概 要 |
岡ノ上三山は宍粟市一宮町にあって、出石山・熊ノ原・岡ノ上の総称です。
三山を巡る登山道が設定されていて、宍粟別選5名山にもなっています。
今回は暁晴山の北西にある森林基幹道峰山線と林道岡ノ上線の分岐を起終点として、三山を巡るルートを歩きます。
標高1000m前後の山々ですが、登山口が標高960mほどの所にあるので高低差は僅かです。
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起 点 |
宍粟市一宮町 東河内地区
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終 点 |
宍粟市一宮町 東河内地区
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東河内地区…登山口…作業道交差…出石山…分岐…展望地…作業道出合…乙女岩…熊ノ原…乙女岩…作業道出合…分岐…展望地…作業道出合…岡ノ上…登山口…東河内地区
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所要時間 |
2時間30分
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歩いて... |
登山道には桃色や黄色のテープが適度な間隔で取り付けられていてルートを示しています。
疲労困憊するような急坂はなく、大汗を掻いたり途中で休憩するようなこともなくて、楽なコースです。
山頂や尾根からは山並みを眺められます。
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関連メモ |
今のところ、関連メモはありません。
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東河内地区
JR播但線の長谷駅の傍から県道39号を西進していきます。
深山トンネルを抜け、川上地区の集落を過ぎて曲がりながら登っていくと砥峰高原に着きます。
中央駐車場がある十字路を左折していくと、程なくしてがあります。
傍にある森林基幹道峰山線のに、
今回の駐車地(*1)までのルートが載っています。
起点からの距離を示す標識「12.0」を過ぎるとがあります。
林道峰山砥峰線を左に分けて正面へ進んでいきます。
地道(*2)に変わる所に立つ標識「10.2」まで来ると、を過ぎていきます。
神河町川上と宍粟市一宮町福知との境界を過ぎていくとがあります。
東屋が建つまで来ると、砥峰高原駅にあったのと同様の案内図があります。
傍には「山笑」のや「山笑」碑駅の標柱があります。
標識「8.0」の先にある「」の標柱を過ぎていきます。
宍粟市一宮町福知と宍粟市一宮町東河内との境界に立つ標識「7.2」まで来ると、林道岡ノ上線とのに着きます。
脇に広い所があるので、ここに車を止めさせて頂きました。
*1 案内図に「P」マークを書き込んだ所です。
*2 駐車地までの途中には、500mほどの舗装区間があります。
森林基幹道 峰山線 案内図
林道を利用されるみなさまへ
林道は森林の管理や木材を運搬するための道路です。
一般道に比べ危険を伴うことが多く、次のことを理解したうえで利用してください。
安全な通行速度は20km/h以下です。
通行出来ない車輌は、積載時重量20tを超える車輌、積載時延長12mを超える車輌
通行に当たって注意すること
山間部にあり、未舗装で凸凹が多い。
急カーブ急坂が多く道幅が狭い。
落石や土砂崩れの危険性がある。
ガードレールやカーブミラーが少ない。
利用に当たっての注意事項
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悪天候や夜間は通行しないでください。
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豪雨、強風、積雪、凍結、濃霧など気象条件が悪いとき、落石、土砂崩れ、倒木、スリップの恐れが多く危険です。
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ほかの利用者の迷惑や自然環境に負荷をかけるスピードの出しすぎ、不法投棄など行わないでください。
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林道を占有する時はあらかじめ下記事務所で許可を得てください。
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管理者 兵庫県・兵庫県光都農林振興事務所
砥峰高原駅 起点から13.8km 終点まで0.0km
峰山大スギ駅 起点から10.2km 終点まで3.6km
氷ノ山眺望駅 起点から9.3km 終点まで4.5km
「山笑」碑駅 起点から8.2km 終点まで5.6km
山笑
春山淡治にして笑うがごとく(中国の書-臥遊禄)より、春山の木々が風に大きく揺れ動いているさま
播但基幹林道開設促進協議会長(一宮町長)佐伯仁出
題字:兵庫県知事 貝原俊民書
峰山線の概要
