辻253m峰 散策:2022年03月21日(月)
散策情報 [cn518] 辻253m峰
概 要 豊岡市の辻地区と日高町八代地区にある253.6m峰(点名:八代)に登ります。 辻地区から林道を終点まで進み、尾根に取り付いて山頂へ向い、 北へ延びる尾根を222m峰を経て降って林道に出るルートを周回します。 山頂は樹木に囲まれていて眺めは良くありませんが、尾根の途中から山並みを眺められます。
起 点 豊岡市 辻地区
終 点 豊岡市 辻地区
ルート図 辻地区…防護扉…小滝…車止め…林道終点…253.6m峰…小峰A…222m峰…小峰B…小峰C…林道終点…船谷地区…地蔵堂…辻地区
所要時間 2時間40分
歩いて... 尾根に明瞭な道はなくプチ藪漕ぎする所もありますが、行く手を遮るほどではありません。 降りでは小峰Cのすぐ北側から地形図に実線で載っている林道に降りる予定でしたが、 それらしい道に気が付かなかったので、もう少し北側まで尾根を進んだ所から作業道を経て林道に降りました。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介 マップ類】 【スライドショー
辻地区
豊岡の市街地の西側を通る県道242号を南西へ進んでいきます。 内町会館や内町バス停を過ぎていくと、路肩の広がった所があるので、ここに車を止めさせて頂きました。
道端には3級基準点「R03-3F-1」があります。
駐車地の先へ進み始めると、すぐの所の右側に奈佐奥部簡易水道、左側に円山川水系奈佐川 国土交通省辻雨量観測所施設があります。 「県道242」「豊岡市辻」の道路標識を過ぎると、小橋が架かっています。 小橋を渡ってすぐに左折して、路地を進んでいきます。 田んぼが広がる農道に出て、十字路を直進していきます。 山際まで進み、道なりに左へ曲がっていきます。
奈佐奥部簡易水道
事主設計豊岡市 市水道課
施工人市内 山本管業所
工事竣工昭和40.1.30
総工費6,928,000円
給水区域目坂、辻、船谷、内町、111戸
給水能力480立方m/日(貯水量42立方m/日)
水源地字大谷459調整池1
浄水池字堀越169減菌室1棟
送排水管総延長2,565m
消火栓50mm 36ヶ所
昭和43年3月31日建立
防護扉
「豊岡辻(兵庫)」の標識が取り付けられたNTTドコモの電波塔の脇を過ぎていきます。 左へ曲がる所まで来ると、名取川に架かる小橋を渡っていきます。 谷筋を横切るように進んでいくと分岐があります。 右へ続く農道を軽く登っていくと防護扉があります。 駐車地から12分ほどの所になります。 横に渡された閂をずらし、括られた紐を解き、小さな落とし棒を引き上げると開けられます。
名取川
砂防指定地 兵庫県
この地域内において、土地の掘さく等の行為をする場合は許可が必要です。 豊岡土木事務所にご相談下さい。
コウノトリ生息地保全
~生きものあふれる環境づくりのために~
水田ビオトープ実施圃場
この水田ビオトープは皆様からいただいたコウノトリ基金を活用して管理しています。
TOYOOKA
防護扉を通過していくと、道の先の方にコウノトリが見えました。 手持ちのデジカメではズームアップしても大きく写りません。 『飛立たないでくれ』と思いながら近づいていきますが、かなり手前でコウノトリは飛立ってしまいました。 左側にあるコウノトリの営巣塔を過ぎていきます。 左右に分かれる道を見送って道なりに進んで山際を過ぎていくと、 白いガードレールが設置された小橋を渡っていきます。 左側に小橋が架かる十字路を直進していくと、また白いガードレールが設置された小橋を渡っていきます。 防護扉から8分ほどの所になります。
左へ曲がって進んでいくと、谷筋が分かれる所に分岐があります。 左の道は見送って、右の道を進んでいきます。 次第に狭くなる谷筋を進んでいきます。 道の左右には田んぼの跡が見られるので、かつては谷筋のかなり奥まで耕作されていたようです。 倒木が道を塞ぐ所を過ぎていきます。 前日の降雨のためか、水が流れている所を跨いでいきます。
道が緩やかになると、右を流れる沢に護岸工事が施されています。 この辺りまで来ても、まだ田んぼの跡が見られます。 道を塞ぐ倒木を避けながら進んでいくと、谷筋が二手に分かれています。 右の谷筋には小屋が見えますが、正面に続く道を進んでいきます。 軽い登り坂で続く道を進んで谷筋が二手に分かれる手前まで来ると、道幅が広がった小広い所に出ます。 防護扉から21分ほどの所になります。
小滝
残雪がある所を過ぎていきます。 程なくして、少し登り傾斜が増してきます。 しばらく登っていくと、滔々と流れ落ちる水音が聞こえてきます。 右を流れる沢に小滝が見えてくるので、少し手前から谷筋に降りていきます。 崩れ易い斜面を注意しながら降っていくと小滝の前に出ます。 防護扉から26分ほどの所になります。
