船津山 散策:2024年04月17日(水)
散策情報 [cn689] 船津山
概 要 船津山は伊根町の野村地区と長延地区の境にある標高548mの山です。 山頂のすぐ傍まで林道が続いていて、容易に登ることが出来ます。 今回は長延地区と河来見地区を結ぶ舗装された長延河来見林道にある峠に車を止め、 地道の林道を終点まで歩き、そこから尾根をひと登りして山頂に着き、 南へ伸びる尾根を林道の途中へ降るルートを半周回します。
起 点 伊根町 野村地区
終 点 伊根町 野村地区
ルート図 野村地区…稜線…林道分岐…林道終点…船津山…林道分岐…稜線…野村地区
所要時間 1時間50分
歩いて... 地道の林道は荒れが少なく、歩くのに問題はありません。 山頂は樹木に囲まれていますが、林道の途中からは山並みを眺められます。 山頂から林道の途中へ降る尾根に明瞭な道はありませんが、所々に桃テープが巻かれてルートを示しています。 尾根に下草は生えておらず、多少樹木が煩わしい所はあるものの、藪漕ぎするほどではありません。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介 マップ類】 【スライドショー
野村地区
経ヶ岬から国道178号を南下していきます。 伊根町の蒲入地区に入って蒲入展望所を過ぎて降った所にある分岐から、 右へ分れていく旧ルートに入っていきます。 峠を越えて降った所にある分岐から、右へ戻るようにして分れていく道に入っていきます。 傍には長延口バス停があります。 長延地区の集落へ入っていくと、宮川橋の手前に古森神社があります。 境内には近畿一とされる幹回り6.8mのタブの木があります。 宮川橋を渡った所には長延公民館があり、傍に長延バス停があります。 集落を過ぎて道なりに登って砂防ダムまで来ると、「長延河来見 林道」の標柱と「民有林林道 長延河来見線」の標識があります。 林道は舗装されていますが、この先には落石が散見されるので、何度か車から降りて石を脇に避けたりしながら進んでいくと、 地形図に二重線で載っている林道との分岐になったに着きます。
分岐の角が少し広がっているので、端に寄せて車を止めさせて頂きます。 脇には石仏があり、標柱と思われるものもありますが、文字は消えていて判読出来ません。
長延河来見 林道
延長1886.5米 幅員4.0米
伊根町
民有林林道 長延河来見線
幅員 4.0m
全延長 1,887m 起点
設計速度 20km/時
落石には、十分注意して下さい。
カーブでは、必ず徐行してい下さい。
路肩の走行は避けて下さい。
平成6年3月 管理者 伊根町長
左へ分れていく地道の林道を進んでいきます。 道の荒れは少なくて歩き易くなっています。 石がゴロゴロする谷筋を回り込む所まで来ると、左へ戻るように作業道が分れていきますが、見送っていきます。 等高線に沿うように曲がりながら続く軽い登り基調の林道を進んでいきます。 樹間に山並みを眺めながら進んでいきます。 所々に咲いているツツジを愛でながら進んでいきます。
稜線
切り立った岩壁の袂を過ぎていきます。 塔のようなものが幾つか立つ山が南南西の奥に見えますが、方角からすると太鼓山でしょうか。 谷向かいの権現山と思われる山も見えます。 次第に傾斜が緩やかになると、標高410mほどの稜線に出ます。 駐車地から23分ほどの所になります。 ここで林道が分岐しています。 地形図によると、南東へ続く右の道は500mほど先で行き止まりになっているようです。 ここは北へ続く左の道を進んでいきます。 曲がり角には標柱のようなものが倒れていますが、文字は消えていて判読出来ません。
林道分岐
緩やかになった林道を進んでいくと、「界」の赤プラ杭と「京都府」の黄プラ杭を過ぎていきます。 少し曲がりながら進んで僅かな降り坂になると、左の尾根が次第に低くなってきます。 傾斜が緩やかになると、林道が分岐しています。 稜線に出た所から3分ほどの所になります。 手前には「通行禁止」の旨の看板が倒れていますが、 「仮設道路」ということなので左の道を指しているように思われます。 ここは地形図に二重線で載っている右の道を進んでいきます。
これより先は森林施設用仮設道路につき、許可なくして通行することは禁止する!
