岩津310m峰
概 要 朝来市の岩津地区にある310m峰に登ります。 国道312号から脇に入った所を起終点とし、南西にある熊野神社を経て山頂へ登り、北北東にある峠へ降りるミニルートを歩きます。
起 点 朝来市 岩津地区
終 点 朝来市 岩津地区
岩津地区…あまちゃ公園…熊野神社…310m峰…小峰…地籍図根三角点…峠…岩津地区
所要時間 1時間20分
歩いて... 一般的な登山コースではないので、熊野神社から先に明瞭な道はなく、標識類もありません。 しかし樹木の少し煩わい所はあるものの、行く手を阻むほどではなく、歩くのに問題はありません。 山頂は樹木に囲まれていますが、尾根の所々から山並みが見えます。 峠への降り口が分り難いので、方角を良く確かめて降ります。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
岩津地区
朝来市和田山町から国道312号を南下していきます。 岩津地区に入って上岩津下バス停を過ぎていくと、観音川にが架かっています。 脇には「岩屋観音・鷲原寺」の標識が立っていて、左の道を指しています。 橋を渡った所にある分岐を左折して十字路を直進していくと、岩屋橋の手前に道幅の広がった所があるので、ここに車を止めさせて頂きます。
あまちゃ公園
手前の十字路まで引き返すと、石碑などが並ぶ先にが架かっています。 橋を渡ってすぐに右折して、を進んでいきます。 石段が現れるとがあります。 熊野神社へは左の石段を登るのですが、正面に公園があるので立ち寄っていきます。 石段をひと登りすると、東屋が建つ公園に出ます。 手前にある石標によるとあまちゃ公園というようです。 「岩谷寺跡」のもあるので、かつて岩谷寺があった所のようです。 東屋の傍には「災害に強い森づくり」の解説板があって付近の地図が載っていますが、これから向かう熊野神社は描かれていません。
災害に強い森づくり(里山防災林整備)〜県民緑税の活用〜
平成16年の台風災害を踏まえて、豊かな「緑」を次の世代に引き継いでいくため、 県民共通の山三である「緑」の保全・再生を社会全体で支え、県民総参加で取り組む仕組みとして平成18年度から「県民緑税」を導入し、 防災面での機能強化を目的とした「災害に強い森づくり」を進めています。 朝来市岩津付近では、平成28年度に森林整備と簡易防災施設の設置を行いました。
平成28年度 兵庫県・朝来市・公益社団法人兵庫みどり公社
手前のまで引き返して、右の石段を登っていきます。 鉄パイプの手摺りが設置されたを登っていきます。 右へ曲がって石段を登っていくと、右側にがあります。 引きがなくて正面からは全体を写せませんが、中にはが安置されています。
熊野神社
を更に登っていきます。 振り返ってを眺めながら登っていきます。 踊り場が幾つもある石段を登り切ると、「熊野神社」の扁額が掛かるがあります。 シートが被せられたを過ぎていくと、右側に境内社、左側に倉庫のような建物があります。 再び現れる石段を登っていくと、拝殿と本殿から成る神社に着きます。 駐車地から12分ほどの所になります。 扁額は掲げられておらず由緒を記したものも見かけませんが、これが熊野神社のようです。
神社のから奥へ進んでいきます。 石垣を登っていくと、になります。 植林地を左へ曲がりながら登って神社の裏側に出て、 「図根多角」の黄頭短杭や「国土調査」の青頭短杭などが続くを登っていきます。 尾根に明瞭な道はありませんが、下草は生えておらず、樹木に掴まるほどの急傾斜ではないので助かります。 振り返ってを眺めたりしながら登っていきます。 傾斜が緩やかになると、樹木の袂に石杭・「国土調査」の青頭短杭・「界」の赤プラ杭などが並んでいます。
程なくしてが増してくる尾根を進んでいきます。 少し右へ曲がっていくとになります。 すぐに近づいてくるへ向かって登っていきます。 程なくして、標高280mほどの緩斜地に出ます。 熊野神社から6分ほどの所になります。 中ほどには「国土調査」の青頭短杭と「界」の赤プラ杭が並んでいます。 左へ曲がって、緩やかなになる尾根を進んでいきます。
しばらく進んでいくとになります。 少し登っていくとになります。 またが増してきますが、脇の樹木に手を掛けるほどではありません。 頑張って登っていくと、標高310mほどの高みに着きます。 熊野神社から13分ほどの所になります。 手前に「図根多角」の黄頭短杭、先に「国土調査」の青頭短杭があります。 『ここが310m峰か』と思いましたが、もう少し先のようです。
310m峰
が茂る所を過ぎて降っていきます。 少し降っていくとになります。 すぐに軽いになります。 程なくして、「国土調査」の青頭短杭がある高みに着きます。 場所を示す標識類は見かけませんが、ここが地形図に載っている310m峰になるようです。 熊野神社から16分ほどの所になります。 周囲には樹木が茂っていて、残念ながら眺めは広がりません。
