概 要 |
安全山は丹波市氷上町にある標高537.3mの山です。
山頂からの眺めは良くありませんが、東側にある電波塔から山並みを眺められます。
南側の下新庄地区から保守路を通って電波塔まで登れるようですが、
今回は北側の井中地区から穴地蔵を経て北西側から山頂へ向かい、北北東へ延びる尾根を降るルートを歩きます。
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起 点 |
丹波市氷上町 井中地区
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終 点 |
丹波市氷上町 井中地区
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井中地区…登山口…休憩所…支尾根…分岐峰…穴地蔵…展望所…分岐峰…442.1m峰…452m峰…鞍部…尾根の肩…安全山…保守路出合…電波塔…作業道交差…小峰…広い尾根…車道出合…井中地区
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所要時間 |
5時間00分
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歩いて... |
穴地蔵までの要所には標識が立っていますが、一部に道が分かり難い所もありました。
安全山へ向かう尾根や安全山から降る尾根に標識類はありませんが、
境界杭の場所を示すテープが点々と続いていて、ルートを示しています。
疲労困憊するような急坂が長く続くことはありませが、思いのほか長い時間を要してかなり疲れました。
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関連メモ |
今のところ、関連メモはありません。
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井中地区
北近畿豊岡自動車道を青垣ICで降りて、県道7号を南下していきます。
御油交差点から県道109号に入って南下し、井中地区に入って「JA丹波ひかみ」の工場があるを右折していきます。
程なくしてある六叉路を直進し、小川に架かる小橋を渡って左折していくとがあります。
鳥居の前を過ぎた所に砂利敷きの駐車スペースがあるので、ここに車を止めさせて頂きました。
鳥居をくぐった先にがあります。
本殿の屋根には3本の鰹木が乗り外削の千木が聳えています。
脇にある説明板によると、末社が幾つかあるようです。
遙拝所 伊勢神宮・今寺山頂秋葉神社・徳昌寺境内金比羅宮
日向稲荷社
村社 | |
火産霊神社 | 祭神:沖津比古命・沖津比姫命 産霊の火と祭神の水の二つの力のある生産発展の神 |
末社 | |
天満天神社 | 祭神:菅原道真 学問の神さん |
山ノ神社 | 祭神:大山祇命 山の神で水源と田の稔の神さん |
御霊神社 | 祭神:吉備真備等八所神で病と天変地変から守る神 |
於米神社 | 祭神:御神体が米で米作豊熟の神 |
道祖神 | 祭神:さえのかみ 村の外からの病と災をさえぎる神 |
神徳益明 碑文略記
当本社の縁起は、天延2年(974)9月9日、元今瀧寺満慶(まんけい)上人の勧請にる。
天一位三宝大荒神と称す。
享保11年(1726)神殿を修築し、明治維新(1868)に火産霊神社と改称す。
末社御霊神社、更に天満天神社と山ノ神社を併祀したものを明治41年(1908)当本社に合祀す。
昭和2年(1927)には氏子一致同意により本社の神殿を補修し、拝殿を新築し、及び末社を改造し、神苑内を整備す。
その資金は、山中の老杉・林樹を伐売し、内外の氏子の寄付を合せ用いた。
その資金の総計八千円である。
ここに氏子と相談し、鎮護郷土・地沃産富・居民安全等を記し後世に伝えたく、一碑を建立す。
昭和6年(1931)中秋吉祥日
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登山口
ソーラーパネルが設置されたに出て、左折していきます。
小橋を渡っていくと、「愛宕山」と刻まれた石灯籠が立つに出ます。
右折して、少し先に建つ民家のを進んでいきます。
少し左へ曲がりながら進んでいくと、左へ分かれていく道があります。
左の道へ入った所には「十九山古道 穴地蔵まで90分」のが立っています。
駐車地から6分ほどの所になります。
ここが今回の登山口になります。
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左へ曲がっていく舗装路を見送って、正面のを進んでいきます。
を左へ曲がりながら進んでいきます。
程なくして見えてくるへ向かっていきます。
小さなレバーを回し、横に渡された閂をずらして防護扉を通過していきます。
登山口から2分ほどの所になります。
防護柵ゲート
出入り後はすぐに閉めて下さい
井中自治会
