奥野509m峰
概 要 豊岡市と京丹後市久美浜町の境にある509m峰に登ります。 奥野地区を通る県道703号から林道を終点まで進み、そこから小径を登っていきます。 旧市町境尾根に出て山頂へ向かい、市境尾根をいざみ峠へ向かって降っていきます。 山頂からの眺めは良くありませんが、途中の尾根からは山並みなどを眺めることが出来ます。
起 点 豊岡市 奥野地区
終 点 豊岡市 奥野地区
奥野地区…林道入口…林道終点…尾根の背…尾根の肩…小峰(二四杭)…小峰(二三杭)…509m峰(二二杭)…展望地…小峰…尾根の肩…小峰…車道出合…奥野地区
所要時間 3時間20分
歩いて... 林道終点から尾根に出るまでには小径が続いています。 尾根には明確な登山道はありませんが、藪漕ぎするほど樹木が密生していないので助かります。 いざみ峠は急な法面になっているので、左側の斜面を降りました。 最初に立ち込めていた霧は登るに連れて晴れてきましたが、 下山時には小雨がパラつくという変わり易い天候でした。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
奥野地区
豊岡市の奥野地区を通る県道703号を東進していきます。 銭上橋を過ぎていざみ峠へ向かって登っていくと、青い「道路管理区域境界標」がある所に車数台分の空き地があるので、 ここに車を止めさせて頂きました。
林道入口
車道を先へ進み始めると、すぐの所から右前方へ林道が分かれていきます。 入口には「一般車通行禁止」の看板が出ていて歩行者の通行も禁止のようですが、自己責任で歩くことにします。
一般車通行禁止
これから先は、許可無く車両や歩行者の通行を禁止します。 無断で通行して事故等が発生しても一切の責任は負いません。
管理者 北但東部森林組合
舗装された道を登っていくと、すぐにになります。 地面を這う鎖柵があって、「通行禁止」の標識が取り付けられています。 軽い登り坂で続く林道を進んでいくと、を過ぎていきます。 次第に荒れてくる林道を登っていくと、先ほどのに出ます。 沢を渡った所で林道が分岐しています。 林道入口から5分ほどの所になります。 は地形図に破線で載っている道を拡幅して造ったようで気になりますが、 入口の先には切り株が並べられています。 ここは地形図に実線で載っているを進んでいきます。
林道終点
右へ曲がりながら進んでいくとがありますが、 右の道は見送って正面の道を進んでいきます。 削られた法面の脇を進んでいくと、僅かに水が流れるを回り込んでいきます。 右へのまで来ると樹木越しに眺めが広がりそうですが、生憎と霧が出ていて見えません。 この先にも何箇所か眺めの広がりそうな所がありますが、霧で見えないのが残念です。 曲がりながら続くを登っていきます。 地形図に載っている道は実際の道と曲がり具合がよく合っているので、地図を片手に持って現在地を確認しながら進んでいきます。 『そろそろ終点か』と思いながら登っていくと、地形図の通りに左へ曲がった所で林道は終点になります。 林道入口から20分ほどの所になります。 左の尾根を覗き込むとが続いているので登っていきます。
尾根の背
が生える所を登っていきます。 尾根の背の傍まで来て右へ曲がり、シダ類が茂る植林地のを横切るように進んでいきます。 何のための道なのかは分かりませんが、狭いながらも明瞭に続いています。 少し進んでいくと、左・右・左・右と曲がりながらを登るようになります。 近づいてくるに向かって登っていきます。 程なくして、左右に通る尾根の背に出ます。 林道終点から10分ほどの所になります。 雲の上に出たようで、樹間からはが見えます。 林道や小径を休まずに登ってきて疲れたので、周囲の様子を確認しながらひと息入れていきます。
落ち着いたところで、右に続くを進んでいきます。 登り傾斜が増してくるとが茂るようになりますが、歩く部分には生えていなくて助かります。 左の樹間に見える棚引く雲を眺めながら登っていくと、尾根の背を外れてを進むようになります。 尾根が近づいてくると曲がって登っていきます。 アセビが少し見られる斜面を登っていくと尾根の背に出ます。
右へ曲がって、シダ類が茂り気味のを登っていきます。 次第に登り傾斜が増してが剥き出す所まで来ると、 左の樹間からが見えます。 ズームアップすると、海岸の近くにあるも見えます。 稜線が近づいてくると、尾根の背を外れて少し右へ曲がっていきます。
尾根の肩
を横切るように登っていきます。 折れ曲がりながら登っていくと、左に見えるを過ぎてしまいそうになります。 山頂へ向かうにはこのまま進んでも良さそうに思えますが、 左の高みが気になるので、頃合いをみてを登っていきます。 少し右へ曲がりながら登っていくと、標高420mほどの尾根の肩のような僅かな高みに出ます。 ひと息入れた尾根の背から15分ほどの所になります。
