飯森山
概 要 飯森山は、神河町と多可町の間にある標高900.6m(点名:福畑山)の山です。 今回は西側の大畑地区を通る林道の終点から多田峠に出て山頂へ至るルートを往復します。 山頂や途中の尾根からは山並みを眺められます。
起 点 神河町 大畑地区
終 点 神河町 大畑地区
大畑地区…作業道出合…多田峠…小峰A…小峰B…飯森山…小峰B…小峰A…多田峠…作業道出合…大畑地区
所要時間 2時間30分
歩いて... 多田峠までの旧道は、打ち枝が散乱したり石がゴロゴロして歩き難くなっています。 作業道や林道の手前では、伐採木などで道が分り難くなっています。 多田峠から飯森山までは比較的歩き易い尾根になりますが、山頂の手前には道が不明瞭な急坂があります。 途中から雪が積もっていましたが、多い所でも2cm程度なので、歩くのに問題はありませんでした。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
大畑地区
神河町を通る国道312号の神崎総合病院前交差点から県道8号を北東へ進んでいきます。 右を流れる越知川に架かる岩屋橋を渡っていく県道8号と分れて、正面の県道367号を北上していきます。 大畑地区へ入ると、越知川にが架かっています。 入口には「神河飯森の水JuLin」や「越知川名水街道No.15」のが出ています。 矢床橋を渡った先のT字路を左折して舗装路を奥へ進んでいくと、 地道に変わる所にがあります。 正面には「池が谷」の標識が立っています。 右へ続く地道を進んで終点までいくと、車を数台止められる広さがあるので、ここに車を止めさせて頂きます。
正面にはがあります。 「光明遍照 寶鏡山王 弘巌」の扁額が掲げられた奥に安置されているが大師像のようです。 左側には手水鉢があって、にもなっていそうです。
駐車地は少し傾斜があるので、 サイドブレーキをかけるのに加えて、念のために両輪に石を挟んで車止めをしておきました。
南山大師堂の右側にある谷筋のを登っていきます。 入口にある樹木にはが取り付けられています。 文字が掠れていて不明瞭ですが、多田峠へ続く旧道と書かれているようです。 谷筋に流れる僅かな沢に沿って、山道にしては広めのを登っていきます。 道には大小の石がゴロゴロしていて歩き難くなっていますが、 「地籍調査」の赤頭短杭やその場所を示す桃テープが点々と続いてルートを示しています。 打ち枝も散乱して歩き難い旧道を登っていくと、 「災害に強い森づくり」のを過ぎていきます。 沢が消滅した谷筋を登っていくと、左右に通る作業道の曲がり角に出ます。 南山大師堂から7分ほどの所になります。 を眺めながらひと息入れていきます。
(旧道)
大畑−大師堂−多田峠−???
(神河町)
災害に強い森づくり(緊急防災林整備地)
県民緑税の活用 平成19年度整備
作業道によってが分断されていて正面には段差があるので、少し右側から回り込むように登っていきます。 引き続き打ち枝が散乱して歩き難いを登っていきます。 次第にが増してきます。 縦書きや横書きで「」と書かれた樹木を良く見かけますが、何の意味でしょうか。 正面が明るくなってくると、小刻みに左・右と曲がって登っていきます。
多田峠
次第に傾斜が緩やかになると、左側に現れるに沿って進んでいきます。 傾斜が急になると、などがあって登っていけません。 仕方がないので、を横切るように登っていきます。 伐採木の上を歩いたりしながら登っていくと、林道が通る鞍部に出ます。 この場所を示す標識類は見かけませんが、最初の標識に書かれていた多田峠になるようです。 南山大師堂から20分ほどの所になります。 林道は峠の手前と先で二手に分れていて四叉路になっています。 コンクリート擁壁の前には起点からの距離を示していると思われる「6.1」の標識が立っていて、林道は車でも通行出来そうな様子です。 傍には送電線の鉄塔が立っています。 峠の先に出てを眺めたりしながら休憩していきます。
落ち着いたところで、を登っていきます。 登り口には筒に入れられたが幾つか置かれています。 すぐ先には「火の用心」の標識が立っています。 傍には「地籍調査」の赤頭短杭が並んでいて、 袂に「多可の天空を歩く 仙人ハイク 縦走コース」の標識が落ちています。 植林地の尾根を登り始めると、左側にが続くようになります。 白ペンキで○印が描かれた樹木が続いていてルートを示しています。 左側に広がるを眺めながら登っていきます。 少し登っていくと緩やかな尾根になります。
程なくしてになります。 しばらく登って傾斜が緩やかになると、少し曲がっていきます。 僅かに降るようになると、に着きます。 すぐにになる尾根を進んでいきます。 緩やかな所もある尾根を登っていくと少しが見られるようになりますが、量はごく僅かなので歩くのに問題はありません。 開けた伐採地まで来ると、右側にが広がります。 多田峠から10分ほどの所になります。
小峰A
右側にもが現れる伐採地を登っていきます。 傾斜がになると、右側の防護網は遠退いていきます。 地面を這って役目を終えた防護網が続く尾根を登っていくと、またが見られるようになります。 防護網を見かけなくなると、次第に傾斜がになります。 小岩が幾つも見られるようになると、標高800mほどの緩やかな小峰Aに着きます。 多田峠から19分ほどの所になります。
