霧ヶ滝
概 要 新温泉町の岸田地区にある霧ヶ滝へ出かけます。 集落の奥へ続く県道103号にある駐車場から谷筋を2.4km遡上した秘境にあって、 高さ64.5m・幅45mの大岩壁を流れ落ちる壮大で幽幻な気配が満ちる滝です。
起 点 新温泉町 岸田地区
終 点 新温泉町 岸田地区
岸田地区…魚止めの滝…木漏れ日の滝…中間地点…あしゅう杉…絹糸の滝…大洞の木…霧ヶ滝…大洞の木…絹糸の滝…あしゅう杉…中間地点…木漏れ日の滝…魚止めの滝…岸田地区
所要時間 3時間50分
歩いて... 滝までは滝見道が続いていますが、橋や沢を渡ったりしながら岩石がゴロゴロする谷筋を遡上することになります。 道を塞ぐ倒木をくぐったり跨いだり岩を登ったりしながら進む所もあります。 気温が高くて蒸し暑く、噴き出す汗を拭きながら歩いたこともあって、標準よりも長い時間がかかりました。 水が流れる沢を渡る所もあるので、長靴で出かけるのをお勧めします。
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コース紹介
岸田地区
山陰近畿自動車道を新温泉浜坂ICで降りて、県道47号を南下していきます。 国道9号の出合橋交差点を右折して西進し、千谷大橋を渡って左折するとがあります。 県道262号を南下して上山高原への道を右に分けていくと、 青下地区へのから道幅が狭くなります。 に変わる道を直進していきます。 集落を過ぎて次第に狭くなる谷筋に続く道を登っていくと駐車場があります。 入口には「名勝 霧ヶ滝渓谷 霧ヶ滝入口」のが出ています。
駐車場の奥には真新しいがあって、脇に注意の看板が立っています。 コンクリート道を進み始めると、「上山高原エコミュージアム(霧ヶ滝渓谷入口駐車場)」と題したがあって、 霧ヶ滝までの道が載っています。 「兵庫県指定 名勝 霧ヶ滝渓谷」のを過ぎていきます。 すぐに鉄橋が架かっています。 ここが滝見道の入口になります。 入口には「霧ヶ滝まで約2400m」のが立っています。
看板では霧ヶ滝まで1時間半となっていますが、歩みの遅い私は1時間50分ほどかかりました。
駐車場についてのご注意
・この駐車所は、国定公園(霧ヶ滝渓谷)を利用される方の駐車場です。
・当駐車場内での事故及び盗難等の責任は一切負いません。
・当駐車場内でのキャンプ、バーベキュー等はご遠慮ください。
滝へ行かれる方へのご注意
・雨では突然増水となり、通行できないことがあります。
・片道およそ1時間半かかりますので、遅い時間からのトレッキングはご遠慮ください。
・天候が良くないときなどは、早く帰りましょう。
・危険な箇所、落石、ハチなど十分注意を。
・ツキノワグマの生息区行くですので、クマ鈴等の装備を。
 もし目撃した場合は、刺激せず落ち着いて後退、退避してください。
・マムシの生息区域ですので、サンダル等では危険です。(長靴推奨)
・安全な服装、履物等でお願いします。
新温泉町・上山高原エコミュージアム
上山高原エコミュージアム(霧ヶ滝渓谷入口駐車場)
上山高原には、自然性の高いブナ林と人の営みの中で育まれてきたススキ高原があり、 イヌワシやツキノワグマ等貴重で多様な生態系が育まれてきました。 「上山高原エコミュージアム」は、扇ノ山山麓に広がる上山高原や、麓の集落などをフィールドとして、 自然環境の保全や、環境と共生した暮らしを学び実践する取り組みを、 地域住民をはじめ、多様な主体の参画と協働により進めています。
霧ヶ滝 Kirigataki Waterfalls
美し滝で有名な上山高原ですが、中でも落差65mの霧ヶ滝は圧巻です。 名前のように水が霧状になるので滝壺はありません。
霧ヶ滝渓谷 Kirigataki Valley
イワナの棲む秘境、霧ヶ滝渓谷には手付かずの自然が残っています。 沢沿いの石は苔むしており、トチやカツラの巨木から蔦が川面に垂れる景観は太古の自然を感じさせます。
イワナ(タンプリ) Iwana(tanpuri)
岸田川の本流には鮎が見られますが、小又川や支流に入ると秘境の魚、イワナが生息しています。 細い枝沢にも驚くような大物がいます。
特定非営利活動法人 上山高原エコミュージアム・新温泉町・兵庫県・環境省
