柏原208m峰
概 要 丹波市の柏原町と氷上町の境にある208m峰へ登ります。 かつて山城があった所のようです。 母坪地区から尾根に出て、砦跡が幾つか見られる尾根を進み、208m峰を経て鴨野地区へ降るルートを歩きます。 尾根に出る途中には和泉神社があり、尾根に出た所には小島山妙見宮があります。
起 点 丹波市柏原町 母坪地区
終 点 丹波市柏原町 母坪地区
母坪地区…登山口…和泉神社…小島山妙見宮…小峰A…89番鉄塔…小峰B…208m峰…88番鉄塔…作業道終点…1番鉄塔…下山地(鴨野地区)…母坪地区
所要時間 1時間30分
歩いて... 尾根に出るまでは小島山妙見宮の参道になっているようで、広い間隔の石段が続いています。 尾根の途中までは樹木が茂り気味で煩わしいものの、その先は送電線の巡視路になって歩き易くなります。 山頂の周りには樹木が茂っていますが、途中の尾根や送電線の鉄塔からは眺めが広がります。
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コース紹介
母坪地区
北近畿豊岡自動車道を氷上ICで降りて、県道7号を南下していきます。 稲継交差点を右折して国道175号を西進し、 高谷橋小橋を渡って「穂壺城跡」の標識が立つ分岐を左折して、県道291号を南下していきます。 母坪公民館 まで来ると、その斜め前に広い場所があります。 轍もあって車で入れそうなので、ここに車を止めさせて頂きます。
登山口
駐車地の先の「妙見宮」の扁額が掲げられた鳥居が今回の登山口になります。 脇には「小島山妙見宮」と題した解説板があります。
小島山妙見宮
由緒  安政3年3月、母坪稲継の両村信者特志浄財の寄進によって創建奉祀したもので、 御本奠は、日蓮聖人奠定、大茶羅及北辰妙見大菩薩奠像を奉安し、能勢妙見宮の御分霊と伝えられる。 境内には稲村岡の中央にあり附近には桜も多く台地よりの眺望はまことに素晴らしい。
丹波市観光協会
和泉神社
鳥居をくぐって、階段状のを登っていきます。 階段が終った坂道を登っていくと、正面にが見えてきます。 小島山妙見宮の参道は右へ曲がっていく石段になりますが、祠が気になるのでちょいと立ち寄っていきます。 すぐに境内に出ると、一段高い所の玉垣で囲まれた所に社殿があります。 駐車地から2分ほどの所になります。 扁額は掲げられていませんが、道路沿いに立つ鳥居に「和泉神社」の扁額が掲げられています。 由緒などを記したものは見かけません。 の屋根には2本の鰹木が乗り、外削ぎの千木が聳えています。 には境内社と思われる小祠があります。 には稲荷神社・厳島神社・愛宕神社が並んでいます。
往復5分ほどでの曲がり角まで引き返して、間隔の広い石段を登っていきます。 少し登った所を曲がっていきます。 更に右・左・右・左・右と曲がりながら石段を登っていくと、「標柱6号」のが立っています。 その先の曲がり角からはが広がります。 左・右・左と曲がりながら更に石段を登っていくと、東屋が建つ広くてなだらかな尾根の背に出ます。
急傾斜地崩壊危険区域
母坪地区
標柱6号
兵庫県
小島山妙見宮
右へ続くを進んでいきます。 程なくしての脇に出ます。 正面へ回り込むと「北辰妙見大菩薩」の扁額が掲げられています。 これが登山口の解説板に書かれていた小島山妙見宮のようです。 登山口から11分ほどの所になります。 格子戸からを覗ってみると、畳敷きの小綺麗な部屋になっています。 寺院のような佇まいですが、鳥居が立っているので神社の要素もあるのでしょうか。 正面には石段があって、からも参道が登ってきているようです。
まで引き返してきて、南へ続く広い尾根を進んでいきます。 広いが何段か続いていますが、情報によるとがあった所のようです。 平坦地の端まで来ると、を降るようになります。 が生えていて煩わしいものの、道らしきものは続いています。 少し降っていくと、「標柱8号」の白い標柱が立っています。
急傾斜地崩壊危険区域
母坪地区
標柱8号
兵庫県
白い標柱を過ぎるとになります。 程なくしてになります。 明瞭な道はありませんが、僅かならしき所を辿りながら登っていきます。 振り返るとが広がってきます。 何度も振り返って、次第に見える範囲が変わってくる景色を確認しながら登っていきます。
小峰A
少し登っていくとになります。 程なくして軽いになります。 近づいてくるへ向かって登っていきます。 傾斜が緩やかになると、標高160mほどの小峰Aに着きます。 小島山妙見宮から11分ほどの所になります。 細い木が茂り気味のには桃テープが巻かれた木があるばかりで、標識類は見かけません。 情報によると、ここにもがあったようです。 周囲には樹木が茂っていて、眺めは広がりません。
曲がって、樹木が煩わしい尾根を降っていきます。 倒木を避けたりしながら降っていくと、次第に傾斜がになってきます。 なだらかで歩き易くなった尾根を進んでいくと、軽いになります。 少し登って標高140mほどの僅かな高みに着くと、「火の用心」のが立っています。 マジックで書き込みされていて、左へ曲がっていく道は「No.89」、今来た道は「No.90 北摂長田野線」となっています。 小島山妙見宮から16分ほどの所になります。
89番鉄塔