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防護扉を通過すると、すぐの所に「十九山登山口」のがあります。
すぐ先には「十九山登山口案内板」と題したがありますが、文字が掠れて読み難くなっています。
穴地蔵へ至る道が描かれたも載っていますが、掠れて分かり難くなっています。
左右に石垣が見られる荒れたを軽く登っていきます。
今は植林地になっているものの、右側のなだらかな所には「今滝寺跡」の標識が立っています。
登山口から6分ほどの所になります。
十九山登山口
十九山は達身寺を抱く山で、今寺谷から登る道端に106m毎に18体の石地蔵があり、因幡幸助の名が刻まれている。
上新庄から達身寺に至る。
登山口入口には、今瀧寺墳墓数十基が残っている。
また、甲谷の背面山上に穴地蔵の岩窟があり、四国霊場立江寺からの分身「子授け地蔵」が祀られている。
春には相当のお参りの人で賑わったと古書に記されている。
平成17.2.6(日) 十九山古道の会
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石がゴロゴロする所の左側に続く広めの道を軽く登っていくとが佇んでいます。
すぐ先には「穴地蔵」の標識が立っています。
石がゴロゴロする所を過ぎると、「穴地蔵」のを過ぎていきます。
また石がゴロゴロするようになる広めの道を登っていくと、「穴地蔵」のを過ぎていきます。
歩き易くなった広めの道を登って少し傾斜が増してくると、「穴地蔵」の標識が立っています。
登山口から14分ほどの所になります。
ここで、右・左と小さくZ字形に折れ曲がって登っていきます。
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休憩所
少し右へ曲がりながら登っていくと、岩の上に佇むを過ぎていきます。
少し右へ曲がりながら更に登っていくと、左へ回り込む所に「穴地蔵 あと60分」のが立っています。
道に覆い被さるを過ぎた所に、「穴地蔵」の標識と石仏があります。
剥き出した岩の脇を登っていくと、が佇んでいます。
次第に狭くなる道を登っていくと、「休憩所」の標識が立っています。
登山口から23分ほどの所になります。
ベンチなどが設置されている訳でもないので、休まずに通過していきます。
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落葉が積もっていることもあって、次第に不明瞭になってくるを登っていきます。
倒木を跨いでいくと、「九十九折 ここは休まず一気に登りましょう」と「穴地蔵」のが並んでいます。
右へ曲がって登っていくと、程なくして「穴地蔵」のが立つ所を左へ曲がっていきます。
僅かな谷筋のような所まで来ると道が分からなくなります。
休憩所から3分ほどの所になります。
正面に踏み跡は見掛けないので周囲を覗っていると、右へ戻るようにして登っていく僅かながあります。
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支尾根
右の踏み跡を少し登っていくと曲がっていきます。
次第に明瞭になってくる道を登って浅い谷筋のような所に出ると、「←井中・穴地蔵→」のが立っていてホッとします。
右へ曲がって登っていくと、「穴地蔵」のが立つ所を左へ曲がっていきます。
少し倒木が見られるになった斜面を登っていきます。
右・左と何度か曲がりながら登っていくと、が少し茂るようになります。
シダ類を過ぎて更に登っていくと、左右に延びる支尾根に出ます。
休憩所から15分ほどの所になります。
脇には「穴地蔵 あと40分・井中 あと30分」の標識が立っています。
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左へ延びるを登っていきます。
が続くようになる緩やかな尾根を進んでいきます。
剥き出す小岩が見られる歩き易い尾根を進んでいくと、僅かなになります。
軽く降っていくとすぐにになります。
次第に小岩が目立つようになると、尾根の背を離れて左斜面を進むようになります。
支尾根に出た所から8分ほどの所になります。
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を横切るように軽く登っていきます。
右へ曲がって、広いを登っていきます。
程なくして、「穴地蔵」の標識が立つ支尾根に復帰します。
右側すぐの所には「境」と刻まれたがあります。
石杭の先を覗いてみると、少し下にで囲まれた所があります。
情報によると簡易トイレとのことですが、穴地蔵の参拝者用でしょうか。
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分岐峰
左へ続くを進んでいきます。
軽く登っていくとになります。
程なくしてまたになります。
緩やかになった所を過ぎて登っていくと、分岐になっている標高450mほどの小峰に着きます。