両側に手摺りが設置されたしっかりとしたを渡っていきます。 左側にはがあって、心地良い水音を響かせています。 橋を渡り終えて、少し先にあるコンクリート製のを曲がりながら登っていきます。 緩やかな所に出てその先へ登っていくと広い道に出ます。 駐車場から4分ほどの所になります。 出た所には「上山高原エコミュージアム インフォメーション」と題したがあります。 駐車場にあったのと同様の内容ですが、上下が逆になっています。 解説文も載っていますが、文章の内容が一部異なっています。 振り返ると「このなかにはいらないでください」のが立っています。 この広い道には電力会社の水路が通っているようで、その上を蓋するコンクリートが敷き詰められています。
上山高原エコミュージアム インフォメーション
上山高原には、自然性の高いブナ林と人の営みの中で育まれてきたススキ高原があり、 イヌワシやツキノワグマ等貴重で多様な生態系が育まれてきました。 「上山高原エコミュージアム」は、扇ノ山山麓に広がる上山高原や、麓の集落などをフィールドとして、 自然環境の保全や、環境と共生した暮らしを学び実践する取り組みを、 地域住民をはじめ、多様な主体の参画と協働により進めています。
霧ヶ滝
美し滝で有名な上山高原ですが、中でも落差61mの霧ヶ滝は圧巻です。 名前のように水が霧状になるので滝壺はありません。
霧ヶ滝渓谷
イワナの棲む秘境、霧ヶ滝渓谷には手付かずの自然が残っています。 沢沿いの石は苔むしており、トチやカツラの巨木から蔦が川面に垂れる景観は太古の自然を感じさせます。
イワナ
岸田川の本流にはアマゴが見られますが、小又川や支流に入ると秘境の魚、イワナが生息しています。 細い枝沢にも驚くような大物がいます。
アシュウスギ
霧ヶ滝にいく途中、途中から幾本にも枝分かれしたアシュウスギが見られます。 スギの株からは他の常緑樹も生え近くで見ると霊気さけ感じます
特定非営利活動法人 上山高原エコミュージアム・新温泉町・兵庫県・環境省
岩壁の袂を進んでいくとが架かっています。 橋を渡っていくとがあります。 右の道には「きけん!このなかにはいらないでください」の標識が立っていて水路が続いているようです。 左へ続く道を進み始めると、すぐに鉄板敷きのになります。 桟道が終ると、数段のを登って左へ進んでいきます。 手摺りが設置されたを進んでいきます。 岩壁の袂を過ぎていくと、柵で囲まれた電力会社の取水施設があります。 駐車場から7分ほどの所になります。
魚止めの滝
右にあるコンクリート階段を登って岩壁の袂を進んでいくと、が架かっています。 橋を渡って右へ進んでいくと、数段のを登っていきます。 僅かに降って、を横切るように進んでいきます。 苔生した丸い小岩がゴロゴロするようになると、の左側を過ぎていきます。 谷筋の左斜面に続く道を登ってロープが張られるようになると、左への曲がり角に「魚止めの滝」のが立っています。 駐車場から13分ほどの所になります。 右下の沢にあるのが魚止めの滝のようです。 岩壁を水が勢い良く流れ落ちていて、魚は遡上していけそうにありません。
標識が立つ所から左・右・左・右と折れ曲がりながらを登っていきます。 張られたに掴まりながら登っていきます。 鎖が終ると、斜面を横切るになります。 岩の間を抜けていきます。
木漏れ日の滝
斜面を横切っていくと道がに分かれていますが、数m先で合流します。 少し降り坂になると、道を塞ぐを跨いでいきます。 剥き出すを降っていきます。 傾斜が緩やかになると「木漏れ日の滝(対岸)」のが立っています。 「対岸」ということなので、少し右へ降ってみると、対岸の岩壁を流れ落ちる細い滝があります。 これが木漏れ日の滝になるようです。 駐車場から20分ほどの所になります。
木漏れ日の滝(対岸)
こもれびの滝…木陰から、階段状の岩肌を落ちるかわいらしい滝。
木陰の中から細長く滑り落ちるかわいらしい滝。 つたい落ちる階段状の岩肌も見どころ。 夏場の水量が少ない時は、見ることができないが、霧ヶ滝渓谷の序章の滝でもある。 秘境と言われている場所で、手つかずの自然が残っている。 「熊鈴、ラジオ」などの準備も必要!
