市島188m峰 散策:2024年02月03日(土)
散策情報 [cn675] 市島188m峰
概 要 丹波市市島町の上田地区と喜多地区の境にある188m峰に登ります。 山域には矢谷城跡と長谷山城跡があります。 山頂の西側が切り開かれて山並みを眺められます。 今回は南側を通る県道59号を起終点とし、作業道の終点から稜線に出て、 矢谷城跡を経て188m峰に登り、長谷山城跡を経て県道59号に降るルートを周回します。
起 点 丹波市市島町 喜多地区
終 点 丹波市市島町 喜多地区
ルート図 喜多地区…作業道入口…作業道終点…小峰…矢谷城跡…188m峰…長谷山城跡…下山地…喜多地区
所要時間 1時間30分
歩いて... 一般的な登山ルートではないようで、標識類や解説板などは見かけません。 作業道終点から小峰に出る植林地に明瞭な道はありませんが、アオキなどが少し見られる程度で、歩くのに問題はありません。 尾根筋は歩き易くなっていて、藪漕ぎするような所はありません。 矢谷城跡や長谷山城跡には、平坦地や堀切・切岸などの遺構と思われる地形が見られます。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介 マップ類】 【スライドショー
喜多地区
福知山市から塩津峠を越えて丹波市に入り、国道175号を南下していきます。 市島下橋を渡った先にある市島支所前交差点を左折して県道59号を南下していきます。 東寄りに向きを変えながら進んでいくと、左への曲がり角の路肩が広がっているので、ここに車を止めさせて頂きます。
この時は作業車が止まっていましたが、駐車地は車数台分の広さがあります。
作業道入口
駐車地の先へ続く県道59号を進んでいきます。 少し右へ曲がる所まで来ると、左へ分れていく道があります。 入口にはポンプ操作盤があります。 左の道に入ってビニールハウスまで来ると舗装路は左へ曲がっていきますが、正面の地道を進んでいきます。 山際まで来て防護柵に沿って進み始めると、左へ分れていく作業道があります。 駐車地から5分ほどの所になります。 入口にはがありますが、上下に設けられた小レバーを回し、落し棒を持ち上げれば開けられます。
防護扉を過ぎて、削られた法面が続く作業道を軽く登っていきます。 「細部図根」の黄頭短杭・「地籍調査」の赤頭短杭・「界」の赤プラ杭などの境界杭が続く作業道を進んでいきます。 既に役目を終えたのか、道には半枯れの笹が茂る所もあります。 近づいてくる稜線に向かって登っていきます。 枯れた夏草が茂る稜線の近くまで来ると、稜線へ続く道はありません。
作業道終点
行き止まりなのかと思っていると、作業道は左へ折れ曲がるように続いてます。 目指す188m峰とは逆方向なので、何処へ続くのか不安になりながらも、斜面に続く緩やかな作業道を進んでいきます。 倒木を跨いだりしながらしばらく進んでいくと、作業道終点になります。 作業道入口から7分ほどの所になります。 正面には「平成13年度環境にやさしい森づくり事業」の白い標柱が立っています。 明瞭な道はありませんが、標柱の所から右の植林地を登っていきます。
小峰
植林地にはアオキやヒイラギなどが茂る所もありますが、行く手を阻むほどではないので助かります。 しばらく登っていくと大きな窪みがあります。 窪みの左側を回り込むように登っていきます。 シダ類が茂る所の左側を登っていきます。 傾斜が緩やかになると、標高170mほどの小峰に着きます。 作業道終点から7分ほどの所になります。 中ほどには「細部図根」の黄頭短杭・「地籍調査」の赤頭短杭・「界」の赤プラ杭などの境界杭が見られます。 眺めは広がりませんが、ひと息入れていきます。
矢谷城跡
落ち着いたところで、右へ続く尾根を降っていきます。 少し降っていくと緩やかな尾根になります。 尾根には引き続き「細部図根」の黄頭短杭・「地籍調査」の赤頭短杭・「界」の赤プラ杭などの境界杭が見られます。 程なくして登り坂になる尾根を進んでいきます。 傾斜が緩やかになると、標高160mほどの細長い高みに着きます。 標識類は見かけませんが、情報によるとかつて矢谷城があった所のようです。
