三宅400m峰
概 要 養父市の三宅地区にある400.2m峰(点名:ケンサコ)へ登ります。 南側を通る国道9号沿いにある阿弥陀堂の脇から415m峰を経て400.2m峰へ登り、 少し引き返した所からひとつ西側の尾根を降るルートを周回します。
起 点 養父市 三宅地区
終 点 養父市 三宅地区
三宅地区…阿弥陀堂…平坦地…415m峰…鞍部…400.2m峰…鞍部…小峰…作業道出合…大輿比神社…三宅地区
所要時間 2時間40分
歩いて... 阿弥陀堂の脇から地形図に破線で載っている広めの道が続いています。 境界杭や桃テープが点々と続いていますが、 落ち葉が厚く積もり、傾斜が急な所では滑り易くなっています。 415m峰や400.2m峰の周囲には樹木が茂っていて、眺めは広がりません。 降り尾根にも落ち葉が厚く積もっていますが、藪漕ぎするような所はありません。
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コース紹介
三宅地区
養父市八鹿町を通る国道9号を西進していきます。 剣大橋交差点を過ぎていくと、「よう来んさった 兵庫の尾根へ」の青いがあります。 標識のすぐ先に「阿弥陀如来立像100m」の標識が立つ砂利敷の広い所があるので、ここに車を止めさせて頂きます。
よう来んさった 兵庫の尾根へ 氷ノ山 鉢伏
養父市
養父市指定文化財 阿弥陀如来立像 100m→
三宅区所有
阿弥陀堂
駐車地の脇に続くに入っていきます。 左右に通る道路に出て、右へクランク状に曲がると、正面にが見えてきます。 坂道を登っていくと、短い石段を登った所に阿弥陀堂があります。 正面の格子戸は施錠されていて中には入れませんが、 格子の間から大きなが良く見えます。
町指定文化財 阿弥陀如来立像
種別 有形文化財・木造彫刻
指定年月日 昭和43年6月8日
解説  明和年間(1764-1777)京都から迎えた大身の阿弥陀如来立像で、仏師康雲の作と伝えられる。 阿弥陀堂「大宝閣」は、文政元年(1818)屋根を瓦葺きにして、近在の瓦使用の先駆となった。
(中島家蔵、大宝閣 再興帳による)
関宮町教育委員会
阿弥陀堂の右側に続くを進んでいきます。 入口には「三宅地区急傾斜地崩壊危険区域」の看板が出ています。 墓地の脇を少し登っていくとに出ます。 左へ曲がって、斜面を横切るように続くを登っていきます。 程なくして現れるを、右へ曲がりながら登っていきます。 少し登って左へ曲がると、尾根の背に出ます。
三宅地区急傾斜地崩壊危険区域
(注意) この区域内で土地の形状変更をする場合は、知事の許可が必要ですから、八鹿土木寺務所管理課にご相談下さい。
窪んだ道が見られるを小さく曲がりながら登っていきます。 尾根には「国土調査」のや「地籍図根」の黄頭短杭が点々と続き、それらの場所を示す桃テープも見られます。 少し見られるはあまり邪魔になりませんが、落ち葉が厚く積もって滑り易くなっています。 やがてが現れると傾斜が増してくるので、岩などに手を掛けながら登っていきます。 また現れるを登っていきます。 標高270m辺りまで来ると緩斜地になるので、立ち止まってひと息入れています。 阿弥陀堂から26分ほどの所になります。
気を取り直して、を更に登っていきます。 尾根のを通ったりしながら登っていきます。 尾根の背に復帰して登っていくと、次第にが増してきます。 右・左と小刻みに曲がりながら、滑り易いを登っていきます。 振り返ると眺めが広がるようになりますが、手前の樹木が邪魔をしています。
平坦地
落ち葉が厚く積もって滑り易いを曲がりながら更に登っていきます。 の脇を回り込んでいきます。 右へ曲がりながら登っていくと、次第に傾斜がになります。 小岩群が剥き出すようになる尾根を登っていくと、標高360mほどの平坦地に出ます。 阿弥陀堂から48分ほどの所になります。
緩やかな尾根を進んで軽い登り坂になるとが投棄されていますが、わざわざここまで運んできたのでしょうか。 またになる尾根を進んでいきます。 右側にを眺めながら進んでいきます。 軽いになる尾根を進んでいきます。 桃テープが巻かれた樹木まで来ると、尾根の左肩に小径が現れます。 阿弥陀堂から54分ほどの所になります。 左斜面に続く小径は地形図に破線で載っている道になりますが、 415m峰を経ていくべく、正面の尾根の背を登っていきます。
