概 要 |
豊岡市日高町の栃本地区・石井地区・田ノ口地区の境にある370.7m峰(点名:石井)へ登ります。
北側にある栃本会館を起終点とし、西側の峠から370.7m峰へ登り、北側の林道へ降るルートを周回します。
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起 点 |
豊岡市日高町 栃本地区
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終 点 |
豊岡市日高町 栃本地区
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栃本地区…威徳神社…峠…小峰A…小峰B…370.7m峰…小峰C…下山口…林道出合…林道入口…泥淵の滝…栃本地区
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所要時間 |
2時間20分
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歩いて... |
一般的な登山コースではないので標識類はありません。
尾根に明瞭な道はなく、樹木や倒木の煩わしい所がありますが、行く手を阻むほどではありません。
尾根が分岐している所が何ヶ所かあるので、方角を確認しながら歩いていきます。
樹木に邪魔されて、尾根からの眺めはほとんど広がりません。
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関連メモ |
今のところ、関連メモはありません。
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栃本地区
豊岡市日高町から神鍋高原へ向かって、国道482号を西進していきます。
清滝郵便局まで来ると、そのすぐ先にがあります。
角には「」と題した案内板があります。
傍に「神鍋溶岩流」のが立っていて、
左の道は「400m←溶岩瘤・二段滝」「600m←クサリ淵・釜淵」となっています。
左折して小橋を渡っていくと、稲葉川にが架かっています。
脇には「カンシ淵」の標識もあります。
栃本大橋を渡っていくとに出ます。
角には「神鍋溶岩流」の標識が立っていて、
右の道は「溶岩瘤・二段滝→200m」「クサリ淵・釜淵→200m」となっています。
左折していくと、すぐの所に栃本会館があります。
その前が広くなっていて、「区民以外は駐車禁止」のような無粋な看板は出ていないので、ここに車を止めさせて頂きます。
神鍋火山群と溶岩流
神鍋火山群は、西気火山、木机火山、ブチ火山、太田崋山、清滝崋山、神鍋火山の6つの単成火山で構成され、
今からおよそ70万年前から2万年前にかけて噴火しました。
神鍋火山群から噴出した溶岩は、稲葉川に沿った谷を流れ、約15kmも下流の円山川まで達しました。
この溶岩の流れた跡を溶岩流と呼んでいます。
稲葉川を散策し、溶岩流がつくりだした景観を楽しんでください。
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威徳神社
すぐにある分岐の右の道の先に架かるを渡っていきます。
正面にある立派な構えの民家の右側を過ぎていくとがあります。
峠へは右前方の道を進んでいくのですが、左に神社があるので立ち寄っていきます。
左へ曲がっていくと、程なくして神社のが右に分れていきます。
「威徳宮」の扁額が掲げられた鳥居をくぐるとがあります。
割拝殿を抜けると、すぐに社殿があります。
扁額は掲げられていませんが、これが威徳神社になるようです。
栃本会館から4分ほどの所になります。
由緒などを記したものは見かけませんが、情報によると祭神は倭健命・倉稲魂命・須佐之男命とのことです。
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割拝殿から神社を出て右へ進んでいくと、すぐにがあります。
右へ曲がっていくと、右側にがあります。
に続く道を登っていきます。
谷筋まで来るとがあります。
地形図にはここから破線の道が続いています。
明瞭なら歩くつもりでしたが、明瞭な道は見かけないので諦めます。
道なりに右へ曲がって、但馬ドームを正面に眺めながら降っていきます。
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左右に通る道に出て、登っていきます。
すぐにあるを直進していきます。
山際を進んでいくと、の曲がり角に出ます。
正面に続く舗装路を登っていくと、すぐの所に「田ノ口・名色・羽尻方面」のが立っています。
標識によると、この道は林道田ノ口栃本線というようです。
少し先を左へ曲がっていくと防護扉があります。
威徳神社から15分ほどの所になります。
横に渡された閂を持ち上げ、上下の小さなレバーを回し、落とし棒を持ち上げれば、扉を開けられます。
「鹿・猪」防護用柵を設置しています。
お手数ですがゲートを開けて下さい。
通過後は元通りに戻して下さい。
栃本区・農会
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峠
左右に分れていく地道を見送って、を登っていきます。
何度も曲がりながら続くを登っていきます。