少し左へ曲がっていくと、軽い降り坂になります。 緩やかな所を過ぎていくと登り坂になります。 しばらく登っていくと、尾根の左斜面にモノレールが見えてきます。 モノレールを跨いでいくと、188m峰のすぐ傍にある開けた所に出ます。 小峰から14分ほどの所になります。 情報によると、モノレールは麓から続いていて、 ここはパラグライダーの発進場になっているようです。 左側には山並みを見渡せる眺めが広がります。 画像群
188m峰
右のに入っていきます。 すぐの所に石組みの基礎があって、 「大日如来」の紙の上に透明な波板が被せられています。 以前には大日如来を祀る祠があったのでしょうか。 すぐに地形図に載っている188m峰と思われる高みに着きます。 周囲には樹木が茂っていて、残念ながら眺めは広がりません。
大日如来
オン アビラウンケン バザラダドバン
令和6年1月1日
右へ曲がって、南西に延びる尾根を降っていくと、 これまでのよりも大きな「地籍調査」の赤頭短杭が続くようになります。 側面には「喜多自治会」と書かれています。 少し大きめの「地籍多角」やこれまでのと同じような「細部図根」の黄頭短杭も見られます。 しばらく降っていくと緩やかな尾根になります。 程なくして登り坂になります。 「喜多自治会」と書かれた「地籍調査」の赤頭短杭が続きます。 書かれている文字が「喜多区」に変わる「地籍調査」の赤頭短杭を過ぎていくと、標高170mほどの高みに着きます。 188m峰から6分ほどの所になります。
高みを過ぎて、尾根を軽く降っていきます。 左の樹間に山並みを眺めながら進んでいきます。 緩やかになった所を過ぎて、近づいてくる高みへ向かって登っていきます。 少し窪んだ堀切のような所を過ぎていきます。 切岸のような急斜面を、樹木の幹や根などに掴まりながら登っていきます。
長谷山城跡
頑張って登っていくと、標高180mほどの緩やかな尾根になります。 188m峰から11分ほどの所になります。 標識類は見かけませんが、情報によると、この前後の尾根にかつて長谷山城があったようです。 少し先の切岸のような急斜面を降っていくと、曲輪跡のような平坦地があります。 また切岸のような急斜面になるので、脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。 曲輪跡のような平坦地に出ると、すぐ先で切岸のような急斜面になります。 曲輪跡のような平坦地に出ると、すぐ先でまた切岸のような急斜面になります。 歩き易そうな所を選んで降っていくと、また曲輪跡のような平坦地に出ます。
更にある切岸のような急斜面を降っていきます。 しばらく降っていくと、曲輪跡のような平坦地に出ます。 また現れる切岸のような急斜面を降っていきます。 「正」の文字に変わった「地籍調査」の赤頭短杭が続くようになる尾根を降っていくと、窪んだ所が幾筋か現れます。 188m峰から25分ほどの所になります。 ここは南南西へ延びる尾根を降るべく、一番右側(西側)の窪んだ所を降っていきます。
窪みは次第に浅くなって、歩き易い尾根になります。 しばらく降っていくと、曲輪跡と思われる平坦地に出ます。 少し降っていくと、また緩やかな尾根になります。 緩やかな尾根を進んでいくと、左から防護柵が近づいてきます。
下山地
防護柵に沿って降っていきます。 出口を探しながら降っていくと、次第に右へ曲がっていきます。 右へ回り込むように斜面を降っていきます。 樹間に民家が見えてくると防護扉があります。 188m峰から35分ほどで降りて来られました。 上下に取り付けられた小レバーを回せば扉を開けられます。 扉には「門扉No19喜多自治会」の紙が貼り付けられています。
防護扉を抜けると民家の傍に出ます。 振り返って下山地を眺めていきます。 民家の庭のような所を通らせて頂きます。 小規模な太陽光パネルが設置された所を左へ曲がっていきます。 程なくして、左右に通る県道59号に出ます。
喜多地区
右折して、県道59号を西進していきます。 右前方へ分れていく道を見送って、左へ曲がっていきます。 最初に入っていった道を右に分けて、左へ曲がっていきます。 右への曲がり角まで来ると、車を止めておいた駐車地があります。 下山地から9分ほどで到着しました。