砥石ヶ岳
概 要 砥石ヶ岳は舞鶴市の大俣地区と地頭地区の境にある標高407.7mの山です。 山頂の西側が開けていて、大江山連峰などを眺められます。 途中の尾根からも山並みを眺められます。 今回は大俣地区にある登山口から山頂へ登り、東にある小岳を経て大俣地区へ降る周回ルートを歩きます。
起 点 舞鶴市 大俣地区
終 点 舞鶴市 大俣地区
大俣地区…登山口…鞍部…157m峰…三連アンテナ…ちょっと一服展望台…砥石ヶ岳…小岳…登山口…鋭角ターン…鞍部…登山口…嶽神社…鞍部…登山口…大俣地区
所要時間 3時間20分
歩いて... 山道には赤テープが巻かれた樹木が点々と続いて迷う心配はありませんが、 ロープに掴まりながら登る急坂がかなりあります。 折からの蒸し暑さで止め処もなく汗が噴き出してくるので、何度も立ち止まって呼吸を整えながらの遅い登りになりました。 小岳へ降りる手前にもロープ場があります。 麓の防護柵沿いの小径には笹や夏草が茂っていました。
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コース紹介
大俣地区
京都縦貫自動車道を舞鶴大江ICで降りて府道533号を北上し、で府道567号を右に分けていきます。 京都縦貫自動車道の下を過ぎていくとがあります。 角に立つ「砥石ヶ岳」の標識が指すに入っていきます。 京都縦貫自動車道の傍まで来て並行するように登っていくとがあります。 正面に立つ「砥石ヶ岳」の標識に従って、右側にあるガードを抜けていきます。 T字路に出て右へ進んでいくと、広い空き地があります。 京都縦貫自動車道の工事用入口がある突き当たりまで行き、Uターンして空き地に入って車を止めます。
登山口
駐車地の端に登山口があります。 入口には「砥石ヶ岳登山口」のが立っています。 傍にあるポストの中にはが入っていて、 「赤テープで道が分かり易い」,「登りも降りも急登あり」,「山頂から大江山連峰が見える」,「東側の尾根を下山」,「神社の東側の道が荒れて分かり難い」などの感想が記されています。
鞍部
浅い谷筋に続くを登っていきます。 程なくして、左上に銀色に輝くが見えてきます。 傾斜が緩やかになると、になった鞍部に着きます。 駐車地から2分ほどの所になります。 には標識が立っています。 には、正面の谷へ降る道は「嶽神社」となっています。 左の斜面を指す板もありますが、文字は確認できません。 少しには「砥石ヶ岳」となっています。 どちらからでも登れるようですが、今回は左の斜面から砥石ヶ岳へ登っていきます。
道がはっきりしない水利施設の右側の斜面を登っていくと「砥石ヶ岳」のがあります。 右にも踏み跡が見られますが、標識が指す左の沿いに進んでいきます。 植林地になって小刻みに曲がりながら登っていくと、 が巻かれた樹木がルートを示しています。 半壊した「砥石ヶ岳下山路」の標識が立つ所を左へ曲がって登っていきます。
157m峰
少しが生える所もありますが、急傾斜ながら歩き難くはありません。 テープを辿りながら植林地を登っていくと、また「砥石ヶ岳下山路」のがあります。 左の先に見える「砥石ヶ岳下山路」のへ向かって登っていきます。 息を弾ませながら登っていくと高みに着きます。 「界」のの傍には半壊した「砥石ヶ岳下山路」の標識が立っています。 すぐ先には「砥石ヶ岳」のもあります。 この場所を示す標石類は見掛けませんが、ここが地形図に載っている157m峰になるようです。 駐車地から15分ほどの所になります。 周囲には樹木が茂っていて展望は得られませんが、急斜面を登ってきて疲れたのでひと息入れていきます。
軽いになる雑木林の尾根を進んでいきます。 緩やかになった所を過ぎて降っていくと、標高140mほどのになります。 少し登って緩やかな所を過ぎるとが増してきます。 息を弾ませながら登っていくと、「砥石ヶ岳」のが立っています。 右を振り返ると少しが登ってきますが、 何処から来る道なのか気になります。 右からの道を合わせていくと、アンテナの残骸が落ちています。 157m峰から5分ほどの所になります。
少し窪んだ道を登っていくとに出ます。 登り傾斜が増してくるとが張られています。 トラロープに掴まったり脇の樹木に手を掛けたりしながらを登っていきます。 倒木が横たわる所まで来ると、一旦は途切れます。 少し緩んだ尾根を左から回り込むように登っていくと、「NHKケーブル埋設」の黄プラ杭があります。
三連アンテナ