車止め
往復3分ほどで農道に戻って進んでいきます。 先ほどの小滝の上流に出ると、右側に「幸福の瀧」と刻まれた石碑があります。 先ほどの小滝の名前のようです。 更に農道を進んでいくと、まだ田んぼの跡のような所を見かけます。 程なくして谷筋が詰まってきます。 道なりに右へ曲がっていくと車止めがあります。 防護扉から33分ほどの所になります。 脇には北但東部森林組合の「一般車通行禁止」の看板が出ています。 歩くのも禁止のようですが、自己責任で歩かせて頂きます。 ここから先は林道としておきます。
一般車通行禁止
これから先は、許可なく車両や歩行者の通行を禁止します。 無断で通行して事故等が発生しても一切の責任は負いません。
管理者 北但東部森林組合
車止めを過ぎていくと、地形図に載っている分岐があります。 左の道から尾根に出て登った方が距離的には近そうに思えますが、尾根を歩く距離が短くなる右の道を進んでいきます。 少し進んでいくと谷筋を回り込んでいきます。 緩やかな所を過ぎると、僅かな降り坂になります。 緩やかな所もある降り基調の林道を進んでいくと、程なくして登り坂になります。 次第に明るくなって支尾根に出ると、鋭角に左へ曲がっていきます。
林道終点
松の幼木が見られる所もある林道を登っていきます。 傾斜が緩やかな所を過ぎて登っていくと、少し左へ回り込んでいきます。 僅かな降り坂になる道を進んでいきます。 程なくして登り坂になる道を進んでいくと、右の尾根が次第に低くなってきます。 尾根の背まで来ると、林道は終点になります。 車止めから15分ほどの所になります。
ひと息入れてから、右へ続く尾根を登っていきます。 尾根に明瞭な道はありませんが、歩き難くはありません。 少し登っていくと、標高190mほどの高みに着きます。 尾根は左へも続いていますが、右へ曲がって軽く降っていきます。 少し降っていくと緩やかな尾根になります。 少し窪んだ道のようになると、尾根の左肩を登っていきます。
253.6m峰
尾根の背に復帰すると、僅かに降る所もある緩やかな尾根になります。 僅かな降り坂の所を過ぎて軽く登っていくと、山頂が近づいてきます。 傾斜が緩やかになると山頂に着きます。 林道終点から8分ほど、谷筋の防護扉から57分ほどで登って来られました。 中ほどには三等三角点「八代」があるので、地形図に載っている253.6m峰になるようです。 山頂の周囲には樹木が茂っていて残念ながら眺めは良くありませんが、 西の方角には大岡山と思われる山が見えます。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
山頂では尾根が左右に分かれていますが、右の尾根を降っていきます。 尾根には細い樹木が茂り気味でプチ藪漕ぎする所もありますが、行く手を遮るほどではありません。 松の幼木が見られる所を降っていくと、左側に山並みが広がってきます。 方角からすると、三川山から蘇武岳にかけての稜線でしょうか。
少し右へ曲がって、尾根の右肩を降っていきます。 尾根の背に復帰すると緩やかになります。 少し進んで軽い登り坂になると、巻き道が右へ分かれていきます。 この先にかけて、高みや小峰には巻き道がありますが、今回はいずれも尾根の背を歩くことにします。 正面の尾根の背を軽く登っていくと、標高220mほどの高みに着きます。 253.6m峰から11分ほどの所になります。 西の方角には先ほどと同様の山並みが見えます。
高みで尾根が二手に分かれていますが、右の尾根を降っていきます。 右から来る巻き道を合わせていくと緩やかな尾根になります。 登り坂になると巻き道が右に現れますが、尾根の背を登っていきます。 少し登っていくと、標高210mほどの高みに着きます。 253.6m峰から14分ほどの所になります。
少し左へ曲がって、尾根を軽く降っていきます。 右から来る巻き道を合わせていくと、尾根の左肩に広い踏み跡が現れます。 踏み跡に降りて進んでいくと、程なくして緩やかな尾根になります。 軽い登り坂になると巻き道が右に現れますが、ここでも尾根の背を登っていきます。 程なくして、標高210mほどの高みに着きます。 253.6m峰から16分ほどの所になります。
右へ曲がって、尾根を降っていきます。 右から来る巻き道を合わせていくと、緩やかな尾根になります。 尾根の背に続く踏み跡を辿りながら進んでいきます。 僅かな降り坂の所を過ぎて緩やかになると、尾根を塞ぐ倒木を過ぎていきます。 少し進んでいくと登り坂になります。
小峰A
左の樹間に大岡山などを眺めながら登っていきます。 赤プラ杭がある尾根の肩に着いて、右へ曲がっていきます。 左側には三川山から蘇武岳にかけての稜線が見えます。 緩やかな尾根を進んでいくと、標高210mほどの小峰Aに着きます。 253.6m峰から23分ほどの所になります。 右側には山並みが広がり、その奥に連なる山並みも頭を覗かせています。
