概 要 |
養父市の上野地区と養父市場地区の境にある372.2m峰(点名:掘畑山)へ登ります。
西側の小城地区にある「木の香る小城交流促進センター」を起終点とし、送電線の鉄塔を経て山頂へ至るルートを往復します。
手前の樹木に邪魔されながらも、山頂や尾根の所々から山並みを眺められます。
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起 点 |
養父市 小城地区
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終 点 |
養父市 小城地区
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小城地区…登山口…尾根取付…27番鉄塔…尾根の肩…稜線…372.2m峰…稜線…小峰…稜線…尾根の肩…27番鉄塔…尾根取付…登山口…大庄屋記念館…小城地区
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所要時間 |
3時間00分
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歩いて... |
一般的な登山ルートではないので標識類はなく、送電線の巡視路の標識が少しあるばかりです。
尾根の背に出るまでは、道が不明瞭な所もあります。
尾根にはアセビが茂る所も少しありますが、概ね歩き易くなっています。
山頂が近づくと残雪が見られましたが、ほんの僅かなので、歩くのに問題はありませんでした。
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関連メモ |
今のところ、関連メモはありません。
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小城地区
養父市八鹿町を通る国道312号の宮越交差点で県道6号を分けて南下していきます。
唐木交差点の次の信号機がある交差点を左折して小城橋を渡っていくと、
木の香る小城交流促進センターの前が広くなっているので、ここに車を止めさせて頂きます。
脇には「」と題した解説板があって、大庄屋記念館までの道が載っています。
養父市立 大庄屋記念館(長島家住宅)
大庄屋記念館は、江戸時代に出石藩の大庄屋を務め、
明治・大正・昭和初期にかけて豪農として栄えた長島家の住宅を活用した歴史民俗資料館です。
高い石垣の上には主屋・客殿・土蔵などの歴史的な建物が群として建ち並び、
石垣で雛壇状に整備された優れた景観があります。
当館は昭和49年に養父町民俗資料館として開館し、平成16年に養父市立大庄屋記念館に名称を変更しました。
館内には池田草庵の書、北垣国道の扁額、小林礫川の襖絵などがあり、
数多くの民俗資料とともに養父市の先人や農村生活を学ぶことができる農村文化の資料館です。
また、現在まで伝わる風格ある建物群は、養父市の歴史や文化を伝える貴重な文化財であることから、
「長島家住宅」として養父市指定文化財となっています。
開館日 土・日曜日 10:00〜16:00
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登山口
駐車地の先へ続くを進んでいきます。
十字路を直進し、右へ分れる道を見送って、正面のを渡っていきます。
左からの道を合わせていくと、正面に「大庄屋記念館」のがあります。
左へ曲がっていく坂道を登って右へ曲がるとがありますが、この時には開放されていました。
正面にある地蔵堂とお堂の前を右へ曲がって、の脇を登っていきます。
正面に立派な石垣が現れると分岐があります。
駐車地から5分ほどの所になります。
右へ登っていくと大庄屋記念館がありますが下山後に訪ねることにして、正面に続く道を登っていきます。
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沢沿いに登っていくと、程なくしてがあります。
堰の左側を登っていくと、二つ目のへ降りていく小径を分けていきます。
谷筋の左側に続くを登っていきます。
程なくして、が見えてきます。
砂防ダムの左側を過ぎて、石積みに沿って進んでいくと分岐があります。
角には「火の用心」の赤い標識が立っています。
鉄塔の番号が書き込まれているようですが、ほとんど消えていて判読出来ません。
ここは右側の道を進んでいきます。
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尾根取付
狭くなるを登っていきます。
程なくして、水が流れるに出ます。
少し上流の石の上を渡って、右・左と曲がっていくと、が剥き出しています。
岩盤の上を登っていくと、正面にがあります。
小滝の手前を右・左と曲がって登っていくと、倒木の先に「火の用心」の赤い標識が立っています。
登山口から10分ほどの所になります。
この標識にも鉄塔の番号が書き込まれているようですが、ほとんど消えていて判読出来ません。
ここで曲がって谷筋を離れ、
斜面に続く踏み跡を登っていきます。
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斜面に続くを左・右と曲がりながら登っていきます。
送電線の巡視路になっているようですが、テープ類は見かけないので、薄い踏み跡を探しながら登っていきます。
6回ほど曲がりながら登っていくと、送電線の巡視路でよく見かけるが現れて安心します。
階段は途切れながらしばらく続くようですが、落ち葉や土砂に埋もれて分り難くなっています。
の手前を右へ曲がって登っていきます。
谷筋から11回ほど曲がりながら登っていくと、左から登ってくる踏み跡に出ます。
下山時に左へ降って行きそうに思えるので、周囲の様子をよく記憶しておきます。
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27番鉄塔
更に3回ほど曲がりながら登っていくとに出ます。
左へ曲がって、を登っていきます。
踏み跡が二手に分れているようですが、硬質プラスチック製の階段が見られるを登っていきます。
傾斜が増してくる硬質プラスチック製の階段を登っていくと、送電線の鉄塔「竹田養父線二七」に着きます。
尾根取付から15分ほどの所になります。
