江野314m峰
概 要 豊岡市の江野地区にある314.3m峰(点名:竹坂)へ登ります。 国道178号から林道を詰め、途中で尾根に取り付いて山頂へ至るルートを往復します。 山頂や尾根からの眺めは広がりませんが、静かな山歩きが出来ます。
起 点 豊岡市 江野地区
終 点 豊岡市 江野地区
江野地区…林道入口…尾根取付…鞍部…314.3m峰…鞍部…尾根取付…林道入口…江野地区
所要時間 3時間10分
歩いて... 倒竹の煩わしい所が一部にあるものの、林道は緩やかで概ね歩き易くなっています。 尾根は一般的な登山ルートではないので、標識類はありません。 急傾斜の所や藪漕ぎする所はありませんが、猛暑のために止め処もなく噴き出す汗には参りました。 尾根に取り付いて少し登った所から誤った道を進んでしまいましたが、何とか尾根に復帰できました。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
江野地区
豊岡の市街地から国道178号を西進していきます。 江野バス停を過ぎていくと、旧道が左へ分かれていきます。 旧道へ少し入った所には車止めの支柱が並んでいて、今では車両の通行は禁止のようです。 車止めの手前が少し空いているので、ここに車を止めさせて頂きます。
ここにある旧道は、以前には山裾に沿うようにして続いていた道路を、 山を切り崩したり盛り土などして真っ直ぐに付け替えた時の名残のように思えます。 もう使われることもなく、このまま自然に帰るのを待っているのでしょうか。
林道入口
車で来たを、江野地区の集落へ向って引き返していきます。 立派ながある民家を過ぎていきます。 石垣が終った角から左へ登っていく坂道があります。 ここが林道入口になります。 坂道を登って民家の脇を過ぎるとになります。 「入山禁止」の看板が出ていますが、取るのは写真だけなので歩かせて頂きます。
入山禁止
山菜類その他山の物を取る事は一切禁じます。
江野区長
僅かな登り基調で続く林道を真っ直ぐ進んでいくと、丸太が敷かれたを回り込んでいきます。 左にある休耕地の先にはが広がります。 植林地に入って、浅くU字形にを進んでいきます。 右へ曲がりながら進んでいくと、左の樹間にが見えてきます。 植林地を過ぎると、竹林になった谷筋を回り込んでいきます。
竹林の脇を進んでいくと、短い芝草が茂るに出ます。 道なりに右へ曲がって、が茂る道を進んでいきます。 左側には夏草が生い茂る休耕田のようながあります。 湿地を回り込むように曲がっていきます。 植林地へ入ると、地形図に実線で載っている道との分岐があります。 林道入口から13分ほどの所になります。 灌木が茂る左の道は見送って、正面の道を進んでいきます。
右へ曲がりながら進んでいくと、右側の斜面にが何段も見られますが、耕作地の跡でしょうか。 左側が明るくなってくるの縁を進んでいきます。 植林地を過ぎると、太めの管が埋設されたを回り込んでいきます。 程なくして、植林混じりのの縁を進むようになります。 少し右へ曲がる所まで来ると、右の斜面に登っていく道が分れていきます。 林道入口から17分ほどの所になります。 すぐに右へ曲がって斜面を登っていくには桃テープが続いています。 地形図に破線で載っている道のようで気になりますが、このまま正面の林道を進んでいきます。
竹林の縁に沿って続く僅かな登り基調のを淡々と進んでいきます。 少し曲がりながら進んでいくと、僅かなを回り込んでいきます。 まだ続く植林混じりのの縁を進んでいきます。 の袂を過ぎていきます。 地形図によると、林道はこの辺りから左へ曲がるように描かれていますが、現地ではもう少し奥まで続いています。 少し水が流れる沢に近づいていくと、水利設備の脇に鉄板橋が架かっています。 林道入口から27分ほどの所になります。
これまで続いてきた林道は荒れが少なく傾斜も緩やかで、軽トラなら何とか通れそうな様子ですが、 この鉄板橋は幅が狭くて通れず、車で来られるのはここまでのようです。
不法投棄禁止
豊岡のまちを美しく守ろう
ごみを不法に捨てると法律により処罰されます
豊岡市・豊岡警察署、豊岡市保健衛生推進協議会
を渡って、左へ曲がっていきます。 更に続くを進んでいきます。 少し右へ曲がりながら進んでいくと、道が少ししている所を過ぎていきます。 程なくしてある切通を、右へ曲がりながら過ぎていきます。 林道入口から31分ほどの所になります。 曲がったすぐの所にが幾つか巻かれていて、 高低差の少ない尾根に導いているように思えて気になりますが、このまま林道を進んでいきます。
尾根の左側に続くを更に進んでいきます。 次第に植林混じりのになってきます。 再び右の尾根が低くなってくると、岩壁を流れ落ちる小滝があります。 林道入口から36分ほどの所になります。 この時はを流れ落ちる水は僅かでしたが、雨後には勢い良く流れるのでしょうか。 小滝の前にあるを渡っていきます。
