概 要 |
衣笠山は朝来市山東町にある標高430.5m(点名:衣笠尾)の山です。
山頂付近はかつて衣笠城があった所のようで、曲輪跡のような平坦地が少し見られます。
今回は森地区からの登山道を往復します。
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起 点 |
朝来市山東町 森地区
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終 点 |
朝来市山東町 森地区
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森地区…森石造供養塔…登山口…稜線…尾根の肩…展望地…衣笠山…展望地…尾根の肩…稜線…登山口…森地区
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所要時間 |
2時間20分
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歩いて... |
要所に標識が立っていて、迷う事なく登ることが出来ます。
谷筋の道は荒れ気味で、倒木やシダ類などが茂る所もあります。
尾根にも背丈の低い笹などが茂る所があります。
急坂もありますが、長くは続きません。
山頂の周囲には樹木が茂っていて眺めは良くありませんが、
手前にある展望地から景色が広がり、竹田城跡も見えます。
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関連メモ |
今のところ、関連メモはありません。
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森地区
朝来市を通る国道312号の武田城下町交差点から県道277号を東進していきます。
丘を越えて降っていくと、よふど温泉への道を見送った先に「農免道路 柏原 遠阪峠」の道路標識が出るがあります。
右折して真っ直ぐ進んでいくと、「森石造九重塔 虎御前の供養塔」の標識が立っています。
標識の傍に広い空き地があります。
空き地の用途を示す標識類は見かけませんが、森石造九重塔を訪ねる人のための駐車場のように思えるので、ここに車を止めさせて頂きます。
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森石造供養塔
駐車地の奥へ続く短い夏草が生えるを進んでいきます。
草が生えるのを防ぐために敷かれているのか、で覆われた所を横切っていきます。
正面の山際まで来ると、自然石を積んだ石段を登った所に森石造供養塔があります。
入口には「虎御前之墓」の石柱が立っています。
や地蔵には綺麗な花が手向けられて、手入れされているようです。
脇には「石造供養塔」の解説板があります。
石造供養塔
兵庫県指定重要有形文化財(建造物) 昭和43年3月29日指定
素材は石英粗面岩で造られ、現存部の高さは3.6メートルで、三重の基壇の上に立つ。
台石には、背面を除いて左右の二方に格狭間を彫り、正面は月輪内に、その他はほぼ中央に種子を刻む。
軸石の四面は四方仏のひとつである薬師如来が東に、西に阿弥陀如来、南に観音菩薩、北に釈迦如来が刻まれている。
屋根石は軒反りが少なく鈍重な感じがするが、上層へ進むにつれて軽い反転を示していること、
各層の屋根流れに反りむくりがあること、また初層の正面軒口に せん様の紋様を刻んでいるなど珍し手法を示している。
造立の年代は、はっきりしないが四方仏の様相や蓮華座の彫法、相輪の様式などから南北朝時代のものと思われる。
口碑には東海道大磯の遊君虎御前の供養塔と伝えられ、古来女人の信仰があつく今も香華が絶えない。
平成24年7月 朝来市教育委員会
「せん様」の「せん」は、「土」偏に「専」と書きます。
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登山口
往復3分ほどでまで引き返し、南へ進んでいきます。
カーブミラーの立つを直進していきます。
民家の前を過ぎていくと、左へ分れていくがあります。
駐車地から3分ほどの所になります。
入口には「衣笠城址 登山口」の大きなが出ています。
今回はここから衣笠山へ登っていきます。
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夏草が茂る地道を真っ直ぐ進んで森の入口まで来るとがあります。
小レバーを回して横に渡された閂をずらせば開けられますが、土砂が堆積して開け難くなっています。
苦戦しながら防護扉を通過し、シダ類などが茂る所を小沢に沿って進んでいくと、「朝101」の標識が取り付けられたを過ぎていきます。
に入ると、夏草やシダ類が減ってきます。
金属網で包まれた石で出来たの右側を乗り越えていきます。
小沢を横切って、谷筋の左側に続くを登っていきます。
「国土調査」の赤頭短杭が見られる小径を少し左へ曲がりながら登っていくと分岐があります。
左へ戻るようにして登っていく踏み跡は見送って、正面の道を進んでいきます。
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小径にはなどがあって荒れ気味です。
「国道調査」のも見られる小径を登っていきます。
