概 要 |
横行山は宍粟市波賀町と養父市大屋町の境にある標高940.1m(点名:横行)の山です。
標高720mほどの若杉峠の傍から尾根に取り付いて861m峰を経て山頂へ登り、
922m峰を経て道谷地区にある阿於意神社へ降るルートを歩きます。
山頂や尾根の所々からは山並みを眺められます。
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起 点 |
宍粟市波賀町 道谷地区
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終 点 |
宍粟市波賀町 道谷地区
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道谷地区…登山口…861m峰…横行山…922m峰…アンテナ群…阿於意神社…道谷地区
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所要時間 |
3時間20分
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歩いて... |
最初の急坂をクリアすると、起伏があるものの歩き易い尾根になります。
明瞭な登山道は無く標識類も見かけませんが、藪漕ぎするような所はありません。
境界尾根になっていて、境界杭や桃テープが続きます。
山頂の近くまで続く林道を利用しても良さそうですが、尾根を歩きました。
降りの尾根にも標識類は見かけませんが、歩き易くなっています。
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関連メモ |
今のところ、関連メモはありません。
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道谷地区
養父市大屋町を通る県道6号から分かれて県道48号を南西へ進んでいきます。
大屋の街を過ぎて天滝への道や横行林道を分けて曲がりながら登っていくと、
宍粟市波賀町との境にあるに着きます。
峠の手前から左の旧道に入って「若杉峠開通記念の碑」を過ぎ、のような所を登っていきます。
一番高い辺りまで来て、端に寄せて車を止めさせて頂きました。
若杉峠開通記念の碑
県道大屋波賀線
昭和44年3月
兵庫県知事 金井元彦書
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登山口
若杉峠の先へ降っていくと、現行のに出ます。
峠はコンクリート擁壁になっているので、登れる所を探しながら降っていくと、
程なくして擁壁が途切れる所があります。
ここが今回のになります。
入口には「県道48」「若杉峠」の道路標識が立っています。
脇の電柱には「ワカスギ29G1」と「ドウタニ78」の小札が取り付けられています。
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すぐ上に見えている尾根に向って植林地のを登っていきます。
緩やかになった所を過ぎて登っていくと、程なくして左右に通る緩やかなに出ます。
右へ曲がって、見るからにを登っていきます。
少し登っていくと右へが続いているので、歩いていくことにします。
樹木が伐採された所に出ると、踏み跡は次第に不明瞭になります。
最初から急な尾根を真っ直ぐ登れば良かったようです。
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左へ曲がって急な尾根を登っていくと、「地積調査」のがあります。
植林地を抜けると、松の幼木が見られるに出ます。
脇の樹木に手を掛けながらを登っていきます。
標高770m辺りまで来ると、傾斜が緩やかになって歩き易くなります。
登山口から9分ほどの所になります。
「地積調査」の短杭に加えて「国調」の短杭も見かけるようになります。
左側にはが広がります。
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ここから先は、起伏はあるもののになります。
軽く登っていくと、僅かなを過ぎていきます。
軽く降って、から登り返していきます。
次第に傾斜が緩やかになると、尾根の左肩にの終点があります。
地形図に実線で載っている道のようで容易に降りていけますが、このまま尾根の背を登っていきます。
軽く登っていくと、標高790mほどの小峰Aに着きます。
登山口から17分ほどの所になります。
中ほどの丸い石の傍には「筆界基準」「地籍調査」のがあります。
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少し左へ曲がって軽く降っていくとになります。
すぐにになる尾根を進んでいきます。
少し登っていくとになります。
左にはが広がります。
僅かな起伏がある尾根を進んでいくと、また左側に林道が現れます。
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861m峰
になる尾根を進んでいきます。
スギの葉のような形をしたが見られるようになる尾根を登っていきます。
次第に傾斜がになる尾根を進んでいきます。
少し左へ曲がりながら進んでいくと、緩やかな高みに着きます。
中ほどの丸い石の傍には「筆界基準」「地籍調査」のがあります。
他に標識類は見かけませんが、この辺りが地形図に載っている861m峰になるようです。
登山口から32分ほどの所になります。
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軽い降り坂になる尾根を進んでになると、また左下に林道が近づいてきます。
軽く登っていくと、標高860mほどのに着きます。
少し右へ曲がって降ってになると、また左下に林道が近づいてきます。
