概 要 |
荒木権現山は丹波市と福知山市の境にある標高416mの山です。
市ノ貝地区にある熊野神社の近くを起終点とし、市境尾根の峠に出て山頂へ向かうルートを往復します。
峠まで広い道が続いていて、尾根も歩き易くなっています。
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起 点 |
丹波市市島町 市ノ貝地区
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終 点 |
丹波市市島町 市ノ貝地区
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市ノ貝地区…熊野神社…峠道入口…峠…尾根の肩…荒木権現山…尾根の肩…峠…峠道入口…市ノ貝地区
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所要時間 |
2時間20分
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歩いて... |
地形図を拡大すると現れる広い道が里から峠まで続いていますが、土砂崩れしたのか、一部が崩落して途切れています。
尾根に藪漕ぎするような所は無く、疲労困憊するような急坂が続くこともありませんが、たっぷりと汗を搾られました。
山頂の周囲には樹木が茂っていて、残念ながら眺めは広がりません。
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関連メモ |
今のところ、関連メモはありません。
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市ノ貝地区
福知山市を通る国道175号から塩津峠を越えて丹波市に入って南下していきます。
3kmほど進んでいくと、「市ノ貝」の標識が立つがあります。
十字路を右折し、市の貝橋を渡って更に奥へ進んでいくと、
熊野神社が見えてきた所にあるT字路の路肩が広くなっているので、
端に寄せて車を止めさせて頂きます。
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熊野神社
続く道路を進んでいきます。
「奉納 熊野神社」のが立つ所まで来ると、神社の参道の入口があります。
入口には鳥居が立っていて、「正一位熊埜權現」の扁額が掲げられています。
鳥居をくぐった先に続くを進んでいきます。
社務所のような建物の脇のを登っていきます。
石段を登ると正面に社殿があります。
扁額は掲げられておらず由緒を記したものも見かけませんが、これが熊野神社のようです。
駐車地から2分ほどの所になります。
横から眺めると、から成る社殿になっています。
社殿の左右には、と思われる「春高稲荷大明神」と「天照皇大神宮」があります。
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峠道入口
右にあるへ出ていきます。
広場はゲートボール場のようになっていて、脇には「」があります。
広場を横切っていくと、左右に通るに出ます。
少し分かり難くなっていますが、左側すぐの所に峠道の入口があります。
熊野神社から1分ほどの所になります。
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夏草が茂る中へ分け入っていくと、すぐに「地下電話線あり」のが立っています。
植林地へ入って夏草の背丈が低くなった道を進んでいくと、「門扉44」の札が取り付けられたがあります。
小レバーを回し、閂を横にずらし、落し棒を持ち上げれば容易に開けられます。
は広くてコンクリート舗装された所もありますが、落ち葉や土砂などが積もって荒れ気味です。
右の樹間に砂防ダムを眺めながら軽く登っていくと、曲がっていきます。
植林地から伐採地に出ると、ネットで保護された幼木が何本も植えられています。
右側には先ほどから見えていた(*)があります。
*砂防ダムの下流側にも別の砂防ダムがあります。
上流側にも砂防ダムがありますが、取り付けられた銘板によると、それぞれ年度を分けて建設されたようです。
注意
地下電話線あり
この道路を掘るときは下記へご連絡下さい。
福知山ネットワークセンター線路課
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明瞭な道は見かけなくなりますが、に沿って道らしい所を登っていきます。
次のまで来ると道らしきものはなくなりますが、ダムの左脇を登っていきます。
砂防ダムの上流のに出ると、破損したコンクリート道が現れます。
少し水が流れる沢を渡って、谷筋を右へ回り込んでいくと、再びが現れます。
右の谷筋にあるを眺めながら、倒木が見られる広い道を登っていきます。
しばらく登っていくと、崩落地の手前で広い道は途切れています。
峠道入口から15分ほどの所になります。
土砂崩れがあったのか砂防ダム工事関連での掘削なのかは分かりませんが、これ以上は先へ進めません。
仕方がないので、左のを登ることにします。
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写真では良く分かりませんが、かなりのになっています。
すぐ先に見えているに向かって、樹木の幹や根などに掴まりながら四輪駆動で登っていきます。
ズリ落ちないよう注意しながら頑張って登っていくと、やっとのことで尾根に出ます。
急斜面を登り始めてから5分ほどかかりました。
