概 要 |
大箕山は丹波市青垣町にある標高626.3mの山です。
電波塔が立つ山頂からは岩屋山や粟鹿山などを眺められます。
今回は市原地区から292m地を経て山頂へ登り、北西にある鞍部から稲土地区へ降るルートを歩きます。
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起 点 |
丹波市青垣町 市原地区
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終 点 |
丹波市青垣町 稲土地区
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市原地区(竹端橋)…登山口…292m地…尾根の肩…大箕山…鞍部…稲土地区(銚子ヶ水)…(市原地区)
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所要時間 |
2時間50分
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歩いて... |
今回のルートには標識類はほとんどありません。
市原地区から山頂までは荷物運搬用のモノレールが続いていますが、急傾斜の所もあります。
モノレールを何度も横切るようにして山道も続いています。
山頂から鞍部までの尾根に明瞭な道はありませんが、歩くのに問題はありません。
鞍部から稲土地区までの間に続く小径は不明瞭になる所があります。
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関連メモ |
今のところ、関連メモはありません。
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市原地区
丹波市青垣町を通る国道427号の小倉交差点から西進していきます。
橋を渡って佐地神社を過ぎると、「高源寺」「浄丸神社の瀧」の標識が立つ分岐があります。
右の道に入って竹端橋を渡っていくと、左側に路肩が広がった所があるので、ここに車を止めさせて頂きました。
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竹端橋の右側に続く道のすぐ先にあるから左前方の道へ入っていきます。
すぐにある十字路を右折して市原浄水場を過ぎて山際まで行くとがあります。
左折していくと、分岐の右側にがあります。
ポストのようなものがあって気が引けますが、ノブを回して小さなレバーをずらせば容易に開けられます。
少し先を右へ曲がると、別荘風のがあります。
右から回り込むように登っていくと、再び防護扉があります。
小さなレバーを回し、閂をずらして通過していきます。
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登山口
植林地に続くを登っていきます。
谷筋を回り込むように左へ曲がり、を登っていきます。
傾斜が緩やかになると、コンクリート道は右へ折れ曲がっていきます。
曲がった先にはがあり、その先は地道になって更に奥へ続いています。
曲がり角には(*)が下から登ってきています。
ここが今回の登山口になります。
駐車地から9分ほどの所になります。
*このモノレールは山頂にある電波施設への荷物運搬用のようで、山頂まで途切れることなく続いています。
レールは支柱でしっかり固定されてグラつくことはなく、人も乗っていけそうな様子です。
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モノレールに沿って植林地のを登っていきます。
写真では良く分かりませんが、何かに掴まらないと登っていけないほど急です。
手に油が付かないよう注意してモノレールに掴まりながら登っていくと、傾斜が少しになります。
右へ曲がって、また傾斜が増してくるを登っていきます。
モノレールに沿ってが続いていますが、敷設時の作業用に造られた道でしょうか。
レールを何度も横切るように曲がりながら続いています。
少し離れたりする小径やレールの傍など、歩き易そうな所を選びながら登っていきます。
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292m地
稜線が見えてくると、少し曲がっていきます。
近づいてくる稜線に向かって、を斜めに登っていきます。
前後のと比べて大きな支柱の手前でモノレールから別れて右へ曲がると、緩やかな稜線に出ます。
登山口から18分ほどの所になります。
中ほどに「界」の赤プラ杭があるばかりですが、地形図に載っている292m地になるようです。
急斜面を登ってきて疲れたので、右へ続く歩けそうなを眺めたりしながら休憩していきます。
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落ち着いたところで、左へ続くを進んでいきます。
すぐにモノレールの傍に出るとになります。
引き続き小径を通ったりレールに沿って歩いたりしながら登っていくと、傾斜がもあります。
剥き出すを眺めたりしながら、モノレール沿いに登っていきます。
緩やかになった先へ登っていくと、「オオミ510」の表札が取り付けられた電柱が立っています。
292m地から14分ほどの所になります。
同様の電柱は大箕山まで続いていて、山頂にある電波施設へ電気を送っているようです。
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登り基調のがしばらく続きます。
「オオミ511」の表札が取り付けられたを過ぎていきます。
少し狭くなった尾根を登っていくと、「オオミ512」の表札が取り付けられたが立っています。
傾斜が増してくるを登っていきます。
頭上に青空が見えるようになると、「オオミ513」の表札が取り付けられた電柱の袂に出ます。
292m地から30分ほどの所になります。
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傾斜が増してくるを更に登っていきます。
振り返ると、樹間からが見えるようになります。
が幾つか剥き出す所を登っていきます。
やがて小径はモノレールから離れて、尾根のに続くようになります。
左へ曲がった所の樹木には「山頂→」の標識が取り付けられています。
292m地から38分ほどの所になります。
山頂を除くと、今回の登山で見掛ける唯一の標識になります。
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斜面を横切るように登っていくと、「オオミ514」の表札が取り付けられたが立っています。
右へ曲がって、を登っていきます。
尾根の背に復帰すると、またの傍に出ます。
少し登った所から振り返ると、電波塔が立つ岩屋山が良く見えます。
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尾根の肩
振り返って、「オオミ515」の表札が取り付けられていると思われるを眺めながら登っていきます。
モノレールから少し離れた所に続く小径を登っていくと、「オオミ516」の表札が取り付けられたが立っています。
モノレール沿いに出て傾斜が少し緩やかになってくると、「オオミ517」の表札が取り付けられたを過ぎていきます。