右へ続く僅かにを進んでいきます。 登り坂になった尾根を進んで緩やかになると、右側にが見えてきます。 登り坂になると少しが見られるようになりますが、歩く妨げにはなりません。 程なくして、少し傾斜がに着きます。 少し左へ曲がって、傾斜が増してくる尾根を登っていきます。
右を振り返ると、次第にが見えるようになります。 近づいてくるへ向かって登っていきます。 振り返って山並みを眺めながら登っていくと、また傾斜が緩んだ尾根になります。 尾根の肩から14分ほどの所になります。 振り返るとなどが見えます。 も遠望できます。
小峰(二四杭)
登り坂になったり緩やかになったりしながら続くを登っていきます。 振り返ってなどを眺めたりしながら登っていきます。 緩やかになった尾根を軽く登っていくと、標高490mほどの小峰に着きます。 尾根の肩から22分ほどの所になります。 中ほどには「二四」のタイルが嵌めこまれたがあります。 ここで尾根が二手に分かれています。 も歩き易そうで気になりますが、方角が逆なので見送っていきます。 ひと息入れてから、旧豊岡市と旧出石町の市町境になっているを降っていきます。
程なくして右前方にが見えますが、方角からすると東床尾山から西床尾山にかけての稜線でしょうか。 緩やかになった尾根を進んでいくと、根元の少し上で折れたを過ぎていきます。 少し右へ曲がって、になる尾根を進んでいきます。 になった尾根を進んでいきます。 左前方には台形状の稜線が見えますが、これから向かう509m峰から北へ延びる尾根のようです。
小峰(二三杭)
降り坂になる尾根を進んでいくと、左側にが見えます。 緩やかな所を過ぎるとになります。 次第にになってくる尾根を登っていきます。 降り坂が始まる所まで来ると、標高450mほどの小峰に着きます。 小峰(二四杭)から10分ほどの所になります。 中ほどの樹木の裏側には、「二三」のタイルが嵌め込まれたがあります。
尾根が二手に分かれていますが、を降っていきます。 脇の樹木に手を掛けながら降っていくと、小岩が剥き出すに着きます。 鞍部を過ぎて、剥き出すの脇を登っていきます。 少し登っていくとになります。 すぐに登り坂になりますが、振り返って山並みを眺めたりしながら登っていきます。
傾斜が緩む所もあるを登っていきます。 やがて見えてくるへ向かって登っていきます。 左の樹間にはなどが見えてきます。 次第に緩やかになってくる尾根を登っていくと、左右の樹間に山並みが見えてきます。 手前の樹木に邪魔されながらも方面が見えます。 右後方にもが見えます。 右側には東床尾山から西床尾山にかけてと思われるも見えます。
509m峰(二二杭)
緩やかになったを軽く登っていきます。 近づいてくるへ向かって登っていきます。 尾根を登り切ると、地形図に載っている509m峰と思われる高みに着きます。 小峰(二三杭)から20分ほど、駐車地から1時間46分ほどで登って来られました。 中ほどの樹木の傍には「二二」のタイルが嵌めこまれたがあります。 周囲には樹木が茂っていて眺めは良くありませんが、 南東方面に少しが見えます。 お昼にはまだ早い時刻だったので、昼食は下山後に摂ることにして、周囲の様子を確認しながら休憩していきます。
509m峰で尾根が二手に分かれています。 駒返峠へ降っていけそうで気になりますが、見送っていきます。 ここはいざみ峠へ向かって、豊岡市と京丹後市の市境になっているを進んでいきます。 軽く降っていくとになります。 少し登って、標高500mほどの僅かなを越えていきます。 右の樹間に軽く少し山並みを眺めながら降っていくと緩やかな尾根になります。
軽いになる尾根を進んでいきます。 僅かにアセビが見られますが、歩く妨げにはなりません。 緩やかになった尾根を進んでいくとになります。 程なくして、少し明るくなった高みに着きます。 509m峰から7分ほどの所になります。 中ほどには石杭がありますが、文字は確認出来ません。 ここでも尾根が二手に分かれています。 の先には標高500mほどの高みがあるようですが、見送っていきます。 ここはを進んでいきます。
展望地
を進んでいきます。 軽く降っていくと、僅かなになります。 近づいてくるへ向かって登っていきます。 やがて標高490mほどの明るい尾根に出ます。 509m峰から10分ほどの所になります。 右側の樹木が伐採されていて、山並みを眺められる展望地になっています。 歩みを止めて、しばらく眺めていきます。
軽いになる尾根を進んでいきます。 程なくしてになります。 また軽いになる尾根を進んでいきます。 少し登っていくと、標高480mほどの高みに着きます。 展望地から3分ほどの所になります。 ここでも尾根が二手に分かれています。 も歩けそうですが、見送っていきます。 ここはを降っていきます。