415m峰
松のを過ぎていきます。 緩やかな所を過ぎるとが増してきますが、樹木などに手を掛けるほどではありません。 曲がりながら登っていきます。 次第に傾斜が緩やかになる尾根を進んでいくと、ピーク感のない高みに着きます。 標識類は見かけませんが、地形図に載っている415m峰になるようです。 阿弥陀堂から1時間2分ほどの所になります。 周囲には樹木が茂っていて、眺めは広がりません。 緩やかな尾根が右前方へ続いていますが、西にある鞍部へ向かってを降っていきます。
鞍部
左右の浅い谷筋の間に続くを降っていきます。 植林地の尾根を真っ直ぐ降っていくと、正面に緩やかでが見えてきます。 右から降ってくるに出て、左へ進んでいきます。 右へ曲がりながら進んでいくと、程なくして標高380mほどの浅い鞍部に着きます。 415m峰から4分ほどの所になります。 左からは、地形図に載っている合流してきます。
広いを進んでいきます。 軽い登り坂になるとが現れますが、 倒木が道を塞いでいて歩き難そうに思えるので、右側の尾根の背を登っていきます。 倒木が見られるを登っていきます。 窪んだ道に沿って登っていくと、程なくして窪んだ道に出ます。 地形図に破線で載っている窪んだ道は右へ曲がって続いていますが、 窪んだ道を横切って、倒木の先に続く左前方のを登っていきます。
「国土調査」のや「地籍図根」の黄頭短杭が見られる尾根を登っていきます。 尾根を塞ぐを乗り越えていきます。 歩き易くなったを、少し右へ曲がりながら登っていきます。 傾斜が緩やかになると、ピーク感のない標高400mほどの高みに着きます。 415m峰から11分ほどの所になります。 中ほどには「国道調査」などの赤頭短杭が並んでいます。 も歩けそうで気になりますが、方角が違うので見送っていきます。 ここはを降っていきます。
400.2m峰
軽く降っていくとになります。 尾根を塞ぐ倒木を過ぎていくと、軽いになります。 少し登ってアセビが茂るようになると、樹木が伐採された高みに着きます。 415m峰から14分ほどの所になります。 中ほどには「ケンサコ」があるので、地形図に載っている400.2m峰になるようです。 周囲には樹木が茂っていては広がりませんが、水分補給をしながら休憩していきます。
四等三角点
基本 No.1_3883
この測量標はすべての測量の基準です。三角点を大切にしましょう。
国土地理院
四等三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
落ち着いたところで、を引き返していきます。 倒木を過ぎていくとになります。 軽いになる尾根を進んでいきます。 程なくして、ピーク感のない標高400mほどの高みに着きます。 400.2m峰から2分ほどの所になります。 尾根は正面にも続いていますが、を降っていきます。
鞍部
少し左へ曲がりながら続くを降っていきます。 尾根を塞ぐを過ぎていきます。 少し降っていくと、前方から来て左へ曲がっていくに出ます。 来る時には左の尾根の背を歩いたのですが、ここでは窪んだ道を歩いてみることにします。 少し降っていくとが目立つようになります。 倒木を過ぎていくと、標高380mほどの浅い鞍部に戻ってきます。 400.2m峰から7分ほどの所になります。 鞍部を進んでいくと、すぐにがあります。 来る時は左の道を降ってきましたが、右の道を進んでいきます。
斜面を横切るように続く道を進んでいくと、幾つかあるを跨いでいきます。 次第に太い竹が混じってきてになります。 右の樹間に僅かにを眺めながら進んでいきます。 左の尾根が低くなってくると分岐があります。 400.2m峰から10分ほどの所になります。 地形図に破線で載っているは小尾根を回り込むように続いていて、 415m峰へ登っていった尾根に出られます。 ここは登ってきた尾根のひとつ西側の尾根を降るべく、を進んでいきます。
