大江423m峰
概 要 養父市の八鹿町大江地区と中米地地区の境にある423.3m峰(点名:直谷)へ登ります。 大江公民館を起終点として、林道を稜線まで登り、そこから山頂へ向かうルートを往復します。 中米地中継所がある山頂からの眺めは広がりませんが、途中の林道から少し山並みが見えます。
起 点 養父市八鹿町 大江地区
終 点 養父市八鹿町 大江地区
大江地区…車止め柵…車止め鎖…林道分岐…林道終点…423.3m峰…林道終点…林道分岐…車止め鎖…車止め柵…大江地区
所要時間 2時間10分
歩いて... 林道や農道を歩く所が大部分ですが、林道には傾斜が急な所もあって汗を掻きました。 林道の途中から車両や歩行者の通行が禁止になっていますが、自己責任で歩きました。 稜線に出てから山頂までの間にはアセビなどの樹木が茂って藪漕ぎ状態になりました。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
大江地区
養父市八鹿町を通る国道312号の上小田北交差点から県道2号を南下していきます。 上小田橋を渡って坂本交差点を左折し、1kmほど先の大江岩崎口バス停の手前にあるを右折していきます。 岩崎地区や出石地区へ続く道とのを直進していきます。 大江地区の集落を進んでいくと、公民館前バス停がある大江公民館に着きます。 建物の前が広くなっているので、ここに車を止めさせて頂きました。
公民館の左側には「」の看板が設置されていて、 今回歩く林道の入口までの道が載っています。
災害に強い森づくり (野生動物育成林整備) 〜県民緑税の活用〜
豊かな「緑」を次の世代に引き継いでいくため、県民共通の財産である「緑」の保全・再生を社会全体で支え、 県民総参加で取り組む仕組みとして平成18年度から「県民緑税」を導入し、「災害に強い森づくり」を進めています。
整備内容
野生動物による人間や農作物への被害を防止するため、不要木の伐採を主体とした森林の整備を行い、 農山村の安全で安心な環境をつくります。
見通しの良い地帯の整備(バッファーゾーン整備)
民家裏等の山裾を帯状に切り抜きし、明るく見通しの効く森林として管理することによって、 人と野生動物との棲み分けゾーンを設けます。
奥地広葉樹林の整備
植生保護柵を設置し、不要木の伐採を行って森林内の環境を改善することで、 野生動物の食害を受けずに植生回復できる箇所を設け、多様な植物が生育できる環境をつくります。
平成26年度 兵庫県・養父市・公益財団法人兵庫みどり公社
小川沿いに進んでいくと、が架かる所から少し左へ曲がっていきます。 山際に続く道を進んでいくとを過ぎていきます。 道幅が広がったまで来ると、山際に石仏が佇んでいます。 樋とバケツの水場を過ぎていくと、左の谷筋にがあります。 民家や小屋が建つ所を過ぎていくと、道幅が広がった所に奥大江バス停があります。
車止め柵
バス停を過ぎた所に架かるを渡って、舗装された農道を進んでいきます。 田植えの準備が進む田んぼに沿って進んでいくと、左右に分かれていくを見送っていきます。 谷筋まで来るとがあります。 左の道へ入った所には「普通林道 大江線」のが立っています。 左へ曲がって林道を進み始めると、すぐの所に車止め柵があります。 大江公民館から15分ほどの所になります。 太い閂が横に渡されているだけなので、容易に開けることが出来ます。
普通林道 大江線
平成13年度 地域林業経営確立林業構造改善事業
延長 387.9米 幅員4.0米
施工主体 八鹿町
林道を真っ直ぐ登って左へ曲がる所まで来るとになります。 この林道は所々に地道区間がありますが、概ねは舗装路になっています。 切通のような所を過ぎて舗装路になるを登っていきます。 この林道は地形図に実線で載っていて、実際の道と曲がり具合がよく合っているので、 地図を片手に持って現在地を確認しながら進んでいきます。 谷筋を回り込んでいくと、「普通林道 林道大江線」のが立っています。 右へ曲がりながら登っていくと左前方が開けてきて、稜線が見えるようになります。
普通林道 林道大江線
平成14年度 林業構造改造事業
延長 451.9米 幅員4.0米
施工主体 八鹿町
車止め鎖
所々に咲くを眺めながら林道を登っていきます。 振り返ると谷向かいのが見えます。 地形図に実線で載っている道の終点辺りまで来ると、舗装路は終わりになります。 車止め柵から17分ほどの所になります。 林道はここで終わりなのかと思っていると、まだこの先にも続いています。 しかし、入口にはが設置されていて、「一般車通行禁止」の看板も出ています。 歩くのも禁止のようですが、自己責任で歩いて行くことにします。
車止め鎖は支柱だけになっていて、鎖自体は見掛けませんでした。
一般車通行禁止
これから先は、許可なく車両や歩行者の通行を禁止します。 無断で通行して事故等が発生しても一切の責任は負いません。
管理者 養父市森林組合
僅かなを回り込むように登っていきます。 桧の大木があるの先端を右へ曲がっていきます。 緩やかな所もある林道を登っていくと、を回り込んでいきます。 縦杭の間に丸太を積んだ土留め柵まで来ると、傾斜が緩やかになります。
林道分岐