歩き易くなった尾根を登っていくと、「オオミ518」の表札が取り付けられたを過ぎていきます。
緩やかになった尾根を軽く登っていくと、標高600mほどの尾根の肩のような所に着きます。
292m地から59分ほどの所になります。
アセビが少し茂る中ほどには「オオミ519」の表札が取り付けられた電柱が立っています。
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アセビが茂るモノレールから少し離れた所を進んでいくと、「オオミ520」の表札が取り付けられたを過ぎていきます。
軽いになると、「オオミ521」の表札が取り付けられた電柱を過ぎていきます。
アセビに加えてシダ類も見られるようになる尾根を登っていくと、「オオミ522」の表札が取り付けられたが立っています。
近づいてくる山頂へ向かって軽く登っていきます。
左へ少し離れた所には背の高いが立っています。
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大箕山 (標高626.3m)
電波塔を過ぎるとが見えてきます。
右側には「オオミ523」の表札が取り付けられた最後のが立っています。
電柱を過ぎると、NHKの青垣デジタルテレビ中継放送所がある大箕山の山頂に着きます。
292m地から1時間7分ほど、登山口から1時間28分ほどで登って来られました。
生い茂るシダ類の中には「大箕山626.3m」のがあります。
傍には三等三角点「大箕山」があるので、地形図に載っている626.3m峰になるようです。
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お昼にはまだ早い時刻だったので、各方面に見える山並みを眺めながら休憩していきます。
南側にはなどが見えます。
樹木に邪魔されながらにも山並みが見えます。
西側には電波塔が幾つか立つが見えます。
にも少し山並みが見えます。
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山頂からはを降るのですが、
アセビやシダ類が密生し伐採木も散乱していて、とても歩けません。
仕方がないので、手前の白い設備の脇からを降ることにします。
僅かにアセビが茂る斜面を左へ曲がりながら降っていくと、
シダ類が茂って伐採木が横たわるに出ます。
尾根を横切って、の斜面を進んでいきます。
斜面を横切るように軽く降っていくと、山頂から北へ延びる尾根に出ます。
山頂から5分ほどの所になります。
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に明瞭な道はありませんが、下草は茂っておらず藪漕ぎも必要ないので助かります。
が少し茂る所もありますが、進行を妨げるほどではありません。
思いのほか傾斜が急なを降っていきます。
傾斜が更に増してくると、大岩が幾つか頭を出しています。
山頂から19分ほどの所になります。
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鞍部
尾根に少しが見られるようになりますが、歩き難くはありません。
傾斜が増してくるを降っていきます。
倒木を跨いだりしながら降っていくと、標高360mほどの鞍部に着きます。
山頂から32分ほどの所になります。
道が尾根を越えていく峠になっています。
も歩き易そうですが、山垣地区へ降りて行けるのでしょうか。
ひと息入れてから、稲土地区へ向かってを降っていきます。
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植林地の斜面を横切るように続くを軽く降っていきます。
少し右へ曲がりながら進んでいくと、鋭角に折れ曲がっていきます。
少し降った所を右・左・右・左と曲がりながら降っていくと、道が次第にになります。
道と思われる所を探りながら、が散乱する所を降っていきます。
やがて、少し道らしい所が現れて、ホッとしながら降っていきます。
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浅い谷にのようなものが現れますが、その左側を降っていきます。
微かな道を辿りながら、谷のを進んでいきます。
正面に小尾根が現れれると、石がゴロゴロするに出ます。
鞍部から18分ほどの所になります。
沢を渡って、その先に現れる細い小径を進んでいきます。
小尾根に出て右へ曲がり、道が分からなくなった植林地を降っていきます。
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次第に狭くなる所を降っていくと、右下にが並行するようになります。
正面にを眺めながら軽く降っていきます。
左側に現れるに沿って進んでいきます。
右側にも階段状のが見られるようになります。
やがて沢の向かい側にトタン付きの防護柵が見えてきます。
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沢の左側が次第に歩き難くなるので、頃合いを見計らって涸れ沢を渡っていくと、に出ます。
に沿って進んでいくと、柵沿いには歩き難くなります。
右にある別のを渡っていきます。
鞍部から29分ほどの所になります。
すぐに左へ曲がって、耕作地の縁に続く防護柵に沿って進んでいきます。
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稲土地区
山際に続く短い夏草が生えるを進んでいきます。
防護柵沿いに進んでいくとがあります。
小さなレバーを回し、横に渡された鉄棒をずらせば容易に開けられます。
防護扉を過ぎると、すぐの所に銚子ヶ水があります。
鞍部から34分ほどで降りて来られました。
これで山道は終わりになります。
脇には「銚子ヶ水の由来」と題した解説板があります。
一休さんの銚子ヶ水の由来
奇行で有名な一休禅師が、当地の大燈寺に建立された薬師如来像の落慶法要に訪れた際、
山中の岩の割れ目からこんこんと湧き出る清水を見つけ、銚子ヶ水と名付けられたと言われている。
以後、稲土では枯れることのないこの水を一休さんの銚子ヶ水として村人が大切にしている。
銚子ヶ水の測定項目 計測 第050384号 平成5年3月18日
カルシウム含有量 | 10mg/l |
マグネシウム含有量 | 0.51mg/l |
ナトリウム含有量 | 11mg/l |
カリウム含有量 | 0.99mg/l |
稲土区
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市原地区
待機させておいた自転車に乗って、車を止めてきた駐車地までワープします。
降り基調の緩やかな道を3kmほど進むだけなので楽勝です。
風に吹かれながら快調に進んで長尾橋を渡っていくと、
水座橋の手前の分岐の傍に「」と題した大きな案内板がありますが、
今回登った大箕山は載っていません。
水座橋を渡って竹端橋の手前まで来ると、車を止めておいた駐車地に着きます。
何度か止まって写真を撮りながらゆっくり走りましたが、銚子ヶ水から15分ほどで到着しました。
(銚子ヶ水から駐車地までの時間は所要時間に含めず)
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