米地340m峰
概 要 養父市の中米地地区と奥米地地区の境にある340.2m峰(点名:九曜谷)へ登ります。 中米地地区から188m峰と送電線の鉄塔「竹田養父線一三」を経て山頂へ登り、 少し北へ進んだ所から西の谷筋へ降るルートを周回します。
起 点 養父市 中米地地区
終 点 養父市 中米地地区
中米地地区…登山口…作業道終点…188m峰…13番鉄塔…小峰A…340.2m峰…小峰B…林道出合…中米地地区
所要時間 2時間40分
歩いて... 一般的な登山ルートではないので、明瞭な道はなく標識類もありませんが、歩くのに問題はありません。 しかし急坂やプチ藪漕ぎする所があって、かなり疲れました。 山頂は樹木に囲まれていて、残念ながら眺めは良くありません。
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コース紹介
中米地地区
養父市を通る国道312号の上小田北交差点から県道2号を南下していきます。 千石橋交差点から県道104号に変わる道を南下し、米地橋交差点を左折して県道255号を東進していきます。 を渡っていくと、 右へ曲がった所の路肩が広がっているので、ここに車を止めさせて頂きました。
登山口
駐車地の先へ進んでいくと、程なくしてがあります。 地蔵堂の中には六地蔵ならぬが安置されています。 大谷川に架かる向田橋を渡っていくと、「天理教陰陽分教会」の標識が立つがあります。 左折して坂道を登っていくと、空き地のような所の隅に、金網柵で囲まれたNTTドコモのがあります。 傍には「」の看板があります。 緩やかになった道を進んでいくと、右側に小規模な墓地があります。 駐車地から10分ほどの所になります。 墓地の左奥に、送電線の巡視路でよく見かける「火の用心」の標識らしいものが見えます。 鉄塔まで続く道がありそうだと期待して、標識へ向っていきます。
災害に強い森づくり(里山防災林整備)
〜県民緑税の活用〜
平成16年の台風被害を踏まえて、豊かな「緑」を次の世代に引き継いでいくため、 県民共有の財産である「緑」の保全・再生を社会全体で支え、県民総参加で取り組む仕組みとして、 平成18年度から「県民緑税」を導入し、防災面での機能強化を目的とした「災害に強い森づくり」を進めています。
整備内容の説明
集落裏山を森林整備と共に簡易な防災設備の整備を行い、里山の防災力を高めます。
平成24年度 兵庫県・養父市・(社)兵庫みどり公社
墓地を抜けて山際まで来ると、夏草が茂るがあります。 「火の用心」と思われる標識は退色していて、文字を判読出来ませんでした。 小径を進んで植林地へ入ると、急に広いが現れます。 程なくしてがあります。 針金で簡単に止められているだけなので、容易に開けることができます。 防護扉を過ぎると、作業道は右へ曲がっていきます。 角には「火の用心」の標識が立っていて、「No.13」の小札が取り付けられています。 正面のに巡視路(*)があるのだろうと思って、 左右の斜面も確認しながら少し歩いてみますが、一向にそれらしい道は見かけません。 次の「火の用心」の標識も見かけないので、巡視路を登るのは諦めて、作業道を進んでいきます。
*巡視路の探索は所要時間に含めず。
作業道終点
右へ曲がって、僅かな起伏で続く緩やかなを進んでいきます。 右側にの集落を眺めながら進んでいきます。 作業道は何処まで続くのかと思いながら進んで、正面に尾根が見えてくる所まで来ると作業道終点になります。 登山口から7分ほどの所になります。 左側の谷筋にはのようなものがあります。 空き地にあった看板に「床固工」としてダムの絵が描かれていますが、この場所のようです。 歩いてきた作業道は、このダムの建設用の道だったのでしょうか。
明瞭な道はありませんが、右前方のへ入っていきます。 右の樹間には、車を止めてきたが見えます。 を横切るようにして、しばらく進んでいきます。 尾根の先端と思われる辺りまで来て左へ曲がり、急な植林地を登っていきます。
少し登っていくとになります。 尾根に明瞭な道はありませんが、下草は生えておらず、歩くのに問題はありません。 次第にが増してくるので、脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。 が剥き出し枯れ枝が散乱する所もありますが、傾斜が急なことを除けば歩き難くはありません。 アセビが茂る所もありますが、プチ藪漕ぎしながら登っていきます。
188m峰
しばらく続くを、樹木に掴まりながら登っていきます。 に向って、息を弾ませながら登っていきます。 次第に傾斜がきて、樹木に掴まらなくても登れるようになります。 緩やかになった植林地をホッとしながら進んで僅かな高みに着くと、中ほどに文字が書かれていない赤頭短杭があります。 作業道終点から18分ほどの所になります。 ほかに標識類は見かけませんが、この辺りが地形図に載っている188m峰になるようです。
軽く降っていくと、になります。 程なくしてになります。 次第にが増してくるので、また脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。 雑木林と植林地を分けるを登っていきます。 我慢しながら登っていくと次第に傾斜が緩んで来て、樹木に手を掛けなくても登れるようになります。
13番鉄塔
次第に緩やかになる尾根を登っていくと、右側がなってきます。 ちょいと脇へ出てみると、が少し見えます。 元に戻って登って鉄塔の足元が見えてくると、「火の用心」のが立っています。 標識を過ぎると、送電線の鉄塔「竹田養父線一三」が立っています。 作業道終点から35分ほどの所になります。 左側に見えるを眺めながら、急坂を登ってきた疲れを癒やしていきます。
