神河682m峰
概 要 神河町と朝来市生野町の境にある682.0m峰(点名:作畑)へ登ります。 作畑地区から地形図に破線の道が載っている尾根を登って市町境尾根に出て山頂へ向かいます。 山頂からは少し北西へ進んだ所から折り返して小径を進み、作業道に出て白口峠の近くへ降っていきます。
起 点 神河町 作畑地区
終 点 神河町 作畑地区
作畑地区…登山口…市町境尾根…鞍部…小峰…682.0m峰…小峰…石祠…作業道出合…車道出合…白口峠…大師堂…登山口…作畑地区
所要時間 2時間10分
歩いて... 市町境尾根に出るまでは非常な急坂の植林地になっていて、何度も立ち止まりながらの遅い登りとなりました。 市町境尾根には少し起伏がある歩き易い植林地が続いています。 今回のコースは植林地が大部分で、眺めが広がる所はありませんが、 下草などは茂っておらず藪漕ぎなども必要ないのは助かりました。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
作畑地区
朝来市生野町を通る国道429号にある猪野々口バス停の先に架かるつづら橋を渡って、県道367号を東進していきます。 狭くなってくる道を登って白口峠を越えて神河町へ入って降っていくと、 路肩が広がって車を止められる所があるので、端に寄せて車を止めました。
ここから200mほど先にある作畑減圧槽の前には、ここよりも広い駐車スペースがあります。
登山口
を引き返していきます。 軽い登り坂の道を進んでいくと、左側を流れる沢にが架かっています。 その先には作業道が続いていますが、見送っていきます。 少し曲がりながら進んでいくと、支沢の先から作業道が右へ分かれていきます。 ここが今回の登山口になります。 駐車地から3分ほどの所になります。 作業道は谷筋に続いていますが、地形図に破線で載っている道を辿るべく、脇にある尾根の背を登っていきます。
植林地に続くを登っていきます。 尾根には「地籍調査」の赤頭短杭が点々と設置されています。 最初は不明瞭ですが、次第にのようになってきます。 しかし傾斜が余りにも急で、とても道のようには思えません。 防火帯にしては狭いように思えるし、かつては歩き易い道だったのでしょうか。 脇の樹木に掴まったりしながら登っていくと、赤頭短杭の傍にがありますが、文字は確認出来ませんでした。 同様の石杭はこの先にかけて幾つか見掛けます。 所々にが見られる尾根を登っていきます。 次第に足の筋肉が痛くなってくるので、何度も立ち止まって癒しながら登っていきます。 噴き出してくる汗を拭きながら登っていくと、傾斜が少し緩んだ所に着きます。 登山口から18分ほどの所になります。 ここにも石杭があります。 急坂を登ってきて疲れたので、しばらく休んでいきます。
気を取り直して、すぐに傾斜が増してくるのような尾根を登っていきます。 益々傾斜が増してくる尾根を登っていくと、が見られるようになります。 の袂を過ぎていきます。 アセビが生える所を過ぎていくと、傾斜が少しに出ます。 歩き易くなった尾根を登っていくと、また石杭と赤頭短杭が並んでいます。 登山口から30分ほどの所になります。
傾斜が増してくるを登っていきます。 傾斜が少し緩んだ所を過ぎると、またが増してきます。 標高660mほどの所まで来ると、尾根の肩のような緩やかな尾根になります。 登山口から33分ほどの所になります。 中ほどには石杭と赤頭短杭が並んでいます。 ここまで来ると歩き易くなります。
市町境尾根
緩やかな尾根を進んでいくとになりますが、これまでのような急傾斜ではありません。 傾斜が少し緩んだ所を過ぎて登り坂になると、左の方へ続くが見えてきます。 緩やかになったり登り坂になったりしながら続く尾根を登っていくと、朝来市と神河町の市町境尾根に出ます。 登山口から38分ほどで登って来られました。 周囲の様子を確認しながら、ひと息入れていきます。 中ほどにはや赤頭短杭などが幾つかあります。 は東へ曲がって、713m峰を経て青草峠へ続いているようで気になります。
