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真弓地区
JR播但線の生野駅から国道312号を南下し、線路と市川を跨ぎ、真弓交差点を過ぎた先にある「宝塔」の石碑が立つを右折していきます。
右からの道を合わせて宮田橋の手前まで来るとがあります。
の入口には「越年神社」の石柱と「」があります。
左の道に入って、すぐの所にある「越年神社」の鳥居の左側を過ぎて、の下をくぐっていきます。
の入口に出て、右奥へ続く道を進んでいきます。
一車線の道を進んでコンクリートブロックで囲まれたトイレを過ぎていくと、広くなった所に出ます。
先には「宮の瀧不動尊参拝のご案内」と題した看板があります。
「車でお越しの方はこの場所に駐車して下さい」となっているので、ここに車を止めます。
宮の瀧不動尊参拝のご案内
一、 |
右側の参道を、宮の谷側に沿い、徒歩でお進み下さい。
尚、車でお越しの方は、この場所に駐車して下さい。
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二、 |
左側の舗装路は、関係者以外、車での立ち入りは禁止です。
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三、 |
ここから不動尊までは、15分〜20分程度です。
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四、 |
不動尊までは、宮の谷川に沿い、岩場を歩くため、滑らないよう十分注意して下さい。
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五、 |
これから先は、火気厳禁となっています。
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六、 |
参拝にあたって、事故が発生しても一切の責任を負いません。十分注意して下さい。
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北真弓区長、北真弓生産森林組合
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駐車地のすぐ先にがあります。
左の舗装された林道は戻り時に歩くことにして、右の地道を進んでいきます。
沢に沿ってしっかりとしたが続いています。
モミジの木も見られるので、秋には綺麗な眺めになりそうです。
軽い登り坂で続く道を進んでいくと、先の方にが見えてきます。
広い地道が終わる所まで来ると、「献」「燈」と刻まれた石灯籠があります。
駐車地から4分ほどの所になります。
「 宮の谷渓谷・宮ノ瀧不動尊案内図」にはこの辺りから分かれるように「 参道中道」が描かれていますが、
見落としたのか気が付きませんでした。
後日に「 参道中道」を歩きました。
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一の瀧
石灯籠を過ぎていくと、上流にが見えてきます。
手前には「宮の瀧参道口」の標識が立っていて、傍には「清めのたき」の看板もあります。
沢に架かるを渡っていきます。
束ねた鉄管の上に金属網が敷いてあって、しっかりとした滑り難い橋です。
橋を渡った所に「一の瀧」のがあります。
上流に見えている滝が一の瀧になるようです。
清めのたき
もろびとの 心につもる つみあかを あらい流すが 清めのたき
一の行場
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二の瀧
を右から眺めながら登っていきます。
程なくして、支沢に架かるを渡っていきます。
この橋は束ねた鉄管の上に板が並べられています。
少し進んでいくと、小橋の下流と上流にが見えてきます。
滝が近づいてくると、束ねた鉄管の上に金属網が敷かれたを渡っていきます。
標識には気が付きませんでしたが、上流にあるのが二の滝のようです。
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三の瀧
小橋を渡った所に「」の看板がありますが、どの岩がお亀石なのかはよく分かりませんでした。
岩の間を登っていくと、「役の行者」の標識の前にがあります。
上に乗った岩にが彫られていますが、これが役行者でしょうか。
岩が剥き出す所を登っていくと、小橋の手前に「三の瀧」のが立っています。
標識の左側に出てみると三の瀧があります。
お亀石
おか兎石 よるなさわるな つゑつくな よけて通れよ たびの新客
二の行場
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観音瀧
束ねた鉄管の上に金属網が敷かれたを渡っていきます。
重なるようなを登っていきます。
少し登っていくと、「観音瀧」と「観音岩」のが並んでいます。
右にある巨岩がのようで、岩の隙間には小祠があります。
左にあるのが観音瀧のようで、二筋になって流れる緩やかな滝です。
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くぐり岩
になった所を登っていきます。
少し登っていくと「もみじ瀧」のが見えてきます。
左の沢に少し降りていくとがあります。
上流にある滝も二つ見えています。
右側にはがあります。
岩の間には「くぐり岩」の標識と「くゞりいわ」のがあります。
道は終わりのように見えますが、どうやら左にある岩の下をくぐっていくようです。
くゞりいわ
みやこにや 深山の奥の くゞり岩 五ぎゃくの 悪の関所 なりけり
三の行場
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夫婦瀧
は思ったほど狭くはなくて、出口もすぐ先に見えているので安心です。
少し屈んだ姿勢でを進んでいくと抜けられます。
幾つもある岩の上を進んでいくと、小橋の手前に「夫婦瀧」のがあります。
束ねた鉄管の上に金属網が敷かれたを渡っていきます。
右側にあるのが夫婦瀧のようです。
