奥小野494m峰
概 要 豊岡市出石町の奥小野地区にある494.7m峰(点名:大月)へ登ります。 南西にある森林リサイクルセンターの近くを起終点とし、 地形図に実線で載っている道から峠に出て山頂へ向い、南東から南西へ続く尾根を降るルートを周回します。
起 点 豊岡市出石町 奥小野地区
終 点 豊岡市出石町 奥小野地区
奥小野地区…峠道入口…峠…弛斜地…尾根の肩…494.7m峰…小峰A…小峰B…断崖尾根…谷筋…奥小野地区
所要時間 4時間20分
歩いて... 一般の登山ルートではないようで、標識類やテープ類は見掛けません。 峠までの道は既に廃道になっているようで、荒れた所や分り難い所があります。 山頂からの眺めは良くありませんが、途中の尾根には山並み眺められる所があります。 降り尾根の途中からは樹木が茂り気味でプチ藪漕ぎする所もありますが、歩くのに概ね問題はありませんでした。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
奥小野地区
豊岡市を流れる出石川沿いを通る国道426号の五条大橋東詰交差点から東進し、 県道536号を横切った先にある長谷交差点を直進して神美トンネルを抜けていきます。 県道706号に出た先で県道247号を分けて奥小野地区を進んでいくと、 「森林リサイクルセンター1km先」の看板が出るがあります。 看板に従って左折し、小橋を二つ渡ったりしながら田んぼが広がる谷筋を進んでいくと、 道幅が広がって車を2・3台止められる所があるので、ここに車を止めさせて頂きました。
峠道入口
左に広がる田んぼを眺めながらを軽く登っていきます。 石垣の脇を過ぎていくとがあります。 角の夏草が茂る所には石仏群があります。 標識類はありませんが、左に分かれていくを進んでいきます。 右へ曲がりながら登っていくと森林リサイクルセンターの脇に出ます。 駐車地から6分ほどの所になります。 地形図に二重線で載っている道はここで終って、一本線で載っている正面に続く峠道を進んでいきます。
季節柄、夏草が茂るを進んでいきます。 支沢に架かる小橋を渡っていくとに出ます。 休耕田が広がる谷戸になっていますが、夏草が茂っていて道が分り難くなっています。 中ほどを真っ直ぐ進んで支沢に架かる鉄製の小橋を渡って少し左へ曲がり、 泥濘んだ所があるを奥へ進んでいきます。 次第に谷が狭まって休耕田が途切れると、道に茂る夏草が減って歩き易くなります。 駐車地から14分ほどの所になります。
沢の傍に続くを軽く登っていきます。 植林地の谷筋に続くこのは、奥小野地区と奥野地区を結ぶ峠越えの道だったようです。 今では廃道になったようで、が道を塞ぐ所もあって荒れています。 少し広がってくる谷筋に続くを進んでいきます。 やがて、支沢が道を横切っています。 駐車地から20分ほどの所になります。 跨ぐには幅が広過ぎますが、橋は架かっていません。 深さも思いのほかあるので、左側から沢に降りて渡っていきます。
支沢を渡ってその先へ進んでいくと谷筋がに分かれていますが、 左の谷筋に続く道を進んでいきます。 少し進んでいくとに出ます。 駐車地から26分ほどの所になります。 には倒木が覆い被さっています。 その先で道は行き止りのようになっているので、 倒木の手前から沢を渡って、左側に続く道を登っていきます。
岩盤が剥き出してのようになった沢を右下に眺めながら登っていきます。 を眺めたりしながら、沢の左側に続く道を登っていきます。 少し進んでいくと、また谷筋がに分かれています。 右側の谷筋にも道はありますが、石がゴロゴロする左の道を登っていきます。 少し登っていくと、また谷筋が二股に分かれています。 駐車地から31分ほどの所になります。 ここは右側の谷筋を進んでいきます。
の谷筋を登っていきます。 右に続く沢が次第に細くなって消滅すると、明るくなったが前方に見えてきます。 植林地から出て、回り込むように曲がりながら登っていきます。 少し右へ曲がって、近づいてくるに向って登っていきます。 程なくして、標高250mほどの鞍部になった尾根を越えていくに着きます。 駐車地から40分ほどの所になります。 かなり汗を掻いて疲れたので、水分補給をしながら休憩していきます。
辺りを確認してみますが、行き交った峠越えの人々を見守るお地蔵さんは見掛けませんでした。
落ち着いたところで、東へ続くを登っていきます。 これまでと違って明瞭な道はありませんが、樹木は密生しておらず、歩くのに問題はありません。 次第にが増してくるので、脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。 右肩に続く踏み跡のようなものも見掛けますが、近づいてくる高みへ向ってを登っていきます。 息を弾ませながら登っていくと、少し傾斜が緩んだ踊り場のような所に出ます。 から10分ほどの所になります。 右からも歩けそうなが登ってきています。 汗もかいて疲れたので、左の樹間にを眺めながら休憩していきます。
