長尾城古道
概 要 京丹後市峰山町にある長尾城古道を歩きます。 長尾城は戦国時代に丹後の守護だった一色氏が築いた砦で、居住用の下城と見張り所の上城から成っています。 地域の方々などの努力によって散策路が整備されていて、歩き易くなっています。 上城跡からは峰山町の街並みや山並みを眺められます。
起 点 京丹後市峰山町 長岡地区
終 点 京丹後市峰山町 長岡地区
長岡地区…下城跡…車道出合…車道出合…平坦地…上城跡…平坦地…車道出合…長岡地区
所要時間 2時間20分
歩いて... 長尾城古道はまだ整備の途中のようで、散策路の出入口と城跡に標識が立つばかりで、案内図や解説板の類いは見かけません。 標高60mほどの下城跡は容易に登れますが、標高200mほどの上城跡は思いのほか長い尾根歩きになりました。
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コース紹介
長岡地区
京丹後市峰山町を通る国道312号の長岡交差点から南東へ延びる道へ入っていきます。 信号機のある四叉路を右折して長岡公民館前バス停まで来ると、長岡地区公民館いこいの家が並んでいます。 その前が広くなっているので、ここに車を止めさせて頂きました。
ここには「関係者以外駐車禁止」のような無粋な看板は見かけませんが、 近くにある峰山途中ヶ丘公園の駐車場を利用させて頂いても良さそうです。
先へ続く車道を進んでいくとがあります。 角には「長尾城古道登口→100m」のが出ていて、右の道を指しています。 右折して、へ向って真っ直ぐ進んでいきます。 まで来ると、道は右へ曲がって登り坂になります。 曲がり角付近から民家の間に続く路地があります。 入口には「長尾城古道登口」の標識が出ています。 矢印の向きに少し違和感がありますが、ここが下城跡への登り口になります。 駐車地から5分ほどの所になります。
民家の間を過ぎていくと、間隔の広いがあります。 途切れながら続く階段を軽く登っていくと、すぐにになります。 自然木を横たえた階段を登っていくと、左側にあるなだらかでに出ます。 真っ直ぐ進んでいくと、手摺りが設置された幅のが現れます。 階段が終って、左から右へ回り込むように更に続くを登っていきます。 階段が終ると浅い鞍部に出ます。 駐車地から9分ほどの所になります。
鞍部を過ぎて、へ回り込むように進んでいきます。 鞍部のような所を過ぎて降り坂が始まる所まで来るとがあります。 右前方へ降る道は車道へ続いているので、左の道を進んでいきます。 高みを回り込むように続くを進んでいきます。 途中で右へ降りているのようなものがありますが、見送っていきます。 左へ曲がりながら軽く登っていくと、曲がり角に石碑や墓石のようなものが並んでいます。
下城跡
左へ曲がって、へ向って登っていきます。 鞍部に着いて、左側のへ進んでいきます。 程なくして、落ち葉に埋もれ気味のが現れます。 石段を登り切ると、左側になだらかでがあります。 中ほどまで進んでいくと「下城跡」の標識がありますが、解説板などは見かけません。 駐車地から14分ほどの所になります。 脇には神社の跡のようなものが残っていますが、石標によると稲荷社だったようです。 辺りの様子をしばらく確認していきます。
長尾城古道整備事業
下城跡
令和二年度 長岡区
長尾城古道整備事業
京都府豊かな森を育てる府民税を活用して整備しました
令和二年度 長岡区
登ってきたを引き返していきます。 石段が終った先へ進んでに着いて、その先へ降っていきます。 少し降っていくと、のようなものが並んでいる所を過ぎていきます。 軽い降り坂の道を進んでいくと、来る時にあった分岐に戻ってきます。
車道出合
左へ曲がって、切通のようなを降っていきます。 程なくして、が混じる斜面を横切るように降っていきます。 になった道を進んでいきます。 傾斜が増してくる道を降っていくと車道に出ます。 下城跡から6分ほどの所になります。 出口には「長尾城古道散策路」のが立っています。