鞍部
落ち着いたところで、を軽く降っていきます。 緩やかな所を過ぎると、軽いになります。 この市町境尾根も植林地になっていて、僅かな起伏で続く広い道のようなものが見られます。 これまでと同様のや赤頭短杭も見られる尾根を軽く登っていきます。 軽く降るようになると、石杭と赤頭短杭に混じって「地籍多角」のも見掛けます。 程なくして浅い鞍部に着きます。 市町境尾根に出た所から4分ほどの所になります。 右側すぐの所にはが通っていますが、どこから登ってくるのか気になります。
鞍部の先へ登っていくと、左右に通るに出ます。 中ほどには石杭や赤頭短杭があります。 北へ延びる右の尾根は見送って、を進んでいきます。 軽い登り坂の尾根を進んでいくと、尾根が二手に分かれています。 鞍部から4分ほどの所になります。 中ほどには短いの脇に石杭や赤頭短杭があります。 ここでも右の尾根は見送って、を降っていきます。
急な尾根を降っていくとになります。 軽い登り坂になる尾根を進んでいくと、僅かなに着きます。 中ほどには石杭と赤頭短杭があります。 ここでも尾根が二手に分かれていますが、右の尾根は見送ってを降っていきます。 少し降っていくとになります。 少し右へ曲がりながら進んで登り坂になると、石杭と赤頭短杭があります。
小峰
少し右へ曲がりながら続くを登っていきます。 次第に傾斜が緩やかになると、尾根がしています。 は急ながら歩けそうな様子ですが、見送っていきます。 ここはを進んでいきます。 軽く登っていくと、あまりピーク感のない標高680mほどの小峰に着きます。 鞍部から14分ほどの所になります。
降り坂になった尾根を進み始めると、と赤頭短杭があります。 緩やかになった尾根を進んでいくと、の袂を過ぎていきます。 降り坂になった尾根を進んでいくと、またと赤頭短杭があります。 程なくして、緩やかな尾根になります。
682.0m峰
僅かな高みを過ぎていくとになります。 すぐに鞍部に着いて、近づいてくるへ向かって登っていきます。 程なくして、アセビが少し茂る緩やかな高みに着きます。 小峰から7分ほど、市町境尾根に出た所から26分ほどで到着しました。 山頂にはまだ新しそうな「作畑」があるので、地形図に載っている682.0m峰になるようです。 傍にはと赤頭短杭もあります。 周囲は植林地になっていて、残念ながらは良くありません。 お昼にはまだ早い時刻だったので、食事は下山してから摂ることにして、周囲の様子を確認しながら休憩していきます。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
山頂では尾根が二手に分かれています。 市町境になっているは作業道へ降りていけそうに思えますが、見送っていきます。 ここはを進んでいきます。 登り坂になると、「国土調査」のを見掛けるようになります。 少しアセビが茂るに着いて、右へ曲がっていきます。 すぐに左へ曲がっていくと、尾根が二手に分かれています。 682.0m峰から3分ほどの所になります。 中ほどには三菱マークの黄頭短杭などがあります。 右へ降っていく急な尾根は見送って、左へ曲がっていくを進んでいきます。
小峰
緩やかな尾根を進んでいくと、左下にが見えてきます。 少し右へ曲がりながら軽く降っていくとになります。 鞍部を過ぎていくとになります。 傾斜が緩やかになると、標高680mほどの小峰に着きます。 682.0m峰から8分ほどの所になります。 中ほどには三菱マークのや「国土調査」の青頭短杭などがあります。 ここで尾根が二手に分かれていますが、を降っていきます。