支尾根に出た所から21分ほど、登山口から59分ほどで登って来られました。
脇には「図根三角」「境界明確化」「地籍調査」「上新庄共有林界」のがあります。
周囲には樹木が茂っていて眺めは良くありませんが、周囲の様子を確認しながらひと息入れていきます。
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安全山へは左の尾根を降っていくのですが、「穴地蔵 あと30分」の標識が指すを進んでいきます。
少し降っていくとになります。
左からはが合流してきます。
軽いになる尾根を進んでいきます。
緩やかな所を過ぎて、を更に登っていきます。
やがて「穴地蔵」の標識が立っています。
分岐峰から6分ほどの所になります。
細い木が生える正面の尾根の背(*)と左斜面に続く道との分岐になっていますが、この時には気が付きませんでした。
標識が指しているように思える左斜面に続く道を進んでいきます。
*戻り時に歩いたところ、正面の尾根の背を登っていくと展望所になっている高みに着きます。
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に続く緩やかな道を進んでいきます。
少し右へ曲がりながら進んでいくとに復帰します。
どうやら標高470mほどの高みの巻き道だったようです。
緩やかになったを進んでいきます。
登り坂になると、「井中・穴地蔵 あと15分」の標識が立っています。
分岐峰から11分ほどの所になります。
正面の尾根の背も歩けそうな様子ですが、標識が指すに続く道を進んでいきます。
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斜面を横切るように進んでいくとになります。
少し降っていくとになります。
左へ曲がりながら進んでいくと、軽いになります。
少し登っていくと、が二つ立つ支尾根に出ます。
分岐峰から14分ほどの所になります。
手前には「井中」の標識が立っていて、今来た道を指しています。
向こう側には「穴地蔵」の標識が立っていて、支尾根を越えていく道を指しています。
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「穴地蔵」の標識が指すを降っていきます。
少し降っていくとになります。
剥き出す岩の脇を過ぎて、を跨いだりしながら進んでいきます。
左へ曲がりながら登っていくと、が二つ立つ支尾根に出ます。
分岐峰から19分ほどの所になります。
左には「井中」の標識が立っていて、今来た道を指しています。
右には「上新庄」の標識が立っていて、支尾根を越えていく道を指しています。
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穴地蔵
「穴地蔵」を指す標識は見掛けないので辺りを覗っていると、右上にが見えます。
踏み跡も見られるので、向かっていくことにします。
巨岩の袂までいくと「穴地蔵寺跡 合掌 お地蔵さんへ」のが立っています。
標柱を過ぎていくと、巨岩に大きながあります。
手前には「南無阿弥陀佛」と刻まれた石碑があります。
洞穴の入口には「穴地蔵」のが立っていて、
袂に「十九山」の板が落ちています。
洞穴は人が立って入れる高さと幅があり、かなり風化した石仏が奥の方に安置されています。
これが穴地蔵のようです。
分岐峰から21分ほど、登山口から1時間22分ほどで到着しました。
台座には「安政二乙卯年七月」と刻まれているので、江戸時代末期に造られた石仏のようです。
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穴地蔵の様子を確認したら、から出て、来た道を引き返していきます。
「井中」と「上新庄」の標識が立つまで来て、左へ曲がっていきます。
少し降って、緩やかになった道をを跨いだりしながら進んでいきます。
右へ曲がりながら登っていくと、「井中」と「穴地蔵」の標識が立つに出ます。
少し降った先を登り返していくと、「井中・穴地蔵 あと15分」の標識が立つ尾根の背に出ます。
穴地蔵から9分ほどの所になります。
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展望所
緩やかになったを進んでいきます。
登り傾斜が増し始める所まで来ると、が右斜面へ分かれていきます。
来た時は右の巻き道を歩いたのですが、正面に見える高みが気になるので登っていくことにします。
正面の尾根を登っていくと、アセビが茂る標高470mほどの高みに着きます。
穴地蔵から13分ほどの所になります。
手前には「穴地蔵」の標識が立っていて、今来た道を指しています。
左には「展望所」のが立っています。
アセビの先へ出てみるとを眺められます。
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分岐峰