右へ曲がりながら進んでいくと、またが増してきます。 緩やかな所を過ぎて登っていくと、土管が埋設されたを回り込んでいきます。 少し撓んだ所を過ぎて登っていくとがあります。 左へ降っていく道を見送って、正面の広場のような所を過ぎていくとまた分岐があります。 車止め鎖から16分ほどの所になります。 標識類は見掛けませんが、戻るようにして続くを登っていきます。
正面の道が気になるので、試しに少し歩いてみました。 緩やかな降り基調の道を進んでいくと、地形図に破線で載っている道が通るに出ます。 谷筋に破線の道があるか探してみますが、 にもにもそれらしい道は確認出来ませんでした。 林道は谷筋を回り込んで更に先へ続いていますが、 その先は行き止まりになるのか、奥大江の里へ降りて行けるのかは確かめていません。 (所要時間に含めず)
林道終点
石がゴロゴロする道を登っていくと、程なくして曲がっていきます。 道には「抜かないで!大切な杭です御協力お願いします」の橙プラ杭が点々と続いていますが、 かなりのものは抜けて地面に横たわっています。 道を造る時に出てきたのか、道端にある幾つかのを過ぎていきます。 斜面を斜めに登っていくと、正面にが見えてきます。 稜線まで登っていくと、林道は終点になります。 林道分岐から8分ほど、大江公民館から57分ほどで登って来られました。
尾根を進み始めると、すぐになどが生い茂って藪漕ぎ状態になります。 明瞭な道はありませんが、樹木が少なめのを登っていきます。 の脇を登っていきます。 に巻き付かれた樹木を過ぎていきます。 次第に左斜面も歩き難くなるので、尾根の背に復帰して登っていきます。
423.3m峰
樹木の袂にが開いていますが、何の跡でしょうか。 やがてのアセビが減ってきて歩き易くなります。 尾根には「国土調査」のが見られるようになります。 樹木が切り払われた所に出ると、国土交通省の中米地中継所があります。 林道終点から11分ほどで登って来られました。 金網柵に沿って左へ回り込んでいくと、「直谷」があるので、 地形図に載っている423.3m峰になるようです。 周囲には樹木が茂っていて、残念ながら眺めは良くありません。
四等三角点
基本 No.111051
この測量標はすべての測量の基準です。三角点を大切にしましょう。
国土地理院
林道終点
山頂の様子を確認したら、登ってきたを引き返していきます。 しばらく降っていくと、次第に尾根の背にが茂ってきます。 藪漕ぎは避けて右斜面を降っていくと、見覚えのあるに巻き付かれた樹木があります。 少し降っていくと、見覚えのあるの脇を過ぎていきます。 次第にに近づきながら降っていきます。 アセビが茂る所を抜けると、林道終点に戻ってきます。 423.3m峰から9分ほどの所になります。
林道分岐
ひと息入れてから、尾根の右斜面に続くを降っていきます。 右の樹間に僅かにを眺めながら降っていきます。 程なくして曲がっていきます。 石がゴロゴロする道を降っていくと林道分岐に出ます。 林道終点から7分ほどの所になります。 左へ曲がって、広場のような所の先へ続く元来たを引き返していきます。
車止め鎖
右へ降っていく道を分けていくと、土管が埋設されたを回り込んでいきます。 左へ曲がりながら降って傾斜が緩やかになると、 縦杭の間に丸太を積んだを過ぎていきます。 傾斜が増してくる道を降っていくと、を回り込んでいきます。 桧の大木があるの先端を左へ曲がっていきます。 僅かなを回り込むように降っていきます。 左へ曲がって眺めが広がってくると、車止め鎖の支柱が立つ所に出ます。 林道分岐から13分ほどの所になります。
舗装路になった林道を右・左と曲がりながら降っていくとになります。 右にを眺めながら、舗装路になった林道を降っていきます。 地道になる所もある林道を降っていくと、次第にが広がってきます。
普通林道 林道大江線」のを過ぎて、その先の谷筋を回り込んでいきます。 右の奥に山並みを眺めながら降っていきます。
車止め柵
次第に低くなってくるに沿って降っていきます。 左へ曲がって降っていくと、僅かなのような所を過ぎていきます。 右へ曲がりながら降っていくと、先の方にが見えてきます。 舗装路になった林道を真っ直ぐ降っていくと車止め柵があります。 車止め鎖から15分ほどの所になります。
横に渡された太い閂をずらして扉を開けて通過していくと、左右に通るに出ます。 角には「普通林道 大江線」の白い標柱が立っています。 元来たのは右の道になりますが、少しでも違う道を歩こうと思って、を進んでいきます。 右に分かれていく道を見送って、進んでいきます。 に続く道を進んでいきます。 森の中へ入っていくと、の上を過ぎていきます。
僅かなになる道を進んでいきます。 僅かな高みを越えていくと、軽いになります。 右へ分かれていく道を見送って、進んでいきます。 程なくして、右から来て左へ登っていく道との十字路に出ます。
大江地区
十字路を直進していくと、小さくに曲がりながら降っていきます。 緩やかになった道を進んでいくとがあります。 正面には民家が見えているので、右の道を降っていきます。 川へ向かって降っていくと、に出ます。 左へ曲がって進んでいくとが架かっています。 小橋を渡って左へ進んでいくと、車を止めておいた大江公民館に着きます。 車止め柵から13分ほど、林道終点から48分ほどで降りて来られました。