この広域基幹林道は、地域林業の振興と森林の多目的機能促進を図るため、
一宮町と大河原を結ぶ延長13.8kmの林道です。
1. 関係町 一宮町、大河原町
2.利用区域面積 1,085ha
3.工事期間 着工 昭和54年、完成 平成3年
4.事業費 8億2千万円
5.事業者 兵庫県
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登山口
両側にガードレールが設置されたを進んでいきます。
入口にはが立っていて、
正面の道は「岡ノ上三山登山口」「林道岡ノ上線」、車で来た森林基幹道峰山線は「砥峰高原」となっています。
ガードレールが終って左へ曲がる所まで来ると、があります。
ススキなどが茂って分り難いですが、「岡ノ上三山登山口」の標柱が立っています。
駐車地から1分ほどの所になります。
手前には「熊ノ原・出ッ石・岡ノ上」の標柱があり、横には「土塁」の標識もあります。
(*)を越えて左へ曲がり、その右側を登っていきます。
*この辺りの砥峰高原や峰山高原には同様の土塁が多く見られますが、解説板などは見かけません。
情報によると、旧帝国陸軍の軍馬養成施設を囲んでいたようですが、詳細はよく分かりません。
通行注意
この道路は林道であり公道ではありません。
落石・路肩の崩壊に注意して通行してください。
万が一事故が発生しても一切責任を負いません。
管理者 宍粟市長
登山者の皆様へ
「みんなで守ろう!宍粟50名山」の事業を展開しています。
登山道の倒木・崩壊、案内看板の破損など、お気付きになられた事がありましたら、
下記まで情報をお願いします。
公益財団法人 しそう森林王国観光協会
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土塁に沿うようにして、斜面のようなを軽く登っていきます。
この土塁は出石山まで続いています。
などが茂って歩き難い所もありますが、避けながら進んでいきます。
明瞭な登山道は見かけませんが、ルートを示すかのように桃色や黄色のが適度な間隔で取り付けられています。
倒木を避けたりしながら登っていくと、らしきものが見えてきます。
近づいていくと白塗りの柱に文字が書かれていますが、ほとんど消えていて判読できません。
右を指す矢印は確認できるので、少し右へ曲がっていきます。
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僅かなになる所を、土塁に沿って軽く降っていきます。
降り坂はすぐに終って、またになります。
周囲にはアセビが見られますが、土塁から離れないよう気を付けながら登っていきます。
覆い被さるの下を過ぎていきます。
先の方にあるテープを確認しながら、広い斜面のようなを登っていきます。
地形図に載っている989m峰の辺りまで来ると降り坂になります。
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作業道交差
降り始めると、土塁の傍にが茂って歩き難くなります。
左右を伺っていると、右側にが続いていて、テープも取り付けられています。
右から回り込むようにアセビの間に続く踏み跡を進んでいくと、に復帰します。
真っ直ぐ降っていくと、斜めに交差する作業道に出ます。
登山口から10分ほどの所になります。
ここでは分断されますが、作業道を横切った正面に続いています。
入口には「出石山」の標識が取り付けられていて、テープが巻かれた樹木もあります。
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土塁に沿って、傾斜が少し増してくるを登っていきます。
土塁の傍が少し窪んで、のようになります。
窪みがなくなって、苔生したに沿って更に登っていきます。
土塁から少し離れて、から回り込むように登っていきます。
土塁の傍に復帰すると、シダ類が少し茂る所を過ぎていきます。
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引き続き取り付けられているテープを確認しながら、を登っていきます。
しばらく登っていくと、正面がなってきます。
次第にが茂ってくる尾根を登っていきます。
やがてが密生して通れなくなります。
左側に続く土塁を見ると、テープが取り付けられています。
これまで土塁の上を歩くのは避けてきましたが、導いているように思えるので、土塁へ登っていきます。
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出石山 (標高1050m)
に上がって右へ曲がり、土塁の上を進んでいきます。
振り返るとが広がります。
狭くて歩き難い土塁の上を進んでいくと、アセビが茂る中にが見えてきます。
標柱の手前まで来るとがあります。
脇には標識が立っていて、左へ降る道は「岡ノ上山」、今来た道は「登山口」となっています。
左の道を見送ったすぐ先に、向こう側を向いて「宍粟別選5名山 岡ノ上三山・出石山(1050m)」の標柱が立っています。
ここが出石山の山頂になるようです。
登山口から21分ほどで登って来られました。
東の方角にはが見えます。