尾根の背に復帰すると、またが張られています。 トラロープに掴まりながら急な尾根を登っていくと、前方にが見えてきます。 樹木が伐採されて明るい所を登っていくと、三連アンテナの袂に着きます。 157m峰から15分ほどの所になります。 アンテナを過ぎた所から振り返ると山並みが広がります。
急坂を登ってきて疲れたので、の山並みを眺めたりしながらひと休みしていきます。
この附近にテレビ用ケーブルを埋設しています。 掘削等には十分注意してください。
テレビ共同受信施設組合 NHK
落ち着いたところで三連アンテナの先へ登り始めると、 すぐにある「砥石ヶ岳」のの所でトラロープは終わります。 標識を過ぎるとがあります。 引き続き巻かれているを辿りながら尾根を登っていきます。 倒木を過ぎていくと少し傾斜が緩んできます。 右の樹間に僅かにが見えます。
ちょっと一服展望台
尾根にはが続いていますが、中にケーブル類は入っていないようです。 を進むようになると、僅かな踏み跡を見送って右へ登っていきます。 に出て、踏み跡を右へ見送って左へ曲がっていきます。 松の木が見られるようになった尾根を登っていくと、樹木が伐採されて明るい所に出ます。 三連アンテナから18分ほどの所になります。 脇には「ちょっと一服展望台」のが立っています。 振り返ると山並みが広がります。
ここでも景色を眺めながらひと休みしていきます。
落ち着いたところで、に続く道を登っていきます。 程なくして、またが張られるようになります。 トラロープに沿って右へ曲がり、を辿りながら登っていきます。 に出て少し登ると、トラロープは途切れます。 少し左から回り込むように登って尾根の背に出ると、またトラロープが現れます。
を、トラロープに掴まりながら登っていきます。 を左から回り込む所まで来ると、トラロープは途切れます。 尾根の背に復帰して少し傾斜が緩むと、「砥石ヶ岳」のが立っています。 また登り傾斜が増してくるとが張られています。 息を弾ませながら登っていくと、「砥石ヶ岳」の標識を過ぎていきます。
砥石ヶ岳 (標高407.7m)
トラロープが終わったを登っていきます。 程なくして、樹木が伐採された砥石ヶ岳の山頂に着きます。 ちょっと一服展望台から21分ほど、登山口から1時間26分ほどで登って来られました。 中ほどには「砥石ヶ岳頂上408m」のが立っていて、 その前には三等三角点「砥石ヶ岳」があるので、地形図に載っている407.7峰になるようです。
山頂から見える山並みを図示したがあります。 手前の樹木が少し邪魔をしていますが、西側には大江山連峰などの山並みを見渡せる眺めが広がります。
大笠山をズームアップすると、山頂のすぐ傍にあるが見えます。 の方角にも山並みが見えます。 急坂を登ってきてかなり疲れたので、景色を眺めながら休憩していきます。
まだ時刻が早かったので、昼食は下山後の帰路の途中で摂りました。
落ち着いたところで、砥石ヶ岳から下山していきます。 登ってきた道を引き返しても良いのですが、ひとつ東側にある尾根を降ることにします。 赤テープが巻かれた樹木の所からに入っていきます。 すぐの所に「砥石ヶ岳」のが立っていて、「←嶽神社方面」と書き込まれています。 急な尾根を降り始めるとが張られていて、 すぐ先に「砥石ヶ岳」の標識も立っています。 地面に積もったでとても滑り易くなっているので、足元に注意しながら降っていきます。 傾斜が緩やかになってくると、トラロープは途切れます。 砥石ヶ岳から11分ほどの所になります。
点々と取り付けられているを辿りながら尾根を降っていきます。 降り傾斜が増してくると、またが張られています。 傾斜が緩んできての所まで来ると、トラロープは終わりになります。 赤テープを確認しながらを進んでいきます。 軽く登っていくと、緩やかな尾根の肩のような所に着きます。 砥石ヶ岳から17分ほどの所になります。
小岳
左の樹間にを眺めながら進んでいきます。 尾根が少し窪んでのようになった所を過ぎていきます。 軽く登っていくと、向こう側を向いた標識が立つ高みに着きます。 砥石ヶ岳から19分ほどの所になります。 振り返ると「砥石ヶ岳小岳頂上」のです。 脇の樹木の袂には石杭がありますが、文字は確認出来ませんでした。 周囲に樹木が茂っていて、展望は良くありません。
小岳を過ぎて降り始めると「砥石ヶ岳」のが立っています。 ここから右へ戻るように降っていきます。 程なくしてがあります。 脇には「砥石ヶ岳」が標識が立ち、赤テープが巻かれた樹木もあります。 正面にも踏み跡が続いていて迷いますが、赤テープが見られるを降っていきます。 引き続き巻かれている赤テープを確認しながら、雑木林のに続く道を降っていきます。 左上に「砥石ヶ岳」の標識が立つ所まで来ると、右へ折れ曲がっていきます。 小岳から9分ほどの所になります。
