村岡555m峰
概 要 香美町村岡区の耀山地区と寺河内地区の境にある555.6m峰(点名:マガリ)へ登ります。 山頂の近くまで林道が通っていて、容易に登ることが出来ます。 今回は、県道259号が谷筋を離れる手前に車を止めて林道を歩くルートを往復します。 大部分は林道を歩きますが、尾根を歩く所も少しあります。
起 点 香美町村岡区 耀山地区
終 点 香美町村岡区 耀山地区
耀山地区…林道入口…谷筋…尾根取付…555.6m峰…林道出合…林道終点…林道出合…谷筋…林道入口…耀山地区
所要時間 1時間30分
歩いて... 途中にある耀子の清水や女郎滝を訪ねながら県道259号を登ります。 林道は緩傾斜で路面も荒れていなくて歩き易いものの、折からの高温で止め処もなく汗が噴き出してくるのには参りました。 汗を拭き拭き辿り着いた山頂は樹木が茂っていて、残念ながら眺めは良くありませんでした。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
耀山地区
香美町村岡区を通る国道9号の高井交差点から県道259号を登ってヘアピンカーブまで来るとがあります。 手前にある「」に載っている「耀子の清水」へ向っていきます。 県道259号と分れて狭い道を進んでいくとがあります。 県道259号に戻って更に進んでいくと、谷筋を回り込む所にがあります。 前日の降雨のためか、流れ落ちる水には勢いがあります。 手前には不動明王が安置されたがあります。 小橋を三つ渡り、谷筋を離れて右へ曲がる手前まで来ると、路肩の広がった所があります。 目指す林道の入口は県道の曲がり角にあるので、ここに車を止めて歩くことにします。
傾斜がかなり急なので、サイドブレーキをかけるのに加えて、念のために両輪に石を挟んで車止めをしておきました。
耀子の清水の由来
昔、当村では、生まれてくる子どもの育ちがよくないという大きな悩みがあった。 そこで村人はこの水に水神様(水速女命)を祀り(文暦元年・1234年)産湯など子育てに利用した。 また疫病(伝染病)が流行するたびに水神様に願掛けをして、病気の発生を最小限に止めたという。 その後、子は順調に育ち、村は栄えた。 誰いうとなくこの水を耀子の清水とよぶようになった。 また水神様は、耀子社としてあがめられ多くの人々に信仰されてきた。 清水は現在も健康維持などのために多くの人々(遠近をとわず)に利用されている。
平成12年9月吉日 耀山区
林道入口
を進んでいくと、谷筋を離れて右へ戻るように曲がって登っていきます。 曲がり角から、地形図に実線で載っている地道の林道が左前方へ分れていきます。 林道を進み始めると、すぐの所にが張られています。 標識類は見かけませんが、車止めだと解釈して脇を通過していきます。
鎖を過ぎると、すぐに曲がっていきます。 路面の荒れが少ない軽い登り基調の林道を進んでいくと程なくしてがありますが、 地形図の実線の道を辿って、正面の道を進んでいきます。 程なくして、道端にが放置されています。 ナンバープレートは見かけないので、廃棄されたようです。 丸い小岩が二つ並ぶ曲がり角まで来るとがありますが、右へ曲がっていく道を進んでいきます。 すぐ先の広くなった曲がり角にまた分岐がありますが、ここは左へ曲がっていきます。
小岩が幾つか並ぶ曲がり角まで来るとがあります。 ここはヘアピン状に曲がっていきます。 少し左へ曲がりながら進んでいくと、地形図に実線で載っている林道分岐に出ます。 林道入口から11分ほどの所になります。 ここは555.6m峰へ向ってを進んでいきます。
谷筋
車の交換場所のようなを過ぎていきます。 少し右へ曲がり始めると、法面からが突き出ています。 次第に緩やかになるを小さく曲がりながら進んでいきます。 程なくして谷筋を回り込んでいきます。 林道入口から15分ほどの所になります。 短い草が生えるようになるとになります。 ここまで続いてきた登り基調の道は、この先は軽い降り基調に変わります。
軽く降って傾斜が弛んでくると、道を塞ぐを跨いでいきます。 また軽い降り坂になる林道を進んでいくと、車の交換場所のようなを過ぎていきます。 尾根の左斜面を進んでいくと、の傍に出ます。 林道入口から21分ほどの所になります。 標高570mほどの小峰Aへ容易に登れそうな様子ですが、登るのは止めておきます。 小峰Aを巻くように左斜面に続く林道を進んでいきます。
尾根取付