を抜けていきます。 池のようになったの脇を進んでいきます。 程なくして、が近づいてきます。 しっかりとした鉄橋になっていて、前後は数段の階段になっています。 手摺りがないので少し心配ですが、ロープにつかまったりしながら、 緑色のマットが敷かれたを渡っていきます。
鉄橋を過ぎて、岩石がゴロゴロするを進んでいきます。 岩壁に挟まれた狭い所まで来ると、梯子状のを渡っていきます。 がゴロゴロする谷筋を進んでいきます。 勢い良く水が流れる沢に出ると、また梯子状の木橋が架かっています。 駐車場から26分ほどの所になります。 手摺りがなくロープも頼りないので、落ちないよう注意しながらを渡っていきます。
木橋を渡って右へ進んでいくと、僅かに水が流れる小さな沢に架かる梯子状のを渡っていきます。 のある所を左・右と曲がって登ってきます。 苔生したが幾つもある所を登っていきます。 少し登っていくとになります。 緩やかになって丸い石が減ってくると、「霧ヶ滝1500m」の標識が立っています。 駐車場から31分ほどの所になります。
霧ヶ滝 1500m
落差約70メートル。
渓谷は、兵庫県の「特別天然記念物・名勝」に指定されている。 滝は、但馬三漠の一つ。 濁らない滝として、落差約70メートルの直下型の滝であるが、 上方で水が岩にあたり霧状で落下するので、滝つぼはなく、「霧ヶ滝」とよばれる由縁でもある。 霧ヶ滝渓谷約2.4kmは、ところどころ険しい道のりだが、 苔の美し渓谷、山野草、栃、桂の巨木、紅葉なども楽しむことができる。 秘境と言われている場所で、手つかずの自然が残っている。 時々「マムシ・ハチ」に出合うことがあるので注意が必要。 特に、手をつくときなどは十分注意!
の袂を進んでいきます。 巨木の袂まで来ると、「霧ヶ滝1400m」のが立っています。 標識を過ぎるとに出ます。 水がかなり流れているので、足元に注意しながら石の上を伝って渡っていきます。 沢を渡ってまた沢に出ると、梯子状の木橋が架かっています。 駐車場から33分ほどの所になります。 左側には、以前に架かっていたと思われるがあります。
木橋を渡って、苔生した丸いが見られる所を登っていきます。 少し降って沢に出ると、また梯子状のが架かっています。 木橋を渡って苔生した丸い小岩がゴロゴロする所を登っていくいと、 大木の袂にと思われるものが幾つか立てかけられていますが、標識そのものは見掛けませんでした。 小岩がゴロゴロする所を更に進んでいくとがあります。 駐車場から43分ほどの所になります。 脇には梯子状の木橋が架けられているので、ロープや鉄橋に掴まりながら渡っていきます。
中間地点
木橋を渡っていくと、急なが見えてきます。 手前の細い樹木には「道、足場が悪いです ゆっくり、しっかり歩きましょう!」の紙が取り付けられています。 ザレ場を登り始めたすぐの所にジグザグの絵だけが描かれたが立っています。 傍には石を積んだケルンも見掛けます。 広いを登っていきます。 右へ曲がっていくと、大木の傍に標識が見えてきます。 近づいていくと、「霧ヶ滝1200m」と「霧ヶ滝へ」のです。 駐車場から48分ほどの所になります。 最初にあった「霧ヶ滝まで約2400m」の標識からすると、ここが霧ヶ滝までの中間地点になるようです。
霧ヶ滝へ
・この先、危険箇所もあるため、両手が使えるようにしてください。
・天候が良くないときなどは、早く帰りましょう。
・危険な箇所、落石、ハチなど十分注意を。
左へ曲がってザレ場を横切るように登っていくとが現れます。 まだ新しそうな様子ですが、土砂崩れのためか傾いた所もあります。 左へ曲がって階段が終ると、鎖が張られたを登っていきます。 鎖が終ると、短いを登っていきます。 斜面を横切ってまた鎖が張られるようになると、少し水が流れるに出ます。 小沢を回り込んで、大木が見られるを斜めに登っていきます。 Z字形に小さく右へ曲がる所まで来ると、半壊した「霧ヶ滝1000m」の標識があります。 駐車場から55分ほどの所になります。
あしゅう杉