沢を渡ると、すぐにが煩わしくなります。 しばらく続くを跨いだりくぐったりしながら進んでいきます。 倒竹が目立つ所を進んでいくと小沢に出ます。 林道入口から38分ほどの所になります。 僅かに水が流れるに降りていきます。 小沢を渡って、左へ続くを更に進んでいきます。
尾根取付
登り傾斜が少し増してくると、脇に剥き出すを過ぎていきます。 僅かなを跨いで、道を塞ぐ倒木を避けていきます。 道が少ししている所を過ぎていきます。 緩やかになってくる道を右へ曲がりながら進んでいくと尾根の背に出ます。 林道入口から43分ほどの所になります。 ここから右の尾根に取り付きますが、その前に水分補給をしながらひと息入れていきます。 は尾根を跨いで右へ曲がり、更に先へ続いています。
落ち着いたところで、右の尾根に続く窪んだを登っていきます。 次第に窪みが浅くなるを登っていきます。 少し左へ曲がって、を登っていきます。 一般的な登山ルートではないので標識類は見かけませんが、傾斜は緩やかで藪漕ぎするような所はありません。 尾根を塞ぐを過ぎていきます。 軽く登っていくと、次第に尾根のを進むようになります。 程なくして分岐があります。 尾根取付から5分ほどの所になります。 尾根の背に登っていく左の道よりも、尾根の右斜面に続く正面の道の方がしっかりしているように思えます。 しばらく愚考の末、少し先で尾根の背に登るだろうと安易に考えて、正面の道(*)を進んでいきます。
正面の道はこの先で行き止りになり、尾根の背に出るのに苦労することになるので、 ここは左の道を登るのをお勧めします。 (下山時には左の道を降ってきました)
に続く明瞭な道を軽く登っていきます。 『そろそろ左へ曲がって尾根の背に向わないか』と思いながらを進んでいきますが、一向にその気配はありません。 しばらく進んでいきますが、左へ登っていくことはなく、次第にへ入っていきます。 段差になった崖を流れ落ちるの脇を過ぎていきます。 標高200mほどの狭い谷筋まで来ると、これまで続いてきた明瞭な道は消えて、行き止りのようになります。 尾根取付から14分ほどの所になります。 左右を覗っていると、左へ戻るように登っていくがあるので、ここから左の尾根へ登ることにします。
岩の脇を登っていくと、を横切るようになります。 最初のうちは僅かな踏み跡が見られますが、次第に不明瞭になります。 はかなり急傾斜なので、剥き出す木の根や石などに掴まりながら、転落しないよう注意しながら慎重に進んでいきます。 非推奨のルートで、今回一番の難所(*)になります。 しばらく進んで正面に尾根の背が見えてくると、また僅かなが現れます。 やがて、傾斜がに出ます。 正面に見える尾根の背の手前を右へ曲がって、広い斜面を登り始める所で立ち止まり、水分補給をしながらひと息入れていきます。 行き止りの谷筋から9分ほどの所になります。
*手前の分岐から左の道を進んで尾根の背を登ってくる推奨ルートには、このような難所はありません。
落ち着いたところで、気を取り直してを更に登っていきます。 左側には僅かに窪んだ尾根が続きます。 明瞭な道を見かけない広い尾根を登っていくと、少し曲がっていきます。 噴き出す汗を拭きながらを登っていきます。 が混じるようになると、次第に傾斜が緩やかになります。 標高250mほどの緩斜地まで来て歩みを止め、また水分補給をしていきます。 行き止りの谷筋から22分ほどの所になります。 少し先にはのの字に曲がった木があります。
更に続くを登っていきます。 倒木が少し目立ちますが、歩き難くはありません。 なのは良いのですが、 猛暑で汗が止め処もなく噴き出してくるので、何度も立ち止まって拭きながらゆっくり登っていきます。 少しが茂る所もありますが、歩く妨げにはなりません。 横たわるをくぐっていきます。 標高280mほどの所にある僅かな高みを左から巻くように登っていくと、少し撓んだ所に出ます。
鞍部
引き続きを登っていきます。 次第にが増してきます。 真っ直ぐ登っても良いのですが、右の先に見えているへ向っていきます。 斜面を横切るように登っていくと、僅かに撓んだ標高300mほどの鞍部に着きます。 行き止りの谷筋から36分ほどの所になります。 中ほどには「地籍調査」の青頭短杭があります。
314.3m峰
左へ続くを登っていきます。 尾根には「地籍調査」の青頭短杭に加えて、「図根点」のを見かけるようになります。 境界杭の場所を示す「地籍調査」のを辿りながら登っていきます。 明るくなってくる正面へ向って軽く登っていくと、樹木が伐採された山頂に着きます。 中ほどには「竹坂」があるので、地形図に載っている314.3m峰になるようです。 鞍部から6分ほど、尾根取付から57分ほどで登って来られました。 周囲には樹木が茂っていて、残念ながら眺めは広がりません。 お昼にはまだまだ早い時刻なので、脇の木陰にあるに腰かけて水分補給をしながら休憩しています。
鞍部