南東の方角にもが見えます。
電波塔が立つをズームアップして眺めたりしながら、ひと休みしていきます。
標柱に振られているルビによると、「出石山」は「ひついしやま」と読むようです。
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分岐
落ち着いたところで、手前のまで引き返してきます。
「岡ノ上山」の標識に従って、シダ類が茂る中に続くを降っていきます。
シダ類が終るとが茂るようになります。
アセビを抜けると分岐に出ます。
出石山から1分ほどの所になります。
中ほどにはが立っていて、
右の道は「熊ノ原 20分」、左の道は「岡ノ上 40分」、今来た道は「出石 すぐそこ」となっています。
この先にかけて見かける標識には、
「岡ノ上」と「岡ノ上山」、「出石」と「出石山」の表記の揺れが見られますが、
そのまま記載しておきます。
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展望地
先ずは熊ノ原まで往復すべく、を進んでいきます。
少しアセビが茂る所を抜けて尾根の背に出ると、「出石・岡ノ上 約40分」のが取り付けられていて、今来た道を指しています。
左へ曲がって降っていくと、黄色と桃色のが巻かれた樹木があります。
左の方を見ると、少し入った所に「展望地」のがあります。
標識に従って降り気味に左へ進んでいくと、「展望所」の標識が取り付けられた樹木があります。
出石山から5分ほどの所になります。
標識の先に出ると、を眺められる展望地になっています。
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登山道に戻って、テープを辿りながらの尾根を降っていきます。
植林地から出るとになります。
が茂る中に続く踏み跡へ入ってきます。
左へ曲がりながら進んでアセビを抜け、が巻かれた樹木の所を右へ曲がっていきます。
尾根の左肩を降っていくと、樹木に「熊ノ原」の標識が取り付けられています。
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作業道出合
再びになる尾根を降っていきます。
軽い登り坂になると、緩やかなに着きます。
高みを過ぎて降っていくと、になります。
降り坂になった植林地を進んでいくと、正面にが見えてきます。
軽く降っていくと、左右に通る作業道に出ます。
出石山から16分ほどの所になります。
脇の樹木には「出石」の標識が取り付けられていて、今来た道を指しています。
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左へ続く作業道を進み始めると、すぐの所に「熊ノ原」のが立っていて、前方を指しています。
軽く降っていくと、左へ分かれていくがあります。
入口には鎖が張られていて、「一般車通行禁止」の看板が出ています。
左の道は見送って、緩やかになった正面の道を進んでいきます。
軽く降って緩やかになるとがあります。
ここは「熊ノ原」の標識が見える左の道を進んでいきます。
左へ曲がりながら進んで右への曲がり角まで来ると、またがあります。
右の道を曲がりながら進んでいくと、右の斜面に登っていく踏み跡があります。
作業道出合から5分ほどの所になります。
ここで作業道と分かれて、先の方に見える「熊ノ原」の標識に向って踏み跡を登っていきます。
一般車通行禁止
これから先は、許可なく車両や歩行者の通行を禁止します。
無断で通行して事故等が発生しても一切の責任は負いません。
管理者 しそう森林組合
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乙女岩
踏み跡を登っていくと、見えていた「熊ノ原」のを過ぎていきます。
右へ曲がりながら登っていくと、すぐにが見えてきます。
岩の左側を登っていくと、「乙女岩」のが立っています。
少し引いた所から乙女岩を眺めると、確かにそれらしい形をしています。
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熊ノ原 (標高1015m)
乙女岩を過ぎていくと、少し先からが茂るようになります。
アセビを避けるように左から回り込んで緩やかになると、植林地の手前に「細畑」があります。
傍には「点名 細畑」のが倒れています。
地形図に載っている1008.9m峰になるようですが、ピーク感はなく眺めも広がりません。
すぐ先にある「熊の原山 200m」のを過ぎていくと登り坂になります。
植林地と雑木林を分ける尾根を軽く登ってシダ類が茂る高みに着くと、「宍粟別選5名山 岡ノ上三山・熊ノ原(1015m)」の標柱が立っています。
作業道出合から10分ほど、出石山から26分ほどの所になります。
ここが三角点のある所よりも少し高い熊ノ原になるようですが、周囲には樹木が茂っていて眺めは良くありません。
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乙女岩
山頂の様子を確認したら、を引き返していきます。
植林地と雑木林を分ける尾根を軽く降って緩やかになると、「熊の原山 200m」のがあります。