岩が剥き出す尾根を曲がりながら登っていくとが張られています。 ロープが終ると、斜面を横切るように続く軽いになります。 僅かに水が流れるに出ると、鎖やロープが張られています。 小沢を渡って、を横切るように登っていきます。 ロープが張られた道を登っていくと、腰が曲がった大木の袂に「あしゅう杉」の標識が立っています。 駐車場から1時間4分ほどの所になります。
あしゅう杉
日本海側に生える杉の品種。
京都府美山町芦生(あしゅう)の地名の杉。 現在の杉は品種改良されたものであるが、この杉は原種の杉とも云われ、 雪で幹が折れても、地についた枝や側枝が幹となって独特の成長を始める。 「台杉、やぐら杉」とも言われる。
鎖やロープが張られるようになると、しばらくが続くようになります。 土砂や落ち葉が積もって分り難くなっていますが、横木の階段が続いています。 足元に注意しながら、曲がりながら続くを降っていきます。 歩き易くなるを更に降っていきます。 右へ曲がりながら降っていくと、僅かに水が流れる小沢を横切っていきます。
絹糸の滝
が張られた所を少し登っていきます。 緩やかな道になると、大きなを踏み付けそうになりました。 よく見るとのようですが、 落とした人は気付かずに残念だったことが想われます。 降り坂になると、「絹糸の滝(対岸)」のが立っています。 対岸の斜面を見ると、樹木に邪魔されながらも細い滝が二つ見えます。 これが絹糸の滝のようです。 駐車場から1時間13分ほどの所になります。
絹糸の滝(対岸)
白い絹糸を思わせるきれな滝。
アップダウンの道のりを過ぎた場所。 対岸上部から細長い滝が落水している。 上部から下部まで品よく一本の絹糸状に見える。 天候にもよるが、落差が40メートルを超える滝が2本現れることもある。
曲がりながら降っていくと、が幾つか取り付けられた岩が剥き出しています。 ロープも張られているので、滑らないよう注意しながら降っていきます。 沢へ降りていくと、梯子状のを二つ渡っていきます。 沢を渡って右へ登っていくとに出ます。 左にある岩の間の狭い所に架かるを登っていきます。 岩石がゴロゴロする沢の傍に出ると、小滝が心地良い水音を響かせています。
上流にもあるを眺めながら谷筋を登っていきます。 岩石がゴロゴロするを更に登っていきます。 幾つもあるを眺めながら進んでいきます。 軽く登っていくと、が道を塞いでいます。 くぐったり跨いだりしながら倒木をクリアすると、が横たわっています。 樹木を跨いでいくと、短い木梯子を降っていきます。 駐車場から1時間29分ほどの所になります。
大洞の木
小滝が続くを登っていきます。 沢から少し離れて道幅が広がると、脇に「事故多発」のが倒れかかっています。 看板を過ぎて、苔生した小岩が見られる谷筋を進んでいくと、「上山高原」のが立っています。 駐車場から1時間34分ほどの所になります。 標識の上面には、木の洞に入った人のが描かれています。 右側の樹木には人が入れそうな大きな洞が開いていて、 中にはビニールシートなどがびっしりと詰め込まれていました。 非常時の避難場所や野営場所として使えそうです。
警告 事故多発
最近、霧ヶ滝、赤滝の上部付近(断崖絶壁)からの転落死亡事故が発生しています。(平成3年、平成6年、平成7年5月発生) 上山高原、畑ヶ平高原から霧ヶ滝へ通じる登山道は、崩落により通行不能です。 非常に危険ですから絶対に通らないで下さい。 なお、霧ヶ滝入口(県道)から霧ヶ滝までの登山道は通行出来ますので注意しながら通行して下さい。
平成7年5月 温泉町長 浜坂警察署長
岩石がゴロゴロするを沢沿いに登っていきます。 幾つもあるを眺めながら登っていきます。 次第にが茂るようになると、登り傾斜が増してきます。 階段状になったを登っていきます。 平べったいが見られる所を進んでいきます。 軽く降るようになると、「霧ヶ滝まで100m」の標識が立っています。 駐車場から1時間46分ほどの所になります。
霧ヶ滝