眺めを確認したら、生い茂るを掻き分けながら高みの先へ降っていきます。
アセビが茂る所を過ぎるとになります。
尾根の背を降っていくと、「穴地蔵」の標識が立つに出ます。
手前で分かれてきた巻き道を合わせて進んでいきます。
緩やかになった尾根を進んで高みが近づいてくると、が右斜面に分かれていきますが、このまま正面の尾根を登っていきます。
尾根をひと登りすると、分岐になっている標高450mほどの小峰に着きます。
穴地蔵から22分ほどの所になります。
手前には「穴地蔵 あと30分」の標識が立っています。
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アセビが茂っていて安全山へのが分かり難くなっていますが、
「図根三角」「境界明確化」「地籍調査」「上新庄共有林界」の短杭やプラ杭の背後にあります。
アセビを掻き分けていくと、すぐの所に「安全山」のが立っています。
少し降っていくと、アセビが減ってになります。
この先には標識を見掛けなくなりますが、ルートに沿うように境界杭の場所を示す桃テープや青テープが点々と続いています。
浅いに着いて、登り返していきます。
少し登っていくと、標高440mほどの小峰に着きます。
分岐峰から5分ほどの所になります。
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442.1m峰
少し左へ曲がって、を降っていきます。
緩やかな所を過ぎると、僅かなになります。
傾斜が緩やかになって少し右へ曲がると、僅かにになります。
になると、石杭や短杭が集まる所を過ぎていきます。
傾斜が緩やかになると、明るくなった高みに着きます。
分岐峰から14分ほどの所になります。
中ほどには「南後山」があるので、地形図に載っている442.1m峰になるようです。
周囲には樹木が茂っていて眺めは良くありません。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
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四等三角点
基本 No.114536
この測量標はすべての測量の基準です。
三角点を大切にしましょう。
国土地理院
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の尾根を降っていきます。
樹間に僅かに山並みが見える所もありますが、尾根からの眺めは総じて良くありません。
しばらく降っていくとになります。
少し登った先を軽く降っていくと浅いになります。
鞍部を過ぎて登り返していくと、剥き出すを過ぎていきます。
程なくして、標高410mほどの緩やかな小峰に着きます。
442.1m峰から10分ほどの所になります。
周囲には樹木が茂っていて眺めは良くありません。
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少し降っていくとになります。
軽く登っていくと、僅かなを過ぎていきます。
軽く降っていくと、浅いになります。
少し見られる倒木を跨いだりしながら尾根を登っていきます。
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452m峰
樹間に僅かにを眺めながら登っていきます。
「境」のや「地籍調査」「境界明確化」の短杭などを過ぎていきます。
やがて、樹木が伐採された高みに着きます。
442.1m峰から22分ほどの所になります。
中ほどには「図根三角」や「地籍調査」「境界明確化」などのがあります。
三角点は見掛けませんが、ここが地形図に載っている452m峰になるようです。
周囲には樹木が茂っていて眺めは良くありませんが、南側に少しが見えます。
辺りの様子を確認しながら、ひと息入れていきます。
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鞍部
へ延びる尾根を降っていきます。
少し降っていくとになります。
僅かに登った所から左へ曲がって、かなり傾斜がを降っていきます。
脇の樹木に手を掛けながら降っていくと、明るくなった鞍部に着きます。
452m峰から8分ほどの所になります。
中ほどにはが並んでいます。
右側が開けていて、が少し見えます。
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鞍部を過ぎて、所々にが剥き出す尾根を登っていきます。
を跨いだりしながら登っていきます。
思いのほかなので、脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。
次第に疲れてくるので、小岩が剥き出す所でリュックを降ろして、水分補給などをしながらひと息入れていきます。
鞍部から8分ほどの所になります。