すぐに四等三角点「細畑」があるを過ぎていきます。
が茂る所を右から回り込むように抜けていきます。
程なくして、乙女岩があります。
岩の上に登ってみたりしますが、特に眺めは広がりません。
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作業道出合
乙女岩の右側から回り込むように降っていくと、「熊ノ原」のが取り付けられた樹木があります。
踏み跡を斜めに降っていくとに降り立ちます。
右へ分かれていく作業道を見送って左へ曲がっていくと、「熊ノ原」のが取り付けられた樹木を過ぎていきます。
左へ分かれていく作業道を見送って軽く登っていくと、「一般車通行禁止」の看板が出て鎖が張られたを右に見送っていきます。
傾斜が緩やかになると、山道から作業道に降り立った所に戻ってきます。
熊ノ原から12分ほどの所になります。
正面には電波塔が立つが少し見えます。
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「出石」の標識が取り付けられた樹木の脇から、右側のを登っていきます。
少しアセビが見られる所から、左側のへ入っていきます。
緩やかになる所もあるの斜面を軽く登っていきます。
少し右へ曲がりながら登っていくと、緩やかなを過ぎていきます。
僅かに撓んだ所を過ぎて尾根の右肩を登っていくと、「熊ノ原」の標識が取り付けらた樹木を過ぎていきます。
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が巻かれた樹木まで来て、左へ曲がっていきます。
が茂る中に続く踏み跡を抜けていきます。
雑木林からになる尾根を登っていきます。
少し雑木が混じるを登っていきます。
少し右へ曲がりながら登っていくと広い尾根になります。
右側には「展望地」のがありますが、見送っていきます。
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分岐
アセビが見られる尾根を登っていくと、「出石・岡ノ上 約40分」のが取り付けられています。
右へ曲がって、が茂る所を抜けていきます。
アセビが終ると、が茂るようになります。
シダ類が終ると、出石山のすぐ西側にある分岐に戻ってきます。
熊ノ原から26分ほどの所になります。
左側を見上げてみますが、の標柱は見えません。
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展望地
「岡ノ上 40分」の標識に従って、を降っていきます。
半枯れのが茂る尾根を軽く降っていきます。
シダ類が茂る所を抜けると、「岡ノ上」のが取り付けられた樹木があります。
またシダ類が見られるようになると、「岡ノ上山」のを過ぎていきます。
緩やかな尾根になると、が茂る所を進んでいきます。
アセビを抜けると、また半枯れのが茂るようになります。
右側には山並みが見える展望地になっています。
分岐から8分ほどの所になります。
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作業道出合
傾斜が増してくる尾根を降っていくと、雑木林に入る所に「岡ノ上山」のが取り付けられています。
広い雑木林に入って、を辿りながら降っていきます。
右・左と小さく曲がりながら、を降っていきます。
程なくして、左右に通る作業道に出ます。
分岐から13分ほどの所になります。
脇の樹木には「出石山」の標識(*)が取り付けられていて、今降ってきた尾根を指しています。
*標識には「ひついしやま」のルビが振られています。
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左へ続く作業道を降っていくと、簡易舗装された所に「岡ノ上山」のが取り付けられた樹木があります。
道なりに右へ曲がって地道に変わる作業道を降っていくと、正面の樹間にが見えてきます。
曲がり角の部分が簡易舗装されているを曲がりながら降っていきます。
合わせて6回曲がりながら降っていくと、右下の樹木に「岡ノ上山 ※作業道を渡る!」のが取り付けられています。
すぐ先にある作業道の分岐を経由しても良いのですが、標識に向って斜面にある踏み跡を降りていきます。
すぐに左右に通る作業道に出ると、向かい側に「岡ノ上」の標識が立っています。
作業道出合から7分ほどの所になります。
ここから岡ノ上まで往復します。
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広い植林地に明瞭な道はなく、何処を歩けば良いのか分かりませんが、
先の方に見えるを探しながら進んでいきます。
軽い登り坂で続く植林地を進んでいくと、背丈の低いが茂る所を過ぎていきます。
緩やかになった植林地を進んでいくと、またが茂るようになります。
枯れたの中を軽く登っていきます。
テープを探しながら進んでいくと、シダ類が茂る所を抜けます。
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岡ノ上 (標高949.1m)