平成2年3月 伊根町森林組合
次第に登り坂になる道を進んでいくと、左に戻るように登っていく小径を見送っていきます。 左の斜面に道のようなものが見えてきます。 左への曲がり角まで来ると、作業道が左へ戻るように分れていきます。 作業道を見送って少し左へ曲がっていくと、次第に石がゴロゴロした道になります。 右へ回り込む所まで来ると、左へ戻るように小径が分れていきますが、見送っていきます。 右の樹間には山並みが見えます。
ゴロゴロした石が減って、次第に傾斜が増してくる林道を登っていきます。 小岩が並んだが右下に見えてきます。 崩れそうな法面の脇を過ぎていきます。 浦島漁港のものと思われる突堤が右下に見えてきます。 やがて林道はヘアピン状に左へ曲がっていきます。 稜線に出た所から20分ほどの所になります。
林道終点
少し登っていくと、林道が分岐しています。 正面の道は船津山の下を通過していくように思えるので、ここは右へ折れ曲がっていく道を登っていきます。 少し左へ曲がりながら登っていくと尾根の背を跨いでいきます。 すぐに尾根の背を横切って左肩を進むようになります。 軽く登って緩やかになると、林道は終点になります。 稜線に出た所から29分ほどの所になります。
船津山(標高548m)
林道の終点辺りは傾斜が急なので、少し引き返した所から尾根の背に向かって斜面を登っていきます。 崩れ易いので注意しながら登っていくと、すぐに尾根の背に出ます。 左へ曲がって尾根の背を進んでいきます。 樹木が茂り気味の広い尾根を進んでいくと、程なくして一番高い所に着きます。 ここが地形図に載っている548m峰船津山の山頂になるようです。 林道終点から2分ほど、駐車地から55分ほどで登って来られました。 情報によると、以前には「船津山」の標識があったようですが、この時には見かけませんでした。 山頂の周囲には樹木が茂っていて、残念ながら眺めは広がりません。
山頂の様子を確認したら、南へ伸びる広い尾根を降っていきます。 少し樹木が煩わしいですが、行く手を阻むほどではありません。 降り傾斜が増してくると尾根が分岐していますが、 先の方に桃テープが巻かれている左前方の尾根を降っていきます。 しばらく降っていくと、次第に尾根の背がはっきりしてきます。 緩やかな尾根になると、「公社」と書かれた赤頭短杭があります。 所々に桃テープが巻かれていますが、境界杭の場所ではなくて下山ルートを示しているように思えます。
林道分岐
少し樹木が増えて煩わしくなりますが、藪漕ぎするほどではないので助かります。 少し右へ曲がりながら降っていくと、また「公社」と書かれた赤頭短杭を過ぎていきます。 次第にアオキのような樹木が茂るようになりますが、行く手を阻むほどではありません。 アオキを見かけなくなると、左下に林道が見えてきます。 少し左へ曲がりながら降っていくと、登り時に通過した林道分岐に出ます。 船津山から21分ほどの所になります。 出口には「界」の赤頭短杭と桃テープが巻かれた樹木があります。 振り返って、出口を確認していきます。
稜線
元来た林道を引き返していきます。 僅かな登り坂になる道を進んでいきます。 傾斜が緩やかになると、林道が分岐している標高410mほどの稜線に戻ってきます。 林道分岐から3分ほどの所になります。 正面に続く道は見送って、右へ続く元来た道を降っていきます。
谷向かいの権現山を正面に眺めながら林道を降っていきます。 所々に咲いているツツジを愛でながら進んでいきます。 路肩が少し崩落した所もありますが、歩くのに問題はありません。 切り立った岩壁の袂を過ぎていきます。 曲がりながら続く林道を淡々と降っていきます。
野村地区
右前方に登っていく作業道を見送っていきます。 やがて左下の樹間に長延河来見林道が見えてきます。 少し左へ曲がりながら降っていくと、車を止めておいた長延河来見林道のに着きます。 稜線から21分ほど、船津山から48分ほどで降りて来られました。