落ち着いたところで、を引き返していきます。 境界杭の場所を示すを辿りながら尾根を降っていきます。 少し曲がりながら降っていくと、次第に傾斜がになってきます。 程なくして、僅かに撓んだ標高300mほどの鞍部に戻ってきます。 山頂から4分ほどの所になります。 ここで右へ戻るように曲がって、明瞭な道のないを横切るように降っていきます。
斜面を斜めに降っていくと、次第にになってきます。 少し左へ曲がって、を降っていきます。 少し降っていくと、標高280mほどの高みの手前にある少しに出ます。 右へ曲がって、高みを巻くように降っていきます。 程なくして、見覚えのあるをくぐっていきます。 少しアセビが見られる所を過ぎていくと、次第に傾斜がになります。 少し降っていくと、見覚えのあるのの字に曲がった木がある標高250mほどの緩斜地に着きます。 山頂から12分ほどの所になります。
少し傾斜が増してくるを降っていきます。 次第に尾根が広がってくると、中ほどが僅かにになります。 このまま尾根の左側を降ると、苦労して登ってきた急斜面を降ることになるので、頃合いをみて、へ向っていきます。 斜面を横切っていくと、程なくして右側の尾根に出ます。
少し左へ曲がって、を降っていきます。 少し樹木の密度が増す所もありますが、藪漕ぎするほどではありません。 左にある僅かに窪んだ尾根を眺めながら、少し狭くなってくるを降ってきます。 僅かにが生える所を過ぎていきます。 しばらく降っていくと、少し窪んだが現れます。 左へ曲がりながら降っていくと、程なくして明瞭な道に出ます。 山頂から25分ほどの所になります。 振り返ると、登り時に愚考した所のでした。
尾根取付
明瞭な道を右前方へ降り始めると、程なくして尾根を塞ぐがあります。 倒木を過ぎて、曲がりながら降っていきます。 程なくして現れる浅く窪んだを辿りながら降っていきます。 次第に深くなる窪んだ道を降っていくと、尾根に取り付いた林道の曲がり角に出ます。 山頂から29分ほどで降りて来られました。 左へ続く元来たを引き返す前に、水分補給をしながらひと息入れていきます。
落ち着いたところで、林道を引き返していきます。 少し左へ曲がりながら軽く降っていくと、道が少ししている所を過ぎていきます。 道を塞ぐ倒木を避けて、僅かなを跨いでいきます。 少し左へ曲がって降っていくと、道端に剥き出すを過ぎていきます。 傾斜が緩やかになると、が立ち並ぶようになります。 谷筋が狭くなると、僅かに水が流れる小沢に出ます。 尾根取付から5分ほどの所になります。
小沢を渡っていくと、が目立つようになります。 しばらく続く煩わしいを跨いだりくぐったりしながら進んでいきます。 やがて、左側の岩壁を流れ落ちる小滝があります。 尾根取付から7分ほどの所になります。 小滝の前にあるを渡っていきます。
歩き易くなった林道を進んでいくと、次第に植林混じりのになります。 曲がりながら続く林道を軽く降って左の尾根が次第に低くなってくると、左への曲がり角にがあります。 切通を過ぎていくと、が列を成しています。 道が少し崩落している所を過ぎて谷筋に着くと鉄板橋が架かっています。 鉄板橋を渡った所にがあります。 尾根取付から16分ほどの所になります。
右へ曲がって軽く降っていくと、の袂を過ぎていきます。 植林混じりのが続く林道を進んでいきます。 少し曲がりながら降っていくと、僅かなを回り込んでいきます。 しばらく続く植林混じりの竹林に沿ってを淡々と降っていきます。 次第に低くなってくるに沿って軽く降っていきます。 左への曲がり角まで来ると、左の斜面に登っていく道が分れていて、桃テープが幾つか巻かれています。 地形図に破線で載っている道になります。 尾根取付から24分ほどの所になります。
また現れる植林混じりのに沿って降っていきます。 右下の樹間にはが見えます。 太めの管が埋設されたを回り込んでいきます。 石垣が何段も見られるの縁を進んでいきます。 少し左へ曲がりながら進んでいくと、地形図に実線で載っている道が右から合流してきます。 尾根取付から28分ほどの所になります。
植林地を抜けると、短いが茂る道になります。 夏草が生い茂る休耕田のようなを回り込むように右へ曲がっていきます。 絨毯のようなが茂る道を進んでいきます。 道なりに左へ曲がって芝草が終ると、の脇を進むようになります。 車を止めてきた駐車地を右の樹間に眺めながら降っていきます。
林道入口
浅くU字形にを左へ曲がりながら降っていきます。 樹間に国道178号などを眺めながら降っていくとに出ます。 丸太が敷かれたを回り込んでいきます。 見えてくるへ向って、小尾根に沿って降っていきます。 民家まで来て石垣沿いに舗装路を降っていくと、左右に通る国道178号に出ます。 尾根取付から40分ほどで降りて来られました。
江野地区
右へ曲がって、国道178号のを進んでいきます。 立派な石垣がある民家を過ぎて現れるを進んでいきます。 しばらく続くを軽く登っていきます。 小屋風の建物を過ぎると、車を止めておいた駐車地が道路向かいにあります。