手前の樹木が邪魔をしていますが、右側にはが広がります。
思いのほか急な斜面を登ってきて疲れたので、景色を眺めながら休憩していきます。
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気を取り直して、鉄塔の先へ続くを登っていきます。
この先には鉄塔がなさそうに思えますが、まだ硬質プラスチック製の階段が続いています。
階段が終ると道が二手に分れていますが、に向かう道を登っていきます。
程なくしてに出ます。
尾根の中ほどが少し窪んでくると、が増してきます。
歩き易い所を選びながら登っていくと、傾斜が弛んできます。
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程なくして傾斜が増してくる尾根を登っていくと、またになります。
また登り傾斜が増してくると、僅かな高みを巻くようにを進んでいきます。
程なくして、アセビなどが茂るに出ます。
27番鉄塔から15分ほどの所になります。
左へ曲がって、生い茂るアセビを掻き分けて進んでいくと、程なくして歩き易い尾根になります。
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尾根の肩
右側に現れる防護網に沿って進んでいくと、程なくしてになります。
右の樹間にを眺めながら登っていきます。
奥の方にはが見えますが、方角からすると氷ノ山でしょうか。
役目を終えて地面を這う所もあるが続く尾根を登っていきます。
少し左へ曲がりながら登っていくと、緩やかになった尾根の肩のような所に出ます。
27番鉄塔から20分ほどの所になります。
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防護網を見かけなくなった緩やかな尾根を進んでいくと、軽いになります。
傾斜が緩やかになると、僅かなの右肩を過ぎていきます。
軽く降っていくとになります。
軽く登るようになると、僅かなを過ぎていきます。
僅かに撓んだ所を過ぎていくと登り坂になります。
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稜線
傾斜が増してくるを登っていきます。
尾根の中ほどに、直径1mほどのが空いています。
樹木が生えていた跡のようには思えないし、獣捕獲用の罠の跡でしょうか。
程なくしてになります。
少し左へ曲がっていくと、またが増してきます。
真っ直ぐ登っていくと、樹木が茂り気味の左右に延びる稜線に出ます。
27番鉄塔から35分ほどの所になります。
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左の尾根は標高370mほどの小峰へ続いていますが、
372.2m峰に向かって、樹木が茂り気味のを軽く降っていきます。
程なくして緩やかな所を過ぎると、軽いになります。
またある直径1mほどのを過ぎていきます。
傾斜が緩やかになると、僅かな高みに着きます。
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高みを越えて降り始めると、左からが近づいてきます。
次第にが見られるようになりますが、尾根を覆うほどではないので助かります。
左の樹間に僅かにを眺めながら降っていきます。
次第に広がってくるを眺めながら降っていきます。
まだ続く防護網に沿って降っていくと、標高330mほどの鞍部に着きます。
稜線に出た所から8分ほどの所になります。
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鞍部を過ぎて、を登り返していきます。
左にを眺めながら登っていきます。
が奥の方に見えますが、方角からすると蘇武岳でしょうか。
手前にはが立つ山も見えます。
アセビが茂る所を過ぎていくと、防護網は左へ離れていきます。
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372.2m峰
左にを眺めながら登っていきます。
次第に傾斜が緩やかになると、左側からが近づいてきます。
左にを眺めながら、防護網に沿って進んでいきます。
『そろそろ三角点があるはずだが』と探しながら、に沿って進んでいきます。
松の幼木に隠れて分り難いですが、防護網の傍に三等三角点「堀畑山」があります。
ここが地形図に載っている372.2m峰になるようです。
稜線に出た所ら16分ほど、登山口から1時間23分ほどで登って来られました。
少し先へ降った所から山並みを眺めたりしながら休憩していきます。
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来た尾根を引き返していくと、程なくしてが右へ離れていきます。
になる尾根を進んでいきます。
少し左へ曲がりながら降り始めると、右からが近づいてきます。
防護網に沿って降っていくと、直径1mほどのがあります。
防護網から少し離れた所を登ったのか、来る時には気が付きませんでした。
穴を過ぎていくと、標高330mほどの鞍部に着きます。
372.2m峰から7分ほどの所になります。
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稜線
鞍部を過ぎて、が続く尾根を登っていきます。
僅かな高みが近づいてくると、は右へ離れていきます。
高みを過ぎて軽く降っていくと、来る時に見かけた直径1mほどのを過ぎていきます。
軽い登り坂になって少し樹木が茂り気味の所まで来ると、稜線に出た所に戻ってきます。
372.2m峰から14分ほどの所になります。
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小峰
来た尾根は左へ降っていきますが、少し先にある標高370mほどの小峰へ向かって、を軽く登っていきます。
程なくして、右から来るが続くようになります。
傾斜が緩やかになると、「六」のタイルが嵌め込まれたがあります。
程なくして、あまりピーク感のない標高370mほどの小峰に着きます。
稜線に出た所から3分ほどの所になります。
右側には山並みを見渡せる眺めが広がります。
北東の方角には、県道104号と県道255号が交わるの辺りを見下ろせます。