左斜面を少し進んで小峰Aを巻き終えるとに出ます。 ここでも標高560mほどの小峰Bを巻くようにに続く林道を進んでいきます。 傾斜が少し増してくる林道を降って、右の尾根とほぼ同じ高さになるとがあります。 林道は正面へ続いていますが、555.6m峰へ向ってに入っていきます。 「地籍調査」の赤頭短杭や青頭短杭が見られる道を進み始めると、すぐに尾根が見えてきます。 尾根の手前で明瞭な道は終っているようですが、ここから正面の尾根を登っていきます。 林道入口から28分ほどの所になります。
555.6m峰
すぐにある朽ちたを跨いでいきます。 打ち落とされた枝や伐採木が散乱気味ですが、植林地の緩やかなに下草は生えておらず藪漕ぎも必要ありません。 尾根を軽く登っていくと、程なくしてあまりピーク感のない山頂に着きます。 尾根取付から3分ほど、駐車地から33分ほどで登って来られました。 右側には「マガリ」があるので、地形図に載っている555.6m峰になるようです。 欠けた所のない綺麗な標石です。 手前には円い穴の空いたがありますが、以前には何かが建っていたのでしょうか。 中ほどには「国土調査」のと「界」の赤プラ杭が並んでいます。 山頂の周囲には樹木が生えていて、残念ながら眺めは広がりませんが、水分補給をしながらひと息入れていきます。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
林道出合
山頂の先へ続くを降っていきます。 尾根に下草は生えていませんが、打ち落とされた枝や伐採木が散乱しています。 尾根の中ほどにあるを過ぎていきます。 明瞭な道はない尾根を真っ直ぐ降っていくと、程なくして左右に通るが見えてきます。 高さ1mほどの法面を脇の木に掴まりながら降りていくとに出ます。 山頂から5分ほどの所になります。 振り返って、降りてきた尾根を確認していきます。
林道終点
駐車地へは左へ進んでいくのですが、林道の終点を確かめようと思って進んでいきます。 少し進んでいくと曲がっていきます。 少し降った所を道なりに右へ曲がっていくと、に出ます。 へ戻るように道が分れていきますが、見送っていきます。 林道を真っ直ぐ進んでいくと、程なくして終点になります。 林道出合から5分ほどの所になります。
林道出合
来た道を引き返していくと、分岐になっているを過ぎていきます。 すぐ先を曲がっていきます。 少し登った所を道なりに曲がっていきます。 程なくして、山頂から林道に降り立った所に戻ってきます。 林道終点から5分ほどの所になります。
林道を少し登っていくと左の斜面にが現れますが、このまま正面の林道を進んでいきます。 短い夏草が茂るようになるとになります。 左へのまで来ると、枯れ枝が半円状に並べられています。 何か意味があるように思えますが、良く分かりませんでした。 少し先を曲がって、削られた法面に沿って登っていきます。 左の尾根が低くなってほぼ同じ高さになると、山頂へ登っていった道との分岐に出ます。 林道終点から12分ほどの所になります。
標高560mほどの小峰Bを巻くように続く登り基調を進んでいきます。 しばらく登って小峰Bを巻き終えるとに出ます。 すぐに標高570mほどの小峰Aを巻くようにを進んでいきます。 左へ曲がりながら進んで小峰Aを巻き終えると、尾根の背の傍に出ます。 林道終点から19分ほどの所になります。
谷筋
車の交換場所のようなを過ぎていきます。 緩やかになった所を過ぎて軽く登っていくと、見覚えのあるを跨いでいきます。 次第に緩やかになるを進んでいきます。 なだらかになった林道を進んでいくと、谷筋を回り込んでいきます。 林道終点から25分ほどの所になります。
降り基調に変わるを進んでいきます。 左へ曲がりながら進んでいくと、車の交換場所のようなを過ぎていきます。 少し降っていくと、地形図に実線で載っている林道に出ます。 林道終点から29分ほどの所になります。 右の道を降って小岩が幾つか並ぶヘアピン状の曲がり角まで来るとがあります。 左の道を降っていくと、広くなった曲がり角にまた分岐があります。
林道入口
右の道を降って丸い小岩が二つ並ぶ曲がり角まで来るとがあります。 左の道を降っていくと、廃棄されたを過ぎていきます。 少し進んでいくとがありますが、正面の林道を進んでいきます。 緩やかな所を過ぎて傾斜が増してくるを降っていきます。 右へ曲がりながら降って沢沿いに出ると、車止めが張られています。 鎖を過ぎると、県道259号の曲がり角に出ます。 林道終点から40分ほどで降りて来られました。
耀山地区
左へ登っていくは、谷筋を離れて妙見・蘇武林道へ続いています。 右側にはが何段か見られますが、かつては棚田だったのでしょうか。 正面へ真っ直ぐ降っていくと、車を止めておいた駐車地がすぐの所にあります。