になる尾根を進んでいきます。 左の樹間に僅かにを眺めながら降っていきます。 少し角度を変えると、が見えます。 少し左へ曲がって、が幾つか見られる尾根を降っていきます。 右の樹間にもを眺めながら降っていきます。 細い樹木が少し煩わしくなると、浅い鞍部に着きます。
小峰
程なくしてになると、少し右へ曲がっていきます。 見えてくるへ向かって登っていきます。 少し登っていくとになります。 少し左へ曲がっていくと、ピーク感のない標高310mほどの小峰に着きます。 310m峰から6分ほどの所になります。
地籍図根三角点
軽いになる尾根を進んでいきます。 程なくして、右側にが現れる所に着きます。 この辺りから右の尾根を降っていくのですが、『眺めが広がる所はないか』と思って、もう少し先へ進んでいきます。 左側の樹間にが見えます。 倒木や樹木が少し煩わしいを進んでいきます。 しばらく進んでいくと、尾根の中ほどに「地籍図根三角点」の白い標柱と標石があります。 310m峰から9分ほどの所になります。 眺めは広がりませんが、この先は降り傾斜が増してくるので、ここで引き返すことにします。
地籍図根三角点
地籍調査
目星を付けておいたまで引き返してきます。 「図根多角」の黄頭短杭がある所から延びる尾根を降っていきます。 最初はかなりが急なので、念のために脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。 が見られる尾根を降っていくと、次第に傾斜が弛んできます。 アセビが見られる所を過ぎていくと、腰をくねらせたような枯れ松があります。
左の樹間にを眺めながら進んでいきます。 降り坂の尾根を進んでいくと、になったの上に出ます。 写真では良く分かりませんが崖のようななので、真っ直ぐ降るのは諦めます。 左側が緩やかになっているので降っていきます。
少し右へ曲がりながら降っていくと、地形図に実線で載っているが見えてきます。 更に降っていくとに降り立ちます。 道を塞ぐ倒木をくぐっていくと、切通になったに着きます。 地籍図根三角点から13分ほどで降りて来られました。 左側には「火の用心」のが立っています。 板は二枚あって、左へ登る道は「No49」、正面へ降る道は「No50」となっています。 送電線の系統が変更されたのか、それぞれ「42」「43」と書き込まれています。
後日に北側にある送電線の鉄塔までを歩きました。(「北側」を参照)
後日に西側の谷筋を降りました。(「西側」を参照)
正面の峠道を降り始めると、すぐの所に「十六丁」のが佇んでいます。 道なりに曲がって、斜面を横切るように降っていきます。 しばらく降っていくと、ヘアピン状に曲がっていきます。 次第に谷筋へ降りていくと、ヘアピン状に曲がっていきます。 正面が明るくなってくると防護柵があります。 から7分ほどで降りて来られました。 紐で括られているだけなので容易に開けられます。
防護柵を過ぎると、農道の手前にがあります。 ゲートフックを外し扉を開けて電気柵を過ぎ、右へ続くを進んでいきます。 山際を進んでいくと、またがあります。 ここでもゲートフックを外し扉を開けて電気柵を過ぎていくと、左右に通る車道に出ます。
岩津地区
右折して、を進んでいきます。 山が近づいてコンクリート擁壁になった所まで来るとが佇んでいます。 「・・丁」と刻まれているようですが判読出来ませんでした。 山から離れて進んでいくと、新岩屋橋の手前にがあります。 角には石仏が三体並んでいます。 右の道を進んでいくとの手前から、最初に立ち寄ったあまちゃ公園への道が分れていきます。 岩屋橋を渡っていくと、すぐの所に車を止めておいた駐車地があります。 防護柵を抜けてから20分ほどで到着しました。
峠から北側の鉄塔へ (2024年02月17日)
左へ曲がりながら登っていくとに出ます。 尾根の背を登り始めると、硬質プラスチック製のが続くようになります。 途切れながら続く階段を登って尾根の左斜面を進むようになると、が巻かれた樹木を多く見かけます。 に出て、右へ登っていきます。 曲がりながら続く階段を登っていくと、標高320mほどのの左肩に着きます。 先へ降り始めたすぐの所に、送電線の鉄塔「生野北支線四二」が立っています。 から10分ほどの所になります。
前方が開けていて山並みを眺められます。
峠から西側の谷筋へ (2024年02月17日)
少しを左・右と何度か曲がりながら降っていきます。 しばらく降っていくと、に出ます。 左へ曲がって僅かな沢の左側を進んでいくと、程なくしてを跨いでいきます。 正面が開けてくるとがあります。 右肩から擬木の階段を降って、放水路の傍を降っていきます。 防護柵に沿って進むようになるとがあります。 程なくしてがありますが、ビニール被覆された針金を解けば開けられます。 防護扉の先へ続く農道を真っ直ぐ進んでいくと、左右に通る車道に出ます。 から14分ほどの所になります。
振り返ると、左脇にがあります。