222m峰
軽い降り坂になる尾根を進んでいきます。 程なくして緩やかな尾根になります。 軽く登る所を過ぎていくと、また緩やかな尾根になります。 少しアセビが見られる尾根を登っていきます。 アセビがなくなると高みに着きます。 中ほどに苔生した「団」の石杭があるばかりですが、ここが地形図に載っている222m峰になるようです。 253.6m峰から26分ほどの所になります。
222m峰で尾根が二手に分かれていますが、北へ続く左の尾根を降っていきます。 細い樹木が茂り気味の尾根を軽く降っていくと緩やかな尾根になります。 緩やかな尾根を進んで軽い降り坂になると、少し右へ曲がっていきます。 程なくして緩やかになる尾根を進んでいきます。 軽い登り坂になると、標高190mほどの高みに着きます。 222m峰から6分ほどの所になります。 中ほどには赤プラ杭や「二〇」のタイルが嵌め込まれた石杭があります。
高みで尾根が二手に分かれていますが、左の尾根を降っていきます。 雑木林に変わる尾根を降っていくと、「三」のタイルが嵌め込まれた石杭があります。 軽い登り坂になると、標高180mほどの高みを過ぎていきます。 降り坂になる尾根を進んでいきます。 少し降っていくと、浅い鞍部に着きます。 222m峰から12分ほどの所になります。
小峰B
軽い登り坂になる尾根を進んでいくと、中ほどに赤プラ杭がある標高160mほどの高みに着きます。 高みで尾根が二手に分かれていますが、北へ続く右の尾根を降っていきます。 少し降っていくと緩やかな尾根になります。 すぐに登り坂になると高みが見えてきます。 植林地と雑木林を分ける尾根を登っていくと、アセビが茂る標高150mほどの小峰Bに着きます。 222m峰から19分ほどの所になります。
小峰C
小峰Bで尾根が二手に分かれていますが、北東へ続く右の尾根を降っていきます。 アセビや細い樹木が生える所を降っていくと緩やかな尾根になります。 軽い登り坂になると、ツバキが花を咲かせています。 高みへ向って登っていくと巻き道が右へ分かれていきますが、尾根の背を登っていきます。 次第に傾斜が緩やかになると、標高150mほどの小峰Cに着きます。 222m峰から23分ほどの所になります。
少し右へ曲がって、尾根を降っていきます。 地形図にはこの辺りへ登ってくる実線の道が描かれていますが、この時には気が付きませんでした。 少し降っていくと緩やかな尾根になります。 程なくして、尾根の左肩に作業道のような広い道が現れます。 倒木が見られる広い道を軽く降っていきます。
林道終点
灌木が生えて少し煩わしい広い道を降っていくと、程なくして右へ曲がっていきます。 尾根を右へ回り込んで、左斜面に続く広い道を降っていきます。 灌木などを避けながら降っていくと、左側が竹林になってきます。 程なくして、地形図に実線で載っている林道終点に出ます。 222m峰から31分ほど、253.6m峰から58分ほどで降りて来られました。
船谷地区
これまでの尾根や作業道と比べて格段に歩き易い林道を降っていきます。 谷筋へ降りていくと分岐があります。 地形図に載っている分岐のようなので、谷筋を回り込むように左へ曲がって降っていきます。 少し降っていくと、左側が竹林になります。 『そろそろ防護扉があってもよさそうだが』と思いながら降っていくと集落が見えてきます。 獣捕獲檻を過ぎて道なりに左から右へ曲がりながら降っていくと、船谷地区の集落に出ます。 林道終点から8分ほどの所になります。 結局、防護扉はありませんでした。
地蔵堂
左右の道を見送って、小川に架かる小橋を渡っていきます。 右へ分かれていく道を見送っていくと分岐がありますが、 川沿いの左の道は見送って、右の道を登っていきます。 曲がりながら登っていくと、左右に通る県道1号に出ます。 右へ曲がって県道1号を進んでいくと、左への曲がり角に地蔵堂があります。 林道終点から15分ほどの所になります。 お堂の中には赤い前掛けをしたお地蔵さんが並んでいます。 お堂の脇には「南無阿弥陀佛」と刻まれた石碑があります。
辻地区
道路標識の下を過ぎていくと、県道242号との分岐に出ます。 正面には「奈佐森林公園4.3km」の標識があって左を指していますが、右へ続く県道242号を進んでいきます。 最初に歩いていった道を右に分けていくと、小橋を渡っていきます。 右側にある広い造成地の脇を過ぎていきます。 右側にある円山川水系奈佐川 国土交通省辻雨量観測所と、左側にある奈佐奥部簡易水道の施設を過ぎていくと、 車を止めておいた駐車地に着きます。 林道終点から24分ほどで到着しました。