軽いになる尾根を進んでいきます。 緩やかな所を過ぎてまた降り坂になると、が幾つか頭を出しています。 緩やかな所を過ぎると、程なくしてになります。 が茂る尾根を登っていきます。 アセビを抜けると、枯れススキが見られる開けた緩斜地に出ます。 小峰Aから4分ほどの所になります。 右側にはが広がります。
小峰B
程なくして登り坂になるとが剥き出すようになるので、岩に手を掛けながら登っていきます。 広がってくるを振り返って眺めながら登っていきます。 アセビが少し茂る所を過ぎていくとになります。 軽いになる尾根を進んでいきます。 右に広がる山並みを眺めながら登っていくと、枯れススキが見られる標高820mほどの小峰Bに着きます。 小峰Aから10分ほどの所になります。 右側にはこれまで以上に山並みが広がります。
軽く降っていくとになります。 軽い登り坂になる尾根を進んでいくと、僅かなを過ぎていきます。 軽く降っていくとになります。 程なくしてが増してきます。 雪が少し見られる尾根を登っていくと、大岩が頭を出しています。 小峰Bから7分ほどの所になります。 手前には「多可の天空を歩く 仙人ハイク 縦走コース」の標識があります。
飯森山 (標高900.6m)
を回り込むように登っていきます。 に復帰して登っていくと、傾斜が増してきます。 桃テープや黄黒テープは続いていますが、雪が積もっていることもあって、次第にが分り難くなります。 尾根が広がってくると、が益々増してきます。 雪で滑り易くなっているので、樹木などに掴まりながら、歩けそうな所を探して登っていきます。 頑張って登っていくと、アセビや枯れススキが見られるに着きます。 この場所を示す標識類は見かけませんが、中ほどに三等三角点「福畑山」があるので、地形図に載っている900.6m峰飯森山になるようです。 小峰Bから20分ほど、多田峠から50分ほどで登って来られました。 右側に広がる山並みを眺めながら休憩していきます。
三角点
基本測量
たいせつにしましょう三角点
国土地理院
落ち着いたところで、を引き返していきます。 南東へ延びる尾根が自然に続いていますが、 来た時の事を思い出して、広いを降っていきます。 雪の上に残っている靴跡を辿って、を曲がりながら降っていきます。 次第にがはっきりしてくると、傾斜が少し弛んできます。 程なくして、見覚えのある大岩が現れます。 飯森山から8分ほどの所になります。
小峰B
を回り込むように降っていきます。 尾根の背に復帰して降っていくと、次第にになります。 軽い登り坂になる尾根を進んでいくと、僅かなを過ぎていきます。 軽く降って緩やかな所を過ぎるとになります。 少し登っていくと、枯れススキが見られる標高820mほどの小峰Bに着きます。 飯森山から16分ほどの所になります。 左に広がるを再度眺めていきます。
が茂る所を過ぎていきます。 左に広がるを眺めながら降っていきます。 剥き出すに手を掛けながら降っていきます。 歩き易くなった尾根を軽く降っていくと、枯れススキが見られる緩斜地に着きます。 飯森山から22分ほどの所になります。 ここでも左に広がるを眺めていきます。
小峰A
茂るの中を進んでいきます。 アセビを抜けて、歩き易くなったを軽く降っていきます。 登り坂になると、が幾つか頭を出しています。 軽く登っていくとになります。 小岩が幾つも見られるようになる尾根を登っていくと、標高800mほどの緩やかな小峰Aに着きます。 小峰Bから10分ほどの所になります。
地面を這うが右側に見られるようになる尾根を降っていきます。 次第にになると、眺めが広がってきます。 左側にはが広がります。 山並みを眺めながら降っていくと、次第にになります。 程なくして降り坂になる尾根を進んでいくと、また山並みが広がってきます。
多田峠
緩やかな所を過ぎて降っていくと、に着きます。 軽く登って緩やかになると、少し曲がって降っていきます。 しばらく降っていくとになります。 軽く登って、僅かなを過ぎていきます。 右に広がるを眺めながら尾根を降っていきます。 「火の用心」の標識や杖を入れた筒などを過ぎていくと、林道の四叉路になっている多田峠に降り立ちます。 小峰Aから15分ほど、飯森山から42分ほどで降りて来られました。
作業道出合
ひと息入れてから、伐採木が積まれた左側のを横切るように降っていきます。 伐採木を過ぎて歩き易くなると、に沿って進んでいきます。 程なくして、小刻みに左・右と曲がりながらを降っていきます。 打ち枝が散乱して歩き難いを降っていきます。 作業道の手前まで来ると段差があるので、左側から回り込むようにして作業道の曲がり角に出ます。 多田峠から11分ほどの所になります。 周囲の様子を確認しながら、ひと息入れていきます。
大畑地区
作業道の開設によって明瞭な道は見かけませんが、伐採木が散乱するを降っていきます。 程なくして、打ち枝などが散乱するになります。 大小の石がゴロゴロするようになる道を降っていくと、「災害に強い森づくり」のを過ぎていきます。 引き続き大小の石が目立つを降っていきます。 左側に僅かな沢が流れるようになる谷筋を降っていくと、正面にが見えてきます。 程なくして、車を止めておいた林道終点に着きます。 多田峠から20分ほどで降りて来られました。
災害に強い森づくり(緊急防災林整備地)
県民緑税の活用 平成19年度整備