますが、比較的歩きやすい尾根になります。
山並みを見渡せる所も何ヶ所かあります。
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関連メモ |
今のところ、関連メモはありません。
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由利地区
北近畿豊岡自動車道を氷上ICで降りて県道7号を南下し、稲継交差点を右折して国道175号を南下していきます。
錦橋東詰交差点を右折して県道109号に出て更に南下していくと、下由利バス停を過ぎた所にがあります。
角には消防団の車庫があります。
右折して、の路地を進んでいきます。
植林地に続く林道に入っていくと、(*)の手前から左へ分かれていく道があります。
左の道に入っていくとがあります。
神社の前が広くなっているので、ここに車を停めさせて頂きます。
*この時は奥で作業が行われていて、扉は開放されていました。
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開放された防護扉を過ぎてを進んでいきます。
しばらく進んでに出ると、車両がいくつか来て作業をしていました。
正面に続く泥濘んだ所もある道を進んでいくとに出ます。
標識類は見かけませんが、ここは左前方の道を進んでいきます。
植林地に続くを軽く登っていきます。
しばらく進んでいくと林道が分岐しています。
ここにも標識類は見かけませんが、戻るように左へ続く道は見送って、正面の荒れ気味の道を進んでいきます。
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程なくしてを横切っていきます。
少し登り傾斜が増してくる林道を進んでいくと、の脇を過ぎていきます。
少し傾斜が緩んでくるを進んでいきます。
程なくしてを渡っていきます。
次第にシダ類が茂って石がゴロゴロしてくる林道を登っていきます。
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尾根取付
しばらく登ってに出ると道が途切れますが、
対岸に青テープが巻かれた樹木が見えるので沢を渡っていきます。
岩がゴロゴロして道とは思えないを登っていきます。
我慢しながら登っていくとになってきます。
しばらく登っていくとに出ます。
駐車地から33分ほどの所になります。
脇には「地籍調査」の赤頭短杭や「氷上町」の赤プラ杭などの境界杭があります。
沢を渡ると、道が二手に分かれています。
左の道の方が明瞭ですが、地形図に描かれている破線の道を登るべく、右の道から尾根に取り付くことにします。
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に出ると、道はすぐに不明瞭になります。
すぐに樹木が茂ってになりますが、我慢して登っていきます。
地形図に破線で載っている道と思われるが何度か現れますが、すぐに不明瞭になります。
も現れますが、倒木などで歩き難いので、
脇を通ったりしながら登っていきます。
歩けそうな所を探して曲がりながら登っていくと、次第にシダ類が茂るようになりますが、
よく見るとシダ類の下には僅かな踏み跡が続いているようです。
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尾根には「地籍調査」の赤頭短杭や「細部図根」の白頭短杭などのが点々と続き、
その場所を示していると思われる桃テープや青テープも続いています。
「界」「氷上町」のも見かけます。
『いつまでシダ漕ぎが続くのか』とくじけそうになりながらも頑張って登っていくと、
シダ類が減った標高330mほどのに出てホッとします。
尾根取付から26分ほどの所になります。
緩やかな尾根を少し進んでいくとになります。
しばらく登っていくと、深く窪んだ道になります。
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を曲がりながら登っていきますが、
倒木などがあって歩き難い所では脇を通ったりしながら登っていきます。
またが茂ってきますが、先ほどよりは背丈が低いので、それほど歩き難くはありません。
しばらく登っていくと、シダ類が減ったに出てホッとします。
尾根取付から42分ほどの所になります。
またシダ類が茂ってくる尾根を登っていくとが現れますが、
歩き易そうに思える尾根の背を登っていきます。
しばらく登っていくと、窪んだ道と合流して尾根の背を登るようになります。
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緩やかになった尾根を進んでいくと、僅かにが現れます。
尾根取付から57分ほどの所になります。
『これなら破線の道としては十分だ』と思いながら登っていきます。
緩やかな所を過ぎて、を更に登っていきます。
次第にが増してくるので、脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。
窪みがなくなってのような緩やかな所でひと休みしながら、スローペースで登っていきます。
少し傾斜が緩んでくる尾根を、息を弾ませながら登っていきます。
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稜線
また窪んだ道が現れると、が増してきます。
先の方が明るくなってが見えてくるので、気を取り直して登っていきます。
近づいてくるに向かって登っていきます。
頑張って登っていくと、左右に延びる稜線に登り着きます。
尾根取付から1時間20分ほどで登って来られました。
中ほどには「地籍調査」「境界明確化」の赤頭短杭や「界」「氷上町」の赤プラ杭、
「細部図根」の白頭短杭などのがあります。