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稜線
当初は、地形図に載っている小峰から谷筋へ続く破線の道を降る予定でしたが、
西側には急な斜面が広がるばかりで踏み跡も見かけないので、諦めてを引き返すことにします。
アセビが少し見られる尾根をに沿って降っていきます。
左へ曲がっていく防護網と分れて、正面に続くを降っていきます。
傾斜が弛んで樹木が少し茂るようになると、稜線に登り着いた所に戻ってきます。
往復8分ほどで戻って来られました。
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右に続くを降っていきます。
少し右へ曲がりながら降っていくとになります。
傾斜が増してくる尾根を降って緩やかになると、直径1mほどのの脇を過ぎていきます。
軽く登るようになると、僅かなを越えていきます。
軽く降って僅かに撓んだ所を過ぎると、軽い登り坂になります。
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尾根の肩
僅かなを過ぎて降っていきます。
少し降っていくとになります。
軽く登っていくと僅かなを過ぎていきます。
僅かにのようになる尾根を降っていきます。
左側に防護網が現れると、尾根の肩のような所に着きます。
小峰から13分ほどの所になります。
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右へ曲がって、に沿って降っていきます。
左の樹間にを眺めながら降っていきます。
緩やかになった尾根を進んでいくと、次第にが茂るようになります。
アセビを抜けて右へ曲がり、歩き易くなったを降っていきます。
少し降っていくと緩やかな尾根になります。
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27番鉄塔
降り坂になると、が現れます。
少し降っていくとが広がってきます。
左側の窪んだ所は歩き難そうに思えるので、右側の盛り上がった所を降っていきます。
少し降っていくと、窪んだ所とします。
になる尾根を進んでいきます。
やがて現れる硬質プラスチック製の階段を降っていくと、送電線の鉄塔「竹田養父線二七」に着きます。
小峰から28分ほどの所になります。
と思われる冠雪した山を眺めながらひと息入れていきます。
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鉄塔の先へ続にを降っていきます。
少し降って階段が途切れると、が巻かれた樹木があります。
尾根を外れて戻るように右へ曲がり、植林地のを斜めに降っていきます。
左・右と曲がりながら降っていくと、踏み跡がしてます。
正面へ進んで行きそうになりますが、登ってきた時のことを思い出して、ここは左へ折れ曲がって降っていきます。
何度も曲がりながら、植林地の斜面を降っていきます。
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尾根取付
折れ曲がりながら続く踏み跡を辿って降っていくと、の手前を左へ曲がっていきます。
少し降っていくとが現れますが、落ち葉や土砂に埋もれて分り難くなっています。
切り倒されたも見かけるので手入れが行われている様子は覗えますが、標識類はなくて道が分り難くなっています。
僅かなを辿りながら降っているつもりですが、登り時と同じ所を歩いたかは自信がありません。
合わせて15回ほど曲がりながら降っていくと、「火の用心」の赤い標識がある谷筋に降り立ちます。
27番鉄塔から13分ほどで降りて来られました。
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左へ曲がって谷筋を降り始めると、右側にがあります。
剥き出す岩盤の上を過ぎて右・左と小刻みに曲がりながら降っていくと、水が流れるに出ます。
手前の石の上を渡って、向こう岸に続くを進んでいきます。
正面に砂防ダムが見えてくると、「火の用心」の赤い標識があるに出ます。
右からの道を合わせて石積みの脇を降っていくと、左側に砂防ダムがあります。
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登山口
砂防ダムの右側を過ぎて、植林地のを降っていきます。
砂防堰からの道を合わせて降っていくと、次のを回り込むように左へ曲がっていきます。
すぐに右へ曲がって、に降っていきます。
立派な石垣の傍を降っていくと、大庄屋記念館との分岐になった登山口に戻ってきます。
谷筋に降り立った所から9分ほど、小峰から58分ほどで降りて来られました。
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大庄屋記念館
左の沢に架かるを渡っていきます。
石垣沿いに登っていくと、右側の平坦地にが見えます。
の入口には「受付」の標識が出ていて、「養父町民俗資料館ご案内」が貼り出してあります。
壁には「」も掲げられていますが、
カバーが掠れていて分り難くなっています。
石垣に戻って登っていくと、「養父 民俗資料館」の標識が掲げられた建物があります。
ここが大庄屋記念館のようですが、この時は休館日で開いていませんでした。
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小城地区
まで引き返して、来た道を戻っていきます。
右側にあるを見送っていきます。
地蔵堂がある所を道なりに左へ曲がっていくとがあります。
この時は閉まっていましたが、コの字形レバーを回せば扉を容易に開けられます。
左へ曲がって降っていくと、「大庄屋記念館」のの所を右へ曲がっていきます。
右前方へ分れていく道を見送った先のを渡り、右前方の道を進んでいきます。
農地が広がる所に出て十字路を直進していくと、車を止めておいた木の香る小城交流促進センターに着きます。
大庄屋記念館から6分ほどで到着しました。
お昼を少し過ぎた時刻になったので、広谷大橋を渡った所にあるやぶ飯店に立ち寄って食事をしてから家路につきました。
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