妙ヶ谷
概 要 妙ヶ谷は豊岡市日高町と養父市八鹿町の境にある標高529.5mの山です。 南側の日畑地区から登るルートが多く歩かれているようですが、 今回は北側の観音寺公民館を起終点として、388m峰を経て山頂に至るルートを往復します。
起 点 豊岡市日高町 観音寺地区
終 点 豊岡市日高町 観音寺地区
観音寺地区…登山口…作業道終点…388m峰…日畑分岐…妙ヶ谷…日畑分岐…388m峰…作業道終点…(作業道)…登山口…観音寺地区
所要時間 4時間10分
歩いて... 一般の登山ルートではないようで、標識類は見掛けません。 藪漕ぎするような所はありませんが、傾斜が急な所では息を弾ませながらの遅い登りとなりました。 山頂は樹木が伐採されて明るくなっています。 山頂からは眺めが広がらず、途中の尾根に山並みが少し見える所があるだけで、眺めが広がるコースではありません。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
観音寺地区
豊岡市日高町を通る国道482号の伊府交差点から県道259号を南下していきます。 右へ曲がり始める所のから県道268号に入っていきます。 すぐにある白いガードレールが設置されたを右折していきます。 逆K字路の先にあるを左へ進んでいきます。 新橋バス停がある観音寺新橋を渡って観音寺バス停まで来ると、 になっている観音寺公民館が正面にあります。 広い駐車場があるので、ここに車を止めさせて頂きました。
なかよし健康広場 観音寺公民館
豊岡市日高町観音寺679番地
緯度:北緯35度26分37.38 経度:東経134度42分53.88 高度:88.53m
西へ続くを進んでいきます。 小さくクランク状に曲がっての傍に出ると、 道端に「砂防指定地」の標柱が立っています。 「志貴山 観音寺 宝楼閣 200m」の看板が立つを直進していきます。 最奥の民家まで来ると防護扉があります。 閂を受ける金具は付いていますが閂自体は見当たらず、小さなレバーを回せば容易に開けられます。
砂防指定地
観音寺川
この地域内において、土地の掘さく等の行為をする場合は許可がひつようです。 豊岡土木事務所にご相談下さい。
兵庫県
開けたら必ず閉めること!
豊岡市・観音寺区長
登山口
広い場所の先にある小さなを過ぎていきます。 コンクリート塀でコの字形に囲まれたの脇を進んでいきます。 植林地の脇を進んでいくとがあります。 道は正面へ続いていますが、左に架かるを渡っていきます。 地道の作業道を少し進んで尾根の先端の傍まで来ると、左右が棚田跡のような階段状になっています。 右の尾根を見ると僅かながあるので、ここから尾根に取り付くことにします。 観音寺公民館から13分ほどの所になります。
少し進んでいくと踏み跡は不明瞭になるので、左へ曲がって雑木林のを登っていきます。 程なくしてに出ます。 尾根に明瞭な道はありませんが、樹木はそれほど密生しておらず、歩くのに支障はありません。 所々にツバキが花を咲かせるは思いのほか傾斜が急です。 息を弾ませながら登っていくと、植林地になった緩やかな高みに着きます。
作業道終点
軽く降っていくと、すぐにになります。 植林地の尾根を登っていくと、剥き出すを過ぎていきます。 明るくなってくる正面に向かって登っていくと、作業道終点に出ます。 登山口から11分ほどの所になります。 左のは今回の登山口へ降りていけるのか気になるので下山時に確かめることにして、 妙ヶ谷へ向かってを登っていきます。
引き続き藪漕ぎは必要ありませんが、は思いのほか傾斜が急で、 脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。 尾根の中ほどに生えるの袂を登っていきます。 尾根には「抜かないで!○大切な杭です御協力お願いします」の文字が浮き彫りされた薄いが見られるようになります。 尾根に横たわる倒木を避けながら登っていきます。
次第にが痛くなってくるので、庇いながら登っていきます。 正面の樹間に見えてくるへ向かって、尾根を登っていきます。 次第に傾斜が緩やかになると、標高280mほどの尾根の肩のような所に着きます。 作業道終点から19分ほどの所になります。 左からも尾根が登ってきていて、下山時に間違えそうに思えたので、 持ち合わせていたを目印にとして樹木に括り付けておきました。
右へ曲がって、少しを進んでいきます。 すぐに緩やかな所に着いて、その先へ続くを登り返していきます。 太いに巻き付かれた木の脇を登っていきます。 登るにつれてが増してくるので、また脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。 息を弾ませながら登っていくと、標高340mほどの尾根の肩のような所に着きます。 作業道終点から32分ほどの所になります。 右側の樹間の奥の方にはが見えますが、名前は分かりませんでした。