思いのほか時間がかかって疲れたので、リュックを下ろして水分補給しながら休憩していきます。
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展望地
落ち着いたところで、南へ延びるを降っていきます。
少し降っていくとになります。
見えてくるへ向かって、尾根を軽く登っていきます。
程なくして、伐採地になった高みに出ます。
稜線に登り着いた所から2分はどの所になります。
中ほどには「地籍三角」の白頭短杭があります。
東側が開けていて、山並みを見渡せる展望地になっています。
丁度昼時になったので、具合の良い切り株に腰掛けて、
で山並みを写したりしながら昼食タイムにしました。
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543m峰
お腹が満ちたところで、南へ続くを進んでいきます。
軽く降っていくとになります。
軽い登り坂になると、僅かなの右肩を過ぎていきます。
で続く尾根を快調に進んでいきます。
登り坂になった尾根を進んでいく、地形図に載っている543m峰と思われる高みに着きます。
展望地から6分ほどの所になります。
中ほどには「地籍調査」「境界明確化」の赤頭短杭や石杭、「細部図根」の白頭短杭などのがあります。
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軽く降っていくと、尾根がに分かれています。
の少し先には「境」の石杭があります。
四角錐の形をしたの頂部には「地籍調査」の標識が取り付けられていて珍しく思います。
矢印も書かれていますが、何を指しているのはよく分かりません。
ここはを降っていきます。
思いのほか傾斜が急な尾根を脇の樹木に手を掛けながら降っていくと、緩やかな尾根になります。
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少し曲がりながら続くを進んでいきます。
軽く降っていくと、を過ぎていきます。
すぐにになる尾根を進んでいきますが、疲労困憊するような傾斜ではありません。
根刮ぎ倒れた樹木まで来るとになります。
少し登っていくと、また緩やかな尾根になります。
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596.4m峰
緩やかな所もあるの尾根を進んでいきます。
アセビを避けたりしながら、が増してくる尾根を登っていきます。
緩やかな所を過ぎて、少し曲がりながら続くを登っていきます。
しばらく登っていくとが見えてきます。
程なくして、樹木が伐採された高みに着きます。
中ほどには「和田村」があるので、地形図に載っている596.4m峰になるようです。
展望地から40分ほどで到着しました。
周囲には樹木が茂っていて残念ながら眺めは広がりませんが、が少し開けています。
手前の樹木が邪魔をしていますが、景色を眺めながら休憩していきます。
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先へ続く尾根を降り始めると、すぐの所に退色した「火の用心」のが立っていて、
南西の尾根と南東の尾根を指しています。
「No.」の書き込みも見られますが、番号は消えていて判読できません。
軽く降っていくとになります。
を過ぎて軽く登っていきます。
程なくしてに着きます。
少し左へ曲がり始めると「火の用心」の標識が立っています。
596.4m峰から5分ほどの所になります。
右を指す板には「No.76」と書き込まれていて、南西に延びる右の尾根を降ると76番鉄塔があるようです。
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緩やかな尾根を進んでいくと、「境」と刻まれたがありますが、
543m峰を過ぎた所にあったのと違って、頂部は平らで標識は取り付けられていません。
になる尾根を進んでいきます。
落ち葉に埋もれて分かり難くなっていますが、
この辺りから硬質プラスチック製の階段が断続的に見られるようになります。
緩やかな所を過ぎて、「境界明確化」や「地籍調査」のやテープが続く尾根を少し左へ曲がりながら降っていきます。
軽く降っていくと、になります。
登り返し始めると大岩が尾根を塞いでいます。
596.4m峰から14分ほどの所になります。
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大岩の上に登って通過していくと、の剥き出す尾根がしばらく続きます。
尾根のを通ったりしながら登っていきます。
尾根の背に復帰して登っていくとになります。
少しを過ぎて尾根を登っていきます。
右の樹間に送電線の鉄塔が見えてくると、退色した「火の用心」の標識が立っていて、今来た道を指しています。
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高みを過ぎると、曲がって降り始めます。
ちょいと左へ出るとが広がってきます。
右側の樹間には送電線のが見えます。
傍へ降りていく踏み跡も見られますが、立ち寄るのは省略します。
曲がりながら続く硬質プラスチック製の階段を降っていくとが広がってきます。
尾根の右肩を軽く降っていくと、退色した「火の用心」の標識が立っていて、この先の道を指しています。
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少し右へ曲がって緩やかになった所から軽く登っていくと、僅かなの右肩を過ぎていきます。
少し右へ曲がりながら降っていくとになります。
軽く登っていくと、僅かなを過ぎていきます。
軽く降って緩やかになった所を過ぎて登っていくと、明るい伐採地になった高みに着きます。
596.4m峰から33分ほどの所になります。