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尾根の肩
気を取り直して、更に続くを登っていきます。
やがて傾斜が緩んできてになります。
見えてくる高みへ向かって、再び傾斜が増してくるを登っていきます。
やがて、緩やかになった尾根の肩に着きます。
鞍部から21分ほどの所になります。
手前の樹木が邪魔をしていますが、左に広がる山並みを眺めながら、ここでもひと息入れていきます。
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少し登っていくと、またになります。
僅かに撓んだ所を過ぎるとになります。
を避けたりしながら登っていきます。
次第に傾斜が緩やかになると、あまりピーク感のない標高510mほどの小峰に着きます。
尾根の肩から8分ほどの所になります。
中ほどには「賀茂区」のと「地籍調査」「境界明確化」の短杭があります。
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緩やかな尾根を進んでいくと、程なくしてになります。
少し降っていくとになります。
登り坂になると、樹木が少しを過ぎていきます。
歩き易くなったを進んでいきます。
アセビが茂る所もありますが、歩くのに支障はありません。
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安全山 (標高537.3m)
が剥き出す所を過ぎると登り坂になります。
が少し茂る所を登っていきます。
剥き出す小岩を過ぎて、を登っていきます。
やがて、明るくなったが見えてきます。
散乱する伐採木を過ぎていくと、アセビが茂る安全山に着きます。
尾根の肩から17分ほど、分岐峰から1時間28分ほどで到着しました。
中ほどには三等三角点「絹山」があるので、地形図に載っている537.3m峰になるようです。
周囲には樹木が茂っていて、残念ながら眺めは良くありませんが、辺りの様子を確認しながらひと息入れていきます。
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保守路出合
を降っていきます。
左右の樹間に僅かに山並みを眺めながらを降っていきます。
程なくして、尾根に立つ電波塔を囲むに行く手を遮られます。
金網柵のが歩けそうなので、降っていきます。
次第に急になる所を降っていくと、電波塔群の保守路に降り立ちます。
安全山から5分ほどの所になります。
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電波塔
振り返って、を確認していきます。
脇に立つ電波塔は、KDDIの氷上基地局というようです。
左に続く舗装されたを軽く登っていきます。
左へ曲がりながら登っていくと、電波塔が幾つか立つ緩やかな広い所に出ます。
安全山から8分ほどの所になります。
には関西民放の氷上放送局、
にはNHKのKiss FM KOBEや丹波市消防本部の安全山中継局などがあります。
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右側にはを安置した祠があります。
祠の背後にはが広がります。
正面には枯れ木があって、「安全山」などのが取り付けられています。
枯れ木の背後にもが広がります。
枯れ木の左側にはがあります。
達筆過ぎて碑文は読めませんでしたが、裏面に趣意文が掲載されています。
お昼を過ぎた時刻になったので、脇に腰を降ろして昼食タイムにしました。
趣意文
平成の世に阪神淡路の大震災を初め全国各地に異変が起り、産業界に於ても労働災害多発に伴い、行政当局は非常事態宣言を発令した。
監督指導に訪れた職員たちは、由緒を秘めた安全山上に登り、大臣のメッセージを読み上げ黙祷を捧げた。
これに応えて尊い生命を失った三団体は神佛の霊峰として、この山上より四海に向って発信する無事故の守り神として、
茲に全国産業安全を祈願してこの碑を建立するものなり。
献納 |
氷上群工業会、氷上郡木材林産協同組合、(社)氷上郡建設業協会
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協賛 |
西脇楼堂基準監督署、西脇労働基準協会、氷上郡交通安全協会
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平成8年12月吉日
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お腹が満ちたところで、枯れ木の右側からに沿って降っていきます。
すぐに金網柵から離れて、脇の樹木に手を掛けながら、尾根の左斜面に続くを降っていきます。
明瞭な道はありませんが、藪漕ぎなどは必要ないので助かります。
に出て降っていきますが、この尾根にも境界杭の場所を示すテープが続いています。
足元に注意しながら急坂を降っていくとになります。