少し左へ曲がって、すぐに傾斜が増してくるを登っていきます。 噴き出す汗を拭きながら登っていくと、傾斜が少しになります。 傾斜が増してくると、少し幅が狭くなったのような所を登っていきます。 右側には少しが見えます。 程なくして、また傾斜が緩んだ踊り場のような所に出ます。 から24分ほどの所になります。 ここでも水分補給をしながら休憩していきます。
気を取り直して、すぐに傾斜が増してくるを登っていきます。 少し傾斜がに出て、ホッとしながら進んでいきます。 右側には少しが見えます。 少し登っていくと、次第に傾斜が少し緩んできます。 左側にを眺めながら進んでいきます。
弛斜地
軽く登っていくと、「三四」のを過ぎていきます。 傾斜が緩やかになってくると、少し曲がっていきます。 程なくして、少し幅が広がった標高370mほどの弛斜地に出ます。 何度か休憩したので、から37分ほどかかりました。 左側に広がるを眺めながら、ここでも休憩していきます。
落ち着いたところで、傾斜が増してくるを登っていきます。 少し登っていくと、標高380mほどのに着きます。 左側にはが広がります。 軽く降っていくとになります。 少し進んでいくと、尾根が分岐しています。 弛斜地から7分ほどの所になります。 も歩けそうですが見送っていきます。 ここは僅かに撓んだを進んでいきます。
緩やかな所を過ぎて登り坂になるとがあります。 前後関係からすると「三三」だと思われますが、文字は消えていて確認出来ませんでした。 少し緩やな所を過ぎてが見られるようになると、登り傾斜が増してきます。 脇の樹木に手を掛けながら登っていくと、傾斜がになります。 左側の樹間には少しが見えます。 また傾斜が増してくる尾根を登り始めると、「三二」の石杭があります。 弛斜地から19分ほどの所になります。
尾根の肩
が少し茂る所もありますが、登る妨げにはなりません。 尾根を登っていくと、「三一」のを過ぎていきます。 息を弾ませながら登って傾斜が緩んでくると、「三〇」のがあります。 左側にはが広がります。 少し右へ曲がって軽く登っていくと、標高480mほどの尾根の肩に着きます。 弛斜地から31分ほどの所になります。 左側には先ほどと見える範囲が少し異なるが広がります。 景色を眺めながら、ひと息入れていきます。
494.7m峰
緩やかな所もある尾根を軽く登っていくと、に広がる樹木があります。 アセビが見られる尾根を進んでいくと、僅かなを過ぎていきます。 樹木が少し茂る尾根を軽く降っていくと、になります。 すぐに登り坂になるとが見えてきます。 少し煩わしい樹木を避けながら登っていくと、小広くなった高みに着きます。 尾根の肩から12分ほど、休憩も含めてから1時間24分ほどで登って来られました。 中ほどには「大月」があるので、地形図に載っている494.7m峰になるようです。 周囲には樹木が茂っていて眺めは良くありませんが、左の方角に少しが見えます。 お昼には少し早い時刻でしたが、休憩も兼ねて昼食タイムにしました。
お腹が満ちたところで、延びる尾根の左肩を進んでいきます。 すぐに尾根の背に出て、少し先の所から分かれていく尾根を降っていきます。 少し降って緩やかな所から登り返していくと、標高480mほどのに着きます。 少し降った先へ登り返していくと、また標高480mほどのを過ぎていきます。 更に降った先を登り返していくと、また標高480mほどの高みに着きます。
小峰A
高みを過ぎて軽く降っていくと、登り坂になり始めた所に「二九」のがあります。 また標高480mほどのに着いて、少し右へ曲がって降っていきます。 少し降って緩やかになった尾根を進んでいくと、傘を開いた特大のが生えていました。 登り坂になる尾根を進んでいくと、オブジェのようなを過ぎていきます。 更に登ってアセビを過ぎていくと、標高470mほどの小峰に着きます。 494.7m峰から17分ほどの所になります。
左へ続く尾根を分けて、を進んでいきます。 茂るの間を抜けていきます。 少し右へ曲がり始める所まで来ると、「二六」のがあります。 右へ曲がって降っていくと分岐があります。 小峰Aから3分ほどの所になります。 うっかりしているとを進んでしまいそうになりますが、 を降っていきます。
少し降っていくとになります。 少し左へ曲がりながら降っていくとの脇を過ぎていきます。 少し降って緩やかになった尾根を右へ曲がりながら進んでいくと、左側に山並みが見えてきますが、 方角からするとでしょうか。 少し先で尾根が分岐しています。 小峰Aから14分ほどの所になります。 左の尾根は見送って、を降っていきます。