左下にあるを過ぎていきます。
傾斜が緩やかになると峠に着きます。
威徳神社から30分ほどの所になります。
脇にはブロック製の祠に納められたがあって、「往来安全・所縁如意吉祥」と刻まれています。
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小峰A
明瞭な道はありませんが、峠の左側にあるを登っていきます。
打ち枝が散乱してフワフワする斜面を登っていくと、樹木が茂り気味のに出ます。
尾根には少しらしきものが見られますが、倒木などがあって歩き難くなっています。
右側のへ登っていくと、「標柱18号」の白い標柱が立っています。
赤頭短杭が見られる尾根を軽く降った先を登り返していくと、標高340mほどの小峰Aに着きます。
峠から5分ほどの所になります。
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小峰B
曲がって降っていきます。
程なくしてになります。
軽く登って緩やかになると、僅かにを過ぎていきます。
すぐに登り坂になる尾根を進んでいくと、標高340mほどの小峰Bに着きます。
峠から12分ほどの所になります。
も歩けそうですが、方角が違うので見送っていきます。
ここはを降っていきます。
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軽く降っていくとになります。
程なくしてになりますが、倒木などがあって歩き難くなっています。
右の樹間に残雪が見られるを眺めながら登っていきます。
傾斜が増してくる尾根を登っていくと、標高350mほどの緩やかな尾根になります。
峠から18分ほどの所になります。
ここで尾根が分岐していますが、を進んでいきます。
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少し左へ曲がりながら進んでいくと分岐がありますが、を進んでいきます。
軽いになる尾根を進んでいきます。
少し登っていくと、尾根が分岐している標高360mほどの高みに着きます。
峠から23分ほどの所になります。
には倒木があって歩き難そうです。
ここはを軽く降っていきます。
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370.7m峰
が少し見られる尾根を軽く降っていきます。
少し左へ曲がりながら降っていくとに着きます。
すぐに少し左へ曲がりながら続くになります。
次第に緩やかになってくる尾根を少し左へ曲がりながら登っていくと、あまりピーク感のない高みに着きます。
中ほどには「石井」があるので、地形図に載っている370.7m峰になるようです。
峠から29分ほどの所になります。
周囲には樹木が茂っていて残念ながら眺めは広がりませんが、右前方に僅かにが見えます。
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の先端まで進んでいきます。
続く尾根を降っていきます。
左の樹間にと思われる山を眺めながら降っていきます。
少し降っていくと、標高350mほどの鞍部に着きます。
左の樹間には僅かにが見えます。
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小峰C
初めて見かける桃テープが巻かれた樹木を過ぎると、軽いになります。
僅かにのようになる尾根を登っていきます。
傾斜が緩やかになると、尾根が二手に分岐している標高360mほどの小峰Cに着きます。
370.7m峰から7分ほどの所になります。
東へ延びるも歩けそうですが、方角が違うので見送っていきます。
ここは北東にある林道へ向かって、を降っていきます。
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少し樹木が煩わしいを降っていきます。
しばらく降っていくとになります。
樹木が煩わしい尾根を曲がりながら軽く降っていきます。
標高330m辺りまで来ると、尾根が二手に分岐しています。
370.7m峰から13分ほどの所になります。
ここは林道へ向かって、を降っていきます。
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少し降っていくとになります。
標高310m辺りまで来ると、次第にになってきます。
が幾つか剥き出す樹木の袂を軽く降っていきます。
程なくして、標高280mほどの緩斜地に出ます。
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曲がりながら軽く登っていきます。
左の樹間に三角屋根のを眺めながら進んでいきます。
左にが現れますが、そのまま尾根の背を進んでいきます。
植林地になると、標高270mほどの僅かな高みに着きます。
370.7m峰から26分ほどの所になります。
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下山口
少し右へ曲がって雑木林になるとになります。
少し左へ曲がりながら降っていくと、「31」と書かれたがあります。
程なくして尾根の中ほどに直径1mほどのがありますが、獣捕獲用でしょうか。