(「火の用心」の標識の西側の斜面を探ってみますが、巡視路と思われる道は見かけませんでした)
落ち着いたところで、鉄塔の先へ続くを進んでいきます。 ここから山頂までは、樹木に手を掛けながら登るような急坂はありません。 程なくして、右側にが続くようになりますが、 針金だけになったり網が地面を這っていたりしていて、既に役目を終えたようです。 が生える所もあるので、避けながら登っていきます。 所々にが見られる尾根を、防護網に沿って登っていきます。 しばらく登っていくと、傾斜が弛んだ所に出ます。
小峰A
すぐにが増してくる尾根を登っていきます。 生い茂るをプチ藪漕ぎしながら登っていきます。 しばらく登っていくと僅かなに着きます。 軽く降ってアセビが茂る所を過ぎるとになります。 傾斜が緩やかになると、標高310mほどの小峰Aに着きます。 13番鉄塔から12分ほどの所になります。 中ほどには「兵公」のと「国土調査」の青頭短杭や赤頭短杭などがあります。 これまで続いてきた防護網は右へ遠退いていきます。
尾根が二手に分かれていますが、北へ続くを降っていきます。 尾根にはが見られるようになりますが、「地積図根」の黄頭短杭の場所を示しているようです。 緩やかな所を過ぎて、軽い登り坂の尾根を進んでいくとも見られますが、 こちらは「国土調査」の青頭短杭の場所を示しているようです。 黄頭短杭や青頭短杭が続く尾根を登っていくと、アセビが茂る標高300mほどの高みに着きます。 小峰Aから5分ほどの所になります。
少し左へ曲がって、軽いになる尾根を進んでいきます。 緩やかな所を過ぎるとになります。 少し登っていくと、傾斜がを過ぎていきます。 またが増してきますが、樹木に手を掛けて登るほどではありません。 少し登っていくと、標高330mほどの広くて緩やかな尾根になります。 小峰Aから11分ほどの所になります。
340.2m峰
アセビが茂る所を進んでいくと、僅かなになります。 軽く降っていくとになります。 少し右へ曲がって、になる尾根を進んでいきます。 近づいてくるへ向って、植林地の尾根を登っていきます。 アセビが茂るようになると高みに着きます。 小峰Aから17分ほど、登山口から1時間19分ほどで登って来られました。 中ほどには三等三角点「九曜谷」があるので、地形図に載っている340.2m峰になるようです。 周囲には樹木が茂っていて、残念ながら眺めは良くありませんが、水分補給をしながら休憩していきます。
小峰B
落ち着いたところで、北北西へ続くを降っていきます。 アセビが茂る所を抜けていくと、程なくしてになります。 この尾根にも「地籍図根」の黄頭短杭や「国土調査」の青頭短杭が続き、それら場所を示す黄テープや桃テープも巻き付けられています。 緩やかな尾根をしばらく進んでいくと、アセビが茂るになります。 程なくして、標高340mほどの小峰Bに着きます。 340.2m峰から6分ほどの所になります。 正面の防護網が張られた所からはを眺められますが、手前の樹木が育って少し邪魔をしています。
小峰Bでは尾根が三方に分かれています。 うっかりしていると明瞭な北西の尾根を降ってしまいますが、方角を確認して、 少し左へ戻るように続くを降っていきます。 次第にが増してくるので、脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。 しばらく降っていくと傾斜がきて、樹木に手を掛けなくても降れるようになります。 少し降っていくと、またになります。 アセビが茂る所を軽く降っていくと、また緩やかな尾根になります。
になる尾根を進んでいきます。 少し曲がりながら降っていきます。 程なくして正面がなってきます。 伐採地の斜面の手前まで出ると、正面に谷向かいの山並みが見えます。
更に左へ曲がっていくと、が増してきます。 アセビが茂る所もある植林地のを、脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。 が幾つか剥き出す所を降っていきます。 竹林が見られる谷筋へ向って、急斜面を降っていきます。
林道出合
やがて、石垣が見られるに出ます。 左を見ると、谷筋の奥へ続くがあります。 右へ曲がって、石がゴロゴロする踏み跡をに沿って降っていきます。 石垣が終った先へ進んでいくと、左右に通る林道大谷線に出ます。 小峰Bから35分ほどで降りて来られました。
左へ続く林道を進み始めると、すぐに護岸されたを過ぎていきます。 林道はされていて、車の轍も見られます。 次第に耕作地が広がってくると、が幾つか建っています。 廃棄されたの脇を過ぎていきます。 真っ直ぐ進んでいくと、大谷川にが架かっています。 小橋を渡っていくと、すぐの所に防護扉があります。 林道出合から4分ほどの所になります。 横に渡された長い閂をずらして小さなレバーを回し、落とし棒を持ち上げれば扉を開けられます。
中米地地区
程なくしてが見えてきます。 左へ曲がりながら降っていくと、大谷川に架かる小橋の手前にがあります。 林道出合から6分ほどの所になります。 手前には「林道大谷線 起点」の標柱が立っています。 小橋を渡っていく道は最初の登山口に続いていますが、少しでも違う道を歩くべく、 小橋の手前を右折してを進んでいきます。 民家が点在する道を川沿いに進んでいくと、向田橋が架かるに出ます。 右折して、を過ぎていきます。 丈山橋の手前まで来ると、車を止めておいた駐車地があります。 林道出合から17分ほどで到着しました。
林道大谷線 起点
幅員W=3.6m 延長L=1,360.0m
養父町 施工