右へ進み始めた所にあるを左折していきます。 民家の脇を過ぎて、こんもりとしたへ向っていきます。 森まで来ると、左へ分かれていくがあります。 入口には「長尾城古道散策路」の標識が出ています。 少し右へ曲がりながら軽く登っていくと分岐があります。 角にはブロック製のにお地蔵さんが安置されています。
正面の石段は墓地に続いているので、左前方のを進んでいきます。 程なくしてに入っていきます。 次第に竹が減ってに変わってきます。 少し傾斜が増してくると、を登るようになります。 近づいてくる尾根に向って、少し曲がりながら続く道を登っていきます。
車道出合
尾根に出ると、V字形に切り開かれたがあります。 切通を過ぎて、U字形にを降っていきます。 窪んだ道が終るとに出ます。 少し右へ曲がりながら降っていくと車道に出ます。 先ほどの車道出合から10分ほどの所になります。 出口には「長尾城古道散策路」のが出ています。 散策路は道路向かいに続いていますが、水分補給をしながらひと息入れていきます。
落ち着いたところで、道路向かいに続くを進んでいきます。 資材置き場を囲む塀に沿って進み始めるとがありますが、 鎖と紐を解いて通過していきます。 塀が終るとが増してきます。 少し窪んだを左へ曲がりながら登っていきます。 散策路には適度な間隔で桃テープ(*)が巻き付けられていてルートを示しています。 アケビやイガグリが落ちている道を登っていくと、標高80mほどの緩やかな尾根の背に出ます。 車道出合から6分ほどの所になります。
*桃テープは上城跡になっている山頂まで続いています。
歩き易い尾根を進んでいくと、僅かなになります。 軽く降っていくとになります。 少し進んでいくと僅かなになります。 になった尾根を進んでいきます。 緩やかな尾根を進んでいくと、次第に登り坂になります。
少し右へ曲がって、尾根のを登っていきます。 少し登っていくと、緩やかになったに復帰します。 標高90mほどの高みが近づいてくるとになります。 程なくして、尾根のを進むようになります。 左斜面を登っていくと、標高90mほどの高みの脇を過ぎていきます。 車道出合から13分ほどの所になります。
少しを軽く降っていきます。 傾斜が緩やかになるとに復帰します。 登り坂になると少しになります。 僅かなを過ぎて、軽く降っていきます。 程なくしてになります。 尾根の左斜面に出て登っていくと、標高90mほどの高みの脇を過ぎていきます。 車道出合から17分ほどの所になります。
少し降ってに復帰すると緩やかになります。 少し進んでいくとになります。 傾斜が増してくると、尾根のを登るようになります。 息を弾ませながら登っていくと、緩やかになった尾根の背に復帰します。
平坦地
登り坂になるとのような狭い尾根になります。 少し起伏のあるを登っていきます。 尾根の背に復帰して歩き易くなると、程なくしてになります。 明るくなってくるに向って登っていきます。 坂を登り切ると、短い芝草が生える標高120mほどの平坦地に出ます。 車道出合から25分ほどの所になります。 左側にはが見えます。
緩やかな尾根を進んでいくと、僅かなになります。 軽く降って緩やかな所を過ぎると、少し狭くなったになります。 少し右へ曲がって、尾根のを登っていきます。 傾斜が増してくるを登っていきます。 傾斜が緩やかになると、尾根の背に復帰します。
右の樹間にを眺めながら進んでいきます。 軽いになる尾根を進んでいきます。 緩やか所を過ぎていくと、尾根の背を外れてを登るようになります。 傾斜が増してくる左斜面を登っていくきます。
しばらく登っていくと、次第に傾斜がになってきます。 振り返るとが広がります。 程なくして、緩やかなに復帰します。 尾根の背を進み始めると、程なくしてを進むようになります。 左へ回り込むように登っていくと、尾根の背に復帰します。
