市島313m峰
概 要 丹波市と福知山市の境にある313.0m峰(点名:下竹田)へ登ります。 南側にある溜め池の傍を起終点とし、送電線の鉄塔を経て山頂へ登り、 府県境尾根を少し西進した所から南へ延びる尾根を降るルートを周回します。
起 点 丹波市市島町 水西地区
終 点 丹波市市島町 水西地区
水西地区…登山口…139番鉄塔…140番鉄塔…313.0m峰…小峰A…小峰B…展望地…138番鉄塔…下山地…水西地区
所要時間 2時間20分
歩いて... 登山ルートは最初の急坂をクリアすると歩き易くなります。 下山ルートは樹木が茂り気味で岩が剥き出す急坂もあります。 山頂からの眺めは良くありませんが、鉄塔や展望地などから山並みを眺められます。
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コース紹介
水西地区
福知山市から国道175号を南下し、塩津峠を越えて丹波市へ入っていきます。 「清薗寺 500m」の標識が出るを越えていきます。 傾斜が緩やかになって先の方に青い道路標識が見えてくるとがあります。 して地道を進んでいきます。 左右に田畑が広がる地道を真っ直ぐ進んで森の手前まで来ると、 田んぼを埋め立てた感じの広い所があるので、ここに車を止めさせて頂きます。
登山口
先へ続く地道を進み始めると、すぐに護岸されたを過ぎていきます。 左へ曲がって、車でも走行出来そうなを登っていきます。 傾斜が緩やかになると、左側にがあります。 左側の防護柵の先にはがあります。 右側には退色した「火の用心」の標識があって、「No.139」となっています。 ここが今回の登山口になります。 駐車地から3分ほどの所になります。
一、車を乗入れる事。
一、魚をつる事。
右危険防止のため之を禁止す。
水西区
すぐにあるを登っていきます。 傾斜は急ですが、手摺りが設置されているので安心です。 鉄梯子を過ぎて、に続く踏み跡を登っていきます。 右へ曲がりながら登ってに出ると、少し窪んだ道になります。 この道は地形図に破線で載っている道で、送電線の巡視路にもなっているようです。 は思いのほか急ですが、樹木に手を掛けて登るほどではないので助かります。 樹木もそれほど密生していなくて歩く所は確保され、僅かな踏み跡も続いています。 コケ類が少し生える所を過ぎていきます。
息を弾ませながら登っていくと、所々にを見かけます。 標高200m辺りまで来ると、剥き出すがあります。 岩群を過ぎていくと、が少し弛んできます。 また傾斜が増してくる尾根を登っていくと、標高220mほどの高みに着きます。 登山口から17分ほどの所になります。 中ほどには「寺内区」と書かれた「+」のがあり、 その場所を示していると思われる桃テープも取り付けられています。
ひと息入れてから、曲がって軽く降っていきます。 少し降っていくとになります。 登り坂になって、「+」の赤頭短杭が続く尾根には少しが見られます。 倒木を跨ぎなら登っていくと、またが剥き出しています。 岩群を過ぎていくと分岐があります。 登山口から22分ほどの所になります。 中ほどには「境 下竹田」と刻まれたや赤頭短杭などがあります。 白い標柱も見られますが、風化していて文字は確認出来ません。 の先には赤頭短杭がふたつ見えていて気になりますが、正面の尾根を登っていきます。
少し登っていくと、またがあります。 左の道の先には赤頭短杭が見られて気になりますが、ここは赤テープが巻かれたを登っていきます。 を辿りながら登っていくと、正面が明るくなってきます。 シダ類が茂るの手前まで来ると、踏み跡は右前方へ続いています。 右の踏み跡が地形図に破線で載っている道のようですが、 左の樹間の先に鉄塔が見えるので向かっていきます。
139番鉄塔
左にある土留めを見ながら斜面を登っていくと、程なくして送電線の鉄塔「北摂長田野線一三九」の袂に出ます。 登山口から27分ほどの所になります。 かなり汗を掻いて疲れたので、南側に広がる山並みを眺めながら、で休憩していきます。
南西側には下山時に訪ねるが頭を出しています。 北東側にはこれから向かうが見えます。