引き続き三菱マークの黄頭短杭や「国土調査」の青頭短杭などが見られるを降っていきます。 これまでの広い道のような尾根ではなくなりますが、歩くのに問題はありません。 次第に傾斜がになる尾根を降っていきます。 坂を降り切る辺りまで来ると、また三菱マークのや「国土調査」の青頭短杭があります。 『そろそろ左へ戻らないと』と思いながら左側を探っていると、倒木などが散乱する所があります。 682.0m峰から13分ほどの所になります。 斜面を探っていると、桃テープが巻かれた樹木の所からが続いています。 何とか歩けそうな様子なので、ここで尾根の背を離れて、左へ戻るように続く小径を進んでいきます。
石祠
植林地の斜面を横切るように続くを進んでいきます。 消えそうな所もある小径を進んでいくと、次第にになります。 左の尾根が低くなってくるとに出ます。 682.0m峰から17分ほどの所になります。 左側には崩れた石組みがあります。 屋根だったと思われる波トタンが散乱しています。 トタンの縁が鋭くて近づけませんが、一番奥にはのようなものの一部が見えるので石祠のようです。 情報によると「のぞきのお大師様」というようですが、詳細はよく分かりません。
作業道出合
尾根を横切ったすぐ先にが見えます。 植林地を降り始めると、「秋田杉」「沖ノ山杉」のが落ちています。 小札を過ぎると、すぐに作業道の曲がり角に出ます。 石祠から1分も経たない所です。 白口峠から遠ざかっていくように思えるので見送っていきます。 ここは軽い登り坂のを進んでいきます。
少し登っていくと軽いになります。 小尾根の先端を左へ回り込んでいくとがあります。 右へ戻るように続く道は方角が違うように思えるので、登り坂になっているを進んでいきます。 少し登った先を右へ曲がりながら降っていくと分岐があります。 作業道出合から5分ほどの所になります。 左の道は小峰の手前の尾根から見えていた道のようですが、右の道を降っていきます。
右から左へ曲がりながら降っていくと、僅かなへ向かっていきます。 少し泥濘んで丸太が並べられたを回り込んでいきます。 になる道を進んでいきます。 左の尾根が次第に低くなってくると小尾根に出ます。 作業道出合から10分ほどの所になります。 ここで道が分岐していますが、正面の道は見送って、戻るように曲がっていくを進んでいきます。
車道出合
斜面を横切るように続くを降っていきます。 やがて右下にが見えてきます。 近づいてくる車道へのを右下に眺めながら降っていきます。 右・左と曲がりながら降っていくと県道367号に出ます。 作業道出合から14分ほどで降りて来られました。
白口峠
を左へ進んでいきます。 コンクリート補強された急な法面の間を進んでいくと、すぐに白口峠に着きます。 朝来市と神河町の市町境になっていて、左右に道路標識が立っています。
大師堂
左へ曲がりながら降っていくと、右への曲がり角に大師堂が建っています。 石垣の上に建つに立ち寄っていきます。 中にはが一体安置されています。 平成11年4月に行われた屋根瓦葺替え工事の内容を記したによると「吹上大師堂」というようです。
時々見えるを眺めながら車道を降っていきます。 見える範囲が変わってくるを眺めながら降っていきます。 ヘアピンカーブを4回曲がりながら降っていくと、沢が流れるに出ます。 植林地に入っていくと、左側に石組みがあります。 車道出合から18分ほどの所になります。 作業道に出る手前にあったのと同じような形をしているのででしょうか。 傍には「」の看板があります。 この辺りは「西吹上」という地名のようです。
水源かん養保安林
保安林内では、許可なく立木竹を損傷し、土石、樹木を採掘し、土地形質を変更する等の行為をしてはなりません。
=山火事注意=
兵庫県
登山口
道路を横切るを過ぎていきます。 の脇を過ぎていきます。 道路を横切る支沢まで来ると、作業道が分かれていく所にあるに着きます。 車道出合から22分ほどの所になります。
作畑地区
少し曲がりながら降っていくと、沢に架かるを見送っていきます。 沢に沿って更に降っていくと、車を止めておいた駐車地があります。 車道出合から25分ほどで到着しました。
お昼を少し過ぎた時刻になったので、車中で軽く食事をしてから家路につきました。