概 要 |
豊岡市但東町の畑山地区にある221.0m峰(点名:畑山)へ登ります。
日和坂公民館を起終点として、東側から送電線の58番鉄塔と59番鉄塔を経て山頂へ至り、
北北西へ続く尾根を通って林道へ降るルートを周回します。
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起 点 |
豊岡市但東町 畑山地区
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終 点 |
豊岡市但東町 畑山地区
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畑山地区…登山口…58番鉄塔…小峰…59番鉄塔…221.0m峰…林道出合…農道出合…岡野宮神社…畑山地区
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所要時間 |
1時間20分
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歩いて... |
一部に送電線の巡視路が見られますが、プチ藪漕ぎする所や樹木に手を掛けながら登り降りする急坂もあります。
樹木に邪魔されて眺めはあまり良くありませんが、樹間から少し山並みが見えます。
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関連メモ |
今のところ、関連メモはありません。
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畑山地区
豊岡市但東町を通る国道482号を東進していきます。
後坪交差点から県道701号に入って日和坂バス停まで来ると、右側に日和坂公民館があります。
建物の前が広くなっていて「区民以外駐車禁止」のような無粋な看板は出ていないので、ここに車を止めさせて頂きます。
公民館の右側にはがあります。
施錠されていない戸を開けて中を覗ってみると、がズラリと並んでいます。
額に入った「」と題した資料が置かれていて、
「日和坂のたらい地蔵」の話が載っています。
左側にはがあって、その前に「災害に強い森づくり」の看板があります。
道路向かいには、豊岡市指定文化財になっているがあります。
但東の民話
文:太田好子 絵:営嶌寿美代
民話は先人たちの心と暮らしを伝えてくれます。
民話はその土地に生きる人々の心の文化財です。
私たちはこの宝をいつまでも語り継いでいかなくてはなりません。
日和坂のたらい地蔵 …(後略)
災害に強い森づくり(里山防災林整備)
〜県民緑税の活用〜 豊岡市但東町畑山
平成16年の台風災害を踏まえて、豊かな「緑」を次の世代に引き継いでいくため、
県民共通の財産である「緑」の保全・再生を社会全体で支え、
県民総参加で取り組む仕組みとして平成18年度から「県民緑税」を導入し、
防災面での機能強化を目的とした「災害に強い森づくり」を進めています。
整備内容
倒伏すると民家に被害を与える危険木を伐採するとともに、周辺森林の間伐を行い、
林内の光漢ky法を改善して、林床の植生を回復させます。
また、伐採木を表層土壌の流出を抑制する筋工として利用し森林の防災機能を高めています。
平成29年度 兵庫県・豊岡市・公益社団法人 兵庫みどり公社
豊岡市指定文化財 今井家住宅
指定年月日 昭和51年3月5日
敷地内の概要
一、家屋 |
寛永6年(1629)頃の建築で、家は民俗学的に珍しい箱棟屋根であった。
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一、茶室 |
龍吟庵(利休型) 昭和55年 大工棟梁上垣正男により建築
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一、神仏 |
天満宮 正徳3年(1714)建立し昭和51年大修理
稲荷神社 文政13年(1830)建立し昭和10年建替
石地蔵 宝暦元年(1750)建立
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一、庭木 |
銀木犀、杉、紅葉、薮椿(樹齢300年以上)、その他100余品種の庭木が散在している。
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登山口
小橋を渡ったすぐ先にあるを右折していきます。
赤花川に架かるを渡っていきます。
山際まで来て、を左折していきます。
左へ曲がっていく舗装路と分れて、を進んでいきます。
枯れた夏草が茂る地道を小川沿いに進んでいくと防護扉があります。
日和坂公民館から6分ほどの所になります。
扉は針金で固く括られていて開けられません。
小川の向こう岸に「火の用心」のが見えるので、
送電線の巡視路が続いているのだろうと思います。
『小川があって渡れないし』と思いながら周囲を覗っていると、
草が茂っていて分り難いのですが、向こう岸に渡る小径があります。
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小川を渡って右へ曲がり、泥濘んだ小径を進んで、「火の用心 No58」のを過ぎていきます。
笹などが茂る小径を少し左へ曲がりながら軽く登っていくとに出ます。
すぐにがありますが、止めている針金を解いて扉を開けて通過していきます。
浅い谷筋に明瞭な道はありませんが、正面に見えるへ向かっていくと「火の用心 No.58 新綾部出石線 No.57」の標識です。
標識の先へ進んでいくと、程なくして硬質プラスチック製の階段が現れます。
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58番鉄塔
少し左へ曲がりながら、に続く階段を登っていきます。
少し登っていくと、先ほどと同様の「火の用心 No.58 新綾部出石線 No.57」のを過ぎていきます。
程なくして、左・右と曲がりながらを登るようになります。