落ち着いたところで、鉄塔のを登っていきます。 シダ類が茂る所を過ぎて雑木林の手前まで来ると、古びたがあります。 振り返ると、鉄塔の袂からよりも眺めが広がります。
右に見えている鉄塔へ向かって、雑木林とシダ類が茂る切り開かれた所のの辺りを進んでいきます。 明瞭な道はありませんが、シダ類を掻き分けるよりはマシだと思いながらを選びながら登っていきます。 右に広がる景色を眺めながら、傾斜が増してくる斜面を登っていきます。
140番鉄塔
近づいてくる鉄塔へ向かってを登っていきます。 程なくして、送電線の鉄塔「北摂長田野線一四〇」の袂に着きます。 139番鉄塔から12分ほどの所になります。 右に広がるを眺めながら、ここでもひと休みしていきます。
鉄塔の左側にあるを登っていきます。 地形図に破線で載っている道のようで、が見られます。 雑木林の斜面を斜めに登って、を回り込む所まで来ると緩やかになります。 は小尾根を回り込んでいきます。 作業道か崩落地か分かりませんが、先の方に明るい所が見えていて気になります。 破線の道は府県境尾根へ続いているようですが、少し降り坂になっています。 しばらく愚考した末、今回はここから左の小尾根を登っていくことにします。
313.0m峰
少し倒木が見られるを登っていきます。 「下竹田」と書かれたや「+」の赤頭短杭を過ぎていきます。 近づいてくるに向かって登っていきます。 傾斜が緩やかになると、少し樹木が伐採された山頂に着きます。 140番鉄塔から6分ほど、登山口から50分ほどで登って来られました。 周囲は樹木に囲まれていて残念ながら眺めは広がりませんが、山頂の様子を確認しながら休憩していきます。 中ほどには「下竹田」があるので、地形図に載っている313.0m峰になるよです。 傍には国土地理院の白い標柱も倒れています。 すぐ先には「境界 竹田村」と刻まれたや「竹田地区」の赤頭短杭などがあります。 「山火事注意」の看板もありますが壊れています。
石杭の先に続く北西のを降っていきます。 少し降っていくとになります。 軽く登るようになると、標高290mほどの僅かなを越えていきます。 軽く降っていくと、標高280mほどの緩やかな尾根になります。 中ほどには「(法)大堀区」と書かれた「+」のと折れた白い棒があります。
軽いになると、少し左へ曲がっていきます。 軽く登っていくと、標高280mほどの僅かなに着きます。 高みを過ぎて、軽いになる尾根を進んでいきます。 尾根を塞ぐを過ぎていきます。 傍には「(法)大堀区」と書かれた「+」の赤頭短杭があります。 軽い登り坂になると、標高280mほどの高み(*)が正面に現れます。 313.0m峰から9分ほどの所になります。
*正面の高みに登っても特に何もなく、眺めも広がりません。
小峰A
左斜面に僅かなが見られるので、高みを巻いていきます。 斜面を横切るように進んでいくと、すぐにに出ます。 軽く降っていくとになります。 軽いになる尾根を進んでいきます。 少し登っていくと、標高280mほどの小峰Aに着きます。 313.0m峰から14分ほどの所になります。 手前には「境界 竹田村」と刻まれたや赤頭短杭などがあります。
左右に分れていく尾根は見送って、 「(法)大堀区」と書かれた「+」の赤頭短杭が見られるを降っていきます。 少し降っていくとになります。 が少し見られる尾根を登っていきます。 浅く窪んだ道のようになる尾根を登っていくと、右側が明るくなってきます。 右側の斜面がしています。 右側にはが広がります。
傾斜が増してくる尾根を登っていくと、右側がに出ます。 先ほどとは少し違うが広がります。 尾根を登っていくと、大きな倒木が横たわる標高300mほどの高みに着きます。 313.0m峰から24分ほどの所になります。 中ほどには「(法)大堀区」と書かれた「+」のなどがあります。
ここで尾根が分岐していますが、右へ続く府県境尾根と別れて、を降っていきます。 軽く降っていくと、倒木が見られるになります。 少し進んでいくと軽いになります。 右から左へ僅かに曲がりながら、樹木が少し煩わしい尾根を登っていきます。 傾斜が増してくると、根刮ぎがあります。 根は深く伸びずに円盤状に広がっていますが、この辺りは岩尾根になっているのでしょうか。 近づいてくる高みへ向かって登っていきます。
