浅香山
概 要 浅香山は多可町中区の間子地区と西安田地区の境にある標高315.4m(点名:浅香山)の山です。 電波塔が幾つか立つ山頂からは山並みを眺められます。 西麓の北はりま特別支援学校を起終点とし、電波塔の保守路を通って山頂へ登り、 保守路を少し引き返した所から西へ延びる尾根を降るルートを周回します。
起 点 多可町中区 間子地区
終 点 多可町中区 間子地区
間子地区…舗装路終点…下山口…稜線…浅香山…稜線…下山口…間子地区
所要時間 1時間30分
歩いて... 登りルートの保守路は、途中までは舗装されていて車でも登れますが、 その先の地道は狭い所や階段があって車での走行は困難です。 下りルートは斜面を横切る踏み跡から尾根に出て、窪んだ尾根を降ることになります。 尾根は樹木が茂り気味で、途中からシダ類が茂るようになり、あまり快適ではありません。 シダ類を抜けると、樒や榊が茂る植林地になります。
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コース紹介
間子地区
多可町を通る国道427号を南下し、高岸交差点まで来て右折していきます。 道の駅「山田錦発祥のまち多可」や「まちの駅たか」がある天田交差点を左折し、岸上交差点を直進してきます。 突き当たりを右折していくと、「北はりま特別支援学校」の標識が立つがあります。 標識に従って左折して、電波塔が立つ浅香山を正面に眺めながらへ続く道を進んでいきます。 思出川に架かる高橋を渡っていくと、学校の右側に広いがありますが、やり過ごしていきます。 正面の道を更に進んで山際まで来ると別の駐車場があるので、ここに車を止めさせて頂きます。
駐車場から出ると、すぐの所にがあります。 左右に渡された閂をずらし、巻かれた鎖を解き、落とし棒を持ち上げれば、扉を開けられます。 防護扉を通過すると、すぐにがあります。 正面の地道(*)は見送って、左へ曲がっていく舗装路を進んでいきます。 植林地を抜けて小川に架かる小橋を渡ると、右側にがあります。 左側には「三界萬霊等」のが並んでいます。 少し曲がりながら軽く登っていくと、地形図に実線で載っている地道との分岐があります。 駐車場から6分ほどの所になります。 左側には「」、右側には「」の看板があります。 右の道の入口には「災害に強い森づくり」のがあります。
*正面の地道は、下山時に歩くことになります。
水源かん養林 土砂流出防備 保安林
保安林内では、許可なく立木竹を損傷し、土石、樹木を採掘し、土地形質を変更する等の行為をしてはなりません。
=山火事注意= 兵庫県
土砂流出防備保安林
所在場所:多可郡中町間子字岩山嶮岨
山火事に注意しましょう
この付近一帯の山林は、保安林に指定されています。 次の行為をしようとするときは、_社 農林寺務所へ相談してください。
1.木立竹の伐採及び損傷
2.下草 落葉 落枝の採取
3.樹根 土石の採掘 そのたの土地の形質の変更
兵庫県
災害に強い森づくり(緊急防災林整備地)
県民緑税の活用
平成18年度整備
正面に続く舗装路を進んでいくと、程なくして左側にがあります。 砂防ダムを過ぎていくと、僅かなになります。 少し進んで軽いになると、「保安林」の標識が取り付けられた樹木があります。 少し明るい所まで来ると、地形図に実線で載っている地道とのがあります。 正面に続く舗装路を進んで右への曲がり角まで来ると、地形図に破線で載っている地道との分岐があります。 駐車場から11分ほどの所になります。 正面の道の入口には「災害に強い森づくり」のが立っています。 杖と思われる木の棒が幾つか置かれていますが、「自由に使ってください」ということでしょうか。
保安林
森林を大切に
火気に注意
設置 平成26年度
兵庫県
災害に強い森づくり(緊急防災林整備地)
県民緑税の活用
平成19年度整備
ヘアピン状に右へ曲がって登っていくと、桃テープと黄テープが巻かれたがあります。 涸れ沢が見られるを回り込んでいきます。 左への曲がり角まで来ると、目指すが見えてきます。 ヘアピン状に曲がっていきます。 軽い登り坂で続く舗装路を進んでいきます。
切り立ったも見られる舗装路を軽く登っていきます。 少し左へ曲がりながら進んで右への曲がり角まで来ると、路肩が広がってクルマののようになった所があります。 右へ曲がっていくと、背の低いが続くようになります。 擁壁が終った先を、ヘアピン状に曲がっていきます。 右の樹間に山並みを眺めながら進んでいきます。
舗装路終点
のようなものを過ぎていきます。 軽いで曲がりながら続く舗装路を進んでいきます。 僅かなを回り込んでいきます。 明るい所に出ると、道が広がってクルマの待機場所のようになった所があります。 駐車場から29分ほどの所になります。 防護扉からここまで、荒れた所のない緩やかな登り基調の舗装路が続いていて、狭い道ながらもクルマで登って来られそうです。 正面にはが見えます。 左へ曲がった所で舗装路からに変わります。 道幅も狭くなるので、クルマで来られるのはここまでのようです。