二股に分かれていく谷筋のを登っていきます。 岩石がゴロゴロする所を登っていくと、奥の方にが見えてきます。 少し降っていくと、滝の前のに出ます。 手前には堅くしまったがありました。 標識類は見掛けませんが、上流に見えるのが霧ヶ滝になるようです。 駐車場から1時間50分ほどで到着しました。 岩壁から流れ出る小さな滝も幾つか見られます。 新温泉町のホームページによると、高さ64.5m・幅45mの大岩壁を流れ落ちる壮大で幽幻な気配が満ちる滝とのことです。
霧ヶ滝
岸田川支流三倉谷川の上流一帯は扇山(1310m)、上山高原(910m)を源流とした落差と浸食の激しい渓谷で大小の奔流、奇岩、大石並びに絶壁・断崖・瀑布が連続し豪壮は渓谷美を形成している。 景勝の中心となる霧ヶ滝は、この三倉谷川と二次支川霧が谷川の合流点にかかるもので、 落口から上部約18mの高さを急坂二段に落下し、高さ64.5m、幅45mの大岸壁を一気に落下しているもので、 落水は中間で飛散し霧状となるため、滝壺を形成するに至らず、 滝の直下は常時水煙と雲霧が立ちこめるので壮大な中に幽幻な気配が満ちている。
(出典:新温泉町のホームページ)
をズームアップして写しておきます。 もう少し滝へ近づこうと思って、へ向かっていきます。 歩けそうな所を探しながら、滝へ向かってを進んでいきます。 大小の岩がゴロゴロしているのに加えて、飛沫や風圧が強くて直下までは近づけませんでしたが、大きくて立派な滝です。 途中で水が霧状になるので、は発達していないようです。 お昼には少し早い時刻でしたが、に腰掛けて、 岩壁から吹き出してくる涼やかな風に癒やされながら昼食タイムにしました。
この時には先着のグループ1組を見掛けました。
大洞の木
落ち着いたところで、を引き返していきます。 階段状になった岩の上を歩いたりしながら、が茂る谷筋を降っていきます。 軽く登っていくと、「霧ヶ滝まで100m」のを過ぎていきます。 石がゴロゴロするを横切っていきます。 幾つもある小滝の水音を聞きながらを降っていきます。 シダ類が減ってくると、「上山高原」の標識が立つ大洞の木を過ぎていきます。 霧ヶ滝から12分ほどの所になります。
少し道幅が広がってくると、脇にある「事故多発」のを過ぎていきます。 岩石がゴロゴロするを降っていきます。 小滝を眺めながら降っていくと、短いを登っていきます。 横たわる太い樹木を跨いでいくと、が道を塞いでいます。 くぐったり跨いだりしながら倒木をクリアして、岩石がゴロゴロする谷筋を更に降っていきます。
絹糸の滝
幾つもある小滝の水音を聞きながら降っていくと、岩の間の狭い所に架かるを降っていきます。 沢の傍を進んでいくと、梯子状のを渡っていきます。 鎖やロープが張られた岩壁沿いに進んでいくと、また梯子状のを渡っていきます。 道なりに左へ曲がっていくと、鉄筋の足掛かりが幾つか取り付けられたを登っていきます。 右に曲がって登っていくと、「絹糸の滝(対岸)」の標識が立っています。 霧ヶ滝から29分ほどの所になります。 対岸にあるを再度眺めていきます。
あしゅう杉
緩やかになった先へ少し降って鎖が張られるようになるとを横切っていきます。 登り坂になると、土砂や落ち葉に埋もれ気味のが続くようになります。 が張られるようになる階段を曲がりながら登っていきます。 階段を登り切って鎖やロープが途切れると、の先端に出ます。 少し左へ曲がって降り始めると、「あしゅう杉」の標識が立っています。 霧ヶ滝から35分ほどの所になります。 振り返って、腰が曲がったを眺めていきます。
を横切るように続く鎖が張られた道を軽く登っていきます。 小尾根の先端を回り込んで、を横切るように降っていきます。 鎖やロープが張られるようになる道を降っていくと、僅かに水が流れるを渡っていきます。 に向かって、鎖が張られた道を登っていきます。 少し左へ曲がって、ロープが張られたを降っていきます。 小さく曲がりながら降っていくと、半壊した「霧ヶ滝1000m」の標識があります。 霧ヶ滝から43分ほどの所になります。
中間地点
左へ曲がって大木の袂を降っていくと、少し水が流れるを過ぎていきます。 鎖が張られた道を登って降り始めると、短いがあります。 鎖が張られた岩壁の脇を降っていくと、広いに出ます。 まだ新しそうなを曲がりながら降っていきます。 ガレ場を横切って大木の傍まで来ると、「霧ヶ滝へ」と「霧ヶ滝1200m」の標識が立つ中間地点に着きます。 霧ヶ滝から48分ほどの所になります。