引き続きスギの葉のような形をした緑色の植物が見られるを登っていきます。
所々に桃テープが巻かれた樹木がありますが、境界杭の場所を示しているように思えます。
緑色の植物が見られなくなると、標高870mほどの小峰Cに着きます。
登山口から42分ほどの所になります。
ここで尾根が二手に分かれていますが、を降っていきます。
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少し降ってになると、また左下に林道が近づいてきます。
緩やかな所もあるを登っていきます。
程なくして傾斜が緩やかになると、標高870mほどのを過ぎていきます。
軽く降って緩やかになってくると、またが近づいてきます。
浅い鞍部まで来ると林道との高低差がほとんどなくなって容易に林道へ降りられますが、引き続き尾根の背を進んでいきます。
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林道を見送って、を登っていきます。
少し曲がりながら登っていきます。
傾斜が緩やかになると、標高870mほどのに着きます。
中ほどには「筆界基準」「地籍調査」の短杭があります。
少し左へ曲がって、更にを登っていきます。
またスギの葉のような形をした緑色の植物が見られるようになると、標高890mほどの緩やかな小峰Eに着きます。
登山口から52分ほどの所になります。
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左へ曲がりながら続くを進んでいきます。
少し進んだ所から曲がりながら降っていきます。
次第に緩やかになると浅いに着きます。
植林地と雑木林を分けるを登っていきます。
しばらく登っていくと、少し傾斜が緩んできます。
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横行山 (標高940.1m)
登り坂になると、正面の樹間にが見えてきます。
次第に傾斜が緩やかになるとが近づいてきます。
手前の樹木には、向こう側を向いて「宍粟50名山 しそう天空回廊」のが取り付けられています。
標識を過ぎると、樹木が伐採されて明るい横行山の山頂に着きます。
登山口から1時間6分ほどで登って来られました。
植林地の縁には「横行」があるので、地形図に載っている940.1m峰になるようです。
傍には「筆界基準」「地籍調査」の短杭や、「横行山」と書き込まれた鉄柱があります。
山頂の周囲には樹木が茂っていますが、南東方向に少し山並みが見えます。
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アンテナの残骸がある所から広いを降っていきます。
少し降って尾根の背がはっきりしてくるとになります。
程なくして尾根が分岐していますが、南西に延びるを降っていきます。
傾斜が緩んだ所を過ぎてその先へ降っていくとになります。
軽い登り坂になると、標高900mほどの小峰Fに着きます。
横行山から7分ほどの所になります。
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922m峰
少し左へ曲がって降っていくとになります。
軽い登り坂になると、標高900mほどのを過ぎていきます。
軽く降っていくとになります。
尾根を登り返していくと、の脇を過ぎていきます。
程なくして緩やかな高みに着きます。
横行山から14分ほどの所になります。
少し先には「筆界基準」「地籍調査」の短杭があります。
標石などは見かけませんが、この辺りが地形図に載っている922m峰になるようです。
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僅かに撓んだ所もあるを進んでいきます。
軽いになる尾根を進んでいきます。
程なくして、標高920mほどの高みに着きます。
横行山から17分ほどの所になります。
中ほどには「筆界基準」「地籍調査」のがあって、矢印が書き込まれています。
ここで尾根が分岐していますが、矢印が指すを降っていきます。
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少し降っていくと、狭くなったになります。
軽い降り坂もあるを進んでいきます。
少し進んで行くと軽いになります。
程なくして、標高910mほどの高みに着きます。
横行山から24分ほどの所になります。
中ほどには「地籍調査」の短杭があります。
ここで尾根が分岐していますが、南へ延びるを降っていきます。
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右の樹間に僅かにを眺めながら降っていきます。
少し降っていくとになります。
植林地の手前までくると「筆界基準」「地籍調査」のがあります。
ここで尾根が分岐しています。
正面の植林地の斜面に道は無さそうなので、桃テープが見えるを降っていきます。
植林地と雑木林を分ける尾根を降っていくと、次第に傾斜が緩んできます。
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軽い降り坂の尾根を進んでいくと、またになります。
見える範囲が変わってくるを右に眺めながら進んでいきます。
やがてになります。
程なくして、「筆界基準」「地籍調査」の短杭がある標高840mほどの小峰Gに着きます。
横行山から37分ほどの所になります。
ここで尾根が分岐していますが、西へ延びるを降っていきます。
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アンテナ群
緩やかな所もあるを降っていきます。
右の樹間にを眺めながら進んでいきます。
緩やかになった尾根を進んでいくと、少し曲がっていきます。