右からはが登ってきています。
かつては先ほどの崩落地を過ぎて尾根に出て続いていたようです。
ここは左へ続くを登っていきます。
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少し進んだ所から尾根のを登っていくと、「市の貝区」と書かれた「+」の赤頭短杭が見られるようになります。
右側に窪んだ道が現れますが、左側の歩き易い広い道を登っていきます。
「市の貝区」と書かれた「+」の赤頭短杭がある所まで来て、道なりに曲がっていきます。
に出て、更に登っていきます。
少し左へ曲がって、尾根のを登っていきます。
右から左へ曲がりながら、所々にコンクリート舗装された跡が見られる広い道を登っていきます。
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峠
倒木を跨いだりしながらを登っていくと、先の方に峠らしい所が見えてきます。
峠が近づいてくるとされた跡があります。
傍には「市の貝区」と書かれた「+」の赤頭短杭があります。
小広い所に出ると、左側にが並んでいます。
には「…居士」「…大姉」「…信女」などと刻まれていて、故人を弔うお地蔵さんのようです。
読み難くて誤読しているかも知れませんが、台座には「中貝之一養供道」と読める文字が刻まれています。
少し右へ曲がっていくと、市境尾根にある深い切通になった峠に着きます。
峠道入口から35分ほどの所になります。
峠は倒木などが散乱して雑然としています。
中ほどには「界」の赤プラ杭があります。
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峠を過ぎて福知山市側に出ると、コンクリート舗装が見られるが降っていきます。
地形図に実線で載っている道のようです。
標識類は見かけませんが、左側の切株の傍にあるが巻かれた枝の脇から続く踏み跡を登っていきます。
赤テープが巻かれた切株まで来て、踏み跡を辿って曲がっていきます。
に出ると、「(法)大堀区」と書かれた「+」の赤頭短杭と「界」の赤プラ杭が並んでいます。
少し右へ曲がって、尾根の背に続く少し窪んだ道を登っていきます。
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広めの踏み跡が続くには下草は生えておらず樹木も密生していないので、歩き易くなっています。
左から右へ少し曲がりながら登っていくと、「(法)大堀区」と書かれた「+」のと「界」の赤プラ杭が並んでいます。
これらの境界杭はこの先にかけても点々と続いています。
尾根を塞ぐも見られますが、歩くのに支障はありません。
少し登っていくと、標高280mほどのになります。
所々に桃テープが見られる緩やかな尾根を快調に進んでいきます。
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しばらく進んでいくと、小岩を過ぎた辺りからになります。
標高290m辺りまで来るとが少し増してきます。
頭上を覆うをくぐったりしながら登っていきます。
やがて左側にが現れますが、歩き難そうなので、このまま尾根の背を登っていきます。
少し登っていくと、尾根の背から窪んだ道に出ます。
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尾根の肩
窪んだ道を登り始めるとが増してきますが、
疲労困憊するほどの傾斜ではなく、樹木に手を掛けなくても登れるので助かります。
近づいてくる高みのような所へ向かって、噴き出す汗を拭きながらを登っていきます。
赤テープが巻かれた樹木を過ぎていくと、標高320mほどの尾根の肩のような所に出ます。
峠から15分ほどの所になります。
尾根が分岐している所になっていて、下山時には間違えて右の尾根を降りそうに思えたので、
持ち合わせの桃紐を目印として樹木に括り付けておきます。
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左へ続くを登っていきます。
次第にが増してきます。
を跨いだりしながら登っていきます。
標高360m辺りまで登っていくと、倒木が道を塞いでいます。
しゃがめば何とか通過できそうですが、左にのような踏み跡があるので、そちらを進んでいきます。
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荒木権現山 (標高416m)
倒木を迂回し、が見られる尾根を登っていきます。
次第に脹ら脛が痛くなってきますが、先の方に見えてくるを目指して頑張って登っていきます。
山頂の手前まで来ると、左右に通るに出ます。
巻き道を横切って正面へ登っていくと、程なくしてなだらかで小広い山頂に着きます。
峠から32分ほどで登って来られました。
振り返ると、右側の樹木の脇にがあります。
「荒木権現山 460m」のが立っていますが、地形図では「416m」となっているので、誤記だと思われます。
傍には「大堀」と刻まれた石柱もあります。
周囲には樹木が茂っていて、残念ながら眺めは広がりませんが、周囲の様子を確認しながら休憩していきます。
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西へ延びるには「親不知方面←約1時間」の標識があって、親不知まで尾根道が続いているようです。
今回はケルンのような石積みの脇から、を引き返していきます。
すぐにに出ますが、正面の元来た尾根を降っていきます。