右へ曲がって、ジグザグの絵だけが描かれたやケルンを過ぎていきます。 「道、足場が悪いです ゆっくり、しっかり歩きましょう!」の紙が取り付けられた細い樹木を過ぎて、 の脇に架かる梯子状の木橋を渡っていきます。 苔生したがゴロゴロする所を降っていきます。 と思われるものが幾つか立てかけられている大木の袂を過ぎていきます。 小岩がゴロゴロする所を降っていくと、梯子状の木橋を渡っていきます。 霧ヶ滝から57分ほどの所になります。
軽く登って、が剥き出す所を降っていきます。 沢沿いに降ってが見えてくると、梯子状の木橋が架かっています。 木橋を渡っていくと、かなり水が流れるに出ます。 石の上を伝って沢を渡り、を抜けていきます。 巨木まで来ると、袂に「霧ヶ滝1400m」の標識が立っています。 霧ヶ滝から1時間5分ほどの所になります。
岩壁の袂を過ぎていくと、「霧ヶ滝1500m」のが立っています。 来る時には気が付きませんでしたが、こちら側には「帰り道」の標識が取り付けられています。 軽く登って、苔生したが幾つもある所を降っていきます。 のある所を、左・右と曲がりながら降っていきます。 僅かに水が流れる小さな沢に架かる梯子状のを渡っていきます。 水が勢い良く流れる沢に出ると、また梯子状の木橋が架かっています。 霧ヶ滝から1時間10分ほどの所になります。 手摺りがなくロープも頼りないので、落ちないよう注意しながら渡っていきます。
帰り道
・この先、危険箇所もあるため、両手が使えるようにしてください。
・雨では突然増水となり、通行出来ないことがあります。
木漏れ日の滝
岩石がゴロゴロする谷筋を進んで岩壁に挟まれた所まで来ると、梯子状のがあります。 上からロープが垂らされているだけなので不安になりますが、注意しながら降っていきます。 岩石がゴロゴロするを進んでいきます。 沢に出ると、緑色のマットが敷かれたを渡っていきます。 池のようになった水溜まりの先にあるを抜けていきます。 右へ曲がっていくと、「木漏れ日の滝(対岸)」の標識が立っています。 霧ヶ滝から1時間17分ほどの所になります。 少し左側に出て、対岸にあるを再度眺めていきます。
カメラの中に水が入ったようで、この辺りからレンズの内部が曇ってきました。 この先の画像はぼやけて見難くなっていますが、ご容赦願います。
魚止めの滝
剥き出す岩の傍を登っていくと、道を塞ぐを跨いでいきます。 二股に分かれて数m先で合流する道を進んでいくと、を抜けていきます。 僅かなを横切っていきます。 が張られた道を降っていきます。 左・右・左と折れ曲がりながら降っていくと、右への曲がり角に「魚止めの滝」の標柱が立っています。 霧ヶ滝から1時間25分ほどの所になります。 正面にあるを再度覗き込んでいきます。
が剥き出す所を降っていきます。 沢の傍を進んでいくとが見えてきます。 数段のコンクリート階段を降り、を渡っていきます。 鉄骨やコンクリート製の壁が見られるの脇を進んでいきます。 コンクリート階段を降っていくと、コンクリート道に降り立ちます。 霧ヶ滝から1時間32分ほどの所になります。 振り返ると、電力会社のがあります。
岩壁の袂に続くを進んでいきます。 数段のコンクリート階段を降って、その先に続く鉄板敷きのを進んでいきます。 電力会社の水路が続く道が左へ分かれていく所に立つ「きけん!このなかにはいらないでください」の標識まで来ると、 手摺りが設置されたを渡っていきます。 水路の上を蓋するコンクリートが敷き詰められた広い道を進んでいくと、 「上山高原エコミュージアム インフォメーション」と題した案内図があります。 霧ヶ滝から1時間36分ほどの所になります。
岸田地区
広い道と分かれて、を降っていきます。 程なくして現れるコンクリート製のを降っていきます。 階段を降り終えると、鉄橋の先にが見えてきます。 手摺りが設置された鉄橋を渡って左へ曲がると、車を止めておいた駐車場に着きます。 霧ヶ滝から1時間40分ほどで戻って来られました。