小峰B
傾斜が弛んできた尾根を進んでいくと、標高310mほどの小峰Bに着きます。 313.0m峰から30分ほどの所になります。 軽く降っていくとになります。 程なくして、倒木が見られるになります。 次第に傾斜が緩やかになると、小峰B南峰に着きます。 313.0m峰から32分ほどの所になります。
北峰から南峰へ僅かな起伏で続く標高310mほどの尾根を、ここでは纏めて「小峰B」と呼んでいます。
降り坂になると、すぐに尾根がしてます。 南へ延びる正面の尾根と別れて、南東へ延びるを降っていきます。 少し右へ曲がりながら降っていくと、また尾根がしています。 ここは南へ延びるを降っていきます。 少し降っていくと、次第に傾斜が弛んで歩き易い尾根になります。
展望地
標高260mほどのを進んでいきます。 曲がりながら進んでいきます。 降り傾斜が増し始めると、次第にが剥き出すようになります。 標高250m辺りまで来ると、展望地になっている小岩があります。 313.0m峰から43分ほどの所になります。
傾斜が増してくるを、脇の樹木などに掴まりながら降っていきます。 下に見えて来る送電線のを目指して、急坂を降っていきます。 眺めが少し広がってくると、登山口にあったが眼下に見えてきます。 頑張って降っていくと、次第に傾斜が弛んできて、樹木などに掴まらなくても降れるようになります。
138番鉄塔
傾斜が増してくる尾根を降っていくと、が少し煩わしくなります。 しながら降っていくと、正面が明るくなってきます。 樹木が茂る所を抜けるとに出ます。 段差の高い正面は避けて左から回り込むように降っていくと、送電線の鉄塔「北摂長田野線一三八」の袂に出ます。 313.0m峰から59分ほどの所になります。 周囲に広がる景色を眺めながらひと休みしていきます。 左前方にはが広がります。 左側には登り時に訪ねたが見えます。 右側にもが見えます。
『送電線の巡視路が何処かにあっても良さそうだが』と思って探しますが見つけられないので、 緩やかなを進むことにします。 振り返って、を眺めていきます。 少し進んでいくと、が頭を出しています。 小岩を過ぎて、になる尾根を降っていきます。 写真では良く分かりませんが、かなり傾斜が急なので、樹木や岩などに掴まりながら降っていきます。
下山地
僅かなのようなものも見かけますが、すぐに消えてしまいます。 頑張って降っていくと、歩き易そうなが右側に現れるので向かっていきます。 歩き易くなった植林地を降っていくと、正面にが見えてきます。 僅かな杣道のようなものも見かけますが、すぐに不明瞭になります。 植林地を抜けると、シダ類が茂るに出ます。 少し水が流れる沢を渡っていくと、左右に延びる林道に出ます。 138番鉄塔から12分ほど、313.0m峰から1時間12分ほどで降りて来られました。
左へ続くを進んでいきます。 程なくしての上流側に出ます。 溜め池の左側に続く林道を進み始めると、道がしています。 老体には飛び越えるのは難しいので、左を流れるに降り、その先の沢を渡っていきます。 林道に復帰していくと、地形図に破線で載っている道が左へ分れていきます。 入口には「火の用心」のが立っていて、左の道も今来た林道もは「No.138」となっています。 138番鉄塔へ続く巡視路があったようですが、探るのは省略します。
左の道は見送って、正面に続くを進んでいきます。 程なくして、右側にがあります。 来る時には気が付きませんでしたが、傍には「伏樋改設工事碑」と刻まれたがあります。 大岩の上には、向こう側を向いたがあります。 大岩を過ぎて降り坂が始まる所に、「火の用心」の標識が立つ登山口があります。
水西地区
登山口を過ぎて、を真っ直ぐ降っていきます。 正面が明るくなってくると、曲がっていきます。 すぐに護岸されたを過ぎていきます。 開けた所に出ると、田んぼを埋め立てた感じの広い駐車地に戻ってきます。 下山地から10分ほどで到着しました。