が見られる尾根を降っていきます。
しばらく降っていくと、道を塞ぐ倒木がありますが、来た時と同様に、右にある迂回路のような踏み跡を進んでいきます。
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尾根の肩
を跨いだりしながら降っていきます。
剥き出すの脇を過ぎていきます。
次第にが弛んでくる尾根を降っていきます。
標高320mほどのになった尾根を進んでいきます。
傾斜が増し始める所まで来ると、登り時に括り付けておいた桃紐がある尾根の肩のような所に着きます。
荒木権現山から11分ほどの所になります。
桃紐を回収して曲がり、赤テープを確認しながら降っていきます。
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を降っていきます。
が見られるようになると、次第に傾斜が緩んできます。
少し降った所で窪んだ道から離れて、左側のを降っていきます。
頭上を覆うをくぐったりしながら降っていきます。
次第に傾斜がになる尾根を降っていきます。
小岩を過ぎていくと、標高280mほどの緩やかな尾根になります。
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峠
も見られる尾根を降っていきます。
「(法)大堀区」と書かれた「+」のと「界」の赤プラ杭が並んだ所を過ぎていきます。
の手前まで来ると、左へ曲がっていきます。
が巻かれた切株まで来て、右へ折れ曲がっていきます。
崩れ易くなった僅かな踏み跡を慎重に降っていくと、赤テープが巻かれた枝がある広いに降り立ちます。
右へ軽く登っていくと、倒木などが散乱して雑然とした峠に着きます。
荒木権現山から24分ほどで降りて来られました。
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元来た峠道を降り始めると、に石造物の残骸と石仏があります。
コンクリート舗装された跡を過ぎて、右斜面に続くを倒木を跨いだりしながら降っていきます。
曲がりながら降っていきます。
左へ曲がりながら続く少しを降っています。
所々にコンクリート舗装の跡が見られる広い道を曲がりながら降っていきます。
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「市の貝区」と書かれた「+」の赤頭短杭がある所を左へ曲がって、倒木が少し見られるを降っていきます。
右・左と曲がりながら降っていくと、のようなものがあります。
登り時には見かけなかったので、どうやら急斜面から広い道に出た所を通り過ぎたようです。
右・左・右・左と曲がりながら降っていくと、崩落地の上部に出ます。
峠から14分ほどの所になります。
広い道はここで途切れていて、これ以上は進めません。
目の前には砂防ダムがあるが見えます。
しばらく愚考した後、明瞭な道のない右側のを崩落地に沿って登っていくことにします。
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それほど急ではない斜面を登って降り始めると、最初に登ってきたが左下に見えてきます。
左の急斜面から広い道に降りても良いのですが、
登り時には気が付かなかったが斜面を横切るように続いているので、歩いていくことにします。
植林地のに続く踏み跡を辿って緩やかに降っていきます。
少し左へ曲がりながら降っていくと、踏み跡は次第にになります。
倒木を跨いだりしながら植林地を降っていくと、程なくして、最初に登ってきた広い道に出ます。
峠から20分ほどの所になります。
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倒木が見られるを進んでいきます。
少し水が流れる沢を渡って、を回り込んでいきます。
破損したコンクリート道を進んでいくと、が連なる谷筋が広がってきます。
砂防ダムの右脇を過ぎて、ネットで保護された幼木が何本も植えられたの端を進んでいきます。
次の砂防ダムを過ぎて植林地まで来ると、明瞭な道が現れます。
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峠道入口
コンクリート舗装されたを進んでいきます。
程なくして曲がっていきます。
右から近づいてくるに沿って、
落ち葉や土砂などが積もって荒れ気味の広い道を進んでいきます。
軽い降り坂で続く道を進んでいくとがありますが、
来た時と同様に、小レバーを回し、閂を横にずらし、落し棒を持ち上げて通過していきます。
夏草が茂る所を過ぎていくと、峠道の入口に戻ってきます。
峠から30分ほどで降りて来られました。
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市ノ貝地区
右側には最初に横切ってきたがあり、その奥に熊野神社が見えています。
広場は見送って正面の道を進んでいくと、すぐにに出ます。
して、広場を回り込んでいきます。
右へ分れていく広場への道を見送って、回り込んでいきます。
熊野神社の杜に沿って進んでいくと、参道の入口に立つ「正一位熊埜權現」の扁額が掲げられたと「奉納 熊野神社」の幟旗があります。
参道を見送って真っ直ぐ進み、左右に通る道路に出ると、車を止めておいた駐車地が正面にあります。
峠道入口から4分ほどで到着しました。
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