道なりに左へ曲がって降っていくと、を過ぎていきます。 左前方へが分れていて、入口にはテープが幾つか巻かれています。 左の踏み跡は見送って、正面のを登っていきます。 植林地を抜けると、右上に送電線のが見えてきます。 少し右へ曲がりながら登っていくと、「火の用心」の赤い標識から少し外れた所に、送電線の鉄塔「北摂長田野線八九」が立っています。 小島山妙見宮から23分ほどの所になります。 右側に広がる景色を眺めながらひと息入れていきます。
小峰B
「火の用心」の赤い標識まで戻って、を登っていきます。 前方にはこれから向かうが見えていますが、まだ距離がありそうです。 植林地になったを軽く登っていきます。 緩やかになった尾根を進んでいくと、僅かにを過ぎていきます。 軽く登っていくと、標高190mほどの小峰Bに着きます。 89番鉄塔から4分ほどの所になります。 情報によると、ここにもがあったようです。 周囲には樹木が茂っていて、眺めは広がりません。
になる尾根を進んでいきます。 程なくしての尾根になります。 少し左へ曲がりながら降っていくと、またになります。 程なくして、標高160mほどのになります。 軽く登るようになると、標高170mほどの高みに着きます。
軽く降っていくとになります。 軽く登っていくと、標高170mほどのに着きます。 手前には文字が書かれた白頭短杭があります。 軽く降ってになると、文字が書かれた赤頭短杭も見かけるようになります。 軽く登っていくと、標高170mほどのに着きます。 降り坂になると、石杭を見かけるようになります。
少し降っていくとになります。 軽く登るようになると、標高170mほどのを越えていきます。 またある石杭を眺めながら降っていくとになります。 程なくしてになります。 尾根の右肩を登っていくと平坦地に出ます。
208m峰
道がはっきりしなくなりますが、を登っていきます。 脇の樹木に手を掛けながら切岸のような急な斜面を登っていくと、またに出ます。 情報によると、この辺りには山城があったようです。 すぐ先の急な斜面を登っていくと、またに出ます。 少し右から回り込むようにを登っていきます。 程なくしてに出ます。 少し右へ出ると眺めが広がります。
軽く登って樹間に送電線の鉄塔が見えていくと、緩やかな山頂に着きます。 この辺りが地形図に載っている208m峰になるようですが、標識類は見かけません。 89番鉄塔から24分ほどで到着しました。 周囲には樹木が茂っていて、眺めは広がりません。
88番鉄塔
右下に立つへ向かって斜面を降っていくと、右側に眺めが広がってきます。
明瞭な道のない斜面を慎重に降っていくと、送電線の鉄塔「北摂長田野線八八」の袂に降り立ちます。 208m峰から2分ほどの所になります。 鉄塔の傍には退色した「火の用心」の標識が立っていて、右を指しています。 右側にはと思われる小径が続いていますが、 何処から分れてきたのかは気が付きませんでした。 ひと息入れてから、鉄塔の左側に立つ退色した「火の用心」のの所から降っていきます。
すぐに曲がって、斜面を横切るように降っていきます。 程なくしてに出ます。 少し降っていくとになります。 軽く登っていくと、標高170mほどの高みの左肩を過ぎていきます。
少し降っていくとになります。 軽いになる尾根を進んでいきます。 緩やかになった尾根を進んで標高170mほどの高みに着くと、「火の用心」の標識が立っています。 88番鉄塔から6分ほどの所になります。 標識に従って、曲がっていく道を進んでいきます。
すぐにが増してきます。 が見られるようになる道を、右へ曲がりながら降っていきます。 程なくして尾根のを降るようになります。 正面が明るくなってくると、「危険」と書かれたロープが張られています。 88番鉄塔から8分ほどの所になります。 正面にはが見えます。
作業道終点
左へ曲がりながら降っていくと、程なくしては終わりになります。 右へ曲がって、の尾根を降っていきます。 しばらく降っていくと、「火の用心」のが立っています。 程なくして作業道終点に出ます。 88番鉄塔から15分ほどの所になります。 左へ続くは、すぐ先で二股に分れています。 右側にはが見えます。
1番鉄塔
作業道を歩いても良さそうですが、正面にが見えるので向かっていきます。 細い木などを掻き分けながら降って溜め池の傍まで来ると、「火の用心」のが立ってます。 標識に従って左へ曲がって笹などが茂る植林地を進んでいくと、また「火の用心」のが立っています。 標識に従って右へ曲がって水路を跨いでいくと、溜め池に出ます。 左側には送電線の鉄塔「柏原支線一」が立っています。 88番鉄塔から19分ほどで降りて来られました。
下山地(鴨野地区)
右にあるを眺めながら土手を進んでいきます。 程なくして、左右に通る車道に出ます。 手前に立つ標識によると、この溜め池というようです。 振り返って、歩いてきたを確認していきます。
萱刈池
管理者:鴨野自治会
きけん はいるな!
あぶない
ため池につき立入禁止!!
鴨野北山農水環
母坪地区
待機させておいた自転車に乗って、駐車地までします。 途中で登り坂が二箇所ありますが、それ以外は緩やかな道になっています。 北山公民館を過ぎた所にあるを左折していきます。 少し進んでいくと、左側にがあります。 右側には「」があって、 今回訪ねた和泉神社小島山妙見宮の名前が載っています。 田路天王山公園や田路公民館を過ぎていくと、最初に訪ねた和泉神社へのが左側にあります。 「妙見宮」の扁額が掲げられた鳥居まで来ると、車を止めておいた駐車地に着きます。
下山地から駐車地までの時間は所要時間に含めず)