概 要 |
丹波市青垣町と福知山市夜久野町の境にある597.5m峰(点名:夫婦岩)へ登ります。
小風呂や湯舟山とも呼ばれているようです。
遠阪地区を通る国道427号から府県境尾根に取り付き、387m峰を経て597.5m峰へ登り、
ひとつ西側の尾根を降るルートを周回します。
山頂には樹木が茂っていますが、東側や北へ降った所から山並みが少し見えます。
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起 点 |
丹波市青垣町 遠阪地区
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終 点 |
丹波市青垣町 遠阪地区
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遠阪地区…登山口…387m峰…主尾根…小峰A…597.5m峰…小峰B…小峰C…下山地…遠阪地区
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所要時間 |
2時間50分
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歩いて... |
一般的な登山ルートではないので標識類は見かけません。
この日は気温が高く、急坂では何度も立ち止まって噴き出す汗を拭き、息を弾ませながらの遅い登りとなりました。
アセビが少し茂る所もありますが、藪漕ぎするほどではないので助かります。
最初の尾根の取り付きは急な痩せ尾根で、最後の車道に出る手前は道のない急斜面になっています。
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関連メモ |
今のところ、関連メモはありません。
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遠阪地区
朝来市山東町を通る国道427号を東進していきます。
曲がりながら登っていくとに着きます。
丹波市青垣町の遠阪地区に入って浅い谷筋を回り込む所まで来ると路肩が広がっているので、
ここに車を止めさせて頂きます。
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登山口
駐車地の先へ続くを降っていきます。
僅かな谷筋まで来ると、お地蔵さんが安置されたがあります。
更に進んでいくと、斜面が大きく崩されてが行われています。
左の尾根が低くなってくると、「国道427 丹波市青垣町遠阪」の標識の先にまたお地蔵さんが安置されたがあります。
尾根が道路と同じ高さになって鞍部のような所まで来ると、地道が左前方へ分かれていきます。
駐車地から11分ほどの所になります。
入口には鉄柱が並んでいて、「出入口につき駐車ご遠慮下さい」の標識が出ています。
ここから左へ戻るように続く尾根の先端が、今回のになります。
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痩せた細いを登っていきます。
すぐにが増してくるので、木の幹や根などに掴まりながらよじ登っていきます。
のようなものが右前方へ分かれていきますが、見送っていきます。
益々傾斜が増してくるを慎重に登っていきます。
また左前方へ分れていくのようなものがあります。
ちょいと出てみると、東北東の方角に山並みが広がります。
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急なに戻って、更に登っていきます。
木の幹や根などに掴まりながら登っていくと、次第にが広がって傾斜も弛んできます。
青いビニールシートを過ぎていくと、国道から見えていたしている斜面の上部に出ます。
崩れると行けないので、斜面から少しを登っていきます。
傾斜が緩やかになる尾根を進んでいくと、治山工事している斜面の最上部に出ます。
登山口から14分ほどの所になります。
左側には谷向かいのが広がります。
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387m峰
次第にになる尾根を進んでいくと、
上面に「十」の印が刻まれた赤頭短杭を見かけるようになります。
が少し茂る所もありますが、行く手を阻むほどではありません。
緩やかになった先を軽く登っていくと、標高370mほどの僅かなに着きます。
軽く降っていくとになります。
少し右へ曲がりながら尾根を登っていくと、あまりピーク感のない高みに着きます。
標識類は見かけませんが、この辺りが地形図に載っている387m峰だと思われます。
登山口から24分ほどの所になります。
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少し右へ曲がって尾根を降っていくと、が巻かれた樹木がありますが、意味は分かりませんでした。
しばらく降っていくと、標高370mほどのになります。
すぐにになりますが、かなり傾斜が急なので、脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。
が幾つか剥き出す脇を登っていきます。
尾根に苔が生えた所を過ぎていきます。
登山口から35分ほどの所になります。
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主尾根
が増してきて汗が噴き出てくるので、何度も立ち止まって汗を拭きながらゆっくり登っていきます。
少し左へ曲がりながら続くを登っていきます。
「3」と書かれたが巻かれた樹木を過ぎていきます。
しばらく続くを喘ぎながら登っていきます。
が見られるようになると、次第に傾斜が弛んできます。
頑張って登っていくと、左右に延びる主尾根に出ます。
登山口から57分ほどの所になります。
かなり汗を掻いて息も上がってきたので、リュックを降ろして水分補給しながら休憩していきます。
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気を取り直して、続く尾根を進んでいきます。
少し登っていくと、僅かなを越えていきます。
軽く降っていくとになります。
程なくして登り坂になると、「14」と書かれたが取り付けられた樹木を過ぎていきます。
次第に傾斜が増してくるので、また脇の樹木に手を掛け、息を弾ませながら登っていきます。
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小峰A
少し曲がりながら登っていきます。
少し傾斜が弛んでくる尾根を曲がりながら登っていきます。
しばらく登っていくと、標高570mほどのに着きます。
少し右へ曲がりながら降っていくと、「界」の赤プラ杭がある浅いに着きます。
少し左へ曲がりながら続くを登っていきます。
傾斜が緩やかになった尾根を右へ曲がっていくと、標高590mほどの小峰Aに着きます。
主尾根に出た所から15分ほどの所になります。
中ほどには直径2mほどの浅い窪地があります。
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ひと息入れてから、続く尾根を降っていきます。