下山口
斜面を横切るように続く緩やかなを進んでいきます。 所々で右の樹間にを眺めながら進んでいきます。 樹木が減ってが広がる所もあります。 しばらく進んでいくと「7合目 頂上まで300m」のがあります。 今回のルートで見かけた唯一の標識になります。 標識を過ぎていくと、赤プラ杭の所から右前方へ分れていく踏み跡があります。 駐車場から37分ほどの所になります。 覗いてみると何とか歩けそうな雰囲気なので、下山時にはここから降ることにして通過していきます。
稜線
傾斜が増してくる地道を登っていくと、程なくしてが現れます。 傾斜が少しになると、擬木の階段は一旦途切れます。 少し進んで傾斜が増してくると、またが現れます。 傾斜が弛んで擬木の階段が途切れた地道を進んでいくと、右側の樹間にが見えてきます。 また現れる擬木の階段を登っていくと、左右に延びる稜線に出ます。 駐車場から42分ほどの所になります。 正面には擬木のベンチがあります。
左へ曲がって、尾根の背に続くを登っていきます。 これまでよりも階段のが高くて、腿を目一杯持ち上げるようにして登っていきます。 頑張って登っていくと、NHKの中町テレビ中継放送所があります。 駐車場から45分ほどで登って来られました。 奥の一段高い所にもが見えるので向かっていきます。
浅香山 (標高315.4m)
電波塔を囲むの右側を進んでいきます。 すぐに見えてくるへ向かって、地肌が剥き出す所を軽く登っていきます。 程なくして、電波塔が立つ浅香山の山頂に着きます。 手前の電波塔から1分ほどの所になります。 設置されている看板によると、この電波塔は中町放送局というようです。 金網柵の前には「浅香山」があるので、地形図に載っている315.4m峰になるようです。 金網柵の右側にある樹木には「浅香山」のが取り付けられています。 東側に広がるを眺めながら、しばらく休憩していきます。
西側には樹木が茂っていますが、の方向に僅かに山並みが見えます。
稜線
眺めを確認したところで、を引き返していきます。 地肌が剥き出す所を降っていくと、一段低い所にあるの脇に出ます。 正面に続く段差の高いを降っていきます。 曲がりながら続く擬木の階段を降っていくと、正面にが見えてきます。 更に階段を降っていくと、ベンチが設置された稜線に登り着いた所に戻ってきます。 浅香山から4分ほどの所になります。
下山口
右へ曲がって、を横切るように降っていきます。 程なくして現れるを降っていきます。 階段が途切れて緩やかになった道を降っていくと、再びが現れます。 左の樹間にが見える所を過ぎていきます。 途切れる所もあるを更に降っていきます。 少し右へ曲がりながら降っていくと、登り時に確認しておいた踏み跡が分れる下山口に着きます。 浅香山から9分ほどの所になります。
左へ折れ曲がって、斜面を横切るように続くを降っていきます。 最初のうちは明瞭なを辿りながら進んでいきます。 少しが茂る所を進んでいきます。 シダ類が少なくなると、が見えてきます。 程なくして尾根の背に出ます。 浅香山から12分ほどの所になります。
右へ曲がって、中ほどがを降っていきます。 尾根にはが茂り気味で、あまり快適ではありません。 程なくして、次第にが茂るようになります。 一瞬躊躇しますが、引き返すのは避けたいので、を膝で掻き分けながら降っていきます。 我慢しながらしばらく降っていくと、次第にシダ類が減ってきて歩き易くなります。
次第に傾斜が増してくるので、脇の樹木に手を掛けながらを降っていきます。 しばらく降っていくと更にが増してきます。 窪んだ尾根には樹木が茂って歩き難くなるので、少し右から迂回していきます。 僅かなのようなものを辿りながら、斜面を回り込むように降っていきます。 が茂り気味の所を過ぎていきます。 シダ類を過ぎると、浅く窪んだ尾根に復帰します。
次第に広がってくるの尾根を降っていきます。 傾斜が緩やかになった尾根を降っていくと、石が幾つも見られる所があります。 浅香山から28分ほどの所になります。 人工的に造ったのように思えますが、用途は良く分かりません。 程なくしてが増えてきますが、あまり密生はしていないので、歩く妨げにはなりません。 も見られる植林地の斜面を降っていきます。 高さ1mほどの段差が何ヶ所かあるので、左右の歩き易い所を選びながら降っていきます。
やがて、正面の樹間にのようなものが見えてきます。 更にある高さ1mほどの段差を避けながら降っていくと、榊などが茂るになります。 歩き易い所を選びながら降っていくと、先ほどから見えているが近づいてきます。 護岸されたに出て、左へ進んでいきます。 すぐの所に小橋が架かっています。
間子地区
小橋を渡って沿いに進んでいくと、先の方が明るくなってきます。 真っ直ぐ進んでいくと、最初に通っていったに出ます。 すぐの所にがありますが、来た時と同じ手順で開けていきます。 防護扉を過ぎると、車を止めておいた駐車場がすぐ右側にあります。 浅香山から38分ほどで降りて来られました。