軽い登り坂になって植林地の手前まで来ると、「筆界基準」「地籍調査」の短杭がある標高830mほどのに着きます。
右へ曲がったすぐの所に、使われていない様子のアンテナが5基あります。
横行山から45分ほどの所になります。
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のようなものを過ぎていきます。
すぐの所にがあります。
脇の樹木を見上げると、折れたへ延びています。
すぐ先にある僅かな高みで尾根が分岐しています。
中ほどには「筆界基準」「地籍調査」の短杭があります。
ここは西南西へ延びるを降っていきます。
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右前方の斜面にはのリフトが見えます。
尾根を降っていくと、が落ちています。
しばらく降っていくとになります。
右前方の樹間に山並みが見えます。
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緩やかな所を過ぎるとになります。
「地籍調査」の短杭を過ぎると、尾根が分岐している標高800mほどの小峰Iに着きます。
横行山から54分ほどの所になります。
も歩き易そうですが見送っていきます。
ここは南西へ延びるを進んでいきます。
すぐの所に「筆界基準」「地籍調査」の短杭があります。
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降り坂になる尾根を進んでいくと、樹木の袂にある「筆界基準」「地籍調査」のを過ぎていきます。
植林地の尾根を降ってい傾斜が緩やかになると、細い樹木にが巻かれています。
右へ曲がって、を降っていきます。
倒木も見られる尾根を降っていくと、次第に傾斜が緩やかになります。
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倒れかかったを過ぎていきます。
程なくしてになります。
腰が曲がった樹木を過ぎると、軽いになります。
緩やかになると、標高720mほどの高みに着きます。
横行山から1時間6分ほどの所になります。
中ほどには黄ペンキが塗られた樹木と、「筆界基準」「地籍調査」の短杭があります。
ここは、南西へ延びるを降っていきます。
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の尾根を降っていきます。
緩やかな所を過ぎて更に降っていくと、明るくなったになります。
正面すぐの所に見えてくるへ向って軽く登っていきます。
左側から正面に出ると、剥き出す岩の上に小祠が建っています。
横行山から1時間16分ほどの所になります。
の中にほとんど何もありませんが、僅かに社の屋根だったと思われるものが残っています。
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小祠の右前方へ続くを降っていきます。
少し降っていくとになります。
降り傾斜が増してくると、左側に現れるを横切っていきます。
すぐに右へ曲がると、下の方にが見えてきます。
踏み跡を辿って急な斜面を曲がりながら降っていくと、鳥居の脇に降り立ちます。
横行山から1時間21分ほどで降りて来られました。
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阿於意神社
には「藤奈志神社」の扁額が掲げられていますが、
右側に建つ二つの祠がその神社でしょうか。
鳥居をくぐって玉垣に沿って降っていくと、小広いに出ます。
右の石段の上にあるのが阿於意神社のようです。
由緒などを記したものは見かけませんでした。
「阿於意神社」の扁額が掲げられたから境内を出ると舗装路に降り立ちます。
右側にはがあります。
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左へ続くを進んでいきます。
程なくして六地蔵を祀ったを過ぎていきます。
を過ぎていくと、軽い登り坂になります。
左側を流れるが道の下を横切って、右側を流れるようになります。
やがて、右から来る県道48号に出ます。
阿於意神社から8分ほどの所になります。
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軽い登り坂の車道を進んで傾斜が緩やかになると、地形図に実線で載っているを右に分けていきます。
緩やかな車道を進んで登り坂になると、を右に分けていきます。
左側の道路標識の袂には半壊した「藤無山登山口」の標柱があります。
コンクリート擁壁を過ぎると、丸い石が積まれたの脇を進んでいきます。
右へ分かれていく鉄板敷きのを分けていきます。
少し右へ曲がる所まで来ると小祠が建っています。
阿於意神社から27分ほどの所になります。
の中にはお地蔵さんと不動明王と思われる紙幣が納められていて、般若心経が掲示されています。
ここはの入口になっていて、登り時の尾根で見かけた林道はここから始まっているようです。
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道谷地区
すぐにある「西谷奥谷 合併記念造林碑」と刻まれたを過ぎていきます。
右の広場の先へ分かれていくを見送っていきます。
「県道48」「若杉峠」の道路標識が見えてくると、最初に登っていったを過ぎていきます。
若杉峠の手前から、右側のへ入っていきます。
一番高い辺りまで来ると、車を止めておいた駐車地があります。
阿於意神社から33分ほどで到着しました。
丁度昼時になったので、車内で軽く食事をしてから家路につきました。
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