歩き易くなったを軽く登っていきます。
アセビが茂るようになると、「岡ノ上 949.1m すぐそこ」のが取り付けられた樹木があります。
標識を過ぎていくと、のような所が現れます。
その中の隙間にあるテープが巻かれた樹木へ向っていきます。
アセビが茂る所を進んでいくとが見えてきます。
程なくして、アセビが茂る中に立つ「宍粟別選5名山 岡ノ上三山・岡ノ上(949m)」の標柱に着きます。
作業道出合から17分ほどの所になります。
ここが岡ノ上の山頂になるようです。
背後にある樹木には「岡ノ上949.1m」の小板が取り付けられています。
傍には「岡ノ上」があるので、地形図に載っている949.1m峰になるようです。
北西の方角にはが見えます。
北側にも僅かにを眺めたりしながら、ひと休みしていきます。
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落ち着いたところで、が茂る中を引き返していきます。
アセビの塀のような所を抜けていくと、「岡ノ上 949.1m すぐそこ」のが取り付けられた樹木を過ぎていきます。
歩き易い尾根を軽く降っていくと、が茂る所に出ます。
一旦なくなってまた茂るようになるシダ類を抜けていくとへ入っていきます。
広い尾根になっていて、何処を歩いてきたのか定かではありませんが、
適度な間隔で続くテープを辿りながら進んでいきます。
正面が明るくなって軽く登るようになると、左右に通る作業道に戻ってきます。
岡ノ上から8分ほど、往復22分ほどで戻って来られました。
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右へ続く作業道を軽く登っていくと、程なくして左から来る作業道とします。
軽く降っていくと、程なくしてになります。
降り坂になって右へのまで来ると、簡易舗装された道になります。
次の左への曲がり角まで来ると、作業道が分岐しています。
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登山口
正面の地道を見送って左へ曲がるとが張られていて、「一般車通行禁止」の看板も出ています。
看板によると歩くのも禁止のようですが、ここまで来て引き返す訳にはいきません。
鎖を跨いで簡易舗装された道を降っていくと、地道の林道岡ノ上線に出ます。
岡ノ上から17分ほどで降りて来られました。
脇には「岡ノ上三山登山口」のが立っています。
振り返って、降ってきたを確認していきます。
一般車通行禁止
これから先は、許可なく車両や歩行者の通行を禁止します。
無断で通行して事故等が発生しても一切の責任は負いません。
管理者 しそう森林組合
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「これより東河内株山共有林」の大きな標柱を過ぎて、カードレールが設置されたを登っていきます。
ガードレールが途切れて傾斜が増してくると、の脇を登っていきます。
僅かなを回り込むように曲がりながら登っていきます。
またガードレールが現れると、正面にが見えてきます。
夏草が茂る地道の入口にある防護扉を見送っていくと、すぐの所に「災害に強い森づくり」の解説板があります。
登山口から8分ほどの所になります。
が載っていますが、今回歩いた登山道は描かれていません。
災害に強い森づくり 〜県民緑税の活用〜 (針葉樹林と広葉樹林の混交林整備)
平成16年の台風災害を踏まえて、豊かな「緑」を次の世代に引き継いでいくため、
県民共通の財産である「緑」の保全・再生を社会全体で支え、県民総参加で取り組む仕組みとして、
平成18年度から「県民緑税」を導入し、防災面での機能強化を目的とした「災害に強い森づくり」を早期・確実に進めています。
整備内容
スギ・ヒノキ等の高齢人工林の伐採を促進し、広葉樹等を植栽することにより、
樹種・林齢が異なり、水土保全が多角、公益的機能を発揮する森林に整備します。
平成18年度:作業道の開設 平成19年度:広葉樹の植栽・鹿防護柵の設置
宍粟市
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左へ曲がり始めると、電波塔が立つが見えてきます。
右側を振り返ってを眺めながら進んでいきます。
登り坂が続いて次第に汗ばんできますが、左へのの辺りまで来ると少し傾斜が緩んで楽になります。
振り返ると、西の方角に山並みが見えます。
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東河内地区
植林地の間に続く林道を進んでいくとが開けてきます。
程なくしてが左から合流してきますが、出石山へ向う時に横切った道になります。
最初に登っていったを過ぎていきます。
右へ曲がりながら登っていくと、車を止めておいたが近づいてきます。
ガードレールの右側を登っていくと、車を止めておいた駐車地に着きます。
作業道から林道岡ノ上線に降り立った所の登山口から20分ほどで到着しました。
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