少し登っていくと、が広がってきます。
僅かな支沢にが架かっていますが、老朽化して危ないので、脇に降りて通過していきます。
程なくして分岐があります。
登山口から12分ほどの所になります。
脇には「衣笠城址」の標識が立っていて左の道を指しています。
右の道の方が歩き易そうですが、標識に従って左の道を登っていきます。
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などを跨ぎなら登っていきます。
すぐにになりますが歩き難そうなので、右側の盛り上がった所を登っていきます。
窪んだ道の終わりまで来て、続く小径を登っていきます。
尾根に向かって続くを登っていきます。
切通のような所を右へ曲がりながら登っていくとに出ます。
脇には「国土調査」の青頭短杭と「界」の赤プラ杭が並んでいます。
右へ曲がった所に「衣笠城址」の標識が立っています。
左側にある踏み跡との分岐になっていますが、右側の小径を登っていきます。
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傾斜が弛んで歩き易いを登っていきます。
尾根には引き続き「国土調査」の青頭短杭や「界」の赤プラ杭が続いています。
少し登っていくと、また「衣笠城址」のが立っています。
標識が指す右側のを登っていきます。
窪んだ道が次第に歩き難くなるので、左右にあるを歩いたりしながら登っていきます。
少し登っていくと、窪みがなくなった道になります。
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稜線
を張った樹木を過ぎていくと稜線が近づいてきます。
右から左へ曲がりながらを登っていきます。
また窪んでくる道を小さく曲がりながら登っていくと、左右に延びる稜線に出ます。
登山口から28分ほどの所になります。
正面には「衣笠城址」の標識が立っていて左を指しています。
ここからを登っていくのですが、その前に水分補給をしながらひと息入れていきます。
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尾根の肩
落ち着いたところで、背丈の低い笹が生える斜面に続くを登っていきます。
少し左へ曲がりながら登っていくと、膝丈ほどのが茂るようになります。
笹が減ってくるとが増してきます。
また膝丈ほどになるが茂る尾根を登っていきます。
笹や夏草が減ってきて傾斜も緩やかになると、標高350mほどの尾根の肩のような所に出ます。
稜線に出たから10分ほどの所になります。
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左へ曲がって、歩き易くなったを進んでいきます。
登り傾斜が増してくると、を広く張った樹木の袂を過ぎていきます。
傾斜がもある尾根を進んでいきます。
程なくしてが増してくるので、脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。
左肩から右へ回り込むように登っていくとに復帰します。
程なくして大岩が尾根を塞いでいます。
稜線に出たから16分ほどの所になります。
右側に巻き道のような踏み跡があるので登っていきます。
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尾根の右斜面に続くを登っていきます。
少し登った所を左へ曲がって、へ向かっていきます。
大岩の右側を過ぎていくと、尾根の背に復帰します。
左側へ少し降りるとが広がります。
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展望地
広がってくるを登っていきます。
少し登っていくとが剥き出していますが、裂け目を登っていきます。
岩を過ぎると傾斜がきます。
すぐ先にある小岩まで来ると左側が開けてきて、山並みを見渡せる展望地になっています。
稜線に出たから21分ほどの所になります。
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眺めを確認したら、軽いの尾根を進んでいきます。
程なくして、小岩が見られる僅かなに着きます。
高みを過ぎて、が剥き出す尾根を降っていきます。
少し降っていくと、浅いに着きます。
鞍部を過ぎると登り坂になります。
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衣笠山 (標高430.5m)
が散乱する所を登っていきます。
横たわるを迂回していきます。
近づいてくる山頂に向かって、次第に傾斜が増してくるを登っていきます。
傾斜が緩やかになって曲輪跡のような所を過ぎていくと、樹木が伐採されて明るい山頂に着きます。
稜線に出たから33分ほどで登って来られました。
中ほどには「衣笠尾」があるので、地形図に載っている430.5m峰になるようです。
山頂を示す標識類は見かけませんが、衣笠山と呼ばれているようで、かつて衣笠城があった所のようです。
周囲には樹木が茂っていて残念ながら眺めは広がりませんが、北東の樹間に僅かにが見えます。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