合わせて13回ほど曲がりながら登っていくと、送電線の鉄塔「新綾部出石線五八」の袂に出ます。
登山口から14分ほどの所になります。
周囲には樹木が茂っていて、眺めは広がりません。
右側には僅かながあります。
石杭もありますが、文字が書かれたタイルは嵌め込まれていません。
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小峰
高みの先の少し撓んだ所を過ぎて、軽いになる尾根を進んでいきます。
次第にが増してくるので、脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。
が近づいてくると傾斜が弛んできて、
脇の樹木に手を掛けなくても登れるようになります。
程なくして、標高220mほどの小峰に着きます。
58番鉄塔から9分ほどの所になります。
左の樹間にはが見えます。
正面にもが見えますが、手前の樹木がかなり邪魔をしています。
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59番鉄塔
尾根は小峰の左にも続いていますが、を軽く降っていきます。
少し左へ曲がりながら降っていくとになります。
すぐにになると、少し右へ曲がっていきます。
傾斜が緩やかになって高みに着くと、送電線の鉄塔「新綾部出石線五九」が立っています。
58番鉄塔から16分ほどの所になります。
は左右に延びていますが、いずれも樹木が茂っていて眺めは広がりません。
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221.0m峰
鉄塔の基部にある石杭を過ぎて、正面に続く僅かにを進んでいきます。
程なくして軽いになります。
傾斜が緩やかになると、高みに着きます。
中ほどには、「畑山」があるので、地形図に載っている221.0m峰になるようです。
59番鉄塔から2分ほど、登山口から34分ほどで登って来られました。
周囲には樹木が茂っていて眺めは良くありませんが、北東の方角に少しが見えます。
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へ続く尾根を降っていきます。
アセビの脇を過ぎていくと、苔生した硬質プラスチック製のが現れます。
右側にを眺めながら降っていきます。
階段が終るとになります。
軽く登るようになると、標高200mほどの高みに着きます。
221.0m峰から3分ほどの所になります。
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高みの先に続くを降っていきます。
左の樹間にを眺めながら降っていきます。
樹木に邪魔されながらも、車を止めてきたが右の樹間に見えます。
送電線の巡視路と思われる硬質プラスチック製の階段はないかと左右を覗いながらを降っていきますが、
それらしい階段は見かけません。
左の樹間に谷向かいの山並みを眺めながら降っていきます。
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林道出合
次第に樹木が増えてきてになりますが、行く手を阻むほどではありません。
も増してくるので、脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。
やがて下の方に林道が見えてくるとになります。
真っ直ぐ降っていくと、林道の上に出ます。
1m半ほどの急なを木の根などに掴まりながら降りていくと、林道の曲がり角に降り立ちます。
221.0m峰から18分ほどで降りて来られました。
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農道出合
左へ曲がっていく緩やかなを進んでいきます。
少し進んでになると、正面に山並みが見えてきます。
枯れススキが見られる林道を降っていくと、斜めに通る農道に出ます。
林道出合から2分ほどの所になります。
夏草が茂るの先には廃車が見えます。
その先に送電線の巡視路の入口があるのかも知れませんが、確かめるのは止めておきます。
ここは電気柵が続くを進んでいきます。
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山際に続く農道を進んでいくと、少しズレたがあります。
右前方の道は歩き難くなりそうな様子なので、正面の道を進んでいきます。
まで来て右へ曲がっていきます。
茂るを掻き分けながら農道を進んでいきます。
十字路まで来るとが道を塞いでいますが、容易に持ち上げられます。
防護網をくぐって、を進んでいきます。
少し進んでいくと、赤花川の傍に出ます。
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岡野宮神社
少し泥濘んだ所もある道を進んでいくとがあります。
括られている紐を解いて小さなレバーを回せば扉を開けられます。
防護扉を抜けると、左にが架かっています。
橋を渡って十字路に出ると、左下にがあります。
左の道を進んで、段差のない所から境内に入っていくと、「岡野宮神社」の扁額が掲げられた社殿の前に出ます。
林道出合から13分ほどの所になります。
由緒などを記したものは見かけません。
社殿の両側にはの絵が掲げられています。
もありますが、白い狐の置物があるので稲荷社のようです。
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畑山地区
宮前橋を渡った所の十字路まで戻って、赤花川沿いのを進んでいきます。
しばらく進んでいくと、赤花川へ流れ込む小川にが架かっています。
橋の手前を左へ曲がり、に進んでいきます。
すぐに日和坂公民館と資源ゴミ集積所のに出ます。
建物の間を抜けていくと、車を止めておいた駐車地があります。
林道出合から21分ほどで到着しました。
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