右へ曲がって軽く登っていくとになります。 僅かに撓んだ所を過ぎていくとになります。 程なくして、尾根の背を外れてを登るようになります。 右へ曲がる所まで来ると横木の階段が現れます。 車道出合から38分ほどの所になります。
上城跡
右へ曲がって、急なを登っていきます。 僅かな踊り場に出て左へ曲がり、を登っていきます。 更に続くを曲がりながら登っていきます。 階段を登り終えると、なだらかになった標高200mほどのに着きます。 中ほどまで進んでいくと「上城跡」の標識がありますが、ここでも解説板などは見かけません。 車道出合から41分ほどで登って来られました。
山頂から振り返ると、素晴らしい眺めが広がります。
北西の方角には電波塔が幾つか立つ山が見えますが、方角からするとでしょうか。 眼下には峰山町のが広がり、峰山途中ヶ丘公園も見えます。 幾つか設置されている自然木のに腰掛けて、景色を眺めながら休憩していきます。
眺めを楽しんだら、登ってきたを降っていきます。 階段を降り終えて、尾根のを降っていきます。 緩やかな尾根の背に出て進んでいくと、尾根のを降るようになります。 一旦尾根の背に出ますが、またすぐにを降っていきます。 尾根の背に復帰して進んでいくと、右斜面を降るようになります。
正面にが広がる所を過ぎていきます。 次第に傾斜が緩やかになるとに復帰します。 軽いになる尾根を進んでいきます。 緩やかな所を進んでいくと、尾根の左斜面を降っていきます。
平坦地
傾斜が増してくるを降っていきます。 次第に傾斜が緩やかになるとに復帰します。 少し狭くなった尾根を降っていくとになります。 僅かなになる尾根を進んでいきます。 傾斜が緩やかになると、短い芝草が生える標高120mほどの平坦地に出ます。 上城跡から12分ほどの所になります。
になる尾根を進んでいきます。 緩やかな所を進んでくと、少し起伏のあるを降るようになります。 に復帰すると緩やかになります。 程なくして尾根の背を外れて、を降るようになります。 尾根の背に復帰して進んでいくと、僅かなになります。 標高90mほどの高みの手前まで来ると、尾根の右斜面を降っていきます。 上城跡から18分ほどの所になります。
に復帰すると緩やかになります。 軽い登り坂になると、僅かなを過ぎていきます。 少し窪んだ道を降っていくとになります。 軽いになる尾根を進んでいきます。 標高90mほどの高みの手前まで来ると、尾根の右斜面を進むようになります。 上城跡から23分ほどの所になります。
少し窪んだ道を軽く登っていくとになります。 高みを巻くように降っていくとに復帰します。 緩やかな尾根を進んでいくと、尾根のを降るようになります。 尾根の背に復帰して進んでいくと、僅かなになります。 緩やかになった尾根を進んでいくと、標高80mほどの緩やかな尾根の背を外れて左斜面を降るようになります。 上城跡から29分ほどの所になります。
車道出合
少しを降っていきます。 右へ曲がりながら降っていくと、の建物が見えてきます。 資材置き場を囲むに沿って軽く降っていきます。 正面が明るくなってくるとがあります。 来た時と同様に鎖と紐を解いて防護扉を通過していくと、左右に通る車道に出ます。 上城跡から36分ほどで降りて来られました。
右へ続く車道を軽く登っていくと、左側にが見えてきます。 溜め池を眺めながら進んでいくと、右側の山際にがあります。 掲げられている建設資金寄付者芳名の板によると通り谷地蔵尊安置所というようです。 民家が増えてくるとがあります。 左折すると道が二股に分かれていますが、その間にがあります。 中には可愛いお地蔵さんが並んでいます。
長岡地区
を真っ直ぐ進んでいきます。 沿道に咲くを愛でながら進んでいきます。 最初に曲がっていったを直進していきます。 長岡公民館前バス停まで来ると、長岡地区公民館いこいの家が並んでいる駐車地に着きます。 車道出合から14分ほどで到着しました。