388m峰
左へ曲がって、少しを進んでいきます。 尾根には橙プラ杭の場所を示していると思われる桃テープが続いています。 すぐに登り坂になると、根元付近から幹が何本にも分かれたがあります。 程なくしてになります。 左の樹間にを眺めながら、尾根を登っていきます。 傾斜が緩やかになると、地形図に載っている388m峰と思われる高みに着きます。 作業道終点から41分ほどの所になります。 左側を振り返ると、車で渡ってきたなどが見えます。
少し降っていくと、程なくして軽いになります。 僅かなに着いて、少し右へ曲がっていきます。 右側の樹間にを眺めながら、僅かに撓んだ尾根を進んでいきます。 登り坂に転じる浅い鞍部まで来ると、小さながあります。 少し岩が剥き出す所を登っていきます。
大きなを乗り越えていきます。 倒木の先へ登っていくと、標高390mほどののような所に着きます。 しばらく続くを進んでいきます。 登り坂になってくると、岩盤が露出した岩尾根になります。 388m峰から13分ほどの所になります。 ですが、この時には乾いていて滑る事もなくて助かりました。
岩尾根を過ぎると、のような緩やかな所に出ます。 軽く登るようになると、程なくして標高410mほどののような所に出ます。 僅かに撓んだ尾根を進んでいくと、少し竹が見られるになります。 傾斜が緩む所もある尾根を登っていくと、が見られるようになります。 落ちている松ぼっくりを踏み締めながら進んでいきます。 登り傾斜が増してくると、竹林に入っていきます。 388m峰から24分ほどの所になります。
には倒竹が少し見られますが、歩き難くはありません。 3分ほどで竹林を抜けて、近づいてくるへ向かって、傾斜が増してくる尾根を息を弾ませながら登っていきます。 脇の樹木に手を掛けながら登っていくと、になります。 左へ曲がって、が目立つ尾根を軽く登っていきます。 傾斜が緩やかになると、標高510mほどの小峰Aに着きます。 388m峰から35分ほどの所になります。
西の尾根は見送って、左へ続くを降っていきます。 緩やかな所を過ぎていくと、少し左へ曲がりながら続くになります。 次第に広がってくるを登っていきます。 程なくして、標高530mほどの小峰Bに着きます。 388m峰から43分ほどの所になります。 地形図に載っている536m峰へ続くと思われるも歩けそうで気になりますが、見送っていきます。
日畑分岐
僅かに撓んだを進んでいきます。 緩やかな所を過ぎて、少し倒木が見られるを軽く登っていきます。 少し登っていくと、標高530mほどの高みの北西端に着きます。 388m峰から47分ほどの所になります。 には桃テープが取り付けられていて歩けそうな様子です。 標識類は見掛けませんが、情報によると養父市八鹿町の日畑地区へ降っていけるようです。 左へ続く尾根を軽く登っていくと、すぐに標高530mほどのに着きます。
軽いになる尾根を進んでいきます。 尾根には「地籍図根」や「国土調査」のが見られるようになります。 がある尾根を進んでいきます。 軽く登っていくとになります。 少し左へ曲がって降っていくと、竹林に入っていきます。 日畑分岐から7分ほどの所になります。
緩やかな所もあるを軽く登っていきます。 倒竹も見られますが、歩き難くはありません。 が増してくると、竹林は3分ほどで終わります。 の尾根を登っていきます。 次第に広がってくる尾根を登っていくと、緩やかな植林地に出ます。
妙ヶ谷 (標高529.5m)
左へ曲がって、すぐ先に見えるへ向かっていきます。 植林地から出ると、すぐに樹木が伐採された妙ヶ谷の山頂に着きます。 中ほどへ進んでいくと、「妙ヶ谷」があるので、地形図に載っている529.5m峰になるようです。 日畑分岐から15分ほど、登山口から1時間55分ほどで登って来られました。 山頂の周りには樹木が茂っていて、残念ながら眺めは良くありません。 には歩けそうな尾根が続いていて気になります。 お昼にはまだ早い時刻だったので、切り株に腰掛けて水分補給などをしながら休憩していきます。
落ち着いたところで、を引き返していきます。 植林地に入って右へ曲がり、の広い尾根を降っていきます。 傾斜が増してくるを降っていきます。 次第に傾斜が緩やかになると竹林に入っていきます。
日畑分岐