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山頂の様子を確認したら、来たを引き返していきます。
傾斜が増してくるを、脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。
倒木を避けたりしながら降っていくとになります。
登り坂になってくると焦げた大木があります。
来る時には気が付きませんでしたが、こちら側の半分がになっていて、雷が落ちたようです。
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展望地
が剥き出す尾根を登っていきます。
少し登っていくと、小岩が見られる僅かなに着きます。
高みを越えて、を降っていきます。
傾斜が緩やかになった尾根を進んでいくと、右側が開けた展望地に戻ってきます。
衣笠山から8分ほどの所になります。
剥き出す小岩の上に登って、再びを眺めながらしばらく休憩していきます。
来る時には気が付きませんでしたが、西北西の方角にが見えます。
少しして載せておきます。
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展望地の先に続くが剥き出す尾根を降っていきます。
傾斜が弛んでくる尾根を降っていくと、の上に出ます。
右側へ少し降りて、再度を眺めていきます。
左にあるを降っていきます。
少し降った所を右へ曲がっていくと、大岩の下に続く尾根の背に復帰します。
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尾根の肩
尾根のを左へ回り込むように降っていきます。
尾根の背に復帰して降っていくとになります。
傾斜が増す所を降っていくと、またになります。
緩やかになった尾根を進んでいくと、標高350mほどの尾根の肩のような所に出ます。
展望地から12分ほどの所になります。
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稜線
右へ曲がって、膝丈ほどのなどが茂る尾根を降っていきます。
しばらく降っていくと、などの背丈が低くなってきます。
緩やかな所を過ぎると、また膝丈などのが茂るようになります。
次第に笹の背丈が低くなるを、少し右へ曲がりながら降っていきます。
茂る笹の中に続く踏み跡を降って緩やかになると、「衣笠城址」の標識が立つ稜線に登り着い所に戻ってきます。
展望地から21分ほどの所になります。
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右側にあるを降っていきます。
右・左・右と小さく曲がって、植林地のに続く道を降っていきます。
次第に道が窪んで歩き難くなるので、左右にあるを歩いたりしながら降っていきます。
窪みが無くなった道を降って尾根の背に出ると、「衣笠城址」のが立っています。
左へ曲がって、歩き易くなったを降っていきます。
「国土調査」の青頭短杭や「界」の赤プラ杭が続く道を降っていくと、
「衣笠城址」の標識が立つ踏み跡との分岐に出ます。
稜線から8分ほどの所になります。
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左へ曲がって、のような所を降っていきます。
少し降っていくと、の終点を回り込むように右へ曲がっていきます。
窪んだ道は歩く難いので、の盛り上がった所を降っていきます。
窪みが無くなってくると、が少し茂るようになります。
程なくして、「衣笠城址」の標識が立つ分岐に出ます。
稜線から12分ほどの所になります。
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少し降っていくと、僅かな支沢にが架かっていますが、来た時と同様に脇に降りて通過していきます。
次第に狭くなるを降っていきます。
が茂るようになる小径を降っていきます。
しばらく降っていくとがありますが、
右上に登っていく踏み跡を見送って、左の谷筋に続く小径を降っていきます。
僅かに水が流れる沢に出ると、金属網で包まれた石で出来た堰堤があります。
稜線から20分ほどの所になります。
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登山口
沢を横切って堰堤の左側を越えて、を進んでいきます。
谷筋から出ると、「朝101」の標識が取り付けられたがあります。
生い茂るシダ類などを膝で掻き分けながら進んでいくとがあります。
来た時と同様に、小レバーを回そうとしますが、硬くてなかなか回りません。
苦戦しながらも何とか扉を開けて通過していきます。
正面に続く夏草が茂るを真っ直ぐ進んでいきます。
左右に通る道路に出ると、「衣笠城址 登山口」の大きな標識が立っています。
稜線から25分ほどで降りて来られました。
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森地区
右へ続くを進んでいきます。
カーブミラーの立つを直進していきます。
車庫などの建物を過ぎていくと、車を止めておいた駐車地が右側にあります。
登山口から3分ほどで到着しました。
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