近畿自然歩道 但馬松島をめぐるみち(応挙寺バス停〜下の浜バス停) 5.5(8.3)km
近畿自然歩道は、私達の生活が近代化する中で、自然の残っている地域や名所・旧跡を帯状に結び、
身近に歴史や自然とふれあえるよう整備したものです。
コースには道しるべがありますのでそれにしたがってお歩きください。
ここから三田浜へ続く道は、弁天島、松島を眺めながら歩く入り組んだ海岸線となります。
またその先も鉄砲島、兄弟赤島と続き、鎧の袖付近もさまざまな奇岩や小島が見られます。
その景観は日本三景の松島のごとく素晴らしく、国指定の名勝香住海岸の景勝地です。
但馬松島と弁天島
沿岸に並んで見える小島は三陸海岸の松島を思わせます。
弁天島の裏手には鳥居があり、弁天様が祀られています。
鎧の袖
香住海岸の西部に位置する「鎧の袖」は、国指定の天然記念物であり、
粗面の柱状節理の大絶壁で、その名のとおり鎧の草ずりを思わせます。
鷹の巣島
鎧の袖の岩床が侵食されてできた奇岩で、羽飾りを付けたアメリカ原住民の横顔にそっくりです。
三田浜園地
数多くの海水浴場を持った但馬海岸の中でも三田浜園地は、浅い湾内に入った静かな浜辺が魅力的です。
山陰海岸ジオパーク 但馬松島〜三田浜海岸
三田浜一帯には、おもに日本海ができる前の湖や河川に堆積した地層や、その頃の火山活動でできた火山岩が広く分布しています。
地層に貫入した岩脈からなる小島には、無数の柱状の節理が見られます。
香美町立ジオパークと海の文化館、山陰海岸ジオパーク推進協議会