が剥き出す所を過ぎていきます。 樹間に山並みを眺めながら降っていくとになります。 すぐにになる尾根を進んでいきます。 傾斜が緩やかになると、標高460mほどの高みに着きます。 展望地から8分ほどの所になります。
小峰
右へ曲がって軽く降っていくとになります。 少し先で降り坂になる尾根を進んでいくと、またになります。 登り坂になると、左の樹間にが見えます。 尾根を登っていくと、標高450mほどの小峰に着きます。 展望地から11分ほどの所になります。 ここで尾根が二手に分かれています。 も歩けそうですが、見送っていきます。 ここはを降っていきます。
尾根にが続くようになりますが、 役目を終えたのか、束になって地面を這っている所が多くあります。 樹間に僅かに山並みを眺めながら降っていくとになります。 少し先へ降っていくと、になります。 近づいてくるへ向かって尾根を登っていきます。 傾斜が緩やかになると、標高400mほどの高みに着きます。 小峰から9分ほどの所になります。
尾根の肩
になった尾根を進んでいきます。 防護網に覆い被さるを過ぎていきます。 登り坂になると少しが茂るようになります。 アセビを回避して右から回り込むように登っていくと、標高390mほどの緩やかな尾根の肩のような所に着きます。 小峰から13分ほどの所になります。 これまで続いてきた防護網は、この辺りで見掛けなくなります。
左へ曲がって、緩やかなを進んでいきます。 軽く降って、の歩き易い尾根を快調に進んでいきます。 軽く登るようになると、標高380mほどの僅かな高みに着きます。 尾根の肩から2分ほどの所になります。 ここで尾根が二手に分かれています。 も歩けそうですが、見送っていきます。 ここは北へ続くを降っていきます。
歩き易い雑木林の尾根を降っていくと、傾斜がに出ます。 再び降り傾斜が増してくると、谷向かいにあると思われる山が正面に見えてきます。 少し樹木が茂り気味の所もあるを淡々と降っていきます。 左側の樹間に僅かにを眺めながら降っていきます。 やがて、標高310mほどの緩やかな尾根になります。
緩やかな尾根を進んでいくとになります。 しばらく登っていくとに出ます。 程なくしてまたになる尾根を進んでいきます。 右側の樹間に山並みを眺めながら登っていきます。
小峰
近づいてくるへ向かって登っていきます。 覆い被さるの下を過ぎていきます。 傾斜が緩やかになると、標高330mほどの小峰に着きます。 尾根の肩から15分ほどの所になります。 尾根は左へも続いていますが、いざみ峠へ向かってを降っていきます。
時々自動車の走る音が聞こえてくるを降っていきます。 右側にが見えてきますが、方角からすると高竜寺ヶ岳でしょうか。 が目立つ尾根を降っていきます。 は東へ向かっていきますが、『そろそろ左へ降らないと』と思いながら進んでいきます。 やがて左に小尾根が現れるので、これ幸いと左へ曲がっていきます。
の脇から左へ降っていきます。 歩き易いを降っていきます。 やがて尾根にが二つ現れます。 小峰から6分ほどの所になります。 石杭の先にあるのがいざみ峠のようですが、急な法面になっていて、とても降りていけません。 どうしたものかと思いながら左右を覗っていると、が歩けそうな斜面になっているので、降っていくことにします。
急斜面を横切るように降っていくと、のようなものが現れます。 足を取られないよう注意しながら進んでいくと、水切工は曲がっていきます。 傾斜が急で水切工に沿っては降りていけないので、正面のへ降っていきます。 傾斜は急ですが、適度に生える樹木に掴まりながら降っていけます。 少し降っていくと、車道に出られそうな所が見えてくるので、右へ曲がって降っていきます。
車道出合
少し右へ戻るようにを降っていきます。 左へ曲がりながら降っていくと、黄色いが見えてきます。 尾根のように盛り上がった所を降っていくと、ガードレールが途切れる所から車道に出られました。 小峰から15分ほど、509m峰から1時間6分ほどで降りて来られました。 振り返って、を確認していきます。 右側すぐの所に、豊岡市と京丹後市の境になっているがあります。
奥野地区
駐車地へ向かって、左に続くを降っていきます。 正面にを眺めながら車道を降っていきます。 曲がりながら続く車道を降って谷筋を回り込んでいくと、が左へ分かれていきますが、 入口には鎖が張られていて「関係者以外、車輌の通行を禁止します」の看板が出ています。 更に進んでいくと、が右へ戻るように分かれていきますが、 ここでも入口に鎖が張られていて「一般車通行禁止」の看板が出ています。 今回の登山口とした林道の入口を過ぎていくと、車を止めておいた駐車地があります。 車道に出た所から18分ほどで到着しました。
下山時には小雨がパラつくようになりましたが、幸いにも本降りになることはありませんでした。 お昼を過ぎた時刻になったので、車中で軽く食事をしてから家路につきました。