少し降っていくとになります。 少し左へ降って緩やかになる尾根を進んでいくとがあります。 右の尾根は見送って、を降っていきます。 右の樹間に僅かにを眺めながら降っていきます。 程なくして緩やかな尾根になります。
小峰B
軽く降っていくと、またになります。 軽く降っていくと、またになります。 程なくしてになります。 樹木が茂り気味になる尾根を登っていくと、左側にがあります。 ヌタ場の右側の尾根を登っていくと、尾根が分岐している標高330mほどの小峰に着きます。 小峰Aから28分ほどの所になります。 周囲には樹木が茂っていて眺めは良くありませんが、かなり汗を掻いたので、水分補給をしながら休憩していきます。
西へ延びるを降っていきます。 少し降っていくと、「一〇六」のを過ぎていきます。 少し傾斜が増して樹木も茂り気味になってくる尾根を降って緩やかになると、 「一〇七」のがあります。 すぐ先の小岩の脇には「一〇一」のがあります。 左側には少し山並みが見えます。
少し降って、松の木が生える緩やかになった尾根を過ぎていくと、「一〇〇」のがあります。 小峰Bから11分ほどの所になります。 ここで尾根が分岐していますが、を降っていきます。 緩やかな所を過ぎていくと降り坂になります。 尾根に樹木が茂ってする所もありますが、歩くのに概ね問題はありません。 左側に僅かにを眺めながら進んでいきます。 尾根に横たわる大きな倒木を跨いでいくと、「九一」の石杭があります。 小峰Bから18分ほどの所になります。 ここで尾根が分岐していますが、を降っていきます。
少し降っていくとになります。 少し先を軽く降っていくと、樹木が茂り気味のになります。 軽い登り坂になると、瘤々したオブジェのようながあります。 標高200mほどの弛斜地の端に着くと、「九〇」の石杭があります。 小峰Bから25分ほどの所になります。
少し右へ曲がって、を進んでいきます。 僅かに登っていくとになります。 緩やかになった尾根を進んでいくと分岐に着きます。 小峰Bから30分ほどの所になります。 目印になりそうなものは見掛けませんが、樹木が茂るを降っていきます。
樹木が煩わしいを降っていきます。 左へ曲がっていくと、になります。 程なくして軽いになります。 倒木を跨いだりしながら登っていくと、標高170mほどの高みに着きます。 小峰Bから37分ほどの所になります。 右側にはが見えます。
高みの先へ降っていくとになります。 軽く登っていくと、が生える緩やかな所に出ます。 少し左へ曲がって緩やかな尾根を進んでいくと、「八九」のを過ぎていきます。 少し左へ曲がりながら軽く降っていくと緩やかな尾根になります。
断崖尾根
が少し見られる尾根を登っていきます。 傾斜が緩やかになると、が煩わしくなります。 次第にになってきます。 尾根の背に樹木が茂って歩き難くなるので、尾根のを通ったりしながら登っていきます。 やがて、左側が断崖になった尾根に出ます。 小峰Bから50分ほどの所になります。 左側に山並みが広がる展望地になっています。
このは、奥小野地区の奥へ続く県道706号から良く見えます。
尾根の右肩に続く踏み跡を通ったりしながらを進んでいきます。 に出ると、歩き易くなります。 少し右へ曲がっていくとになります。 左へ曲がりながら降っていくとになります。 傾斜が緩やかになると、標高160mほどの高みに着きます。 小峰Bから57分ほどの所になります。 右側には少しが見えます。
登り始めた頃には良く晴れていましたが、次第に雲が広がってきて、この辺りまで来ると小雨が降り始めました。 しかし本降りになることはなくて、少し経って止んだので助かりました。
右へ曲がって、を降っていきます。 次第に樹木が煩わしくなるを軽く降っていきます。 僅かなになる尾根を進んでいきます。 程なくして、右側に浅く窪んだ斜面が現れます。 小峰Bから1時間5分ほどの所になります。 このまま尾根の背を進んでも良さそうに思えますが、歩き易そうなを降ることにします。
谷筋
浅く窪んだを降っていきます。 降り傾斜が少し増してくると、正面にが見えてきます。 程なくして谷筋に降り立ちます。 小峰Bから1時間8分ほど、494.7m峰から1時間55分ほどで降りて来られました。 かつてはが続いていたようですが、 今では休耕されて夏草が生い茂るばかりです。 夏草が茂っていて谷筋に道があるかどうか分からないので、左へ続くを進んでいきます。
奥小野地区
山際を横切るように進んでいくと、少しに出ます。 生い茂る夏草を膝で掻き分けながら進んでいくと、小広くなったの終点のような所に出ます。 右へ曲がって、はっきりしてくるを進んでいきます。 少し左へ曲がりながら進んでいくと、小沢に架かる青いプラスチック製のを渡っていきます。 小屋の脇を過ぎていくと、車で来たの曲がり角付近に出ます。 右へ曲がって舗装路を進んでいくと、車を止めておいた駐車地があります。 谷筋に降り立った所から6分ほどで到着しました。