軽く降っていくとになります。 程なくして降り坂になってが現れると、竹林は終わりになります。 尾根のを降るようになります。 馬の背のようなに復帰して降っていきます。 樹間に山並みを眺めながら降っていくと、降り傾斜が増してきます。
藪漕ぎする必要のない尾根を快調に降っていくと、右下にの街並みが見えてきます。 左側の奥に高そうな山が見えてきますが、方角からするとでしょうか。 更にが増してくる尾根を降っていきます。 見える範囲が変わってくるを眺めながら降っていきます。 少し小岩が剥き出す尾根を降っていきます。
小峰
落ち葉が厚く積もったを降っていきます。 少し降っていくとに入っていきます。 片側が明るいを降っていきます。 緩やかな尾根になると、馬の背のようなになります。 軽く登るようになると、高みの巻き道に続いています。 巻き道を見送って正面の高みへ登っていくと、標高280mほどの小峰に着きます。 鞍部から21分ほどの所になります。 この辺りに「三宅城跡」と書かれている地図もありますが、かつては曲輪などの山城があった所なのでしょうか。 今では植林ですが山頂は小広くなっていて、それらしい雰囲気は感じます。
小峰の先へ降っていくと、手前で分れてきた巻き道してきます。 曲がりながら続く尾根を降っていきます。 思いのほかが急なので、樹木の幹や根などに手を掛けながら降っていきます。 傾斜が緩やかな所を過ぎるとまたが増してくるので、少し曲がりながら降っていきます。 しばらく降っていくと、左から降って来る窪んだ道に出ます。 小峰から13分ほどの所になります。
を降っていきます。 程なくして窪みは無くなって、落ち葉が厚く積もったを降っていきます。 次第にが増してくる尾根を降っていきます。 の間を通ったりしながら降っていきます。 やがて正面に三宅地区の集落が見えてきます。
作業道出合
正面の尾根は急に思えたので、左に見えるへ向かっていきます。 下には石垣を積んだ沢があるので、渡れそうな所を探して左へ戻るようにを降っていきます。 の傍まで降りて、右へ曲がってを渡っていきます。 石垣が見られるを横切っていきます。 少し登っていくと、左右に通る作業道に出ます。 小峰から26分ほどで降りて来られました。
右へ続くを軽く降っていきます。 コンクリート擁壁の傍を降っていくとがあります。 上下に付けられているバネフックを外せば扉を開けられます。 コンクリート道に出て右へ降っていくと、斜めに通るに出ます。 左右どちらへ進んでも良いのですが、今回は右前方の道を進んでいきます。 すぐに先ほどのに出て降っていきます。 民家の脇を進んで防火水槽まで来ると、左右に通る道路に出ます。
大輿比神社
左へ曲がって、の集落の中を進んでいきます。 を分けていきます。 ふれあい広場まで来ると、左側にが立っていて、 傍に「式内 大輿比神社」の石柱があります。 鳥居をくぐっていくと、「式内 大輿比神社」の扁額が掲げられたがあります。 武士のような像が収められた割拝殿を抜けていくと、正面に神社があります。 作業道出合から8分ほどの所になります。 これが大輿比神社になるようですが、扁額は掲げられておらず由緒などを記したものも見かけません。 左右には境内社と思われる社があります。 脇には「災害に強い森づくり」の看板があります。
災害に強い森づくり(里山防災林整備)
〜県民緑税の活用〜 養父市三宅 地内
平成16年の台風災害を踏まえて、豊かな「緑」を次の世代に引き継いでいくため、 県民共通の財産である「緑」の保全・再生を社会全体で支え、 県民総参加で取り組む仕組みとして平成18年度から「県民緑税」を導入し、 防災面での機能強化を目的とした「災害に強い森づくり」を進めています。
整備内容  竹林・人工林等の整備及び家の近くの危険な木・枝を伐採し、防災機能を高めます。
平成25年度 兵庫県・養父市・(公社)兵庫みどり公社
三宅地区
まで引き返して、左へ続く道を進んでいきます。 程なくしてあるを過ぎていきます。 最初にクランク状に曲がった所まで来て、右のに入っていきます。 路地を抜けて国道9号に出ると、車を止めておいた駐車地が左側にあります。 大輿比神社から8分ほどで到着しました。