鋭角ターン
赤テープを辿って小刻みに曲がりながら降っていくと、傾斜が緩んだに出ます。 傾斜が増してくるを降っていきます。 少しを降っていきます。 しばらく降っていくとになります。 尾根の背を外れて右肩を進むようになると、鋭角に右へ曲がって降っていきます。 小岳から21分ほどの所になります。
に続く緩やかな道を進んでいきます。 緩やかなに出て進んでいくと、少し降り傾斜が増してきます。 幅が少し狭くなってくると、のような緩やかな尾根になります。 僅かな起伏で続く緩やかな尾根を進んでいくと、尾根の背を外れてを進むようになります。 尾根の背に出ると、半壊した「砥石ヶ岳」の標識が立っています。 鋭角ターンから9分ほどの所になります。
鞍部
尾根の背を跨いでを降っていきます。 また尾根の背を跨ぎ、植林地になった尾根の左肩を降っていくと、「砥石ヶ岳」のを過ぎていきます。 更に尾根の背を跨いでいくと、尾根のを降るようになります。 やがて左側にが続くようになります。 尾根を軽く降っていくと、左右に谷筋が広がる小峠のような標高40mほどの鞍部に着きます。 鋭角ターンから19分ほどの所になります。 中ほどには「砥石ヶ岳」の標識が立っています。
赤テープに従って右へ曲がり、植林地のを降っていきます。 少し降り傾斜が増してくると、手書きの「砥石ヶ岳」のが立っています。 少し右へ曲がって、植林地のを横切るように進んでいきます。 左の樹間に明るい農地を眺めながら進んでいきます。
登山口
植林地を横切るように進んで竹林の手前まで来ると、が立っています。 が刻まれているようですが、その上から「右 長田」と書き込まれています。 草が茂る明るい所へ向かって、を避けながら進んでいきます。 植林地を抜けて笹や夏草が茂る所に出ると、農地を囲む防護柵があります。 脇には「砥石ヶ岳登山口」のが立っています。 鞍部から6分ほど、砥石ヶ岳から1時間7分ほどで降りて来られました。
笹や夏草が茂る山裾を防護柵沿いに進んでいくと、「砥石ヶ岳」のが立っています。 次第に歩き易くなるを進んでいくと民家が近づいてきます。 右に現れる竹が置かれたに上がって進んでいきます。 のような所に出て、遠慮しながら進んでいきます。 真っ直ぐ進んでいくと、左右に通る舗装路に出ます。 角に立つ電柱の袂には「砥石ヶ岳」のがあります。
右すぐの所に架かるコンクリート製のを渡っていきます。 広めの地道を登って植林地へ入っていくと、「嶽神社」の扁額が掛かるがあります。 鳥居をくぐって、のような窪んだ所を登っていきます。 小さな切通のような所を抜けると、なだらかで小広い所に神社関連と思われる建物があります。 車を止めてきた駐車地へは建物の右側を進んでいくのですが、左側の高みに神社があるので訪ねていきます。
嶽神社
神社が見える左側の高みへ向かってを登っていきます。 30数段の石段を登り終えると、石灯籠の先に「嶽神社」の扁額が掲げられた社殿があります。 登山口から11分ほどの所になります。 由緒などを記したものは見掛けませんでした。 左側に4社を納めたがあって、右から八幡神社・稲荷神社・古阿神社・深谷神社の小札が掲げられています。 右側にもがありますが、小札の文字が消えていて判読出来ませんでした。 山頂からここまでほとんど休憩せずに歩いてきたので、石段に腰を降ろしてひと休みしていきます。
落ち着いたところで、石灯籠の先に続くを降っていきます。 石段を降り終えて、建物の右側から奥へ続くを進んでいきます。 小さなの右側を進んでいきます。 少し右へ曲がりながら登っていくと、竹林になった小さなに出ます。 道が荒れて不明瞭になりますが、左側に見える小径へ向かって、僅かに水が流れる小沢を渡っていきます。
鞍部
小沢を渡って左へ曲がり、また明瞭になるを進んでいきます。 竹林になるとが少し煩わしくなりますが、行く手を阻むほどではありません。 斜面を横切るように軽く登って緩やかな道になると、先の方に明るくなったが見えてきます。 を跨いでいきます。 程なくして、最初に砥石ヶ岳へ登っていった鞍部に出ます。 嶽神社から10分ほどの所になります。
大俣地区
正面に見える駐車地へ向かって、を降っていきます。 谷筋の左側に続く広い道を降っていくと、車を止めておいた駐車地の端にある登山口に着きます。 鞍部から2分ほどで到着しました。