軽く登っていくと、樹木が伐採された高みに着きます。
電波塔から15分ほどの所になります。
中ほどには「図根三角」「地籍調査」「境界明確化」のがあります。
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作業道交差
高みの先へ続くを降っていきます。
傾斜が少し緩んでくると、左から道がしてきます。
地形図に破線で載っている道のようです。
左からの道を合わせて降っていくとになります。
「地籍調査」の鋲が取り付けられた石杭や短杭などがある所まで来ると、明瞭な道が尾根を斜めに横切っていきます。
電波塔から21分ほどの所になります。
地形図に破線で載っている作業道のようですが、このまま正面の尾根を進んでいきます。
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小峰
軽く降っていくとになります。
程なくしてになります。
少しが剥き出す尾根を登っていきます。
傾斜が緩やかになると、標高360mほどの小峰に着きます。
電波塔から24分ほどの所になります。
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少し降っていくとになります。
すぐにになる尾根を、少し右へ曲がりながら降っていきます。
しばらく降っていくとになります。
尾根の中ほどには「地籍調査」の鋲が取り付けられた石杭や「境界明確化」の短杭があります。
軽く登っていくと僅かな高みに着きます。
電波塔から30分ほどの所になります。
ここにも「地籍調査」の鋲が取り付けられた石杭や「境界明確化」の短杭があります。
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高みを過ぎて降っていくと、になります。
軽く登っていくと僅かなに着きます。
少し右へ曲がっていくとになります。
程なくしてになります。
軽い登り坂になると、正面の樹間にが見えてきます。
道端には「地籍調査」の鋲が取り付けられた石杭や「境界明確化」の短杭があります。
軽く登っていくと、伐採地になった高みに着きます。
電波塔から35分ほどの所になります。
中ほどには、「図根三角」「地籍調査」「境界明確化」の短杭があります。
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広い尾根
少し左へ曲がって、を降っていきます。
緩やかな所を過ぎて、少し曲がって降っていきます。
傾斜が増してくる尾根を降っていくとになります。
またになる尾根を進んでいきます。
次第に緩やかになると、標高210mほどの広い尾根になります。
電波塔から47分ほどの所になります。
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緩やかでを進んでいきます。
少し左へ曲がりながら降っていくとになります。
少し右へ曲がりながら、傾斜が増してくるを降っていきます。
を降るようになると益々傾斜が増してくるので、
脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。
右へ曲がりながら急な植林地を降っていくと、樹間に車道が見えてきます。
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更に降っていくと、樹間に見えるが次第にはっきりとしてきます。
アセビが茂るようになるとが現れます。
防護柵に沿って右へ降っていきます。
谷底まで降りるとがあります。
電波塔から1時間1分ほどの所になります。
上下に設けられた小レバーを回せば容易に開けられます。
防護柵ゲート
出入り後はすぐに閉めて下さい
井中自治会長
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車道出合
防護扉を過ぎて溝を跨ぎ、正面にある建物に沿って進んでいきます。
建物の右側を回り込んで、井中地区のへ向かって進んでいきます。
細い溝に沿って地道を進んでいくと、左右に通る車道に出ます。
電波塔から1時間3分ほどで降りて来られました。
振り返ってを確認していきます。
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井中地区
左に続くを進んでいきます。
左右の道を見送って真っ直ぐ進み、「イナカ 32 L4 L8」など小札が取り付けられた電柱を過ぎた所のを右折していきます。
左へ曲がりながら進んでいくと、「愛宕山」と刻まれた石灯籠と石仏が佇むがあります。
少し戻るように右折して進んでいくとを渡っていきます。
左折していくとが見えてきます。
鳥居の前を過ぎると、車を止めておいた駐車地があります。
車道出合から14分ほどで到着しました。
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