中ほどには「地籍三角」の白頭短杭などがあります。
右と正面を指す「火の用心」の標識もあります。
「No.」の書き込みも見られますが、番号は消えていて判読できません。
標識の袂から右へ降るがあって送電線の鉄塔に続いているようですが、
80mほど降ることになりそうなので立ち寄るのは省略します。
右前方にはが少し見えます。
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507m峰
に続く尾根を軽く降っていきます。
程なくしてになります。
少し進んでいくとがあります。
軽く登り返していくと、地形図に載っている507m峰と思われる高みに着きます。
596.4m峰から36分ほどの所になります。
標識類は見かけず、眺めも広がりません。
曲がって、落ち葉に埋もれた硬質プラスチック製の階段が続く尾根を降っていきます。
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降る方向からは分かり難いを辿りながら尾根を降っていきます。
何度も曲がりながらを降っていきます。
落ち葉に埋もれて分かり難いを見失わないよう注意しながら尾根を降っていきます。
何度も小さく曲がりながら尾根を降っていくと、小岩が幾つか剥き出す所を過ぎていきます。
596.4m峰から57分ほどの所になります。
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程なくして、左の樹間にが見えてきます。
が少し見られる尾根を降っていきます。
硬質プラスチック製の階段を辿りながら降っていくとになります。
右側に続くを眺めながら降っていきます。
正面に山並みを眺めながら降っていくと、シダ類が茂っていきます。
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79番鉄塔
踏み跡を辿って降っていくと、すぐにを見かけなくなって安心します。
程なくして現れるを曲がりながら降っていきます。
緩やかな所を過ぎてを更に降っていくと、右前方の樹間に送電線の鉄塔が見えてきます。
シダ類が少し茂る所を過ぎると、退色した「火の用心」のが立っていて今来た道を指しています。
程なくして道がに分かれています。
のすぐ先に送電線の鉄塔が見えるので向かっていきます。
少し降っていくと、送電線の鉄塔「播磨中央線七九」に出ます。
596.4m峰から1時間17分ほどの所になります。
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送電線の鉄塔の下を過ぎて、硬質プラスチック製のが見られる道を降っていきます。
シダ類が茂る中に続く道を進んでいくと、退色した「火の用心」のが正面の道を指しています。
少し右へ曲がりながら降っていくと、開けた平坦地に出ます。
79番鉄塔から3分ほどの所になります。
右を振り返ると、先ほどのが立っています。
左へ曲がって、が見られる所から降っていきます。
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小社
左・右と曲がりながらを降っていきます。
シダ類が見られる所を降っていくとになります。
程なくして現れるを降っていきます。
少し降っていくとのような所に出ます。
正面へ進んでいくと、石垣の上に石造の小社が二つ並んでいます。
79番鉄塔から12分ほどの所になります。
新しそうな様子ですが、名前や由緒は分かりませんでした。
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下山地
すぐの所に立つ木製のをくぐって降っていきます。
両側にシダ類が生える道に続く硬質プラスチック製のを降っていきます。
曲がりながら続く階段混じりの道を降っていくと、緩やかでになります。
程なくして、左右に続くに出ます。
右側に扉があって「156m」の赤布が取り付けられていますが、意味は分かりませんでした。
上下に設けられた小レバーを回して扉を開けて通過していくと、低い尾根を越えていく地道に出ます。
79番鉄塔から20分ほどで降りて来られました。
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は朝阪地区へ続いています。
ここは車を停めてきた弥栄神社へ向かってを進んでいきます。
少し進んでいくと農地が広がるに出ます。
左側には先ほど降ってきた尾根に続くが見えます。
程なくしてある十字路を直進していくと、再び植林地へ入っていきます。
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由利地区
植林地を抜けていくと、車で来たに出ます。
脇には防火水槽があります。
左折して集落を過ぎていくと、に入っていきます。
両側に防護柵が続くを進んでいきます。
左へ分かれていく地道を見送っていくと、開放されたがあります。
左へ分かれていく地道に入っていくと、弥栄神社の前にある駐車地に着きます。
下山地から15分ほどで到着しました。
県民まちなみ緑化事業
弥栄神社境内の緑化整備は、県民緑税を活用しました。
植樹内訳 |
ぼたん桜:10本 イロハモミジ:8本 しだれ桜:2本 クスノキ:1本 トキワマンサク:125本 サツキツツジ:100本 ヒラドツツジ:40本
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緑化面積 |
620u
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この樹木は、下由利自治会が維持・管理しています。
平成26年3月
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