急な尾根を降り始めると、「中央分水界」と書かれたが巻かれた樹木があります。
脇の樹木に手を掛けながら降っていくとになります。
少し登り返していくと、またになります。
すぐに登り坂になる尾根を進んでいくと、標高580mほどの高みに着きます。
主尾根に出た所から21分ほどの所になります。
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が見られる尾根を降っていきます。
少し降っていくと、が茂る鞍部に出ます。
アセビを迂回して、その先へ続くを登り返していきます。
傾斜がくると、少し右へ曲がっていきます。
左から右へと少し曲がりながら登っていくと、「十三」のタイルが嵌め込まれた「公」の石杭のある分岐になった高みに着きます。
主尾根に出た所から27分ほどの所になります。
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597.5m峰
『ここが山頂か』と思って三角点を探しますが見当たらないので、
先へ続くを進んでいきます。
すぐにが尾根を塞いでいます。
アセビの右側を抜けていくと、少し樹木が減ってに出ます。
中ほどの樹木が茂る中に三等三角点「夫婦岩」があるので、地形図に載っている597.5m峰になるようです。
主尾根に出た所から29分ほど、登山口から1時間32分ほどで登って来られました。
三角点の背後の枯れ木には「小風呂 夫婦岩」のが取り付けられています。
情報によると、この山は小風呂や湯舟山とも呼ばれているようです。
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山頂の周囲には樹木が茂っていますが、東側に少し山並みが見えます。
少し角度を変えながらを眺めていきます。
情報によると山頂から少し北へ降った所からも山並みが見えるとのことなので、ちょいと確認にいきます。
尾根が二手に分れていますが、北北西へ延びるを降っていきます。
少し降っていくとになります。
少し右へ曲がって降り傾斜が増し始める所まで来ると、が明るくなってきます。
手前の樹木に邪魔されながらもが少し見えました。
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眺めを確認したら、山頂へ向かってを引き返していきます。
尾根を登っていくと、に戻ってきます。
の左脇を過ぎていきます。
茂るアセビの脇を過ぎていくと、すぐに「十三」のタイルが嵌め込まれた「公」の石杭のある分岐になった所に戻ってきます。
登ってきたのは左の尾根になりますが、先の方に橙テープが見えるを降っていきます。
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傾斜が緩やかになってまで来ると「中央分水界」と書かれています。
緩やかになった尾根を少し曲がりながら進んでいきます。
軽く降るようになると尾根がしていますが、左の尾根を降っていきます。
緩やかになった尾根を少し右へ曲がりながら進んでいくと、
「十四」のタイルが嵌め込まれた「公」のを過ぎていきます。
少し降っていくと、標高550mほどの緩やかな尾根になります。
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小峰B
少し左へ曲がって降っていくと、「十五」のタイルが嵌め込まれた「公」のを過ぎていきます。
緩やかになった所から登り返していくと、尾根のに広めの道が現れるので通っていきます。
すぐに広くなったに出ます。
軽く登っていくと、「中央分水界」と書かれたが取り付けられた樹木があります。
左へ尾根が分れて降っていきますが、右側のすぐ先へ登っていくと、標高550mほどの小峰Bに着きます。
597.5m峰から14分ほどの所になります。
手前には「団」の黄プラ杭、先の方には「界」の赤プラ杭があります。
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手前のが取り付けられた樹木まで引き返してきます。
少し右へ曲がって、へ延びる尾根を降っていきます。
少し降っていくと、「中央分水界の道」のが取り付けられた樹木があります。
少し曲がりながら、「国土調査」のが続く尾根を降っていきます。
しばらく降って標高500m辺りまで来ると、アンテナ残骸と思われる三本柱が立っています。
小峰Bから6分ほどの所になります。
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小峰C
が増してくる尾根を、脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。
しばらく降っていくと尾根がしていますが、右の尾根を降っていきます。
急な尾根を降っていくと、標高440mほどのになります。
程なくしてになりますが、脇の樹木に手を掛けるほどではないので助かります。
次第に傾斜が緩やかになると、標高450mほどの小峰Cに着きます。
小峰Bから18分ほどの所になります。
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曲がって降っていきます。
右・左と僅かに曲がりながら続くを降っていきます。
少しアセビが生えている所もありますが、歩くのに問題はありません。
更に右・左と僅かに曲がりながら、それほど急ではないを淡々と降っていきます。
しばらく降っていくとになります。
少し左へ曲がって軽く登っていくと、標高370mほどの僅かな高みに着きます。
小峰Cから9分ほどの所になります。
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少し左へ曲がって、になる尾根を進んでいきます。
少し降っていくとになります。
軽い登り坂になると、標高360mほどの僅かなに着きます。
高みを越えて降り始めると、左下にらしいものが見えてきます。
バッテリーのようなものが袂に置かれた樹木の辺りまで来て、左へ曲がって降っていきます。
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下山地
これまでの歩き易かった尾根から一転して、明瞭な道のないになります。
近づいてくるへ向かって、樹木に掴まりながら滑り落ちるように降っていきます。
作業道の出口の近くまで降りてくるとが茂っています。
ミツマタを掻き分けていくと、作業道の出口に降り立ちます。
小峰Cから15分ほど、597.5m峰から47分ほどで降りて来られました。
振り返って、降りてきたを確認していきますが、
こちらからは登ろうと思えないような急斜面です。
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遠阪地区
左へ続くを軽く降っていきます。
を回り込む所まで来ると、水音が聞こえてきます。
左側を覗いてみると、岩盤を流れ落ちるがあります。
コンクリート擁壁が続くを回り込むように進んでいきます。
次の浅い谷筋を回り込む所まで来ると、車を止めておいた駐車地があります。
下山地から5分ほどで到着しました。
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