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おしわけ岩
上に敷かれた金属網が途中までしかない小橋を渡っていくと、すぐ先にが見えてきます。
はしっかりとしていてグラつくことはなく、
片側に手摺りも付いているので安心です。
手摺りに手を添えながら鉄梯子を登って、その先のを進んでいきます。
右側には夫婦瀧のが見えます。
岩の間を登っていくと「おしわけ岩」の標識がありますが、
どれがおしわけ岩なのかはよく分かりませんでした。
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不動の瀧
岩を過ぎていくと、で歩き易くなります。
正面に滝が見えてくると、脇に「九穴の蔵王尊」のがあります。
滝の前まで行くと「瀧見台」のがあります。
右側に滝があります。
滝の名前を書いた標識は見かけませんが、車道の脇にあった案内図に載っている不動の瀧でしょうか。
九穴の蔵王尊
ありがたや くゞりの岩も ぶじにぬけ くけつのぞうをう おがむうれしさ
四の行場
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鎖が張られた左のを進んでいきます。
植林地の斜面に出て、「宮の瀧不動尊」の(*)が立つ所を右へ曲がって登っていきます。
ロープが張られたを登っていきます。
右下に先ほどのを眺めながら進んでいきます。
緩やかになった道を進んでいきます。
*標識が立つ所では、最初の石灯籠の所から分かれてきた 参道中道が合流しています。
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が少し茂る所を過ぎていきます。
岩の脇を軽く登っていくと、前方にが見えてきます。
石段を登っていくと、石灯籠が並んでいる所に出ます。
石段は正面へ続いていますが、右に見えるへ向かっていきます。
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宮ノ瀧不動尊
手摺りが付けられている小橋を渡っていくと、先ほどの滝の滝口へ続く水路のようなが右側にあります。
小橋を渡り終えるとに出ます。
右側にあるには「不動堂」の表札が掲げられています。
引き戸を開けて中を覗ってみますが、不動尊などは祀られておらず、単なる作業小屋の様子です。
左側には「不動瀧」の標識が立っていて、岩壁を間を流れ落ちるがあります。
小広い所の奥には祭壇が設けられた大きな岩があります。
大きな岩の上にあるのがでしょうか。
駐車地にあった看板では「15分〜20分」となっていましたが、
写真を多く撮ったりしながらゆっくり歩いてきたので28分ほどかかりました。
手前には特徴的な形のが並んでいて、祠の中に不動明王の像が安置されています。
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林道出合
辺りの様子を確認したら、を引き返していきます。
石灯籠まで戻って、右へ続くコンクリート打ちされたを登っていきます。
曲がりながら続くを登っていきます。
最後に左へ曲がっていくと、舗装された林道に出ます。
宮ノ瀧不動尊から3分ほどの所になります。
正面の斜面にが見えますが、情報によると月星神社というようです。
林道を右へ少し進んだ所から祠まで続く小径があるようですが、立ち寄るのは省略します。
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真弓地区
左へ続く林道を降り始めると、「宮の瀧不動尊」のが立っています。
左前方に僅かにを眺めながら進んでいきます。
傾斜が増してくる道を降っていくと、金網で包まれた真新しいを過ぎていきます。
曲がりながら続く林道を淡々と降って正面が明るくなってくると、
最初に通ったが左下に見えています。
左から来る広い地道と合流すると、車を止めておいた駐車地があります。
林道出合から11分ほどで到着しました。
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駐車地から沢沿いに続く広い地道を進んでいくと、「献」「燈」と刻まれたがあります。
石灯籠を過ぎたすぐの所から左へ戻るように登っていくがあります。
標識類は見かけませんが、これが宮田橋の手前にあった「」に載っている参道中道になるようです。
少し登っていくと折れ曲がっていきます。
小岩の脇を過ぎていくと緩やかになります。
には石灯籠の先に架かる小橋やその上流にある一の瀧が見えます。
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になる道を進んでいきます。
剥き出すを過ぎていきます。
塩ビ被覆のがしばらく続くようになりますが、
掴まって登るためのものではなくて電線でしょうか。
程なくして、左・右と小さくに折れ曲がっていきます。
少し登っていくと緩やかな道になります。
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塩ビ被覆のが続く道を登っていきます。
右下に滝の音を聞きながら登っていくと、傾斜がになります。
右下に簡易トイレのようなが見えてくると、そこへ降りていく小径が分かれていきますが、
このまま正面の道を登っていきます。
程なくして「宮の瀧不動尊」の標識が立つ所に出ます。
参道中道の入口から6分ほどで歩いて来られました。
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右前方から登ってくるのが、最初の石灯籠から分かれてきたになります。
行者道を降っていくと、程なくしてがあります。
雨後のためか、前回来た時よりも水量が多くなっていました。
行者道を通って最初の石灯籠の所まで戻りますが、
雨後で岩が滑り易くなっていて、苦労しながら降りました。
滝や岩などを示す標識は降りの向きからは見え難くなっているので、
行者道を登って参道中道を降る向きに歩くのが良さそうです。
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