少し先にも同様のがあります。
僅かな登り坂になる所まで来ると、樹木の袂に「29」と書かれた赤プラ杭があります。
370.7m峰から32分ほどの所になります。
左には歩けそうな植林地が広がっているので、ここで尾根の背を離れてを降りていきます。
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林道出合
広い植林地のを真っ直ぐ降っていきます。
伐採木などは少なくて歩き易くなっています。
少し降っていくと左側にのようなものが現れるので、左へ曲がって進んでいきます。
踏み跡はすぐに不明瞭になりますが、を横切るように緩やかに降っていきます。
少し明るい所へ向かって進んでいくと、林道の曲がり角に出ます。
下山口から4分ほどの所になります。
当初は林道の終点に出るつもりでしたが、少し行き過ぎたようです。
は登り坂になっています。
ここは、から少し左へ曲がりながら続く林道を降っていきます。
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林道入口
しばらく降っていくと、ヘアピン状に曲がっていきます。
程なくして、が茂るようになります。
やがて、左下にが見えてきます。
左へ曲がって、背丈が高くなる笹を掻き分けながら降っていくと、道路の手前にがあります。
防護扉の手前には「くらしを支える森づくり事業」と題したの看板があって、
今回降ってきたが載っています。
横に渡された閂を持ち上げ上下の小さなレバーを回して扉を開けて通過すると、左右に通る道路に出ます。
下山口から12分ほどで降りて来られました。
くらしを支える森づくり事業(分収育林契約地)
目的 |
林業を取り巻く情勢は、木材価格の低迷や林業労働力の減少などにより依然として厳しいものがあります。
このようななかで、育成途上にあるスギ、ヒノキの人口造林地においては手入れ不足でモヤシ化し、
林地が裸地化するなどにより森林のもつ公益的な働きが著しく低下しています。
このため、兵庫県では平成6年を「みどり元年」と位置つけ県民と行政が一体となって「ひょうご豊かな森づくり構想」を推進しています。
この構想の具体的施策の一つとして「くらしを支える森づくり事業」を兵庫県森と緑の公社が、
分収育林方式により長伐期(100年生)の森づくりを進めています。
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所在地 |
城崎郡日高町石井字本谷18番地外4筆
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樹種 |
スギ・ヒノキ
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面積 |
3.24ha
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土地所有者 |
田中進
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地上権設定期間 |
平成11年3月10日〜平成95年3月10日(84年間)
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樹木の持分割合 |
兵庫県森と緑の公社:100分の60 土地所有者:100分の40
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お問い合せは、社団法人 兵庫県森と深泥の公社
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泥淵の滝
左へ続くを軽く登っていきます。
右・左と曲がって防護網に沿って進んでいくと、「泥淵の滝」のが立っています。
近くからは大きな音を響かせるが少し見えます。
標識のすぐ先にがあります。
林道入口から3分ほどの所になります。
近くから滝を見るべく、上下の小さなレバーを回して開けて入っていきます。
すぐの所に架かる鉄製のを渡っていきます。
耕作地跡のようなに出て、正面へ進んで行きます。
段差を降りて稲葉川の傍に出ると、堰を切ったような勢いで流れ落ちる滝があります。
これが泥淵の滝(*)のようです。
*国道482号からの入口にあった「神鍋溶岩流マップ」によると、
泥淵の滝は溶岩流によって出来た滝群の中の一つのようです。
こちら側は崖になっていて川辺には降りて行けませんが、対岸からは川辺へ降りていけます。
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栃本地区
往復6分ほどでまで引き返してきます。
左右に農道を分けて、に続く正面の道を進んでいきます。
ビニールハウスの脇を進んでいくと、前方にが見えてきます。
竹林の傍を過ぎていくと、立派な構えのがあります。
民家の脇を進んでT字路に出ると、右側にが架かっています。
小橋を渡って左へ曲がっていくと、車を止めておいた栃本会館に着きます。
泥淵の滝への立ち寄りも含めて、林道入口から20分ほどで到着しました。
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