軽い起伏で続くを進んでいきます。 3分ほどで竹林が終わって登っていくと、左側が植林地になった僅かなに着きます。 少し右へ曲がって、僅かな起伏で続く雑木林のを進んでいきます。 軽く登っていくと、標高530mほどのに着きます。 僅かな起伏で続く尾根を進んでいくと、日畑地区との分岐に着きます。 妙ヶ谷から14分ほどの所になります。
右へ曲がって、を進んでいきます。 僅かに撓んだ尾根を進んでいくと、536m峰へ続く尾根との分岐になっている標高530mほどのに着きます。 少し左へ曲がって、を降っていきます。 少し右へ曲がりながら続くを軽く降っていきます。 緩やかな所を過ぎて登り坂になると、が茂るようになります。 アセビが茂る尾根を登っていくと、標高510mほどの小峰Aに着きます。 妙ヶ谷から23分ほどの所になります。
が目立つ尾根を軽く降っていきます。 程なくして尾根が二股に分かれていますが、を降っていきます。 脇の樹木に手を掛けながらを降っていきます。 やがてに入っていきます。 3分ほどで竹林を抜けると、次第に傾斜が緩やかになります。
少し左へ曲がって、を降っていきます。 少し竹が見られるようになると、僅かにが剥き出す所を過ぎていきます。 緩やかになった尾根を進んでいくと、僅かなになります。 程なくして、標高410mほどののような緩やかな所に出ます。 緩やかな所を過ぎて降り坂になると、苔生した岩が剥き出す岩尾根になります。 妙ヶ谷から43分ほどの所になります。
388m峰
岩尾根を過ぎるとになります。 僅かな登り坂になると、標高390mほどののような所に着きます。 右の樹間にを眺めながら降っていきます。 浅い鞍部まで来ると、小さなを過ぎていきます。 少し左へ曲がりながら続くを軽く登っていきます。 次第に傾斜が緩やかになると、388m峰と思われる高みに着きます。 妙ヶ谷から51分ほどの所になります。
になる尾根を進んでいきます。 が幾つも見られる尾根を降っていきます。 右側が植林地になると、番号が書き込まれたが見られるようになります。 植林地を軽く登るようになると、標高340mほどの尾根の肩のような所に着きます。 388m峰から6分ほどの所になります。 登り時には気が付きませんでしたが、右脇の樹木の間に「保安林」のがあります。
右へ曲がって、を降っていきます。 苔生したが見られる尾根を降っていきます。 太いに巻き付かれた木の脇を過ぎると緩やかな尾根になります。 緩やかな尾根を軽く登っていくと、標高280mほどの尾根の肩のような所に着きます。 388m峰から15分ほどの所になります。 ここで尾根が二手に分かれていますが、 登り時に括り付けておいた桃紐を回収して、を降っていきます。
作業道終点
植林地になったを降っていきます。 植林地を出て、苔生したが見られる雑木林を降っていきます。 見覚えのあるを避けながら降っていきます。 に入って、また橙プラ杭が見られる尾根を右へ曲がりながら降っていきます。 右下に作業道を眺めながら降っていくと、作業道終点に降り立ちます。 388m峰から30分ほど、妙ヶ谷から1時間21分ほどで降りて来られました。
登ってきた尾根は正面に続いていますが、右へ戻るように続くを進んでいきます。 すぐに作業道がしていますが、 降り坂になっている左の道を進んでいきます。 軽い降り坂で続くを淡々と進んでいきます。 やがて左下にが見えてきます。 軽い登り坂の所を過ぎて降っていくと、左手前から来て右前方へ登っていく作業道に出ます。 作業道終点から9分ほどの所になります。
登山口
左へ曲がって、を進んでいきます。 沢沿いに進んでいくと、鉄製のを渡っていきます。 道端に茂るミツマタの花を愛でながら進んでいくとが建っています。 小屋のすぐ先に架かる鉄製の小橋を渡り返していきます。 護岸されたに進んでいきます。 尾根のすぐ傍を過ぎていくと、最初に登っていった登山口に着きます。 作業道終点から17分ほどの所になります。
作業道終点から尾根を降るルートよりもかなり遠回りになりますが、歩くのは楽でした。
コンクリート橋を渡っていくと、左右に通るに出ます。 右へ曲がって、 コンクリート塀でコの字形に囲まれた空き地の脇を進んでいくと、小さながあります。 の脇を過ぎていきます。 最奥の民家が見えてくると防護扉があります。 登山口から4分ほどの所になります。 来た時と同様に、小さなレバーを回して扉を開けて通過していきます。
観音寺地区
民家が見られるようになる舗装路を進み、 観音寺への道が分かれる「志貴山 観音寺 宝楼閣 200m」の看板が立つを直進していきます。 沿いに出て進んでいくと、「砂防指定地」の標柱が立っています。 道なりに小さくクランク状に曲がっていくと、忠魂碑が建つに出ます。 右側には、車を止めておいた観音寺公民館があります。 登山口から13分ほどで到着しました。